張掖→西安→洛陽→西安3泊4日キングダム、三国志プラスαツアー4日目最終日

2019/07/12 - 2019/07/16

関口知宏氏の中国鉄道大紀行で見て以来、張掖の黒水国城の遺跡が見たいと思い、行くならついでに回れる所を考えて西安拠点に、張掖、三門峡、洛陽と回ってきました。最終日は兵馬俑のみですがフライト前にがんばってまわってきました。余計なお話がたくさんあります(笑)
当方、身体不自由で、歩行不自由なので、公共交通機関は余り使わず、タクシーメインです。
中国語は大学で第二外国語で履修したレベルに毛が生えた程度、現在勉強中w

西安XIY13:50→15:40天津TSN GS7581
天津TSN20:05→00:05羽田HND GS7989

エリア 西安(中国)

最終日はフライト前に兵馬俑へ行くという強行スケジュール(^^;
13:50のフライトなので
12時ちょい過ぎには西安空港つきたいので、
兵馬俑に居れるのは11時が限界か？
兵馬俑のオープンは8:30
これは絶対朝イチから行かないと回れない
7時ちょい過ぎには、出発です。
と、いうことでパッキングは前の夜にほぼ済ませて、
今日は5時に起床。
朝の鍾楼とも今日でお別れ、昨日買ったパンを食べて準備して7時に出発。
半日車チャーターすれば良かったと今さら後悔(＞＜)
仕方ないので、流しのタクシーに乗車、「請去兵馬俑」というメモを、渡すと若い兄ちゃん「200元だ」

これは、ハズレです
たぶんメーターだとそこまでいかない
滴滴だと150いかない金額が、表示されてました

脳裏に「昨日競馬2万勝ったからいいんじゃねー」（実は昨日移動しながらネットで買ってた)という言葉がよぎり
時間も無いので
「ＯＫ、ＯＫ、」と言うと
「お前どこから来た？」
「日本人」
「日本のどこだ？」
「東京」
「ほんとに東京！？」
などという会話が続く
「兵馬俑のあとは？」
「今日東京に帰る」
「兵馬俑のあと空港に行くのか？」
「空港までのタクシーは？すぐ捕まらないぞ」←そこまでじゃないだろ(^^;
「考え中」
「全部で700元でどうだ？」
700元！高いです。
以下、多く見積って
ホテル→兵馬俑200
兵馬俑→空港300
待ち時間150
あとは駐車場代ですが不明です。
とりあえず「500元しか無いから考えさせて｣
と、答えます。
しばらく、財布と時間ともろもろ考えて
「兵馬俑にATMはあるか？」
「ある」
「分かった、じゃ、空港までお願い」
とりあえず兵馬俑での観光時間を確保しないといけません。
後ろの交通手段が決まれば、時間ギリギリまで観光出来ます。
正規の駐車場には停めずに周囲の店の多い路地に突入して行く兄ちゃん。
どうやら近隣の人々が、路駐させて金を稼いでいる様子
おそらく正規の駐車場よりやすいのでしょう(^^;
ま、正規の駐車場はかなり歩くことになるので、自分的にはどっちでも、料金変わらなくなったので近い方がいいです(笑)
とりあえず微信交換。
「ここで降りろ。場所覚えろよ」
「分かった、終わったら連絡するよ」
「何時に戻るつもりだ？」
「11時には戻る」
「それで大丈夫だ」
車から下りた瞬間、ガイドが多数駆け寄ってきて売り込みに来ます
「不要！不要！」
いつもなら少しやさしめに
「不用、不用」と、ことわりますが
ここは「不要！」です
歩いているとタクシーの兄ちゃん着いてきて
「チケット売り場はこっちだ」
と、ガイドを、蹴散らして連れて行ってくれます
意外といい兄ちゃんですw
ガイドも居なくなり、チケット売り場の近くで
兄ちゃんとお別れ

始皇帝像 人たくさん

車の場所覚えるために撮った道中の街並み

チケット売り場 オープン時間間もないのにかなりの人出
チケット売り場入る所で、杖をついて歩く私を見た
車椅子貸し出し(押してくれる)のおっちゃんというか、ほぼじいちゃん(^^;「車椅子どうだ？」「中はとても広い全部で歩くと8キロある」「暑いしとても疲れるぞ！」「お前は杖をついているじゃないか！」
と、売り込み「聴不憧」「どこから来た？」「I speak
English」「我是日本人」「おーにほんじん。こんにちは、とてもつかれるよ」「300元だけど、今なら250元にする」
「5000円でもいいよ」
「わかった、等一下、チケット買ってくる」
とりあえず、チケット売り場へ
門票120元でした。
チケット買うあいだいろいろ考える。
長距離歩くのは分かってました。
一応下調べはしてあります
「250元で、時間を買うかー。昨日勝ってるしw」
お願いすることに決定←のちのち良い判断だったと思います。
じいちゃん待ってました
「２５０元？」
「ATMはどこだ？」
「ATMはこっちだ！」
「まあ、座って、私連れていくよ」
ATMで1000元下ろして
とりあえず中へ。
入り口は人がたくさん。日本でいうディズニー並の混雑です
車椅子なので、優先レーンから入場。時短です
「車だよー車椅子が、とおるよー気をつけてー」
とじいちゃん大声出してたくさんのひとをどかして進みます(^^;
優先レーンに普通に人がいるのが中国です(^^;
じいちゃんちょくちょく英語でガイドしながら進んでくれます。

じいちゃんそれぞれのたてもの建物の説明とかいろいろしてくれながら移動

ブロンズチャリオットだそうです、

じいちゃん写真を撮る人をどかしてベストポジションに連れて行ってくれます(^^;

早くも、メインの一号抗です

圧倒されます

うぉー

じいちゃんここでも、「車だよー、車椅子が通るよー
気をつけてー」言いながら、いいポジションで見ようと人だかりになってる所に躊躇なく突っ込みます(^^;
ちょっと気が引けますが、
お願いしてよかったです。
移動だけじゃなくて、観覧のベストポジションまで取ってくれて250元なら安いもんです。

たまーに説明の看板もあったり、無かったりw

作業中の人も見れます

画像がフォルダいっぱいで
どこから何号抗かわからなくなりました(^^;

ひととおりまわってだいたい10:50いい時間なので、残念ながら、始皇帝陵はまた今度(^^;
絶対西安はまた来るので(^^;
その時の楽しみに取っておきましょう。
じいちゃん「駐車場まで送っていくよ」
と、言うので百度地図みると、今いる出口から、車止めた場所すぐじゃないですか！
だから、みんなタクシー停めたあたりに路駐してるんですね
微信で、速攻「いま、出口出たから、車の場所送ってよ」
と兄ちゃんに、連絡、こちらは
上の画像を微信で送る。
「わかった、すぐ行けるから、そこで待ってろ」
と。兄ちゃんすぐきてくれました(^^;
じいちゃんに「はい、250元のやくそくだよね」
と、250元渡すと
「おー、300元ちょうだい。50元くらい安い安い」←じゃ、おまえも50元ぐらいで文句言うなw
そう言うこといわれるとまけてあげませんw
「だーめ。250元の約束だよ」
じいちゃんしぶしぶ受け取り。
でも、最後は握手。
「ありがとう！」「ありがとう！」
「谢谢」「再見！」「バーイ！」
11:10くらいにタクシー着いて出発。

12:10ぐらいには空港到着。
タクシーに料金支払い。
お金で無いアピールしてたので、少し負けてもらうように交渉。
お金小出しにしつつなんとか670元で手打ち。
兄ちゃんと握手してお別れ。
国内線なのでまだそこまではほかの乗客いません

天津航空も誕生日優先レーンあるんですね(^^;

たしかエンブラエル190ですね

今度はディレイなしで天津空港到着。
事前の情報で国際線にはほとんど何も無いということだつたんですが、本気で無いですw(ちなみに国内線ターミナルはファストフード店や食事処などたくさん)
国内線ターミナルとの連絡通路の所に1ヶ所食事できる場所があるくらいです(^^;
しかも作りがすこし変わっていて
ABカウンターだけ軽い荷物検査(制限エリアに行くのとは別)と、検疫の先にあります(^^;
そこには売店どころか自販機もありません。また歩いて国内線もどって再度荷物検査とかめんどうなので何も無いけど1時間ぐらいそこに待機。
すでにエコノミーのレーンには荷物で長ーい場所取りの列ができてます(^^;
とりあえずチェックイン開始して、制限エリア内に移動、さすがに売店も、食事処もありました。

とりあえず腹減ったのでなんでもいいです(^^;
東方航空の機内食とさほど変わりませんが、
天津航空は機内食クラッカーなので(^^;


コーラうまいなーw
搭乗時間まで待機して、定刻通り出発
定刻通り到着。
きっと今回行った場所は、再度訪問するんだろうなー
丹霞地貌はわかりませんが(^^;
西安はたぶん来月早速来ます。滞在するかはわかりませんが通過するのは確実なので(^^;

この旅行記へのコメント （1）

• HIROさん 2022/08/12 11:36:46

  凄いです！

  中国在住者です。
  本旅行記、4本一気読みさせていただきました。
  お身体が半身ご不自由との事ですが、バイタイリティーの高さとチャレンジ精神に驚かされました。
  その時々のご自身の状況をよくご理解されていて、価格や時間などをご考慮され色々選択されているのが伝わってきます。
  中国は日本人には想像出来ないほど広大な面積の中にあるので、1つの観光地から次の観光地までが以上に時間がかかり交通手段の選択が難しいですしね。
  
  一般的な日本人からすると、中国人は我が強く親切心なんて無いように見られているようですが、実際中国に来て接してみると本当に優しく親切な方が多いんですよね。
  日本も同じですが、都会と比較して地方（田舎）に行けば行くほど親切な方が多いように感じます。
  これは日本・中国両国に言える事ですが、政治的な部分と人個人の部分を混同してしまい、必要以上に互いを牽制しあってたり固執した偏見を持っている人が多いと思います。
  それって実はもの凄くもったいない事なので、変な偏見は持たず710panさんのように「観光で」訪中される方が増えるのを願ってます！