初海外一人旅☆ウィーン6日間　～2日目～

2011/06/05 - 2011/06/10

もう何年も前になりますが、若さの勢いで初めて挑戦した海外一人旅がオーストリア・ウィーンでした。
旅行会社の、往復航空券＋ホテルのパックプランを利用したフリーツアーです。
とても記憶に残る楽しい旅となりました！

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

この日は天気予報で「thunderstorm＝突風を伴う雷雨」の予報が出てましたが、
外れてくれたようで快晴！
ただ、ウィーンの天気はすっごい変わりやすいとのこと。


まずはウィーンのシンボルのシュテファン寺院へ！

モーツァルトの結婚式、お葬式が挙げられた場所です。

その後、ホーフブルク宮殿や庭園、アルベルティーナ美術館などを巡りました。

ペーター教会。

オルガンの生演奏を聴くことができました。

モーツァルトが住んでいた家で、
現在は博物館になってるモーツアルトハウスへ。

ウィーンは街の色んなところで演奏がされているだけでなく、
大道芸人のような人たちもちらほら。

中に人がいます。


あと野外コンサートが毎日のように行われているので、
私も日本人＋女１人ということでやたらと声をかけられました。

日本人ははっきり断らないから勧誘されやすいそう。

この日は夜１９：３０からポリーニという有名なピアニストのコンサートに行く予定だったので、
早めにホテルに戻ろうとしたら、

「Japanese　コンニチワー！！！」
と片言の日本語で外国人男性に声をかけられ・・・
またコンサートの勧誘。

向こうも仕事だから・・・と思い、話だけは聞きました。


男「今日、２０時からコンサートがあるけどどうですか？」

私「今日は別のコンサートに行くからいけないです」

男「OK。そしたら明日もあさってもあるよ。ところであなた名前はなんていうの？ホテルはどの辺？」

私「名前？〇〇です。（下の名前のみ）
（次のコンサートについて、ホテルからの行き方とか教えてくれるのかなーと単純に思い・・・）ホテルは●●駅の近くです」

男「あっ○○ホテル！？」

私「あっそうです。」　

と何の疑いもなくホテル名も相手に伝えてしまう。

そこまで答えたらコンサートの話はしなくなり、

男「ワイン好き？えっお酒そんなに飲まないの？
　　じゃあカフェにコーヒーのみにいかない？
　　コンサート終わる頃にホテルに電話するから部屋番号教えて！」

私「５０７です。（嘘の部屋番号）」

男「OK！ところで日本のどこからきたの？」

・・・と結構長く話が続き、
まぁ部屋番号も嘘ついたし大丈夫だろうと、
バイバイしてお別れしました。

そして１９：３０から超有名ピアニスト、マウリツィオ・ポリーニのコンサート♪

会場はコンツェルト・ハウス。

チケットは事前に日本で購入していきました。

日本人や中国人などアジアからのお客さんも結構いました。

バラード４番、舟歌と大曲続きで、アンコールにバラード１番。

アンコールは３曲も！

会場もブラボーと歓声ですごかった～

海外のクラシックコンサートの雰囲気はやっぱり日本と全然違います。

もう夜も遅いので地下鉄電車に乗ってホテルに帰ると、

なんかドアの外から電子音が聞こえるような・・・？


部屋に入る頃には消えてしまった。

また数十分後電子音が鳴り、自分の部屋の電話の音だと気付く。


私「ハ・・ロー？」

男「Hello! This is ○○.　How was the concert?」



嘘の部屋番号教えたのに、昼間に話した外国人男性から、

電話がかかってきてしまいました。

出なければ良かった・・・と後悔。


私「あぁ～・・コンサート・・良かったです。」

男「今からタクシーに乗るからあと数分で着くから待ってて。遊びに行こう！」


えっ？

ポカーンでした。


もう必死に片言の英語で説得。


私「忙しいし、眠いし、疲れてるし、英語しゃべれないから無理です！」

男「Why!?!?君の英語はとてもよいから大丈夫！

　　ノープロブレムだよ！じゃあ明日また電話するよ。

　　明日はどこにいくの？」

私「明日も無理です。色んな場所に行きます。」

男「あさっては？」

私「No!!!」

男「Why!?」

私「ごめんなさい。さようなら。」


終了。


ホテルの部屋まで来たりしないかと心配だったけど、

この日以降電話はこなくなって良かったです。

でも彼は本気で「Why！？」と少し笑いながら叫んでました。

きっと私がお昼は愛想笑いをしてたから、

好意的に受け取っているOKのサインと受け止めたんでしょう。

日本では愛想笑いって、なんとなく良く思ってないとか、

雰囲気で大体伝わるけど、

外国でははっきり「NO！」と意思表示をして冷たくしないと、

伝わらないのかなーと思いました。

帰国するとき、送迎の現地係員のおばさまにこの話をしたら、

外国人男性の積極的なアピールにフラ～っとついていってしまう子も多いらしい。

私と同じように一人旅の女の子で、

帰りのホテルから空港までの送迎付のプランのはずなのに、

ホテルに迎えに行ったら女の子がいない！！

でもチェックアウトはされてる！・・・と騒ぎになり、

空港に行って探してみたら、

外国人の男が空港まで見送ってた・・・ってことがあったらしいです。


２日目は、こんなことがあったので、

少し不安になりながら眠りにつきました～