2019/07/02 - 2019/07/08
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旅ざんまいさん
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後編では1日ツアー(2日目)で巡った遺跡と、レンタカーで回った観光スポットなどについて綴っています。
現地ツアー会社:Easter Island Tours
訪れた場所:ビナプ、ハンガテエ、アカハンガ、オネマキヒ、トンガリキ、
ラノララク、モアイの道
利用したレストラン:バーラウンジ(Explora内)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1日ツアー2日目。この日最初に向かったのはビナプ(Vinapu)という所。ここはイースター島最古のアフ(モアイの立っている台座)が建っている場所で、モアイと同じぐらい私には欠かせない観光スポットだったので、写真を撮りまくりました(笑)。
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ここには2つの代表的なアフがあるのですが、その内の一つは南米に存在したインカ文明の影響を受けた物だと言われています。理由は、この見事なまで平らに切られた石。特に1段目と2段目にはめ込まれた小さな長方形の石は、上下の石と隙間なくピッタリとはまっており、高度な技術をうかがわせます。
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このアフのすぐ隣にも、もう一つアフがあります。石の風化度合いから、こちらの方が先に建てられた物ではないかと言われていますが、何しろイースター島の過去の記録はほとんど残されていない為、どちらがより古いアフなのかは今でも議論の的だそうです。
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このアフの近くには、プカオがゴロゴロ転がっていました。
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これはプカオと同じ赤い凝灰石で作られたアフ。本来はプカオに使われる筈の赤い凝灰石がアフに使われているのは、石を運ぶ過程で小さくなり過ぎた凝灰石を利用したのではないかというお話でした。
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このバナナのような赤い岩は、女性のモアイだそうです。ガイドさんに言われなかったら、気づかなかったです(笑)。
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草に埋もれたモアイの顔も、なかなか良い味を出しています。
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ガイドさんが次に連れて行ってくれたのは、ハンガ テエ(Hanga Tee)という場所。ここでは、かつてのラパヌイの人達の暮らしが忠実に再現されています。写真は、藁で出来た住居を再現した物です。
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藁の家の中はこんな感じ。屋根を支えている主柱は、石に彫られた穴にはめて固定されています。右下に見えるのが、出入り口です。
この日の参加者は、私ともう1名、オランダから来た女性の2名だけ。ガイドさんは、前日と同じマエバさんと言うラパヌイの女性でした。前日のツアーでは、スペイン語の分かる参加者がほとんどだったので、スペイン語と英語の両言語のガイドをしていましたが、この日は英語のガイドのみとなりました。 -
こちらの石の壁のような物は鶏小屋です。
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よく見ると、下の方に鶏が出入りする為の入口があります。
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このような石の花壇の中では、野菜が栽培されていました。これは、サトウキビとかだったかな?風から野菜を守る為に、昔は花壇の中で栽培したのだそうです。
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これは昔のかまどを再現した物。
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この石を積み重ねた小さな塔は何かと尋ねたら、村と村との境界線を示す物だったとの事。このような石の塔は島のあちこちで見かけました。
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後からガイドブックを確認したところ、ここにもうつ伏せに倒れた8体のモアイがあったようです。私達はそこには行きませんでしたが、ハンガテエの入り口から右手に海岸へ続く道が見えたので、その先にモアイがいたのかもしれません。
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ハンガテエの後は、海岸でしばしランチタイム。波が凄かったです。
この海岸の動画はコチラ↓ ※音量注意
https://vimeo.com/350914096 -
こちらはエクスプローラ(https://www.explora.com/easter-island-chile/)という島で唯一の高級リゾートホテルです。ハンガテエからもう少し東に進むとMiro O’oneという未舗装の道があるのですが、その道をひたすら北に進んだ所にあります。
このホテルは、食事と観光ツアーが全てオールインクルーシブになっており、モルディブのリゾート並みのお値段です。一体どんなホテルなのか興味があったので、レンタカーで島を周った時にランチを食べに行ってみました。この円盤状の建物は、レストランとバーが入っている建物で、このすぐ近くにレセプションがあります。
ここは予約せずに行ったのですが、バーラウンジは予約なしでも利用出来るという事で、そちらでサンドウィッチとストロベリージュースをいただきました。どちらもとても美味しく、お値段も普通でした。
ちなみに、レストランを利用する場合は2日前には予約が必要という事で、食事と飲み物全て込みでUS$80らしいです。従業員の方達も皆さん親切で、飛び込みで行ったにも関わらず、レストランの当日利用が可能かどうか確認してくれたり、素晴らしいサービスでした。 -
レストランの建物を中心に左右に客室が15室づつあります。ランチ利用で訪れた私にも、レセプションの女性が親切に敷地内を案内してくれました。綺麗なホテルなので最近出来たホテルかと思っていましたが、もう11年目だそうです。
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エクスプローラから見る景色。海は少し遠いですが、どの部屋からも展望できそうです。
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周りには何もありませんが、景色が本当に素敵でした。
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敷地内で2匹のニャンコちゃんを発見!首輪が付いていたので、ホテルで飼われている猫なのかもしれません。とても人懐っこいニャンコでした。
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ツアーの昼食の後は、ラパヌイの先祖ホトゥマトゥア王が眠るとされる、アカハンガ(Akahanga)へ。これは入り口にいたホトゥマトゥア王の木像です。
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ここは大きな部族が住んでいたらしく、あちこちに住居だったと思われる跡が残っています。この跡地だけを見てもピンと来ないと思いますが、ハンガテエで再現された物を見ていたので想像しやすかったです。
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海岸の方まで歩いて行く途中、洞窟がありました。この中に祭事に使われる道具などがしまわれていたようです。モアイの目もこのような洞窟に大切に保管されていたのでしょう。
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洞窟の中はこんな感じ。
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海岸沿いにあるアフの手前に倒れたモアイが1体ありますが、どうやら、これはアフの上に立てられる事なく、放棄されたのではないかと言われています。理由は、モアイの胴体部分の底が丸い事。
ラノララクから切り出され、アフまで運ばれたモアイは、アフの上で安定して立っていられるよう、そこで初めて底部分を平らに削られたそうです。ですので、底部分が平らでない=アフの上に立てられなかったという事らしいです。 -
アフ アカハンガです。倒れたモアイとプカオが散乱しています。
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アフの裏側に倒れているモアイ。
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モアイの顔も落ちていましたが、頭の上に生えた草がモアイの髪の毛のようで面白かったです。
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アカハンガの次は、イースター島で一番人気の観光スポット、トンガリキ(Tongariki)へ。入り口には1982年に大阪のエキスポランドで展示されていたモアイがお出迎え。鼻がめちゃくちゃリアルなモアイくんです。展示会や調査などの目的でイースター島からモアイを貸し出す際は、このモアイが旅に出るそうで、通称「トラベルモアイ」と呼ばれています。
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アフ トンガリキの15体のモアイ。15体も並ぶと圧巻!
こちらのアフに立つモアイ像は、1960年のチリ地震の際に発生した大津波の影響で、壊滅的な被害を受け、以後30年近く復元されませんでした。幸いな事に、津波はハンガロアのある西側には来なかった為、人的被害は出ませんでしたが、この近くの山から津波発生時の状況を見た目撃者の話によると、物凄い勢いで波が引いたかと思うと、モアイの高さを遥かに上回る津波が、このトンガリキのモアイを押し流したそうです。
ここのモアイで一番背が高いのが、右から5番目のモアイで全長8m、アフの高さや津波の前には頭に乗っていただろうプカオの高さも合わせると13mはあったと思いますが、それよりも遥かに高い津波となると、20mはあったのでしょうか。大体ビル7階建てに相当する高さです。当時はイースター島へ運行している航空機が週1便しかなかった為、この津波のニュースは発生後1週間も遅れて世界に伝えられたそうです。 -
津波の後、島民が破壊されたトンガリキのモアイの修復を依頼したのが、イースター島で数多くのモアイや遺跡の修復に携わった考古学者のウィリアム・マロイ。この時彼はアフアキビの7体のモアイの修復作業に当たっていましたが、更に15体ものモアイを修復するには資金も足りず断ったそうです。
トンガリキの修復工事が本格的に開始されたのは、1991年。日本からの政府援助金や寄付金などが集まり、津波前に撮られた写真などを元に4年の歳月をかけて復元されました。モアイをアフに立てる作業では、日本のタダノ社が寄贈したクレーンが使われた事で有名です。 -
所々モアイが白くなっているのは、修復時に使われたコンクリートの色だそうです。
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アフの後ろ側。
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アフの裏側にもモアイの頭が落ちていました。
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島の東側にあるアフ トンガリキは、日の出のスポットとして有名で、ツアーとは別の日に、レンタカーで日の出を見に行ってみました。モアイや遺跡の観光スポットは、午前9時頃にオープンする所がほとんどですが、トンガリキは日の出の時間に合わせて7時15分にはゲートを開けるようです。この日の日の出の時刻は午前8時でしたが、7時半に私が到着した時には、既にかなりの人が集まっていました。
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日の出はモアイの真後ろから昇って来るのかと思っていましたが、トンガリキより更に東側の山から登って来ました。後日参加した星空観測ツアーの時に聞いた話によると、モアイの建てられている位置は、天文学的意味を持っていると言われ、トンガリキのモアイは夏至(12月)にモアイの顔が夕日の方角に向くように設計されているらしいです。また、この写真を撮ってから気づきましたが、朝日がちょうど真ん中(左右から8番目)のモアイの位置から昇っているんですよね。凄い!(・`д´・;)
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日が昇った後、雨が少しパラつき始めた為、ほとんどの人は帰ってしまったのですが、その後もしばらく残って写真を撮っていたら、なんと大きな虹が!とても綺麗な虹でした。
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この山が「モアイ工場」と異名を取る、ラノララクのモアイを切り出した山です。
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アフから少し離れた場所にモアイが1体倒れています。
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このモアイからトンガリキの方向を見ると、倒れたモアイの上に15体のモアイが立っているように見えてなかなか面白い。
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プカオ。
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ツアーの最後は、モアイが切り出された山があるラノ ララク(Rano Raraku)へ行きました。こんな感じで、モアイがニョキニョキ生えています。
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このモアイはピロピロと言うおかしな名前が付いていて、1987年にノルウェーの探検家トール・ヘイエルダールによって、地中に埋まっている胴の部分が発掘された事で有名です。
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ここのモアイの顔を見てみると、目の部分に目玉をはめ込む為の窪みがないのが分かります。モアイの目の部分もアフに運ばれた後、削られたのだそうです。
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ここは遊歩道になっていて、道なりに歩いて行くと一周ぐるりと回れます。
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モアイ。
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ここには切り出し中のモアイが残っています。
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このように横になった状態でモアイは切り出されていたようです。手作業で切り出すのは大変だっただろうなぁ。
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こちらは全長21.6mの島最大のモアイ。
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島で発見された唯一の座っているモアイ。
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何故座っているモアイが作られたのかは不明だそうです。
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ラノララクから見た海景色。
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ラノララクの裏側には、このような美しいクレーターがあります。本来はツアーでは行かない場所なのでしょうが、この日はツアーの参加者が2名で多少時間に余裕があった事と、一緒にいたオランダからの女性も私の話に興味を持ってくれたので、二人で歩いて行って来ました。ここへのトレイルはラノララクの入り口の先にある為、ラノララク同様一度しか行く事が出来ません。
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向こう側にポツポツ見えている岩はモアイです。
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綺麗なオレンジ色の花が咲いている木もありました。
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クレーターへのトレイルは途中からこのような赤土の道になっています。
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これはラノララクの駐車場にいた鶏。人が来ると、エサを求めて近寄って来ます。私達が戻って来るのを待っている間、ガイドさんはこの子にリンゴをあげていたそうです。
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ラノララクからほど近い海岸沿いにアフ オネ マキヒ(Ahu One Makihi)があります。ここはツアーでは行かなかったので、レンタカーで行きました。ここも崩れてはいますが、赤い凝灰石で出来たアフと倒れたモアイが残っています。
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オネマキヒから見たポイケ半島。ガイドさんの話によると、ここに住んでいた部族が、島で一番早く絶滅してしまったのだそうです。どうやら、この半島にあった岩を全て海に投げ捨ててしまったらしく、それが豪雨による被害を大きくする結果に繋がってしまったのだとか。
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南海岸の国道沿いにモアイが歩いて通ったという伝説の残る「モアイの道」の出入り口があります。この道がラノララクまで続いています。片道30分ぐらいのトレイルだったので、歩いてみたかったのですが、ラノララクの職員に尋ねたところ、ガイドがいた方が良いという事で仕方なく諦めました。
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このモアイも何処かのアフに立てられていたのでしょうか。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 旅ざんまいさん 2019/08/16 15:13:58
- コメント、どうもありがとうございます
- 実は、私も旅行前に実際にモアイの前に立つと、何か感じるものがあるのかもしれないと考えました(笑)。しかし、これまでにモアイは写真で何度も見た事があったのと、観光客はモアイに近づく事が出来ず、数メートル先から見る事になるので、想像していた通りというか、何も感じませんでした・・・。
ただ、イースター島自体には何か懐かしいものを感じましたね。子供の頃に、五右衛門風呂のあるような物凄く田舎にある両親の実家に何度も行った事があるのですが、そこと同じ匂いを感じました。私の田舎とは全く雰囲気の違う場所ですが、不思議ですね。
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- Pメテオラさん 2019/08/16 10:59:46
- 極めてまれな体験
- 作者さまがイースター島をたっぷり心ゆくまで楽しまれた様子が2つのお話しから伝わってきます。実際に行き、像の前に立つと、何を感じるのでしょうか。この前、イースター島を訪れた方からお話しを聞く機会がありましたが、およそ世界を旅した方が、最後に行く有名観光地のひとつがここではないかということ。確かにそうですね。いつまでも島の風景と像が作者さまの心に残りますように。
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