2019/03/02 - 2019/03/02
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アルプ・グリュムさん
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現在は東海道線が通過している大森駅ですが歴史溢れる駅なのです。
大森駅は新橋-横浜間の開業した4年後の1876年(明治9年)6月12日に開業した歴史ある駅で京浜東北線ではなく東海道線としてでした。
東口には池上電気鉄道の大森駅計画されいて、西口には京浜電気鉄道が実際にチンチン電車を走らせていたのです。
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現在の大森駅東口
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現在では東海道線は通過していますが1930年(昭和5年)3月15日まではプラットホームもあり停車していました。
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しかし、1930年(昭和5年)3月15日には東海道線は全旅客列車が通過となってしまいました。
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1914年(大正3年)12月20日には京浜線(京浜東北線の前身)運行開始
現在の東海道線のプラットホーム跡は上下線の間隔が広くなっていてその名残が伺えられ広告塔が設置されています。 -
大森駅京浜東北線のプラットホームには歴史を語る古レールを使用した屋根の支柱として残されています。
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刻印は確認できませんでしたが確かに古レールです。
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プラットホームには日本考古学発祥の地の碑が設置されています。
1877年(明治10年):上り列車で横浜から新橋へ移動中のエドワード・S・モースが当駅発車直後の左車窓に大森貝塚を発見したのです。
大森貝塚、大森貝墟の二つの貝塚が存在しますが別途編集しています。 -
こちらは大森駅西口
駅の横には池上通りが平行として通っていますが池上電気鉄道が計画通り開業していたのであれば現在の池上線は蒲田ではなく池上通り沿いの大森駅が起点となっていてこの場所に駅が設置されていたはずです。 -
池上通りは池上本門寺の参拝者用の道路ですが、1912年(明治45年)、目黒から池上を経て大森へ至る鉄道路線の免許申請が行われ、1914年(大正3年)4月8日に認可されたのですが資金難と用地買収で困難とり、池上線は蒲田駅が起点となったのです。
池上本門寺のある池上駅は池上本門寺参道の手前で不自然に大きくカーブして蒲田駅に線路が繋がっていますが本来は参道の正面に駅を設置して大森駅まで延伸する予定だったのです。 -
大森駅東口の喫煙所には
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明治四十五年七月製造
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合資会社高田商会柳島製作所
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鐵道院
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遺構が設置されてありますが何の説明案内板も設置されてありません。
多分、駅のプラットホームの支柱だとおもいますが大森駅なのかも判りません。
折角貴重な財産を保存のために設置してあるのですから説明案内板があればと察します。 -
この遺構は喫煙者には全く興味がないようでひたすら喫煙していますが合資会社高田商会、鐵道院とも由緒ある会社で日本の鉄道建設には欠かすことができない明治時代の歴史ある企業、省庁なのです。
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大森駅と大森海岸駅間にはもう一つの路線があり、チンチン電車が走っていたのです。
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大森駅と大森海岸駅間にあるイトーヨーカ堂の駐輪所には沿線の歴史と称してチンチン電車の歴史をを記述しています。
1901年(明治34年)2月1日:京浜電気鉄道(現在の京浜急行電鉄)大森停車場前 - 八幡駅(現在の大森海岸駅)間の大森支線が開通。
大森駅と大森海岸駅間の京浜電気鉄道については別途編集しています。
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