香港'19～飲茶と、淺水湾と赤柱と

2019/06/14 - 2019/06/16

週末海外の２泊３日で、香港に行きました。２年続けての、６月の香港行きです。何かを見るというよりは、香港グルメを味わいに行くというのが目的の小旅行でした。日本のニュースでも香港のデモが大きく取り上げられている時期だったので観光ができるか少々不安だったのですが、現地の公共交通機関には特に影響はなく、おおよその計画通りに過ごすことができました。　

※6月14日(金)08時50関空→11時45分香港、ピーチ
※6月15日(土)香港観光
※6月16日(日)12時40分香港→17時30分関空、ピーチ

※１香港ドル＝15円で、計算しています。

エリア 香港(香港)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

正午に香港に着き、空港からエアポートエクスプレスで香港駅まで行きました。チケットは普通に買うと高いので、事前にKKdayで購入しています。スマホ提示でも構わないようですが、ORコード付きのク―ポンを印刷して持参しました。往復２人分で3,722円。
https://www.kkday.com/ja/
ちなみに、飛行機はピーチの往復２人分が61,720円でした。

添好運点心専門店 (中環店) 地元の料理

ホテルに向かう前に、香港駅の建物内にある添好運で昼食をとりました。事前に下調べしていたのですが、若干迷いました。

名物のチャーシューメロンパン。

最初の飲茶は、５品頼んで133香港ドル(1,995円)でした。

食後、香港駅から無料のシャトルバスに乗ってホテルへ行きました。２年連続で同じホテルです。

60 ウエスト ホテル

去年は無料のグレードアップで非常に広い部屋をあてがってもらったのですが、そんな幸運は続きません。今年は当初の予約通りのツインルームでした。香港ではやや広めの部類に属する部屋だと思うのですが、前回があまりにも良かったため、贅沢にも、狭さを憶えてしまいました。２泊26,486円。

チェックイン後、中環まで歩いて、お粥の昼食です。先ほどの飲茶は、遅い朝食と解してください。１人分44香港ドル(660円)。

羅富記粥麺專家 (徳輔道中店) 中華

初日の観光は、インスタ映えするスポットとして最近話題になっているカラフルマンションと決めていました。MRTに乗って、彩虹駅に向かいます。

彩虹駅 駅

駅の改札口からC４を目指します。C４出口を出て左に歩くと、立体駐車場が出てきます。この建物の四隅に階段があるので、それを登っていきます。

すると、テニスコートの広場が出てきます。住民の憩いの場所となっているのですが、ここがカラフルマンションの撮影スポットになります。

正式には、彩虹邨という名の団地のようです。お分かりかと思いますが、表紙写真もこのマンションです。

彩虹駅のB出口を上がると、牛池湾街市という市場の入り口に出ます。彩虹駅近辺はベットタウンになっているようで、この街市は地域住民の買い物場所となっていました。かなり大きい市場で、香港市民の日常生活を垣間見ることができました。彩虹駅を訪れたなら、カラフルマンションを見るついでに、このローカルマーケットをのぞいてみると面白いかもしれません。

MRTで、彩虹駅から佐敦駅まで戻ってきました。佐敦と書いてジョーダンと読むのが、香港に来るたびに、不思議に感じます。

ネイザンロード 散歩・街歩き

佐敦駅から尖沙咀駅までは、街歩きです。途中、九龍公園にも立ち寄りました。

九龍公園 広場・公園

尖沙咀の夜８時は、シンフォニーオブライツです。

シンフォニー オブ ライツ 劇場・ホール・ショー

今回の表紙写真は、シンフォニーオブライツにするかカラフルマンションにするかで、少し悩みました。

光と音楽のショーを楽しんでから、香港島に戻りました。上環での晩御飯は、大好きな沾仔記のエビワンタンです。麺２杯と青菜炒めで82香港ドル(1,230円)でした。

沾仔記 (威霊頓街店) 中華

苦い茶を飲みつつ、ホテルに戻って、初日は終了です。

２日目。
朝食は、蓮香茶室で飲茶です。かつては蓮香楼という名称だったのですが、経営者が交替したとかで、蓮香茶室と名前が変わりました。看板は違っても、店の中はまったく同じようでした。

蓮香茶室 中華

点心はワゴンに載ってやってきます。混雑していて、座って待っているだけだと食事にありつけない感じでした。ですから、店内をまわるワゴンを追いかけて、点心を指差し注文して、テーブルまで持ち帰りました。

湯葉の点心。

点心。

餃子。

モツ系。

点心の王様と勝手に思っているエビ餃子。290香港ドル(4,350円)の贅沢な朝食から、この日の旅程はスタートしました。

食後、中環駅の交易広場のバスステーションから赤柱行きのバスに乗って、レパルスベイ (淺水湾) に行きました。ガイドブックに書かれていますが、６、6A、6X、66、250といった番号のバスが赤柱行きとなっています。

バスに揺られて40分ほどのレパルスベイは、香港屈指の海水浴場です。この日の浜辺の温度計は33度を指していました。香港で、一足先に、今年初めての真夏を体験することになりました。

レパルスベイ (淺水湾) ビーチ

レパルスベイには、天后廟という寺院があります。

天后廟 (淺水湾) 寺院・教会

レパルスベイの海岸沿いに建っている高層マンションです。真ん中に穴が開いているのは風水の影響だとか。１階には、レストランやショップが入っています。

レパルスベイ (影灣園) ショッピングセンター

レパルスベイからバスに乗って、スタンレー(赤柱)へ向かいました。バスの運賃には小銭が必要なので、オクトパスカードが無いと不便だと思います。

赤柱 (スタンレー) 散歩・街歩き

赤柱広場。

スタンレープラザ (赤柱廣場) ショッピングセンター

広場からスタンレーの海辺を眺めます。

スタンレーには公園もあります。遊歩道のハイキングコースになっていますが、なにぶん真夏の暑さだったので散策は自粛しました。

赤柱馬坑公園 広場・公園

スタンレーの市場です。

スタンレーマーケット (赤柱市場) 市場

暑いので、亀ゼリーと茶葉蛋のお店で休憩です。ゆで卵は、スーパーで買ったビールのつまみとして注文しました。卵とビールが、非常に合います。写真のセットで、41香港ドル(615円)。

レパルスベイ、スタンレーと観光して、中環まで戻ります。スタンレーから中環までは、バスで１時間。この日は、とにかく汗をかきました。

中環から上環まで街歩きをしつつの、エビワンタンです。昨日の沾仔記の向かいにあるお店です。２人で90香港ドル(1,350円)。沾仔記より少し高めでしたが、２食目のワンタンメンが食べられて個人的には満足しました。

麥ガン雲呑麺世家 中華

続いて、近くのお店で豆花のスイーツ。42香港ドル(630円)。

夢想豆花 スイーツ

さらに、スイーツ近くの祥興記というお店で、35香港ドル(525円)の上海生煎包。

上環のあたりを買い食いしていると、見覚えのある壁画アートが出てきました。

ジー オー ディー (セントラル ハリウッドロード店) お土産店

同じく、アートです。

坂道が続きますが、上環は街歩きの楽しいところだと思います。

買い食いしていたらお腹がふくれて、この日はお粥で終了。２杯で62香港ドル(930円)でした。

生記粥品専家 中華

３日目。
60ウエスト近くの蓮香居で朝食です。この飲茶店に至近距離だということが、60ウエストに宿泊する大きな理由になっています。

蓮香居 中華

点心。

餃子。

点心。

点心。

イカの点心。

エビ餃子。

これだけ頼んで、322香港ドル(4830円)。２日連続の贅沢な朝食を済ませて、帰国の途につきました。

この旅行記へのコメント （2）

• あけちさん 2019/07/02 17:22:15

  香港イイですね^ ^

  おとおとさん こんにちは
  
  香港旅行記楽しく拝見させていただきました。
  まず表紙のマンションに釘付けになりました^ ^行ってみたいと思っていながら未だ行くことができていないのです…
  セントラルのウォールアートも次回の目的にしているのですが、おとおとさんは探し歩いた訳でなく、偶然見つけたとしたら持ってますよね^ ^
  
  沢山美味しそうな点心を見て、心踊りました！
  そう言えば蓮香楼が「蓮香茶室」って代わったんだなぁとは思っていたのですが、経営者が交替したんですね。知りませんでした…
  
  私は10月に1人で香港へ行く予定なので、おとおとさんのように色々な種類を堪能することができないのが残念です…
  
  色々次回の参考にさせていただきますね
  ありがとうございました

  おとおとさん からの返信 2019/07/04 00:14:49

  RE: 香港イイですね^ ^

  こんばんは。書き込みありがとうございました。
  
  飲茶ですが、これは複数人で行かないとどうしてもたくさんの種類の点心は味わえないですよね。１人だとどうしても限られちゃいますね。このあたりは２人旅の良いところだと思いますが、中華料理だと本当はもっと人数が多い方がいいのになあ、ということも時々ありますけどね・・・。
  
  あと、旅行記ではカラフルマンションと書きましたが、あのマンション、地球の歩き方の巻頭特集でも取り上げられていました。写真映えするので、人気なのでしょうね。建物自体は、普通に人が生活しているただのマンションなのですが・・・。
  
  セントラルのウォールアートは、特に行くつもりもなくって、食べ歩きしていたら本当にたまたまでした。
  
  10月の香港旅行記も楽しみにしております。(^^)