2012/04/29 - 2012/05/03
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パンダ番長さん
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西安・敦煌の世界遺産旅行の5日目~西安からの戻り~
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
<帰国の朝>
いつもと同様に朝、6時過ぎには目が覚める。
冨田君と決めた起床時間を6時30分であるので、今日も暫くベッド内でそのまま時間を過ごす。
目覚まし時計が鳴ったので、ベッドから出て朝の準備を始める。
冨田君も起きて、早々に顔を洗いに行った。私も冨田君に続き、顔を洗い、着替えを行う。
今日は帰国日なので、再度荷物の整理を行う。今日必要なものなどをリュックに入れ、土産物など必要ないものを旅行カバンに出来るだけ詰め込む。
そして、7時過ぎに冨田君と一緒に部屋を出て、1階のレストランに朝食を取りに行く。
レストラン入口の受付でルームキーを見せ、レストラン内に入る。
旅行2日目にここで朝食を採ったので、要領は判る。
2日目に朝食を採った際には、時間も早く、客が少なかった。今日は時間も少し遅いが、食事をしている客は2日目とあまり変わらない。
レストラン内の中央にビッフェ方式の料理が並ぶエリアがあり、その左右にテーブルが並ぶ。
そのひとつに席を取り、料理を取りに行く。
料理は中国の近代的なホテルでは定番的な料理で、西洋風と中国風の朝食料理である。
その中からハムやソーセージ、ベーコン、野菜類などと食パン風のパンなど定番のものを取り、席に着き、食事をする。
珈琲は席に着くとウエイトレスが入れてくれた。
冨田君も私より少し遅れ、席に着き、互いに食事を始める。 -
食事の内容としては以下の通りである。
<西安君楽城堡酒店での朝食>
①野菜サラダ
②ソーセージ
③ハム2種
④サラミハム
⑤目玉焼き
⑥ロールパン
⑦食パン
⑧フルーツ(メロンなど)
⑨グレープフルーツジュース/珈琲
特に不味くも美味しくもなくい。
強いて言うならば、ソーセージはや日本のものの方が格段に美味しい。
今日は目玉焼きを焼いて貰った。
2日目に食事をした時は、目玉焼きなどを焼いているのに気が付いたのは、レストランを出る時であったので、食べられなかった。目玉焼き以外にも麺類も作ってくれる様だ。
2日目にも感じたが、食事をしている客は殆んどが日本人である。
一通りの食事を済ませ、最後にフルーツなどを食べる。
そして、珈琲を飲みながら、冨田君と今日の予定について話をする。 -
再度、漢陽陵に行く案について話す。
漢陽陵は西安咸陽国際空港へ行く途中に立ち寄る事が出来る場所にある事や最近、観光地化された事、漢時代の代表的な陵墓である事などを説明する。
私としては、本当は唐時代の皇帝陵墓である乾陵や昭陵などに行きたいが、西安咸陽国際空港よりもかなり郊外になるので、時間的に無理がある。
冨田君も漢陽陵に立ち寄る案でOKとの事で、田さんにお願いする事にした。
その為に少し食事時間が長くなった。
時刻は、8時30分頃になっている。そろそろ食事を終え、部屋に戻る事にした。
レストランは我々が来た時よりも少し客が増えて来た。それでも殆んどが日本人だ。
部屋に戻り、集合時間までの時間を潰す。もう準備は出来ているので、何もする事もない。
旅行ガイドブックで、これから行く予定の漢陽陵(漢陽陵博物館)の説明を読む。
漢陽陵の入場料は80元(約1200円)と書かれている。
またミニシアターをみるのに更に10元(約150円)が必要とある。これだけでも90元必要な様で、この情報を冨田君に話す。
冨田君も特に必要な費用にはあまり固執している感じはない。
そして、9時20分過ぎには再び部屋を出て、1階フロント前に向かう。
フロント前に行くと、田さんらしき女性がフロントで話し込んでいたが、顔の確認が出来ない。
そのままフロント脇にあるソファで待つ事にした。
その女性はかなり長い間話をしている。
やっとその女性が話を終え、こちらを向いた。
やはり田さんであった。朝の挨拶を行い、ルームキーを渡す。
そして、田さんがフロントでチェックアウトを行い、ホテル玄関に移動する。
時刻は9時40分頃である。集合時間を少し過ぎた。
ホテル玄関前に行くと、多くの観光バスが列を成し、乗り込む客を待っている。
レストランではあまり観光客を見なかったが、多くの客が宿泊していたのである。
その為に我々が乗る車が玄関前に来れない様で、車が停まる駐車場まで移動する事になった。
田さんに聞き、時間に余裕がある事を確認し、ホテルの全景が写真に収められる場所まで移動し、ホテルの写真を撮らせて貰う。
そして、荷物を積み込み、車に乗り込む。時刻は10時過ぎである。
車が走り始めると、田さんに昨日提案した漢陽陵に行く案について確認すると田さんが、「漢陽陵に行く事は可能です。その費用としては180元(約2700円)必要ですが、宜しいですか?」と言う。
私が、「180元には入場料などが含まれているのですか?」と聞き返すと田さんが、「車代として80元(約1200円)、入場料として100元(約1500円)頂きます。」と言う。入場料は旅行ガイドブックの価格よりも少し高いが、旅行ガイドブックが少し古いので、入場料が上がった可能性もある。
まあ妥当な価格なので、冨田君に了承を取り、「それではお願いします。」と言う。
そして、田さんが今日の予定を話し始める。
田さんが、「今日はこれから土産物店に立ち寄り、その後希望される漢陽陵に行き、空港に向かいます。空港は今日から正式に使用が開始された新西安咸陽国際空港です。」と言う。
しかし、田さんの表現は少し違うと思う。西安咸陽国際空港には変わりなく、新しくなったにはターミナルである。 -
<漢陽陵博物館見学>
暫く、市街地を走っていたが、10分程で高速道路に入る。高速道路は車も少なく、スムースに郊外に向け、走り続ける。
少し走ると建物なども無くなり、周りには、草原の様な小麦畑が広がる。
そして、高速道路を15分程走り、インターを降りる。ここから一般道に暫く走り、更に10分足らずで目的地である漢陽陵博物館の駐車場に到着した。
駐車場には殆ど車が停まっていない。駐車場に車を止め、ここから入口までは歩いて行く。
駐車場前から大きな通りが続き、その奥にはこんもりとした小山が見えている。
これが前漢の第6代の皇帝の景帝の陵墓である。
その小山に向かい歩くと、右手に入場券売り場らしき建物がある。この前で田さんの入場手続きを待ち、それが済むと再び、小山に向かい歩き始める。
小山の手前には階段があるが、その階段の左手にはまだ発掘中の場所がある。
階段を上り、その小山の前で記念写真を撮る。
その階段奥には石碑があり、そこには“西漢帝陵 陽陵”の文字が見える。
石畳の道がその小山に向かい続いているが、我々はその小山には向かわず、右手側にある陽陵博物館に行くのである -
その入口の壁には、大きな文字で“漢陽陵帝陵外蔵坑保護展示庁”の文字が見える。
この博物館は田さんによると2006年に出来たと言う。まだ、比較的新しい博物館であまり観光客も多くないそうだ。確かに入口付近には我々以外の観光客は見当たらない。
入口へ続く通路はスロープになっており、徐々に地下に降りていく。
ここから通路沿いの壁には、この説明石版のパネルが並ぶ。
見ると、前漢時代の皇帝を説明したパネルである。この漢陽陵の皇帝である景帝のパネルは4枚目にあるが、全ての皇帝のパネルがある訳ではない様だ。 -
見れば石版のパネルは、漢の高祖“劉邦”、恵帝、文帝、そして景帝の順に前漢の歴代皇帝が並ぶ。その後には有名な武帝などのパネルもある。
これで見ると、景帝は4代皇帝の様にみえるが、文帝と景帝の間に、恵帝の息子が2人皇帝として即位している。しかし、3代皇帝少帝恭:劉恭と4代皇帝少帝弘:劉弘は共に摂政だったことから皇帝に含まないと考えられている様だ。
その2人含めると景帝は6代目であり、含めないと4代目である。この展示をみると、中国では含めない方で考えているのか?
確かに3代皇帝少帝恭:劉恭と4代皇帝少帝弘:劉弘は陵墓もない。
入口は地上から数m地下である。
入口を入ると、まず目に飛び込んで来たのは、大きな漢陽陵の模型とその奥の大きな木簡のレプリカである。 -
模型は陵墓建造当時のものである。木簡のレプリカは何を表しているのかは不明である。
この様な展示は最近の中国の博物館に良くあるものである。
その脇の通路を進むと、左手の吹き抜けの空間が現れ、更に地下にある展示室が見えている。 -
それを左手に見ながら、更に通路を進むと通路は大きな空間に出た。
ここが発掘された陵墓内でその陵墓の上に透明な床の通路が造られている。その通路を歩くと、下にある発掘された遺構が見える様になっている。
非常に斬新な展示方法である。この様な博物館は初めてである。
通路は遺構よりもかなり高い位置に造られているのが、少し残念であるが、それでも遺構の全容が判り、非常に見易い。しかし、透明な通路越しに写真を撮ると少しボケた様に写るのが残念である。
通路は縦に長く掘られた遺構を横断する様に造られているので、その遺構の上で止まり、遺構内の遺物を見る事が出来る。 -
遺構内には、当時の土器や家畜の俑、戦車俑、人俑などが幾つかの遺構に分けて埋葬されている。
この副葬された人俑類は、等身大の秦の兵馬俑とは異なり、約三分の一のミニチュア陶俑である。
その種類は兵士や女官、武器、車馬、生産用具、食品、家禽・家畜などで、皇帝の生前における朝廷の政治と後宮の生活の様々な局面をそのまま死後の世界に再現したものであるという。
上から見た人俑は、兵馬俑坑で見た兵士俑の様な成功なものではなく、同じ形の人形である。
その人俑の表面にどの様な模様が刻まれているのか、ここからでは判別出来ない。
鎧などを着たものなのかは判らないが、見る限りは裸の様に見える。 -
そして、最後の遺構には、まだ発掘途中の埋もれたままの人俑が頭部分だけが出て、整然と並んだまま展示されている。
遺構を横切ると、通路は更に地下にある展示室に向かい、続いている。
途中、完成当時の様子を再現された展示がある。
今度は横から遺構を見える様に造られている。
ここからは展示が近くで見る事が出来る。
ここで見る限り、やはり人俑は裸である。裸の人俑を見ると、男性の人俑しか確認出来ない。
女官などもあると言うが、女性の人俑は見えない。
更に通路の反対側の遺構には家畜俑が並ぶ遺構が見える様に展示されている。
家畜としては、豚と羊と思われるものが整然と並んでいる。 -
その更に奥に進むと、今度は模型の展示室に続く。
この部屋には当時の戦車の模型や、当時陵墓にあったと考えられる建物の模型などが展示されている。また、この遺跡で出て来た青銅製品や土器なども展示されている。
先程見て来た人俑の型も展示されている。
やはり、同じ様な形状をしていると思ったが、この様な型を用い、大量生産を行った様である。
-
家畜俑もたくさん展示されている。
先程は豚と羊しか判らなかったが、ここには馬や牛なども展示されている。
更に進むと、壁際の棚一面にここから出土した無数の土器類が展示されていた。
この様な展示を見終えたところで、田さんが、「これからこの漢陽陵のホログラフィー映像を見て貰いますが、上映まで少し時間がありますので、土産物などを見たいのであれば、その間にお願いします。」と言われた。
丁度、ホログラフィー映像を見る部屋の先の通路の両側に土産物を売るところが見える。
冨田君と共にその土産物店に向かう。
土産物と言っても、殆どが土器や人俑など埋葬された俑のレプリカや中国の土産物店で良く見る大理石などの置物などである。あとは様々なパンフレットである。
一通り、土産物を見るがパンフレット以外で自分の土産物として買えるものはなさそうである。
ここを訪れた記念として、ここのパンフレットをひとつ購入する事にした。
パンフレットも幾つか種類があるが、手頃な価格のものとして200元(約3000円)のものを購入する事にした。パンフレットを購入し、再び田さんと合流する。冨田君は何も買わなかった様だ。
更に少し待って、やっとホログラフィーシアターに案内された。
部屋は数十人が入れる大きさのシアターで、入ると直ぐに映像が始まる。
映像は10分程で、この漢陽陵建設の様子を映像化したものであった。 -
これを見終え、土産物店前を再び通り、スロープの通路を上がる。
博物館を出て、地上に出ると入口よりも陵墓の小山に近い辺りに出て来た。
ここから陵墓正面に向かい、陵墓の小山の周辺に造られた公園の様な中を進む。
正面まで来ると、先程陵墓正面では気が付かなかったが、正面に向かい、左手に大きな門が見える。しかし、建設途中なのか、工事をしている。
まだ、半分くらいに工事足場が組まれているが、全形は出来上がっている。
これは南門を復元したものなのだと言う。まだ、見学は出来ないのか?
陵墓の小山近くに行く時間はない様で、これで漢陽陵見学を終え、駐車場に戻る。
時刻は13時10分過ぎである。この漢陽陵は1時間強の見学であった。 -
<西安咸陽国際空港の新ターミナルと上海浦東国際空港への移動>
車に乗り込み、急ぎ西安咸陽国際空港に向かう。
搭乗予定時間は旅行日程表では、14時の予定で時間がない。
ここから西安咸陽国際空港までは然程掛からないのか?
車が走り始めて、10分足らずで西安咸陽国際空港に到着した。
急ぎ荷物を降ろし、運転手の崔さんにお礼を言い、新しくなったターミナル内に入る。
田さんによると、今日から本格使用が開始されたと言う。 -
さすがに新しいターミナルである、非常に綺麗だ。
早々、田さんと共に中国東方航空カウンターに向かう。
カウンター前は搭乗手続きを行う人の列が出来ている。その列に並び、手続きを待つ。
意外に早く順番が来て、西安から上海までの手続きを行なう。
荷物は最終目的地である関西国際空港で手続きを行う。
時刻は13時30頃である。
搭乗券を見ると、搭乗時間が13時30分になっている。搭乗便はMU2161便である。
そのまま、出発口に移動する。
ここで、田さんとはお別れである。簡単にお礼を言い、急ぎ出発口を抜ける。
手荷物検査を済ませ、出発ロビー内に移動する。
新しいターミナルは多くの店が並び、飲食店類も充実している。 -
搭乗ゲートはH11である。
搭乗ゲート前まで移動したが、まだ搭乗が始まっている様子はない。搭乗ゲート近くの椅子で暫く待つ事になった。
中国国内便では搭乗時間通りに搭乗が始まる事が少なく、この様な事は良くある事である。
結局、アナウンスがあり、搭乗が開始されたのは14時15分頃であった。
旅行日程表でのMU2161便の西安出発時間は14時であるので、既に時間を過ぎている。
搭乗ゲートを抜けるとその先には地上に向かう階段が続く。
その階段を降りて外に出るとその前にシャトルバスが待機していた。このシャトルバスに乗るのである。
冨田君と共にシャトルバスに乗り込み、シャトルバスが出発するのを待つ。
シャトルバスが一杯になるとシャトルバスは出発した。
シャトルバスは2台用意されていた。ほぼ同時に出発する。
空港内を数分走り、搭乗機体前に到着する。
シャトルバスから降り、順番にタラップで機内に移動する。タラップは前と後ろにあり、前のタラップ前で職員が搭乗券を確かめ、前と後ろに振り分けている。
我々は後ろのタラップから搭乗する様に促される。少し機内へ移動するのに時間を要した。 -
我々の席は後方の席である。私は3人席の真ん中の席である。
冨田君はいつもの様に窓側の席に座る。
時刻は既に14時30分頃である。
搭乗は前と後ろから行われたので短時間で済んだ。既にほぼ全員の乗客が席に着いている。
結局、通路側の席には乗客は来なかった。
14時38分頃に機体が動き始めた。
ここから少し空港内を移動し、14時48分頃に無事西安咸陽国際空港を離陸した。
予定時刻よりも約50分遅れである。国内便ではこれくらいの遅れはザラにある。 -
最初に西安を訪れた際に北京から西安への便で2時間以上遅れた経験がある。
機体は順調に上昇し、15分程でシートベルト着用ランプが消える。
そして、15時15分頃にCAが飲物とおつまみを配ってくれた。
私はオレンジジュースをお願いする。
この搭乗便では機内食は出ない様である。
飲物を飲みながら、今回の旅行のメモを見返し、記載内容を補う。
飲物が来てから、1時間も経たない頃に機内アナウンスが中国語と英語で流れる。
英語のアナウンスも聞き取りづらかったが、後30分程で上海浦東国際空港に到着する事を告げるアナウンスであろう。時刻を見ると、16時過ぎである。
この頃から徐々に機体が降下を始めたのか、少し耳が痛くなり始める。
そして、16時30分頃に無事に上海浦東国際空港に着陸した。その後、空港内を移動する。
上海浦東国際空港は利用便も多く、国内線便はターミナルから離れたところ機体を降り、そこからシャトルバスでの移動が通常である。
しかし、一旦空港内で停止していた機体が動き始め、ターミナルに近付いて行く。
この便は直接ターミナルに接続する様である。
16時35分頃にターミナル前に到着し、機体が停止する。
その後、数分で乗客が降り始める。
我々も5分程でターミナル内に移動出来た。
上海浦東国際空港は非常に広い空港である。国内線出口までもかなりの距離がある。
約20分近く要し、国内線出口に到着し、ここで現地ガイドと合流した。
時刻は17時過ぎである。
現地ガイドは行きの際に出迎えてくれた殷さんではなかった。
その現地ガイドに付いて早々に今度は上海浦東国際空港から関西国際空港までのチャックインに向かう。
上海浦東国際空港への到着も予定よりも30分以上遅れたからである。
上海浦東国際空港から関西国際空港までの便も中国東方航空である。
旅行カバンなどは既に最終目的地の関西国際空港として預けている。
空港の出口付近にある中国東方航空のチェックインカウンターでチェックインを済ませる。
そして、その足で出発ロビーに移動する。この間に要した時間はわずか10分程である。
出発口で出迎えてくれた現地ガイドを別れ、出発ロビー内に移動する。
上海浦東空港は利用回数も多く、要領は良く判っている。出発口に入るとまずは出国審査である。
多少の出国審査の列は出来ているが、窓口も多く、数分で出国審査を問題なく済ませられた。
そして、次の手荷物検査所に移動する。
ここは殆ど検査の列もなく、スムースに手荷物検査を済ませる。
また、冨田君はベルトが引っ掛かった様でその検査が済むまで少し、手荷物検査所出口で待つ事になった。
無事手荷物検査を終え、出発ロビーに入る。
<上海浦東国際空港内での食事と帰りのMU729便>
ここで西安咸陽空港から上海浦東国際空港までで機内食が出なかったので、昼食抜きの状態である。その為にお腹が空いている。そこで冨田君と軽食を摂る事にした。
搭乗便はMU729便で、搭乗ゲートは25ゲートである。
まだ少し先であるので、そこまでに食べるところを探す事にした。食べる所はたくさんあるので、食べたいもので選ぶ事にした。
これから搭乗するMU729便では機内食が出ると思うので、あまり本格的に食事をする事もない。
幾つかのレストラン先でメニューを見るとお腹が空いてきた。
結局、搭乗ゲート近くのレストランで食事をする事にした。
レストランのメニューは麺類がメインである。その中から豚角煮麺を注文した。
冨田君は違うものを注文した様である。豚角煮麺は38元(約570円)である。
出て来た麺は思っていたよりは豚角煮が小さく刻まれたもので、この豚角煮よりもむしろ煮卵が目に付く。食べると麺もスープも思いのほか美味しい。麺も思いの外多かった。 -
これではMU729便で機内食が出て来たら、食べられないかも知れない。
それでもこの麺を完食した。時刻は17時30分過ぎた。
搭乗券を見れば、搭乗予定時間は17時35分と記載されている。
搭乗ゲートはここから見えないが、周辺の椅子に座る搭乗客が搭乗ゲートに移動した気配はない。
食事を17時40分過ぎに食事を終え、搭乗ゲート前に移動する。
まだ搭乗はやはり開始されていない。旅行日程表では、MU729便は18時20分発になっている。
搭乗が開始されるまで、搭乗ゲート近くの椅子で時間を潰す。
食事をしたので喉が渇いた。近くの自販機でペットボトルのお茶を5元(約75円)購入した。
そして、搭乗が開始されたのは18時15分頃である。
ターミナルから直接機内に移動する。搭乗券では51Aで窓側の席である。その席を冨田君に譲り、私は通路側の席に座る。
機体は、A330-200型で右2人、中央3人、左2人の1列7人掛けの機体で、行きの関西国際空港から上海浦東国際空港までと同機体である。
席に着くと直ぐに機体が動き始まる。時刻は18時22分過ぎである。 -
ゆっくりと機体が空港内を移動し、何回か停止した為に20分程掛かり、滑走路に出た。
そして、18時45分頃に無事に上海浦東国際空港を離陸した。
順調に上昇をし、15分程でシートベルト着用ランプが消える。すると、CAが慌ただしく動き始める。
機内食の準備を行っている様である。
すると10分程で機内食が配られた。
先程の上海浦東国際空港内での食事から1時間程しか経っていない。
CAが我々の席に来て、“ライスか、ヌードルか”と聞く。
先程、上海浦東国際空港内のレストランで麺を食べたので、私も冨田君もライスを頼む。
<MU-729便の機内食:上海浦東国際空港~関西国際空港>
①チキンときのこ、グリーンピースのクリーム煮/ご飯
②押し寿司(ます寿司)
③煮豆/高菜/焼き魚/漬物
④スイカ
⑤ココナッツミルクゼリー
⑥おつまみ(落花生)
⑦水/オレンジジュース
やはり先程食べた為にあまり食欲が湧かない。
それでも少し食べるが、然程美味しくもなく、殆ど残してしまった。
押し寿司やおかず類、デザートなどを食べ、食事を終える。時刻は19時20分頃である。
再び飲物をCAが配り始めたので、オレンジジュースを貰う。
その後、CAが税関申告書を配った。この税関申告書は関西国際空港で書く事にする。
食事を終え、することもなく少し眠る事にした。
直ぐにうとうとしたが、その内に機体が高度を下げた為か、耳が痛くなる。
すると機内アナウンスが始まる。あと30分程で関西国際空港に到着する様だ。
時計を見ると時刻は20時過ぎである。ここで時計を日本時間に合わせる為に1時間進ませる。
時刻は21時過ぎである。
そして、21時35分に無事に関西国際空港に着陸した。
今回の旅行はこれですべて終了。
今回の旅行記は各日程に分けて掲示しました。
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