兵馬俑を見たくて・・・、初中国

2019/07/12 - 2019/07/15

アニメ「キングダム」を見て行きたくなった中国・西安。
世界遺産「秦の始皇帝陵と兵馬俑坑」
2200年前に造られた等身大の陶器の兵馬俑。凄い迫力でした。

7/12(金) 松山→伊丹→関空→西安
7/13(土) 世界遺産 シルクロード･長安天山回廊の交易路
7/14(日) 秦の始皇帝稜 と兵馬俑伉
青龍寺
大唐芙蓉園(夜景)
7/15(月) 西安→関空→松山

エリア 西安(中国)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: 四川航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

ＴＢＳ「世界ふしぎ発見」で見た兵馬俑を観て現地に行きたくなった。
7月の3連休を利用して西安へ。クラブツーリズムのツアーを利用。
集合場所の関空までは自分たちで移動。こういう場合別途費用も掛かるのは地方参加の辛い所。
松山から伊丹へＪＡＬで移動。ギリギリのタイミングでリムジンバスに乗り、関空到着。

関西国際空港 空港

四川航空の直行便。往路は4時間半だが、飛行機の到着が遅れ、搭乗も30分遅れた。この辺りはご愛嬌か？

関西国際空港 空港

四川航空には初めて搭乗。西安を拠点に世界へ路線を持っています。
アライアンスには加盟していません。

関西国際空港 空港

機内食。普通に美味しく頂きました。

西安咸陽国際空港に到着。入国審査には顔写真と全ての指の指紋を取られますが、何日滞在するか聞かれただけですぐ入国できました。

西安咸陽国際空港 (XIY) 空港

空港から約1時間で西安市内に入ります、
街の中心にある鐘楼に到着。

鐘楼 建造物

鐘楼と鼓楼の間に広場が有り、たくさんの観光客が座っています。

夕食は餃子。色々な種類の餃子が楽しめ美味しかった。有名店のようです。

徳発長 地元の料理

食事の後、外に出ると日が暮れて夜景が綺麗でした。

鼓楼 建造物

ホテルはグランドパーク西安。元ＡＮＡホテルのよう。普通に快適に過ごせました。中国はグーグルやFacebook、インスタが使えないので、日本の空港でグローバルＷｉｆｉの〝中国特別回線〟というのを借りていくとグーグル等も使えます。

シーアン ダージン キャッスル ホテル ホテル

7月13日（土）2日目。
8時ホテル発で西の城門へ上がりました。
西安は昔の城壁に囲まれた街。
壁の上は大きな車が往き来してもあまりある広さ。
電動カードで一周出来れば楽しいかも。

安定門 (西の城門) 城・宮殿

2200年前に存在した漢の都、未央宮跡。
もう城壁跡しか残っていないが、世界遺産『シルクロード 長安-天山回廊の交易路網』のひとつです。

漢長安城遺跡 史跡・遺跡

唐の都・長安北東にあった宮殿跡。こちらも城壁しか残ってなく、写真の建物は博物館。
城跡は世界遺産です。

大明宮国家遺址公園 史跡・遺跡

三蔵義浄が経典などを保管する為に建立した塔。
かつて地震で塔が２つに裂けたが、再度の地震でくっついて元の姿に戻ったという逸話がある。

小雁塔 建造物

西安郊外約20キロに位置する玄奘三蔵法師の仏舎利。
訪れる人も少なくひっそりしていますが、こちらも『シルクロード 長安-天山回廊の交易路網』のひとつです。

興教寺 寺院・教会

玄奘三蔵法師がインドから持ち帰った経典を収める為に造られた塔。
7階まであり、塔の上まで登れます。
もちろん世界遺産です。

大雁塔 建造物

大雁塔の頂上から見た西安市内の眺望。登るのは狭い階段を使うので往来に苦労しますが、人の少ない1階下の6階から見ても同じ眺望です。

大雁塔 建造物

この日の夕食の最後にビャンビャン麺が出てきました。名物ですが普通かな。

ホテルに帰り、周辺を散策。南大門が赤くライトアップされていました。

西安のファッションモール。欧米の有名ブランドから中国ブランドまで取り揃えられていますが、どれもかなりの高額品ばかりです。北京ブランドの服やバッグも安くて5～6万はザラ・・・。とても買えません。

7月14日（日）3日目
この旅最大の目的は兵馬俑を観る事。朝からバスで1時間程走りいよいよ入場です。

秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡

ますは兵馬俑一号坑へ。

秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡

全部で8000体の俑があるそうだが、一番大きいのがこの一号坑。
ドーム型の屋根は後付けだろうが、大きな体育館の中に遺跡が収められているような感じがする。

秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡

一体一体、表情が違う俑。ズラリと一方向に並ぶ様は異様な感じさえする。

秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡

矢印の場所が農夫が畑を耕していて初めて兵馬俑を見つけた場所とされています。

秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡

とにかくすごい人で入口正面から写真を撮るのもごった返してギュウギュウ詰めで前に進まないといけません。

秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡

一号坑後方の出口付近からの様子。馬の俑が修復され並べられている。

秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡

二号坑へ移動。一号坑より規模は小さくなるが、こちらも貴重な遺跡がいっぱいだ。

秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡

「脆射俑」

秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡

「中級廷吏俑」
顔が随分穏やか。

秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡

馬を連れた騎士俑「騎兵俑」

秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡

弓矢部隊の「立射俑」、弓矢は発掘時には朽ちていたと思われます。

秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡

三号坑へ移動。騎馬隊の縮小レプリカの俑があります。

秦始皇帝陵博物院 (兵馬俑) 史跡・遺跡

兵馬俑坑博物館からバスで少し移動して、秦の始皇帝陵へ。
入り口にある世界遺産の記念碑。見所はコレしかない。

目前に見える山に始皇帝が眠っている。秦の始皇帝陵は技術的に発掘が難しく、ほとんど手が付けられていない状態。先日、世界遺産登録された百舌鳥・古市古墳群と同じだな。地下宮殿というモノがどうなっているのか興味があるので、将来的に発掘がされれば良いと思います。

四国八十八か所０番札所と位置づけられる青龍寺へ。途中、トンネルでの車輌火災事故による渋滞で50分ほど遅れて到着した。

青龍寺 寺院・教会

空海の記念碑。空海が滞在した事実により四国八十八ケ所から支援を得て建立された記念碑。

青龍寺 寺院・教会

オプショナル代金(１人4700円、ちょっと高いかな)を払って大唐芙蓉園に来た。かつての唐の時代の様子を再現したテーマパーク。

大唐芙蓉園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

無人コンビニの入口。ＯＲコード決済出来るスマホを持つ人しか入室できないので、我々外国人は入れない所。こういう店舗は人手不足の日本にこそ必要ではないか？

大唐芙蓉園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

暗くなるまで庭園を散歩。

大唐芙蓉園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

確かに夜景は建物や庭園がライトアップされて綺麗だ。

大唐芙蓉園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

大唐芙蓉園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

九寨溝をイメージした滝。本当の九寨溝は地震で壊滅的な被害を受けたという事で残念としか言えない。

大唐芙蓉園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

大唐芙蓉園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

帰りの車窓からライトアップされた大雁塔を眺める。

3泊4日の西安に旅も終わり。実質2日の観光だが、見所はおおよそ廻れたかな。
兵馬俑は本当にスゴかった。

西安咸陽国際空港 (XIY) 空港

帰りの機内。乗客は9割方中国人で訪日外国人数が新記録を更新し続けるのもうなずける。

帰国しました。やはり日本が一番。
中華ばかりだったのでお茶漬けを食べに行きました。

ごはんとお酒 なが坂 グルメ・レストラン