梅雨入り時の旅行は・・東北青森へ　２泊３日

2019/06/09 - 2019/06/11

何度も計画し、何度も行きそびれた青森。理由は、交通の便の悪さとねぶただけで華がないこと？
　
冬は雪に閉ざされ旅行はできず、ねぶた祭りの夏だけの街？そんなイメージが強かったのですが、梅雨時の旅行先には最適かもと選択肢に。海峡渡っての函館では外国人ばかりでつまらない。ならばとロイネットホテルが新たに青森に開業したばかりなので、手前の青森にしました。
　
案の定、東京は異常気象で大荒れ、名古屋もじとじとべっちゃんの湿度の高い雨模様！
でも、青森は１ヶ月ぐらい前の気候かな？ちょっと涼しいが晴れていれば寒くない。最終日だけ冷たい風が吹きヤバかったですが、晴れ男の私としては満足のいく気候条件で旅行ができました。
　
　
そして青森は、以前からいつもポチっとしてくれる旧hokkaimuro8さんの街！
ねぶた祭りの旅行記を訪ねて歩くのも楽しいかと(^_-)-☆
　
しかし・・？
何か？寂れた田舎都市？そんな風情にちょっとがっかり！
ほんとうに、賑やかになるのはねぶた祭期間だけ？　
　
ちょっと、辛口批評になるかも？青森在住の方は読まれない方が宜しいかもよ？
( ^)o(^ )

エリア 青森市内(青森)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JALグループ JRローカル 徒歩

青森市の観光名所を繋ぐ散策路で、潮風爽やかなブリッジは横浜を彷彿させます。
しかし、住んで暮らしているのは東北人。津軽弁とアクセントの違いは聞いていて何もわからん。(^^♪
　
私の私見、偏見ですが・・
東北の人は、言われたことは必ずきちんと行うが、言われなかったことは何一つしない！
自分の置かれた立場だけで、それ以上の工夫をすることのない習慣がある？そんなイメージです。
　
近代的風景ですが、中身は昔のまま？
青森市の観光スポットを探すと、ねぶたの家、青函連絡船の八甲田丸、そして写真前方に写ってる三角形の建物のアスパム、この三か所がほとんど。
　
食事系は、マグロを中心とした海鮮もので、観光客対象の値段が付けられてます。
この町は、３日で飽きが来るんでわ？(^^;;
　
まあ、梅雨時の観光地に選んだのですから楽しむことにします。

県営名古屋空港からFDAに乗り出発です。
　
雨がぱらついてきましたが、雲の上に出れば晴天でしょう。（笑）
で、先日の山形空港での事故は原因解明できたの？ちょっと心配！
　
ただ、FDAの機体は座席の間隔がLCCより広く、より快適な設計になってます。加えて１時間少々のフライトなら私の心臓も大丈夫。もう２時間以上座るフライトには耐えられない。ヨーロッパへ飛べる体力のあるママンらが羨ましい。( ^^)

CAも若くて美人です。ハイっ！
　
だから、FDAが飛びロイネットがある街が我が家の旅行の地となります。

頭を雲の上に出し♪
岩手山かな？　山頂に名札かバーコードを書いておいてくれると分かるんだが

秋田空港はすぐわかります。ぐねぐね曲がりくねった川の横にあります。

なんて、空の旅を楽しみながら青森空港に到着です。
青森空港って、山の上を切り開いて創ったんだね。あれっと、思ったら着陸してた。
　
空港バスに乗り換えて青森駅へ

青森駅より一つ手前の新町一丁目でバスを降りると、目の前にロイネット青森があります。このホテルも新品で、昨年10月にオープンしたばかり。ぴかぴかの１年生です。
　
フロントにバッグを預けて観光に行くのですが、何か不吉な予感が　( ^^)
そう、ホテルの低階層の部屋の窓が多く開いてる。チェックイン時に予感が的中。
　
それは後の話で・・(*_*)

正面に駅が見える駅前通り
　
しかし、車は走ってないし人もまばら？
日曜日で、県庁所在地の駅前でしょう。もっと賑やかなはずでわ？

何か・・街がくたびれてない？

明日の朝の朝食で利用する予定です。
朝の５時から営業ですので、ホテルのプランは朝食は要りません。

青森グランドホテル・・跡
案内灯だけが残ってます。倒産したんだね。
でも、グーグルではまだ残ってる。廃墟ホテルになる前に更地にしたようで。

青森駅を横目で見て・・
ねぶたミュージアムへ進みます。

ワ・ラッセ西の広場ではお祭りが開催されてました。
善知鳥（うとう）神社の神事の一つかな？
　
ここだけは賑やかそうで見て居たかったけど、一応予定の時間が迫ってる。
耳だけは向けながら、ねぶたワ・ラッセへ

心おどる　ねぶたがつなぐ、街・人・こころ
　
違うでしょ！
ねぶただけがつなげる、街・人・こころでしょ　（笑）

ここから、写真初級者の私めがミラーレスを相手に悪戦苦闘！
　
絞りをレンズいっぱいのＦ４に、ISOを800へ、それでシャッターがやっと160分の1に
何とか、ブレずに済みました。
　
頭では分かっていても中々実行できないんだよね。上級者には頭が下がります。(^^♪

金魚が空を飛んでます(^^;;

Oh～見事！
極彩色の対比と立体感はお見事と言うほかありませんが、

後ろ側もねぶたです。

おとぎ話の世界を描いてる？

あららっ！閻魔さまもいらっしゃる^^

ねぶた師と呼ばれる人がいるそうで

東北三大祭りの一つだけあって勇壮なものです。

短い夏を楽しむためのど派手なお祭りなのでしょう
これなら無形文化財にしても納得です。
　
　
比べて、秋田のナマハゲはイカン！
「悪い子はいねえかー」なんて叫び子供を恐怖に陥れる。何も悪いことをしていないのに、大人が子供を言うことをよく聞くようにするために来訪神。
まして、女風呂に飛び込むナマハゲでは・・・
　
無形文化遺産に指定されても、私は納得できない！子供は大人のおもちゃじゃない。

Ａ－ファクトリー
青森の物産店です。

こちらでリンゴの蜂蜜を購入しました。
　
　私は真っ赤なリンゴです。お国は遠い北の国♪
　
懐かしい歌ですね。(=^x^=)

青森ベイブリッジの主塔
真ん中に展望台らしき所が見えますが、エレベーターがなく階段でしたので登るのはやめました。

青函連絡船の八甲田丸を見に行きますが、、、
連絡船の悲劇の歴史が書き留められてます。終戦直前の出来事です。

停泊してる八甲田丸に向かって線路が伸びてます。
そう、列車ごと船に積み青森と函館間を輸送してました。その列車専用桟橋です。

八甲田丸
　
八甲田山は青森の日本百名山の一つで、やはり悲劇の歴史があります。青函連絡船に八甲田の名前を付けたのは偶然かどうか？最終日に遭難記念館を訪れます。

入り口

エントランスに「青函鉄道連絡船舶記念館」があり、赤い観光ルートの従って進むと・・

これまた、何じゃらホイ？
当時の行商やら店舗の展示場になってました。
　
船には関係ないと思うけど？乗客は行商人が多かったのかな？

第一青函丸　2326ｔ
百分の一の模型です。

船内は、船長室やら２等寝台室などありますが、特筆すべきものはありません。
ただ、赤い線の観光ルートはぐるぐる回り、総距離は疲れを覚えるぐらい長いです。要注意です。

甲板の煙突は展望台になってます。たぶん階段だろうから止めました。

甲板からの見晴らしは結構良いです。

１階に降りると。。。
　
これは「特急つばめ」かな？

列車ごと積んでしまえ・・とっても良い発想です。
青森にこんな設備があるなら、函館にもあるはずだよね。どこ？

エンジンルーム
Ｖ８エンジンが４基搭載されてます。

船尾にはレールが突き出してます。
トンネルの無い時代は、創意工夫がしっかりありますね。

青森ラブリッジを渡ってアスパムへ

アスパムの前にテント村がありまして、中では今年の夏に使用するねぶたの製造の真っ最中。何ができるかな？富士山を背景にして大きな鯉を釣り上げた構想のような(^-^)
　
ねぶた師が活躍してるブースもありましたが、写真は遠慮しました。

三角形のアスパムは裏手から入ります。

ちょうど、津軽三味線の演奏の真っ最中でした。

花より団子！演奏よりランチ！
10階のみちのく料理「西村」さんへ直行！( ^^)

一番眺めの良い窓際席に陣取って・・

ほたて貝焼みそ　￥900
かやきと読むようで、、
　
私は貝が苦手で普段から食卓に貝が上がることはないため、嫁さん孝行のために注文しました。(^^♪

春の天丼ランチ　￥1200

海鮮ちらしランチ　￥1680

いやいや、海鮮品が色々と載ってる。
　
でも、でも、でも。。。
どこへ行っても、こんなんばかりなんだよね。観光客向けのランチです。

有名人が来ると色紙をねだるようです。
　
でも、美人は３日で飽きる・・藁
どんなに美味しいものを載せても、どの店も同じようなモノなら飽きが来る。

食事を終え１階に降りると、定番のお土産売り場。

青森米は青天の霹靂だそうで
富山のお米は「ふふふ」なんだけど
　
さて、霹靂は美味いか？不味いか？しょっぱいか？　(^^)/

やはり、ホタテメインでの海鮮ですね。

げっ！げっ！げっげのげ！
大間まぐろ　大トロ　￥10000　だそうで。
こんなの買えるかよ。赤身でも￥5900ですって。お金の余裕がある人は購入を(*_*;

我が家のお土産は缶バッチ
　
んだ！んだ！
津軽弁の缶バッチです。津軽弁って、外国語？名古屋弁の私では分からん！
九州鹿児島人と青森人がそれぞれ方言で会話したら・・・どうなるの？(^_-)-☆

笑いながらアスパムを後にして・・

善知鳥（うとう）神社
　
青森市発祥の地だそうで。

祭礼のようです。善知鳥三光稲荷祭か？
やはり、ねぶたラ・ワッセの横でお神輿を出しての神事を行ってたのは善知鳥神社だったようです。
　
参拝客の中学生らしき子供は制服を着てます。日曜日ですが外出時には制服着用の習慣があるのかな？それとも、学校の規則で強要されてとか？

神殿前に茅の輪くぐりが用意されてます。
　
　善知鳥村より始まる　わが故郷　安寧の祈り
　うとう鳥が結ぶ　家族の絆　
　
大きな絵馬が飾られています。

夏越の大祓と呼ばれる神事だそうです。
居合わせたこちらの家族に茅の輪くぐりの作法を教えてもらい参拝しました。

折しも、ご祈祷の最中。
小さな柏手で二礼二拍手一礼の作法です。

色々な絵馬に色々な願いが書かれてます。
神さまもお忙しいことで(^_-)-☆

絵馬の授与所
タヌキの絵馬はリラックマだそうで。
　
で、美人の女官の首にはサロンパス？
肩こり？違うでしょ、デート時に彼氏につけられたキスマークか？(*^_^メ)ふふふ
良いことです。神職についていても若き時代の特権です。羨ましい？
　
御チンチンの描かれてる御朱印帳を使用しました。

善知鳥神社の門前にはボロボロになった石標がありまして、説明文には奥州街道終点の記念の碑とされてます。
　
んっ？奥の細道の終点なのかな？

ぐるっと回ってきて、さくら野の前にあるロイネット青森に到着。ちょっと早いけどチェックインさせてもらい、休憩。
　
１階に併設してあるコンビニでビールを買い込み、シャワーを浴びて一眠り。夕刻に、近くの居酒屋へ行きます。
　
ホテルの評価は別旅行記にします。

敵機襲来！
紫電改へ命令、撃墜せよ！
　
なんて・・
居酒屋「鎌蔵/のらくろ」の店主はミリオタでした。
自衛隊あがりの名物店主は、下ネタトークとミリオタ話で有名な個性派オヤジ！
　
「鎌蔵」でググってくだされ！
もう、むちゃくちゃな旅行記ばかりがヒットする。でも、味はそれなりにイケる。

天井は爆撃機、壁には手りゅう弾と拳銃。
まったく、銃刀法違反容疑で逮捕するって言いたいぐらい。!(^^)!
　
漫画の「のらくろ」は二等兵からだったよね。よほど、嫁さんの父親は海軍兵学校卒の中佐だと言ってやりたかった。もし、言ったら料金が倍になってたかも？(^^ゞ

こてこての店内にあるメニューは至ってシンプル。
　
カウンターに座ると、注文もしていないのに出てくるのが枝豆とマカロニサラダ。
しかも、山のように多い！

注文したアジの刺身
　
酢は大丈夫か？ネギは大丈夫か？いちいち客に確認しながら作ってる。
ならば、刺身の大きさに気を使えよなー。一切れが大きすぎて大味になってる。(*_*;

ホヤの刺身
貝好きな嫁さん専用です。(^^ゞ

ほっけ
　
これ最高！
身の方に醤油と味醂を合わせた甘ダレを塗り、皮の方には塩をたっぷりと塗りこんである。そして、弱火でじっくりと焼くから身が美味しいこと！皮もイケます。

オヤジの爆裂トークに腹を抱えて笑い舌鼓を打って楽しんだが、隣の客がタバコを吸い始めたので退散しました。
　
お代は￥5000ちょうど・・・
んっ？　端数切り上げか？それとも、プチぼったくりか？
まあ、明朗会計とはいかないのが田舎の居酒屋。これも旅の思い出です。
　
　
　
明日は、朝食を市場食堂で頂き、そのまま駅からＪＲで弘前へ行きます。
弘前でも色々ありまして・・
　
東北で、満足できる御もてなしを期待する方が間違ってるかもよ？