2019/05/02 - 2019/05/03
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フォルナリーナさん
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2019年のGW、旅行も後半に入りました。
当初、スポレートへはローマから日帰りでと思っていましたが、せっかくだしスポレートの夜と朝を満喫するため一泊することにしました。
今回の旅行では今まで行きたいと思いながら行けなかった街を制覇した感じです。
帰りの飛行機の中で、これでもう思い残すことはないと・・・でもこの旅行記を書きながら、次のことを考えています、今度はいつ?
旅程は下記の通りです。
4/27 名古屋~ニース
4/28 ニース・サンポールドヴァンス
4/29 ニース~フィレンツェ
4/30 南トスカーナ周遊(オルチャ・ピエンツァ・コルトーナ)
5/1 ピストイア・フィレンツェ
5/2 フィレンツェ~スポレート
5/3 スポレート~ローマ
5/4 ローマ
5/5 マテーラ
5/6 マテーラ~ローマ
5/7 帰国
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フィレンツェを12:13発、途中フォリーニョで乗り換え、スポレートには15:31に到着。
スポレートの駅にはエスカレータやエレベーターがなく、階段をえっちら、おっちらと重いスーツケースを運びました。何とかして~ -
ホテル・パラッツオ・ドラゴーニ
15世紀の建物を改装したとのことで、少々敷居が高いのかと思っていましたが、想像していたよりこじんまりとして、家族経営なのかとてもアットホームでした。 -
ホテルの向かいにはこんな趣きのある坂道。
駅からタクシーで来ましたが、ホテル玄関前の道路は一方通行でもないのに、道幅が狭く1台しか通れず運転手泣かせの街です。 -
通されたのは天覆付ベットがあるこんなクラシックな部屋。
水回りは正直期待していませんでしたが、熱いお湯がたっぷり。 -
部屋にはベランダがあり、ドゥーモの鐘楼が見えます。
ライトアップされた夜のドゥーモの写真を見て、絶対行きた~い!
ということで、ホテルはドゥーモから近い所で探しました。(一応元女の子ですから、夜歩きは気をつけませんと) -
ドゥーモと反対側はこの景色。
あ~気持ちいい。 -
一休みした後この通りを歩いてドゥーモへ行きます。
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歩いて約3分、スポレートのドゥーモです。
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ファザードの上部にあるキンキラキンのモザイクは13世紀のものだそうです。
薔薇窓が8つ、お行儀よくポンポンと並んでいます。 -
わぁ~、真っ白で明るい。
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入って直ぐ右側にある礼拝堂の「聖母と聖人達」ピントゥリッキ
綺麗なグリーンと淡いブルー、なんてパステルなフレスコ画。 -
スポレートはあのフィリッポ・リッピの終焉の場で、ここドゥーモにお墓があるそうで、この後陣クーポラもリッピとその弟子の作品だとか、ふーん。
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後陣のアップ 、上が「聖母の戴冠」、下は「聖母の死」
リッピと言うとあの聖母子の不細工な老けた赤子の顔の印象が強すぎて・・・
リッピの作品があると聞くと内心「チェッ、リッピか」と思ってしまう私。 -
後陣左側 リッピちゃんの「受胎告知」
こんなきれいな絵を描くのに、どうして幼子は・・・リッピの謎 -
こんな格好一度してみたい。
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この緩やかな坂道、スポレートで撮った写真の中で一番のお気に入り。
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スポレートを紹介する旅番組では、この下りのアプローチから、ジャーン「ドゥーモです」と紹介されるのでそれを期待していました。
でも私達は左側の小さな坂道を上ってドゥーモと対面、あれっ、ちょっと肩透かし。 -
スポレートの街並み
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高い壁と狭い道
アーチ型の入り口が並び、中世の雰囲気。 -
メルカート広場に下りてきました。
フィレンツェでは2回も朝ごはんを食べましたが、お昼はまだだったので、ここで切売ピザとコーラを。
白い教会のような建物、でも教会ではないらしい、時計の下には噴水がありました。 -
ドゥルススのアーチ
紀元23年に建てられたそうで、ってことはひょっとして、この下をローマ軍が通ったかも? -
ホテルの近くにはこんな緑。
街全体が緩やかな傾斜の中にあります。 -
今日の晩御飯はホテルから歩いてすぐ「La Torretta」
ホテルから予約を入れてもらいました。 -
アンティパスト、一皿を二人でシェアしました。
パン生地を使った素朴な家庭的なお味でした。 -
パスタは一人一皿、ストランゴッツィというこの地方の手打ち麺でトリフであえてあります。
以前オルビエートでトリフのパスタを食べた時、正直それほど美味しいとは思えなかったのですが、今回は美味しかった。 -
セコンドはおススメの豚肉のグリルと焼野菜を一皿づつ注文し、シェアするつもりでしたが、取り分けて持ってきてくれました。
うん、美味しい~
デサートの苺とカフェでしめて、あ~おなかポンポン。
夜9時半過ぎ、レストランから楽しみにしていた夜のドウーモへ向かいます。 -
ドゥーモ、ライトアップされて漆黒の空に浮かび上がっています。
だーれもいないんだけど・・・
普通イタリアの夜の広場って、皆さん三々五々散歩したり、お喋りしたり・・・
しーん。
はっきり言って不気味で怖い、帰ろう、帰ろう。 -
人っ子一人いない、誰も住んでいないの? って感じ。
怖さを引きずったままホテルに戻ったけど、あまりにクラシックなホテルがかえって怖さ倍増。
二人とも、電気を付けっぱなしで寝ましたとさ。 -
朝~
朝食室はこんなに明るくて素敵。 -
テーブルにいっぱい並んでいました。
ヨーグルトの横にはキアヌなどのスーパーフードも。
このホテルの畑で採れた野菜でスームージーもいろいろと作ってくれましたが、私飲めなくて・・・友人が全部飲んでくれました。 -
スポレートは丘と坂道の街、エスカレーターが設置されています。
泊まったホテルがかなり上にあったので、乗ったエスカレーターはこの1基のみ。 -
エスカレータを降りて少し歩くとこの眺め。
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アルボルノツィアーナ城塞はどう行くのかな?
エスカレーターの前にいた団体さんにくっついて歩いていたら、ここでみんな並んでいます。
もっと上に行くエレベーターでもあるのかなと一緒に待っていたら、なんと皆さんおトイレ待ちでした。
行列からそっと離れました、人をあてにしてはいけません。 -
ありました、かわいい入り口。
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おー、高い塀で囲まれた塔らしきものが見えてきました。
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堂々たる城塞です。
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左側には、薔薇が咲いていました。
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そして右側をみると、眼下には「塔の橋」が。
あーこの位置関係であるんだ、後で行ってみよう。 -
城塞の周りをぐるーっと廻ってみました。
空と雲とのコントランスが何ともダイナミック! -
前の写真の中程にある入り口に入って、外を見ると・・・優しい緑
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入場料は払わずに「栄光の中庭」を覗いてみました。
壁にはフレスコ画がちらり、また井戸のお洒落なこと。 -
こんなザ・遠近法といった回廊(?)も。
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さっき上から見た「塔の橋」に行ってみます。
スポレートで一番興味をひかれた場所です。 -
でも数年前におきた地震で安全性が確認できないらしく、渡ることはできませんでした。
だけどここを通るのは、ちょっと怖いかも・・・・ -
朝は部屋に暖房が入っているほど肌寒かったのに、さすが晴天の下ここまで歩いてきたら暑い。
近くのBARで絞りたてのスプレムーターを飲んで一休み。 -
リベルタ広場まで急いでやって来ました。
やっと、スポレートの全体像がつかめてきました。
古代ローマ劇場は何処? -
考古学博物館と一緒になっていました。
時間がないのでこちらの劇場だけ。
1世紀に造られたという、こじんまりとしたローマ劇場。 -
サン・アンサーノ教会。
ちょっと覗いていこうかと思ったら閉まっていました。 -
ドゥーモまで戻り、その脇からホテルへ。荷物をピックアップして12:16の列車でローマへ向います。
スポレート、道は狭いけどのんびりした雰囲気の街でした、ホント来てよかった。
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