2019/05/01 - 2019/05/02
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フォルナリーナさん
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2019年のGW、10連休を12連休に延長し、3年振りのイタリアへ。
フィレンツェ3日目何処に行こうかな、1日中フィレンツェにいるのもつまらないしーと思案中、3月の末にBS朝日で「何がダ・ヴィンチを天才にしたのか」を見ました。
ダ・ヴィンチの修業時代を追う番組で、ヤマザキマリさんと池上英洋さんのお二人が、ピストイアでレオナルド・ダ・ヴィンチの手によるのではないかと言われている作品に触れていました。
決まり、ピストイアへ行こう!
昨年の6月に航空券をおさえ、1年近くこの旅行のプランを「あ~でもない、こ~でもない」と夢見ながら楽しみました。
なんかもう5、6回くらい行った気分です。
今回の旅程は下記の通りです。
4/27 名古屋~ニース
4/28 ニース・サンポールドヴァンス
4/29 ニース~フィレンツェ
4/30 南トスカーナ周遊(オルチャ・ピエンツァ・コルトーナ)
5/1 ピストイア・フィレンツェ
5/2 フィレンツェ~スポレート
5/3 スポレート~ローマ
5/4 ローマ
5/5 マテーラ
5/6 マテーラ~ローマ
5/7 帰国
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
5月1日、イタリアのテレビでも「令和」のニュースをしていました。
今日はフィレンツェから、9時10分発のレジョナーレ(普通)に乗ってピストイアへ。
列車内は結構混んでいます。プラートを過ぎ42分にピストイア駅に到着。 -
ピストイアの駅からは、真っ直ぐ緑の並木道が続いています。
なんてきれいな街並み。 -
そして、角を曲がると次はこの高い城壁が連なる通り。
ピストイアがこんな美しい街だとは、思ってもいませんでした。
もうこの時点で、ピストイアに来てよかった~ -
そんな通りを歩いていると、金網越しに素敵な教会。ステンドグラスらしきものも見られ、祭壇の裏側でしょうか。
黄色の花をつけた伸び放題の草やら、放置された自転車やら、手入れされていない裏庭感が何とも味わいがありました。
金網の隙間からカメラのレンズを入れてパチリ。 -
通りをぐるりと表に廻ってみるとこちらが正面 、サンドメニコ教会。
この時は中には入れませんでした。 -
ピストイアで最初に訪れたのは、サン・ジョバンニ・フオルチヴィスタ教会。
黒と白のストライプ、オルヴィエートの大聖堂みたい。
写真の中央にある扉を開けると・・・ -
目に飛び込んできたのは、ルーカ・デッラ・ロッビアのテラコッタ「聖エリザベツの訪問」。
イエスを懐胎したマリアが、聖霊により高齢で洗礼者ヨハネを身ごもった従姉のエリザベツを訪問した場面。
これは後で買った絵葉書を撮ったもので、この素晴らしさが伝わらなくて残念。 -
ピストイアは思っていた以上に大きな街で、人も多くちょっとびっくり、ブランドのブティックもありました。
ドゥーモ広場、鐘楼がすくっとそびえ立っています。 -
とても5月1日とは思えない皆さんの服装、ホント寒かったわ~
-
鐘楼の隣のサン・ゼーノ聖堂
ここを目指してやって来ました。 -
入り口にはアンドレア・デッラ・ロッビアの「聖母子と天使たち」、中に入ります。
-
それは、聖堂に入ってすぐ左側にありました。
ヤマザキマリさん達が立っていたのはこの前です。
枢機卿ニッコロ・フォルテッリの記念碑(ピストイア生まれらしい)、天使のリリーフ。
ヴェロッキオ工房が制作し、ここにレオナルド・ダ・ヴィンチが手がけたと思われる天使があると、それは・・・ -
赤い丸で囲った天使、髪のウェーブ、衣服の襞、そしてヤマザキマリさんは足の指がレオナルドらしいとのコメント。
これも本当に素晴らしく、この聖堂ではこれしか記憶にありません。
番組は録画してないので、早く再放送されないかな。 -
向かいには洗礼堂。
ここにはピストイアのℹがあり、そこの女の子がとても親切でした。 -
洗礼堂を出ると、なにやら賑やかな音楽が聞こえてきました、近づいてきます。
中世の衣装を身にまとった人達の行進でもあるのかと待っているとメーデーの行進でした。
この後ロッビア工房による彩色フリーズが有名なチェッポ病院も予定していましたが、前の2作品でもう充分、帰ろう。
11:48の列車でフィレンツェへ(メーデーだからか、30分程遅れました)。 -
ピストイアでカフェの一杯も飲まずに帰ってきたのは、サント・スピリット教会へ行くため。
サンタ・トリニタ橋を急いで渡ります。 -
今まで何度もサント・スピリット教会の前を通り、黄色の漆喰のファザードに惹かれながらも、1度も中に入ったことはありませんでした。
今回は泊まったB&Bが近かったので是非行こうと。
今朝ピストイアに行く前に寄ってみたら、まだ閉まっており、そして扉脇のプレートには水曜日はお休みとのこと、がっかり。
その時ちょうど扉の鍵が開いて神父様が「メーデーの今日は10時から13時まで見学ができます」と教えて下さいました。 -
1時15分前に滑り込みセーフ。
見たかったのは、このミケランジェロの木製のキリストの十字架像(写真はパンフレットから)。 -
この表情、圧巻・・・
ミケランジェロはこの教会で人体を解剖、研究し、そのお礼にこの木像を彫ったそうです。 -
回廊に出ます。射し込む陽光と日陰のコントラスト きれい。
-
回廊から見た鐘楼
15分しか時間がなかったので、ミケランジェロと回廊だけ見て終り。
係りの人に誘導され、教会の扉からではなく、回廊にある小さな戸口から出ました。 -
以前メーデーは美術館もお休みと言われてましたが、最近は変わったのかフィレンツェの美術館の予約サイトを見ると、多くが予約可になってます。
アカデミア美術館も、出発の1週間程前に先のサイトをから夕方4:45~5:00で予約しました。
夕方5時でも長い行列、予約しておいてよかった。
アカデミア美術館を初めて訪れたのは、2004年。15年振りの再訪です。
ダヴィデ、相変わらずカッコいい。(年をとらないからね) -
続いてアカデミア美術館のジプソテーカ(石膏塑型の陳列室)に入ります。
可愛い子、見つけました。
「横たわる幼な子」ルイージ・パンパローニ作
ルイージ・パンパローニはドゥーモ前の見上げるブルネレスキ像の作者でもあるそうです。
好きな作品を見つけた時、帰ってから作家を覚えていないことがあるので、そのキャプションも一緒に写真に撮っておきます。
手にもっているのは、お花?
まさかジェラートのコーンじゃないよね。 -
こちらは、ロレンツォ・バルトリーニ作「女の子の像」。
ちょっと恥じらうようなポーズが可愛い。
いくつぐらいかな? 連れて帰りたい・・・
この日は、その後中央市場の2階のメルカート・チェントラーレで、トマトのブルスケッタとカルボナーラを食べて帰りました。
カルボナーラはローマテルミニ駅のチェントラーレよりこちらの方が美味しかった。
中央市場を出ると、何故かいつも方向感覚を失う私、彷徨いながらB&Bに戻ってきました。 -
5月2日の朝、今日は午前中をフィレンツェで過ごし、お昼にスポレートへ向かいます。
7時半、朝もはよから共和国広場を駆け抜けます。
メリーゴーランド脇には、切符売場かこんな愛らしいボックス。 -
朝日の逆光、ジョットの鐘楼
-
サンマルコ広場に来ました。
5月は薔薇の季節、白い薔薇が見頃。 -
サンマルコ美術館、こちらもアカデミア美術館と同じく15年振り。
コルトーナでフラ・アンジェリコの受胎告知を見たのでもう1度こちらもと、やって来ました。
8:15分の開館まで、隣の教会に入ったりして少し待ちます。
5・6人待っている程度でした。 -
美術館の入り口を入ってすぐ、この聖アントニーノの回廊、紫の花が満開。
-
フラ・アンジェリコ 「受胎告知」
真っ直ぐな階段を上ると正面にあったような覚えがあったけど、踊り場でいったん曲がりました。
友人と「あれー、こんな風だった?」
記憶とは曖昧。あ~、でもやっぱり素敵ね。 -
少し斜めから、
修道院の建物に溶け込んでいます。 -
廊下には、修道僧たちのそれぞれの祈りの部屋が並んでいます。
一部屋一部屋に、フラ・アンジェリコの絵画。
もぐら叩きみたいに覗き込んだり顔を引っ込めたりしていた前回、今日はゆっくり見て廻ります。
それにしても、立派な梁。 -
この「受胎告知」もシンプルで素敵
-
以前訪れた時は気にもとめなかったサボナローラの部屋。
中央に写っているのは、サボナローラが街を歩くとき持っていた幟だそうです。 -
「キリストの磔刑」
この修道院の大パトロン、コジモ・ディ・メディチの部屋。
ここも前は記憶の中でスルーしてしまっているので、ちゃんと見ましょ。 -
「マギの礼拝」
前の部屋の階段を上がるとこの部屋、さすがコジモの部屋だけあって、メゾネット。 -
ミケロッツオ設計の図書館。
美しい写本などが展示されていました。 -
サンマルコ美術館からすぐ近くのスカルツォの回廊
洗礼者ヨハネ(フィレンツェの守護聖人)の生涯をセピア色のフレスコ絵で描いた回廊です。
この写真は開館前に撮ったもので、訪れた時は扉が開いていて、思わず通りすぎてしまった程、こじんまりとした佇まい。 -
エントランス
入場料は無料で記帳をします。
かなり個性的でフレンドリーなご婦人が受付。 -
小さな回廊です。
四方の壁全体に淡いフレスコ画が描かれており、まるでレリーフのようにも見えました。
今まで見たことのない不思議な空間でした。
全16枚のフレスコ画をカメラに収めました。 -
ザカリアへのお告げ
洗礼者ヨハネはよく聖母子の絵でイエスとマリアといっしょに描かれる幼子です。
イエスに洗礼を施した聖人で、父はザカリア、母はエリザベツ。
天使がザカリアにヨハネが生まれることを告げます。 -
聖母マリアの聖エリザベツ訪問
エリザベツの元にイエスを身ごもったマリアが訪れます、ピストイアでも見て来ました。 -
ヨハネの誕生と命名 -
ヨハネの祝福
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荒野でのヨハネとイエスの出会い -
キリストの洗礼 -
右 慈愛
左 正義
上 洗礼者ヨハネ
下 サンタントニオの胸像 -
洗礼者の説教 -
異教徒の洗礼 -
捕らえられる洗礼者ヨハネ
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サロメの踊り
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洗礼者ヨハネの斬首 -
ヘロデの宴
ここで、お盆にのせられたヨハネの首が運ばれてきます。
サロメとヨハネの首、多くの画家が描きました。
あの可愛い幼な子だったヨハネちゃんが、こんなことになるなんて・・・ -
右 希望
左 信仰
上 このフレスコ画を描いたアンドレア・デル・ サルトの胸像
静かな時間が流れていました。 -
その後向かったのは、布に巻かれた赤ちゃんの青いメダイヨンが愛らしい捨て子養育院。
階段には幼児からちょっと大きくなった小学生が座っています、こちらも可愛いね。 -
建物の正面、向かって右側にあるエレベーターで最上階へ行きました。
-
そこはこんな素敵なカフェ。
左側にはガラス張りの室内スペースもあります。 -
昔の捨て子養育院の写真が展示されていました。
小さな子供が裾の長い服を着て、シスターのスカートにまとわりつくようにして見上げています、抱っこされている子も。
私の前世はここのシスターでなかったのかと・・・戯れ言 -
今日2度目の朝ごはんです。
-
街の喧騒から離れクーポラを眺めながらいただきました。
これでフィレンツェともお別れ、スポレートへ向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- pedaruさん 2019/06/22 07:08:47
- 知らない町を覗いてみたい
- フォルナリーナさん おはようございます。
いつものように素敵な旅行記を拝見しました。
ピストイア、初めて聞く名前ですが、知らなかったことが恥ずかしいほど
素敵な町なんですね。イタリアはどの町を訪れても外れがない、という感じです。
スカルツォの回廊、ここもいいですねぇ、壁全体に大げさでない表現でフレスコ画が描かれている、色は淡く、見ていて癒されるようですね。
これらのキリスト教の絵を見るには聖書の記述をある程度知っていたほうがいいですね。フォルナリーナさんのさりげない解説が聖書の世界に引き込んでいます。
捨て子養育院、こんな施設があったのですね。日本でも捨て猫養育院の創設が待たれます♪
pedaru
- フォルナリーナさん からの返信 2019/06/22 16:20:51
- Re: 知らない町を覗いてみたい
- pedaruさん、コメント有難うございます。
私も聖書はとんとわかりません。
スカルツォの回廊で、熱心に写真を撮っていらっしゃる男性がいたので、作品数も少ないことだし、私も真似して全部撮って来ました。
4traを書くにあたって調べていたら、ヨハネが同一人物だとわかって、「うっそ~、まじで!」と驚いた次第です。
こんなことなら、もっとちゃんと見てくれば良かった。
これも、旅行後の楽しみでしょうか。
pedaruさんは絵をお描きになるから、きっと楽しまれると思います、機会があれば是非。
捨て猫養育院、pedaruさんが発起人になられるのならご一報下さい。
寄付させていただきます😊
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