2019/06/18 - 2019/06/18
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umibozeさん
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4月に新規開業したものの、前年の北海道胆振東部地震の影響により遅れていた鉄道車両搬入がやっと行われたばかりの「道の駅あびらD51ステーション」へ行ってみたときのお話。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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先日、ちょろっとドライブに出掛けたときのお話。
出掛けた先は、安平町追分の話題のスポット。6月13日から14日にかけてD51を搬入し、6月16日にキハ183の先頭車を搬入した「道の駅あびらD51ステーション」ですよ。
訪れたのは6月18日の火曜日。ニュースになった16日日曜日の写真では、SLが屋外に出てキハ183と並んでたんだけど、この日は外にはキハ183のみ。
( ´・3・)むぅ。デゴイチ ステーション ショップ グルメ・レストラン
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道の駅の建物に入り、左手を見ると、壁一面ガラス張りになった向こうにD51が。
( ´・д・)凝ってるねぇ。 -
展示スペースのは入り口は「改札口」ですか。
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真新しい車庫の中に鎮座ましますD51は、テッカテカに黒光り。他所では屋外に放置プレイされてボロボロになった個体も多い中、こいつは大事に手入れされてきたんだねぇ。
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古い国鉄時代の駅名板。「千歳空港」「楓」の駅名が懐かしいねぇ。
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サボも展示。「手宮行」なんていつの時代の物よ。
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追分は、石炭輸送のために敷設された室蘭線から夕張線が分岐する「追分」として、追分機関庫が設置されて発展した鉄道の街。
戦後のエネルギー政策の転換や動力近代化に伴い、昭和50年代にSLが廃止されDLへ転換した頃の写真がパネルになっていましたよ。
「燃え上がる追分機関庫」「焼失した追分の扇形機関庫」・・・国鉄最後のSL牽引列車の運行を終えて、何ヶ月もしないうちに機関庫が火事に遭って貴重なSLが多数焼失してしまったのね。いたましい。 -
ちなみに、このとき萌えてしまった・・・もとい、燃えてしまったSLのうち1両が、京都の嵯峨嵐山駅に隣接する「19世紀ホール」に展示されていますよ。
( ´・ω・)b 7年前に知らずに訪れたときは、奇妙な車両が展示してあって吃驚したの。
(※画像は2012.3.18撮影の物)19世紀ホール 名所・史跡
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予備知識なしに初めて見たときは、「わざわざ貴重なSLをカットしたのか、勿体ない」と思ったんだけど、実際のところは、燃え残ったSLを使って内部構造を見せて有効活用しているようで。
(※画像は2012.3.18撮影の物) -
黒光りする車体。塗装されず金属が剥き出しの部分も錆びること無く綺麗な状態。
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「D51車体は油で磨かれているため、さわるとベタベタに手が汚れます」ですと。綺麗な状態で維持するには、常日頃の手入れが大事なんだねぇ。
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マネキンが着ているのは、国鉄時代の機関士・機関助士の制服。菜っ葉服と戦闘帽ってやつですか。
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「追分車掌支区」なんてのもあったんだね。
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下を見ると、追分から夕張方面の線図が広げて置かれていましたよ。
石勝線開業と共に廃止となった登川方面の支線や、つい先日廃止になった夕張方面。こんな山の中でも、最急勾配は25‰程度ですか。 -
「線路一覧略図」の表紙には、今は亡き幌内線、歌志内線、手宮線、岩内線、胆振線、万字線、夕張線、富内線といった錚錚たる顔ぶれが。
これを持ってたら面白・・・いだろうか。沿線の風景なんかが全く頭の中に浮かんでこないよな。廃線探検の一助に・・・なるかな。
( ´-ω-)欲しくはないな。 -
SLのケツには、小さな機関車のような物がくっついていましたよ。庫の外に出し入れするときは、こいつを使ってるのかな。
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SL展示スペースの外の壁面に埋め込まれたディスプレイでは、絶えず動画が流されていましたよ。子供向けのような「安平町鉄道クイズ」、運行前点検を紹介する「SL運転手順」や「SL各部解説」などに混じって、実際にSLを運転操縦していた「機関士座談会」なんてのも。
機関士や機関助士として乗務していたときの失敗談なんかのエピソードを語ってましたよ。
( ´・ω・)爺さんばっかりだけど、昔のことをしっかり覚えてて良く喋るねぇ。 -
模型。
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さて、ここで腹が減ってきたのでランチをいただいてみることにする。建物に入るときに、気になる看板が置かれていたことを思い出す。
「D51豚丼」(840円)、「D51豚丼~長芋のとろろかけ~」(890円)
店内に置かれたメニューを見ると、「北海道No.1豚肉として二度も表彰された厚真町の米愛豚(まいらぶた)。えさにお米(ななつぼし)を使った臭みの無い脂の甘さが特徴のロース肉とバラ肉で、ご当地豚丼を提供します。健康志向の方には、東胆振産の”長いものとろろ”のトッピングがおすすめです」なんて書かれていますよ。
というわけで、ちょっとリッチに長芋のとろろかけの方をチョイス。食券を購入し10分ほど待たされる。 -
出てきたのはこれ。
使い捨て容器に入れられ、オリジナルのレジ袋のような物に入れて渡されましたよ。テイクアウト前提か?
( ´・д・)あの値段で、これか?・・・量はどうだろう。 -
十勝豚丼のような厚切りの肉を期待していたのに、実際に載せられていたのは、厚さ1mm程度のペラペラの肉が4切れ。これでよく10分も待たせられたな。どこに時間が掛かったんだ?
( ´-д-)あの値段で・・・これか?肉があっという間に無くなって、ご飯ばっかり食ってるような印象だったな。随分単価の高い豚肉だな。二度と注文しねぇ。デゴイチ ステーション カフェ グルメ・レストラン
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腹が満たされたかどうか釈然としないけれども、とりあえず飯を食ったので道の駅を出る。この後は・・・あそこに行ってみるか。
今年の3月いっぱいで営業を終了し廃止となった夕張支線の駅舎跡を訪れてみる。
南清水沢。駅名の看板が外されて、ただの廃屋に。
鹿ノ谷も駅名の看板が外され廃屋に。南清水沢駅 駅
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鹿ノ谷の線路を跨ぐ自由通路から線路跡を見ると・・・ぽやぽやと青々した物が生えてきてる。花はルピナス?早くもレール間際まで侵食が進んでいる。
反対側。川に架かる鉄橋は、単管でバリケードが張られ立入禁止に。こちら側も青々としてきてる。何年もせずに早々に自然に還ってしまいそうだな。鹿ノ谷駅 駅
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夕張駅跡。駅舎の壁に貼り付けられた「JR夕張駅」の文字はそのまま。一枚物の看板じゃないから、撤去しようとしたら費用が嵩むのかな。
ホームは「立入禁止 夕張市役所」に。施設は既にJRから夕張市に譲渡されたのかしら。夕張駅 駅
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ホーム上の駅名板や停止位置標、ミラーなんかは全て撤去。もう列車が来ることは無いんだねぇ。
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夕張駅跡を後にして、更に先へ進みますよ。そして到着したのはここ。4月に模擬坑道で火災が発生して大騒ぎした、夕張市石炭博物館ですよ。模擬坑道の営業再開は当面無理そうだけど、そのほかの残った部分は営業を再開したようなので、今回来てみたのですよ。
( ´・д・)誰もいないなぁ。・・・ん?休館日が火曜日?今日は休みかよ。石炭博物館 美術館・博物館
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( ´・3・)むぅ。
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しばらく時間を潰して、また「道の駅あびらD51ステーション」に戻る。今度は、「黒千石きなこソフト」(380円)をいただく。
「21世紀に入って奇跡の復活を果たした幻の北海道在来種、極小粒の黒大豆『黒千石』をふんだんに使用した純和風ソフトクリーム。濃厚なミルクと黒千石きなこが醸し出す奇跡のコラボレーションは、若い方には新しく、ご年配の方にはどこか懐かしい味わいをもたらすことでしょう。コーンは最近人気急上昇中の「メープルコーン」を使用。」ですと。
( ´-ω-)ん~、きなこ味のソフトクリームだね。デゴイチ ステーション カフェ グルメ・レストラン
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建物内のディスプレイでは、今度はSLの操作や機器を解説していましたよ。
( ´・д・)それにしても、本当に爺さんばっかりだなぁ。(当たり前だけど)
~ 以上 ~
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