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 今となっては時期を失しているかもしれにが、五月半ばに大和葛城山に登った。<br /> 登ったといってもロープウェイ経由なのであるが・・・・・。1000m近い山であるのでボクの体力では到底むりである。そこでロープウェイ利用である。<br /> 家人が山のツツジを見たいという。それに誘われて止む無く出かけたのである。季節的に一番いいのは五月半ばから六月にかけてらしい。当初はロープウェイが混むことを予想して山頂のロッジに泊まることを考えた。山頂ロッジのフロントに電話をすると、<br /> 「この時期は、6月から7月中旬まではすべて満室です」という返事。さらに、「この時期のロープウェイは2~3時間待つのは普通です」。仕方なくロープウェイにスムーズに乗るためにどうするべきか、ロープウェイの始発に乗ればいいと結論づけた。始発は9時である。我が家を朝6時に出発することにして出かけた。<br /> 2時間半でロープウェイの駐車場に着いた。しかしすでに駐車場は満杯である。大勢のツツジ観光の人たちが押し寄せて来ていた。この日は火曜日で、決して祝祭日ではないのであるがこの人の多さである。しかし、それほど待つこともなく無事にロープウェイには乗ることができた。<br /> <br /> 山頂駅で降りると躑躅園までは少し歩く。山道である。トレッキングの用意をしてきていたのでゆっくり歩けば負担でもなかった。水分を補給しながら20分ほど歩いて躑躅園に着いた。山の斜面一面に咲き誇る躑躅畑である。このときボクの頭には壮観という言葉が浮かび上がった。それが一番ふさわしいと思う。山の頂から斜面を蔽うように咲くツツジは壮観のひと言でなのである。<br /> ちょうど頭上にヘリコプターが来ていた。行きつ戻りつ舞っている。この躑躅を上空から撮影しようとしているのだろうと思った。翌日の朝日新聞を見てみると案の定ヘリコプターからの写真が載っていた。<br /> ツツジ園を山道を下って待避所に着いた。そこに読売テレビの取材班の人もいた。<br /> 「今日のニュースのトピックスですか」と尋ねると「そうですよ!」と応えた。<br /> 葛城山の躑躅は全国へ知らせる初夏の風物詩なんだと、改めて意を強くした。<br /><br /><br /> <br />

躑躅満開の葛城山へ登る

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2019/05/15 - 2019/05/15

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nakaohideki

nakaohidekiさん

 今となっては時期を失しているかもしれにが、五月半ばに大和葛城山に登った。
 登ったといってもロープウェイ経由なのであるが・・・・・。1000m近い山であるのでボクの体力では到底むりである。そこでロープウェイ利用である。
 家人が山のツツジを見たいという。それに誘われて止む無く出かけたのである。季節的に一番いいのは五月半ばから六月にかけてらしい。当初はロープウェイが混むことを予想して山頂のロッジに泊まることを考えた。山頂ロッジのフロントに電話をすると、
 「この時期は、6月から7月中旬まではすべて満室です」という返事。さらに、「この時期のロープウェイは2~3時間待つのは普通です」。仕方なくロープウェイにスムーズに乗るためにどうするべきか、ロープウェイの始発に乗ればいいと結論づけた。始発は9時である。我が家を朝6時に出発することにして出かけた。
 2時間半でロープウェイの駐車場に着いた。しかしすでに駐車場は満杯である。大勢のツツジ観光の人たちが押し寄せて来ていた。この日は火曜日で、決して祝祭日ではないのであるがこの人の多さである。しかし、それほど待つこともなく無事にロープウェイには乗ることができた。
 
 山頂駅で降りると躑躅園までは少し歩く。山道である。トレッキングの用意をしてきていたのでゆっくり歩けば負担でもなかった。水分を補給しながら20分ほど歩いて躑躅園に着いた。山の斜面一面に咲き誇る躑躅畑である。このときボクの頭には壮観という言葉が浮かび上がった。それが一番ふさわしいと思う。山の頂から斜面を蔽うように咲くツツジは壮観のひと言でなのである。
 ちょうど頭上にヘリコプターが来ていた。行きつ戻りつ舞っている。この躑躅を上空から撮影しようとしているのだろうと思った。翌日の朝日新聞を見てみると案の定ヘリコプターからの写真が載っていた。
 ツツジ園を山道を下って待避所に着いた。そこに読売テレビの取材班の人もいた。
 「今日のニュースのトピックスですか」と尋ねると「そうですよ!」と応えた。
 葛城山の躑躅は全国へ知らせる初夏の風物詩なんだと、改めて意を強くした。


 

旅行の満足度
4.5
観光
4.0
グルメ
3.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩

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  • 自宅を出て2時間半でロ-プウェイの駐車場に着いた。午前八時半でこの混雑である。<br />

    自宅を出て2時間半でロ-プウェイの駐車場に着いた。午前八時半でこの混雑である。

  • ロープウェイの駅に向かうがそれほど人もなく30分間隔のロープウェイに乗ることができた。<br />左端の赤いリュックがトレッキング姿のわたしたち。<br /><br />

    ロープウェイの駅に向かうがそれほど人もなく30分間隔のロープウェイに乗ることができた。
    左端の赤いリュックがトレッキング姿のわたしたち。

  • ロープウェイの中は満員である。<br />眼下に奈良の御所市を見下ろす。<br />

    ロープウェイの中は満員である。
    眼下に奈良の御所市を見下ろす。

  • 御所市や橿原市の市街を見下ろす。<br /><br />

    御所市や橿原市の市街を見下ろす。

  • 山頂駅に着いてしばらく歩くと葛城天神社がある。葛城山の守り神。<br />

    山頂駅に着いてしばらく歩くと葛城天神社がある。葛城山の守り神。

  • 山歩きの人々の休憩所「白樺食堂」がある。ここのテラスからの景色も絶景である。<br />

    山歩きの人々の休憩所「白樺食堂」がある。ここのテラスからの景色も絶景である。

  • 白樺食堂の先に「葛城高原ロッジ」がある。<br />五月中旬から7月にかけては満室である。<br />

    白樺食堂の先に「葛城高原ロッジ」がある。
    五月中旬から7月にかけては満室である。

  • 山一面のツツジである。<br />壮観と言う他ない。<br />

    山一面のツツジである。
    壮観と言う他ない。

  • 躑躅園。みんな思い思いに写真を撮る。<br />

    躑躅園。みんな思い思いに写真を撮る。

  • 躑躅園の下からの眺め。<br />

    躑躅園の下からの眺め。

  • 読売テレビもカメラを構えている。<br />

    読売テレビもカメラを構えている。

  • 下から頂上付近を望む。<br />

    下から頂上付近を望む。

  • 躑躅の間を山道が巡っている。<br />

    躑躅の間を山道が巡っている。

  • 葛城高原ロッジの正面入り口。<br />昼食に「うどんと鴨丼セット」1300円を食べた。<br />ここの鴨料理は有名である。<br />とても美味しかった。<br />

    葛城高原ロッジの正面入り口。
    昼食に「うどんと鴨丼セット」1300円を食べた。
    ここの鴨料理は有名である。
    とても美味しかった。

  • 山頂から隣の金剛山を望む。<br />葛城山は標高959メートル、金剛山は1、125メートルである。<br />

    山頂から隣の金剛山を望む。
    葛城山は標高959メートル、金剛山は1、125メートルである。

  • 葛城山の山頂である。<br />

    葛城山の山頂である。

  • ツツジ園と金剛山。<br />

    ツツジ園と金剛山。

  • 白樺食堂のテラスから撮影。<br />眼下に大和三山が見える。正面の山は畝傍山。<br />

    白樺食堂のテラスから撮影。
    眼下に大和三山が見える。正面の山は畝傍山。

  • 五月は新緑の季節。<br />新緑にツツジの赤が美しい、<br />

    五月は新緑の季節。
    新緑にツツジの赤が美しい、

  • 下山途中のロープウェイから。<br />帰りも満員のロープウェイ。<br />街が美しい。<br />

    下山途中のロープウェイから。
    帰りも満員のロープウェイ。
    街が美しい。

  • ボクが葛城山から帰った翌日の朝日新聞の一面。<br />記事には”100万本の赤を歩く”とある。<br /><br />

    ボクが葛城山から帰った翌日の朝日新聞の一面。
    記事には”100万本の赤を歩く”とある。

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