クロアチア周辺10日間の旅（６日目プリトヴィッツェ～シベニク）

2019/06/27 - 2019/07/06

今日は今ツアーの目玉の１つであるプリトヴィッツ湖水群の散策です。
宿泊したJezeroホテルが第２ゲートのすぐ上にありますが、第1ゲートから入場するとのことでバスで5分ほど送ってもらいました。
入場口のビジターセンターで19歳のガイド君と合流し、まだ8時チョイ過ぎと早いのでスムーズに入場できました。
プリトヴィッツェ湖群は16の湖が連なり大小92ヵ所の滝があるだそうです。
下流からいくつもの滝を見ながら木製の遊歩道を1時間ほど歩いて第３桟橋からボートに乗って第２桟橋でボートを乗り継いで第１桟橋で下船。
第2ゲートからホテルに戻りました。見学時間は8：10から11：10までの3時間でした。
なお、ボートは電動で環境に配意していることが分かりました。

ホテルを出発したバスは途中昼食をはさみ約１９０Km離れた海辺のシベニクの町に14：50到着、16：35まで滞在して聖ヤコブ大聖堂などを見学しました。
体格の良い現地ガイドのマリーナさんが大きな声、分かりやすい英語で案内をしてくれたので印象に残った街になりました。
その後、スプリット市内のホテルに18：00ころチェックインしました。

本日はプリトヴィッツェを歩き回ったので１１，０００歩でした。

エリア シベニク(クロアチア)

第１入場口にあるビジターセンターでトイレを済ませて出発します。

ゲートを抜けるとこの絶景が目に入ります。

メインの大滝の高さは７８mあるそうです。
この後、滝の下まで急坂を下ります。

大滝の脇にはいくつかの滝が従っています。

大滝に至る遊歩道には見学者がたくさん歩いています。

このような遊歩道は寄付などで作られているそうです。

遊歩道を一列になって進みます。
木道を外れて歩くことは禁止されています。

大滝の底部に着きました、滝壺からは虹が登っていました。

さすがにきれいな水です。
湖底の堆積物の種類によって湖の色が異なっています。

ここは濃い緑色です。
湖ごとにこのような案内板が設置されています。

こちらの湖はエメラルドグリーン

林の中から激流が注ぐ湖。

音もなく静かに進むボート、穏やかな湖です。

ボート乗り場では女学生？らがカードゲームで盛り上がっていました。

第3桟橋から電動ボートに乗って湖を渡ります。

湖上には５０人位が乗れるボートが行き来しています。

船上からも湖畔の小さな滝を見ることをできます。

第１船着き場で下船しました。
岸辺には大きなバッテリーセットがいくつも置いてありました。

第２ゲートを出てから森を抜けてホテルに帰りました。。

11：40　シベニクへの途中、ドライブインのようなところでランチタイム

店先では羊を丸焼にしていましたが、我々のメニューはスープと魚のグリルでした。

14:50シベニク市に到着
正面奥に聖ヤコブ大聖堂のドームが見えます。

舟専用？のガソリンスタンド

海に向けて大砲が据えられています

芝の庭に無造作に置かれた石柱や彫像

聖フランシスコ教会の横を通って

聖ヤコブ大聖堂西側正面
左右対称のシンプルなデザインながら石材だけで造られた珍しい教会。
外観観光だけの予定でしたが、現地ガイド、マリーナさんの勧めもあり入場料15クーナを個々で払って入場見学しました。

ファサード中央には下界を見つめるキリスト像と１２使徒像が彫られています。

左下は天国の鍵を持つペテロ像

主祭壇までの両側にゴシック様式の側廊を備えた珍しい聖堂内

１６４０年に置かれた主祭壇。
暗くてよく見えませんでしたが、祭壇の中の絵「涙の聖母」が有名だそうです。

祭壇の下にあるイヴァン・ドミニク主教の棺

振り返ると入場口の上にはシンプルなバラ窓があります。

聖ヤコブの印のホタテ貝をモチーフにしたデザインで統一された洗礼室での説明。
洗礼台の装飾、天井彫刻が素晴らしい。

天井の天使たちの彫刻

天使像の一つ

祭壇右側の出口から上を見上げると、教会を建てるにあたって寄付を募り高額寄進者71名の人面が壁に彫られている。
聖職者以外の顔が教会に飾られことは極めて異例とのことだそうです。

説明を聞くまで「人面」の意味が分かりませんでした。

教会関係者から草取りを手伝っていくように求められ、石の隙間から生えた草を抜こうとしましたが、なかなか抜けませんでした。

北門の前では、地元音楽学校の学生がホルンの演奏をしていました。
古い街並みにホルンの柔らかい音色がマッチしていました。

北側「獅子の門」の上部両側に立つアダムとイヴ像

学生が門前に陣取っているので全体像が撮れません。
アダムの乗った柱

イブの柱

イブを支える獅子

1991年、セルビア人の攻撃を受けた青銅製の扉

銃撃による穴がいくつも開いています。
1991年の内戦で破壊されたドームは修復された後、2000年に世界遺産に登録されました。

聖バルバラ教会
15世紀に建てられ、屋根に2つの異なる鐘楼を持つ珍しい教会。

15世紀に建てられた聖イヴァン教会は崩れそうで修復中。　

反対側の壁も早く修復しないと！草の根に破壊されそうです。

旧市街の狭い通路、電線の張かたが独特です。

街角に「TOKYOまで9,527Km」の案内

アイスクリーム屋さんが交差点をはさんで３軒、マリーナさんの入った正面のお店へぞろぞろと・・・

濃厚で美味しかったです。

途中、トロギールと思われる町が眼下に見えてきました。
バスはつづら折りの山道を結構なスピードで下ります。

スプリット市内の５☆ホテル「Atrium」には18：00に到着しました。

シンプルですが上品な部屋です、ダブルシンク、バスタブ付きでした。

ホテルで夕食
珍しくブッフェではありませんでした。

トマトクリームスープの後に野菜サラダ

チーズとほうれん草の仔牛肉ロール、野菜添え

フルーツカクテルとアイスクリームのデザート

食後、ホテルの道向かいの小さなスーパーマーケットでお土産を少し買いました。