イタリアへの旅～JAL＆フィンエアー②ミラノ観光とフィンランド搭乗記

2019/05/27 - 2019/06/04

今回のイタリア旅行は初めてのJAL利用です。ミラノまでの往復搭乗＆乗り換えとちょこっと観光についてレポートします。②はミラノ中央駅の様子と復路の搭乗前日のミラノ半日観光とミラノ～ヘルシンキの搭乗記です。

エリア ミラノ(イタリア)

19時過ぎにマルペンサ空港を出たバスは
20時半ちよっと前にミラノ中央駅に着きました。

駅のホームに入るには改札のようなゲートを
チケットを見せて入ります。
私はトレニタリアの公式サイトから事前に手配し印刷した
チケットを持っていたので見せましたが、
日付も列車も確認せずチラ見でスルーでした。
謎の改札です。

ゲートの中にも外にも電車の番線の掲示板があるので
そこで乗る電車の番線や遅延を確認して乗り込みます。
今回は20：45発のフレッチャロッサという特急で
レッジョエミリアという街まで移動です。
空港で意外と時間がかかったので
念のため遅めの電車を予約しておいて良かったです。
ここからは研修と観光の旅となります。

エミリアロマーニャ州を中心に1週間ほどの研修旅行と観光を終えて
イタリア最終日のお昼に再びミラノに戻ってきました。
中央駅をでてマルペンサ行のバス乗り場に向かい、そのまま進むと
道路の向こうに予約したアルベルトホテルがありました。
チェックインよりちょっと早かったけれどお部屋に入れてくれました。

荷物を置いたら早速観光へ。
今回の目標だったトラムに絶対に乗りたくて
ミラノのビジターセンターを探しましたが見つからず…
地下鉄のキオスクで普通の1日券を4.5ユーロで購入して
まずは地下鉄で大聖堂に向かいました。

大聖堂は何度か来たことがあるので、今回は上に登ろうと
右横向かい側にあるチケット売り場へ。
日曜日の15時過ぎでしたが全然混んでなく、ガイドの人がいて
自動販売機で簡単に購入できました。
チケットはレシートと入場券の同じ形のものが2枚が出てくるので
間違えないようによく見た方がよいです。

チケットを購入したら今度はエレベータ乗り場に並びます。
売り場から大聖堂の裏側を回って反対側に入口があります。
高い優先チケットは乗り場が別のようでしたが、私たちは
16ユーロの普通のエレベーターチケットにしました。
この日は快晴で30度近くありましたが、列が短く30分もかからないで
乗れたので助かりました。水分必須です。
長く並んだら死にそうでした。

屋上からはミラノの街が一望でき、
美しい装飾も間近に見ることができました。
あちこち工事をしてはいましたが、
大聖堂は見るより上る方がいいなと思いました。

屋上からはそのまま大聖堂の内部に入ることができました。
エレベーターもあると口コミにあったので探しましたが
係りの人がいてこっちへ進んでと行かされた先は階段でした。
狭くて急な階段をグルグルおりましたが、
嫌になるほどではないくらいで中に到着しました。

ちょうどミサが行われていて、外からはわからなかった
美しいステンドグラスを眺めながら静かな時間を過ごせました。
閉館時間が17時だったようで人もまばらで快適でした。

上る前に見つけていたのですが
大聖堂の裏側にポップなお菓子のお店があったので
外に出た後にそこでお土産を買いました。

帰りはガレリアを抜けてトラムに乗りたかったのですが
路線を見つけられず、結局次の地下鉄駅まで歩きました。
でもそのおかげでかわいい人形の路上パフォーマンスに出会いました。
写真にありませんがこのすぐ横で小さな女の子が
音楽に合わせて一緒に踊っていて、ミラノの都会にいながら
なんともほっこりした時間でした。

でもどうしてもトラムに乗りたくて
地下鉄で中央駅に戻った後に地上に戻り
中央駅からホテルまでの一駅分だけわざわざトラムに乗りました。
外観も中もとてもレトロでステキなトラムでした！

でも停留場がよくわからず、乗り過ごしたので
３駅ほど先から折り返してもう一度トラムに乗れました♪

トラムを降りてちょっと歩くと小さなスーパーがあり
今夜のごはんと早朝出発のため明日の朝食をここで購入しておきました。
ホテルからは歩いてすぐのトラム通り沿いの横道に位置していて
徒歩5分くらいの距離でした。

翌朝は7時過ぎのバスでマルペンサ空港へ向かいました。
8時半頃到着してヘルシンキ行の搭乗手続きのため
フィンランド航空を探しました。
それほど混んでいませんでしたが、イタリアでイロイロ買い込んだ友人は
念のためと開いてるレーンで荷物を量ってみたら
結構な重量オーバーだったので、急いで荷物を分けて
何とか無事に手続きができました。

マルペンサ空港のターミナル1は手荷物検査が１か所のようで
案内が少なくてちょっと迷いました。
でも手続きをしたカウンターからガラス張りの壁側に進んだら
まっすぐ左手だったことが後からわかりました。
フィンランドまでは国内線扱いで出国手続きはないのですが
手荷物検査がわりと厳しめでちょっと時間がかかりました。

検査を抜けるとすぐに下に降りるエスカレーターがあり

掲示板で搭乗ゲートを確認します。
私たちの乗る便はこの時点でまだ決まっておらず
Aゲートで待機みたいな感じでした。

フライトまで時間はあったので空港で美味しそうなカフェで一休み。

チョコレート押しのお店だったので、飲み物を飲んで一休みしたあと
今回の旅で食べそびれていたヌテラのチョコレートクレープを
イタリア最後の食べ物に選んで注文しました。
でもお姉さんが初心者だったのか焼くのに３枚も失敗し
結局ベテラン風のお兄さんが登場して焼き直し、結構時間が経過…
友人はパンケーキを頼んでいたのでさらに時間がかかり
結果余裕があったはずが商品を手にした頃には
走って搭乗ゲートに行く時間になっていました。

クレープはワッフルコーンの中にもチョコが入っていて
とても美味しかったのですが、おなかにずっしりくる甘さなので
これがほぼ昼食になりました。普通レベルの甘党には塩分必須です。

しかし走っていった乗り場は人の列が全然動かず…
どうやらバスで移動のようで、狭い待機場所がいっぱいになったら
搭乗手続きがストップするシステムのようでした。
おかげで食べかけのクレープを完食できました。

乗り物好きの私にはバスで直接飛行機に乗れるのは嬉しい限りです。
なんと屋根もないタラップでテンションが上がりました！

フライトはなぜか離陸待機でずいぶん時間がかかっていました。
機内は往路と同じでマリメッコだけど簡素な飲み物オンリー。
お昼のフライトだったので、周りのビジネスマンは
有料のパンなどを注文して食べていました。

白い世界が見えてきました。

約1時間近い遅れでヘルシンキヴァンター空港に到着しました。
どこに荷物が到着するかは掲示板で確認します。

今回はこのヘルシンキでストップオーバー観光をするため
スーツケースを持って外に出ました。

目指すは電車でヘルシンキ中央駅です。
大きく掲示があり迷うことはありませんが
到着口の外も相変わらずトイレは少なめで混雑でした。

エスカレーターを降りると中央駅に行ける鉄道駅があります。
青の自販機で空港から市内まで行けるチケットの1日券を購入して、
ヘルシンキでのストップオーバー観光のはじまりです。