ツアーでエジプトに行ってきたよ。アブシンベル編

2019/10/28 - 2019/11/03

団体行動が苦手なので普段は滅多にツアーは利用しませんが、エジプトとなると治安面はもちろん、コスパもツアーがお得。

エジプトは一度は行ってみたいし、行けるうちに行っておいた方が良いかなと思い、衝動的にクラブツーリズムのツアーをポチり。

ツアーって、空港にたどり着ければあとはあちこち案内してくれるので、エジプトなんて場所も本当に気楽に旅行できてしまいます。

参加したツアーは40人1グループが3グループの大盛況。クラブツーリズムだけで100人の民族大移動しながらエジプトを観光してきました。

エジプトは中国や韓国にはまだまだ人気がないようで、日本人の譲り合い精神で各グループ微妙な時間差で観光したので、他のグループはあまり気になりませんでしたが、1グループ40人。若輩者の私はガイドさんのそばには近づけず、食事の行列とかやはり団体は苦手です。

ただ台風で飛行機が遅延しましたが、博物館の見学時間を延長してくれたりとエジプト観光局のバックアップも。エジプトはツアーがなんだかんだで便利だなと思いました。

エリア アブ・シンベル(エジプト)

成田からエジプト航空でカイロに向かいます。
本当は21時発の夜便でしたが、台風のため翌日11時発に。予定が一部変更になりましたが、予定通り観光できるとのこと。
お詫びとして後日、1万円をキャッシュバック。さすが大手ツアー。

成田空港第1ターミナル 空港

約14時間。
夜便ならひたすら寝てますが、昼便だと暇です。エンタメはあまりなく、エジプト航空はアルコールはNG。持ち込みはできますが、そこまで飲みたいかと言われると、、、トマトジュースにソルトペッパーで我慢。

エジプト入国です。
ビザは手数料込みで35USドル。
通常は25ドル。

3000円分をエジプトドルに両替。旅行中はドリンクとお土産以外の出費はなく、毎日ミネラルウォーターをもらえるのでほとんど使う機会はなく、クレジットカードがあれば2000円でも十分でした。

ギザに到着後、本当はピラミッド観光の予定でしたが最終日に変更となり、この日はどこも観光ないままホテルに一泊。途中ピラミッドが見えたけど、まだエジプトにきた実感が湧きません。

翌日、どこも観光なく国内線でアスワンへ移動。
飛行機の遅れを取り戻し、翌日からは予定通りのスケジュールになりました。

カイロ国際空港 (CAI) 空港

1時間30ほどのフライトでアスワンに到着し、バスでさらに3時間の移動。

37人の参加者でバスの席は満席。しかもシート間隔が狭くて、辛かった。。

アスワン国際空港 (ASW) 空港

とはいうものの、車窓からの砂漠の風景は楽しかったけど。

ようやくアブシンベルに到着。
日本人御用達のセティアブシンベル。

まだ観光出来ていないこともあって疲れました。

セティ アブ シンベル ホテル ホテル

湖の夕焼けはきれい。でもエジプトって気がしない。。

夜、アブシンベルの音と光のショーへ。
成田から丸3日。ようやくです。

遺跡にプロジェクションマッピングするんですが、、、ちょっと消化不良。

アブ シンベル小神殿 建造物

終了後、撮影タイムがありますが近くまでは近づけない、、、おあずけタイム継続気分です。

アブ シンベル大神殿 城・宮殿

明日の観光を楽しみにホテルに戻ります。

ホテルで夕食。
エジプトビール、ステラで乾杯です。

セティ アブ シンベル ホテル ホテル

ツアーなのでショーもありました。
日本人客はノリが悪いから微妙なんだよね。。

翌朝、5時起きして観光なんだとか、、、

朝日のアブシンベル、なんてパンフに書いてありますが、ツアーのスケジュール的にそうしないとクルーズ船に乗り遅れちゃうんだろうね。

アブ シンベル大神殿 城・宮殿

早起きしたのできれいな朝焼けが見れそうです。

まだ暗闇。
こんな時間から観光するのは日本人だけだと思うよ。本当に。

政府のバックアップを受けて早めに開門してもらっているんじゃないかな。。

朝日が昇ります。

朝日に染まるアブシンベル大神殿、

早起きして見たいかと言われるとね、、、

小神殿。
遠くからみるとその大きさがよくわかります。

ようやく中に入れます！
長かったー

中は撮影禁止。ただ賄賂で撮影OKに。ツアー客のみなさまの相当数が支払ってくれた恩恵に預かり、私は無料で取り放題に。中の装飾の美しさは感動ものです！

王様にはちゃんと名前が描かれてるの。
見た目みんな同じになっちゃうから、これは俺様だーとアピールしてるんだって。

台座の横にもレリーフが描かれていて細部まで手を抜いてません。

足元にいるのが王妃様。小さすぎじゃない？って思うけど、わざわざ侍らせているところが愛妻家の証拠なんだとか。

よーくみると移動の際に分割した切り込みがあります。こんなでかいものを移動しようと考えた人、すごいよね。

ここまで長かったので感動もひとしお。

朝食を慌ただしく食べ、8時過ぎにはホテルを出発。再び砂漠を横目に苦痛の移動。。

途中、アスワンダム観光。

アスワン ハイダム／完成記念塔 建造物

アスワンハイダム。

これ省いていいから、朝ゆっくりしたかったよ。。

未完のオベリク。
オベリクの制作過程がよくわかります。が、暑かった。日陰がないところで説明を聞くのはかなり体力消耗します。

切りかけのオベリスク モニュメント・記念碑

クルーズ船に乗って3泊しながらルクソールへ向かいます。

食事も常にクルーズ船。クルーのスタッフさんとも顔見知りになり仲良く過ごせました。

夜はガラベイヤパーティーなどもあり、コスプレを楽しむメンバーでそれなりに盛り上がりましたが、、、無理しない範囲で参加しました。

翌日、午前中はコムオンボ神殿。
クルーズ船発着場所の目の前で観光はとっても便利。遺跡の状態もよいのでおススメ。
ワニのレリーフが特徴的。

コム オンボ神殿 城・宮殿

午後はホルス神殿。馬車で15分くらいかかります。治安がいまいちでここはなくてもよいかなー。

夜、エスナの水門を通ります。

ホルス神殿 城・宮殿

クルーズ船の目的地、ルクソール到着。

午前中は王家の谷やハトシェプスト女王葬祭殿など西岸を観光。

午後はカルナック神殿とルクソール神殿の東岸。観光もりもり、見所たくさん、
最後はすっかり日が暮れ、幻想的でした。

ルクソール神殿 城・宮殿

翌日、朝5時起きして国内線でカイロに戻ってきて、ようやくギザのピラミッドとご対面！

これ、初日に観たかった～想像以上の大きさに恐れ慄いてしまいました。すごい！！

カイロからギザは近いので個人でも観光できそう。アブシンベルやルクソールは満足できたけど、最終日は飛行機の遅延で駆け足だった気がするので、また機会があれば行きたいです。

クフ王のピラミッド 建造物

午後は考古学博物館。
観光局の力で閉園時間を延ばしてもらって観光。ツタンカーメンやらもうたくさんありすぎて、、、満足です。

団体ツアー。。行きたくない場所にも行かざるを得ないですが、効率よく観光できますね、
エジプトなんて治安が心配な国だというのにお気楽に観光できちゃっていいのかなー
楽しい経験ができてツアースタッフに感謝でした。

エジプト考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー