2018/01/20 - 2018/01/22
562位(同エリア2353件中)
あのじさん
正月から間もないですが再び台南へ向かい、前回は行けなかった安平を中心に回ってきました。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
久々にJetstarへ搭乗しましたが、通路側の席しか取れませんでした。並びの席がノリの良いご夫婦だったので、気疲れは無かったものの、景色の写真は撮れず。そういう訳で……
-
写真は一気に桃園国際空港へワープ!。連絡通路を歩いていると、毎度ながら面白いデザインの電光掲示板が目を楽しませてくれます。
-
こういう昔の台湾の生活を感じさせる展示って、機会があったら行ってみたいけど、なかなかチャンスに恵まれない。ピンポイントの観光なだけに、致し方ないんですが…。
-
MRT車站には、こんなハロウィンの飾り物?が。
-
学生がデザインしたような、ほっこり系の看板パネルも台湾ではよく見かけますよね♪ MRTで空港から高鐵桃園站へ。
-
今回は台南へ高鐵で向かうのです。MRTに乗っている間に(到着時刻が読める状況になったので)、スマホの高鐵アプリからeチケットを購入。高鐵の改札は画面表示させたQRコードを読ませて通過します。
ちなみに乗る30分前までに料金を支払えば、チケットは確定されるようでした。早割では無いため定価の1190元。 -
ここでも冷房のきいた(笑)室内で、1時間30分ほど快適に過ごしました。ひとつ手前の車站で窓際の乗客が下車したため、最後の一駅分は席を移動して窓から外を眺められました。
ヤシ?ビンロウ?の木がスクスクと高く伸びてる…さすが南国だなー。気温も桃園より少し高めに感じました。それでも20℃は下回っていたかも? -
高鐵台南站は初めてですが、周囲はいまだに野原なんですねー。今年で開業10周年にもなるのに…。
台南市街まで無料と聞いていたシャトルバスに乗りたくて、地上へ降りていきます。台湾にしては人も少なめで、落ち着いた雰囲気でした。 -
エスカレーター正面の出入口を真っすぐに出ていけば、目の前がシャトルバス乗り場でした。方面は2ルートあり、自分はH31系統に乗らなくてはいけません。間違うとトンデモない場所へ連れて行かれるので…。
-
ふむふむ、これに乗りさえすれば、一気に台南市街へ入れるんだな…。途中では台南空港や奇美博物館も通過するようです。大きな荷物はバス横っ腹に自分で入れて乗車。もちろん悠遊卡も小銭も不要です。
バスは立ち乗りさせないようで、座席がすべて埋まって時刻が来たら発車します。その横には既に次便がスタンバイし、運行は20-30分間隔とのこと。 -
まずは乗ってみます。降りる時は日本と同じように手前でアナウンスが入るようです。下車ボタンは、天井のエアコン吹き出し口に置かれた赤ポチがそれらしい…(謎)。日本のボタンとはえらい違いです?
-
下調べでは、混んでいる時間帯だと50分以上は掛かるところ、今回は40分でランディスホテル前に到着しました。ここで結構な人数が下車していきます。
-
自分も続けて降りました。これがランディスホテルか…。向こう隣に新光三越という事は、この辺りがラグジュアリー系?の宿泊客が集うエリアなのか。お呼びでない自分は、さっさとザックを担ぎ上げて歩き出しました。
-
あれ?こんな所にGARMINの店があるぞ! ナビではお世話になってますーww
-
バスで来た広い道路沿いに歩いていきます。チェックインは後回しに、下調べした台南名物の蝦仁飯(しゃーれんふぁん)の店で食べようと言うのです。
店は写真の左方向へ進めばイイはずですが、色々な道が選べる中で、國華街とともに知られた保安路を通って向かうことにします。 -
以前、國華街と交差する地点から少し歩いた時の記憶が蘇りました。この信号で左右に伸びるのが國華街で、前後に走るのが保安路です。
そうそう、この阿龍香腸熟肉で黒白切(へいばいちえ)を、通じない言葉に悪戦苦闘しながら食べたっけ…ww -
意外と店が連なっていて、國華街より集中している印象です。前回も気になったんですが、まだ夕日でも無い時間帯で、この妙なオレンジ色の空は何でしょうか。
後でTVのニュースを見て推測したのが、台南や高雄では空気のPM数値が危険レベルだという話。これと関係あるのでは?? 大気汚染度ビジュアルマップでも、南部は数値が高いようです。 -
しばらく歩くと、立派な廟が見えてきました。保安路の名前の元になった保安宮です。拜拜を熱心にしている人も中に見えました。
-
妙な色の空を横目で見ながら、一軒目に入りましょう。集品蝦仁飯(じーぴん しゃーれんふぁん)です。
-
内用と言いつつ蝦仁飯を注文。何とか通じたので口頭で…。
-
ご飯をよそうだけなので、席で落ち着く間もなく速攻で出されました。口に入れると、ちょっと甘めに柔らかく炊かれたご飯です。
魚介ダシの香りは無かったけど、昼飯も喰わずに桃園から一気に来ているので、ガツガツ喰い終えました。ふぅ…。汁っ気はほとんど無く、小さい丼の底の方に少しあるだけでした。ごちそうさま!。 -
席を立つ前に、テーブルに置いてあった注文票に記入しておきます。なんと全てが日本語の注文票でした!。印刷するくらい大挙して日本人が来る店という事か…。
-
道の向かい側へ渡り、少しだけ南へ歩いて次の店へ。またも蝦仁飯です。こちらも有名な矮仔成蝦仁飯(あいざいちゃん しゃーれんふぁん)です。
-
トン!とテーブルに置かれた丼は、先ほどと良く似た見た目。しかし口へ運ぶとダシの香り?が鼻腔をくすぐります。ご飯の甘さも硬さも程々です。これはイイかも?…と呟きながら完食。自分はこちらが好みかも♪ 50元。さっきより5元お安いです。
威勢のいいカアサンが、湯(たん)は要らんのかい?…的に盛んに聞くので、つい頼んでしまった味噌湯は10元。他店でも同様なんですが、塩っ気が無くて薄味に感じてしまう自分は根っからの日本育ち。具は豆腐で、汁の甘さは控えめでした。 -
ほぼ全員スタッフが、お揃いの真っ赤なシャツで忙しく立ち働いていて、なかなか活気のある店ですね。
通路のテーブル席から道向かいを眺めると、牛肉湯(にゅーろうたん)で有名な六千牛肉(りぉうちえん にゅーろう)の看板が。こんな場所にあるのか…。これは訪れなくてはいかんな…(朝方のみ営業)。ごちそうさま! -
蝦仁飯を連チャンして腹を満たしたあとは、そろそろチェックイン時刻です。ただの道では面白くないので、あえて保安路を経由して宿へと歩きました。
台南はMRTが無いため、ラストワンマイルは自転車か歩きしかないのが難。でも保安路なら歩くのが楽しいから…。 -
途中では、レトロな建物にYAMAHAバイクショップが入ってるのを発見。なかなかシブイじゃないですか…♪
-
さて今回の宿は、台南車站に近いホテルばかりだと國華街や保安路などへの移動に時間がかかると考え、やや西側で探しました。府城旅行家(ふーちゃん りゅうしんじぁ)Tainan Multi-Funという宿です。
受付で説明してくれたオーナーの対応が、妙にテンション高くフレンドリーな民宿でした(ちょっと引くくらい ww)。 -
1階は共用スペース的な部屋があるわりに、閉まっていることが多かったという謎仕様…。手作り感のある内装で、開いている間はフロントも兼ねているみたい。
-
割り当てられたのは、4階だったかの部屋でナカナカに広い。掃き出し窓とベランダもあって、市街と空を眺められるのはGOODでした。
-
建物は古めのようで、水回りを見ると分かります。それでも必要充分な設備だと思います。
-
ただシャワーエリアの排水口まわりに、黒カビがびっしりだったのは引きました。帰国後にメールでクレームしたら、英文で「OK!気をつけるよ!」的なノリの返事だったので、たぶん直ってないでしょう…ww
-
けっこう広いのに、さらに回り込むように大きな鏡が掛けられたパウダールーム?もあって驚きます。この部屋は元々が住居スペースだったんでしょうね。
-
ベランダがあっても、頑丈な鉄格子付きなのは台湾デフォルト仕様。こうまでしないと心配なほど、アクロバティックな侵入をする不審者などが出没するのかな。
せっかくあるベランダだし、遮るもののない景色が広がるのを喜ぶ日本人としては、ちょっと残念ですが…。 -
荷物を下ろしたら一休み…。夜になるのを待ちました。身軽になったので足取りも軽く散策します。鄭記葱肉餅(じょんじー つぉんろうびん)という店まで、遠いけど歩いてみますか。店の近くまで来て橋を渡ると夜景がキレイでした。
-
しかし店に着いて見ると、明らかに片付け作業の真っ最中です。閉店時刻の45分前に到着したのに…まさか。
カタコト中文で聞くと、しきりに「沒有(めいよう)」と答えるので察しました。閉店前に売り切れてしまったのか! こんなパターンも考えておかないといけないんですね…(泣)。 -
仕方なく店を離れて、しばらくスマホと相談しました。目の前には熱炒(るーちゃお)らしき派手な外観の店も営業してました。んー、何処へ行こうか…。
-
よし、時刻は早いけど、前回のリベンジで花園夜市へ行こうじゃないか!。流しのタクシーを捕まえるのに5分ほど掛かりましたが、何とか1台ゲット。
司機(すーじー)に我想去花園夜市と言ったら通じたようで、「花園夜市?好!」とさっそく走り出しました♪ -
着いてみて驚きました。前回は雨ということもあり寂しげだったのに、今回は燎原の火のごとく夜目にもまばゆい光の水平線が広がっていました! 何だこれー! しかも激混み!
近づく程に、スクータや人の多さに加え、煌々と広がる屋台の照明が、独特な雰囲気を作り出しているのが分かります。ちょっとワクワクします…♪ -
ともあれ突入!。入口からおおむねグルメ→グッズ→ゲームという感じにエリア分けされ、自分は主にグルメを狙います。
さすがにメインだけに、グルメ通りはとんでもない人出です(驚)。でも真夏のモワッとした湿度と気温でないお蔭なのか、人波に揉まれても却って心地良いほど…。 -
店によっては、広いスペースにテーブルを置いて対応してますね。家族連れやら沢山の客が食事を楽しんでいました。地元の人にとって、花園夜市は「普段使いの食堂」なのかな…。
-
さっきの葱肉餅ではないですが、似たようなのを発見したので、ちょっと頂きましょう。
-
葱油餅…つまり先ほどの店のような肉は入ってないと。まあそれはそれでヨシ!
-
この屋台は排隊も長かったので、スタッフもすごい勢いで焼き続けていました。一份20元を何とか口頭で伝え、たちまち出来上がったアツアツを受け取りました。美味しそう♪
ここは外帯専門の屋台で座れないため立ち食いです。薄いわりにモッチリして味付けもクセがなく旨い! これに肉が加わったのが先ほどの葱肉餅かと思うと、次回は絶対食べてみたい! -
あまりにグルメ通りが混んでいるので、ゲームやグッズ通りへ逃れて歩きます。
-
しばらく英気?を養ってから、再びグルメ通りへ。3本ある通りを練り歩いて品定めしておき、今度は烤鴨夾餅(かおやー じゃーびん)にしました。
-
手作り感あふれるキッチンを撮らせてもらいました。
-
サンドイッチ用パンのように薄い外皮の中に、甘いタレが掛かった烤鴨スライスと平たい餃子?みたいな揚げ物や玉ねぎ等が挟まれています。
この手の巻き系○○餅、シャクシャク食感を大事にするようで、こちらも同様でした。ちょっと散漫な味でしたが、食感は良かったです。 -
ある程度は腹が膨れたので、グッズ通りをぶらつきます。いわゆるナノブロックですね。様々なキャラを上手に表現しているなー。
-
こんな古風なゲームも置いてあり、横の料金ボックスもレトロ感があって大人にもウケそう。
-
食後なので飲み物も欲しくなりますね。木瓜牛奶(むーぐぁ にゅうない=パパイヤミルク)も良いかなー。
-
こちら旗魚?輪(ちーゆぅ へいるん)は、その場でカジキの練り物を小さい串に擦り付け、油で揚げていい匂いをさせています。たまらず一串いただきました。15元。
-
揚げたてアツアツなので、美味いに決まってます♪
-
屋台で練っているせいなのか、揚げても弾力プリプリでした♪ ごちそうさま!
-
そしてやって来ました芋頭牛奶(ゆーとう にゅうない)。蒸した芋頭をミキサーにかけて牛乳を加えたもの。店頭のパネルには、加糖してないから甘みが…的な文が。うん、これにしよう! 確かに甘さ控えめで美味しかった。
-
改めて外から眺めてみると、店がすべて露天なのと、やたら幟がはためいているので(この日は風もあった)、この夜市は独特の雰囲気がありますねー。
メインの出入口には誘導員もいて、ひっきりなしに出入りするバイクとクルマを捌いていました。老若男女が集う夜市は、台湾の日常の楽しみなのですねー♪ -
まだまだ盛り上がる時間帯でしたが、そこそこ満足できたので離れることに。先ほどのデカい看板の近くにT-Bikeステーションがあり、たっぷり置かれていたので借り出してGO!
次は先日と同じ道をトレースして、小北観光夜市もパトロールしてみます。涼しくて走りやすい…。 -
こちらはアーケード式(外周の店は軒付き)なので、天候に左右されないですが、常に顔ぶれが決まってるワケで、夜市というより食堂街って印象ですね。
-
でも、どの店も繁盛していて美味しそうでした。ぐるっと見回ってから帰ることに。宿近くのT-Bikeステーションで返却します。
宿へ歩く道すがら、いつものようにコンビニへ。ビールなどを買い込んで、部屋でTVを肴に静かに夜を過ごしました。ではおやすみなさい…。 -
明けて2日目です。天候は今いちでしたが、雨の心配は無さそう。まずは足を確保しなくては。あえて遠目のステーションへ歩きます。
ところが着いてみると1台しか残ってない!。しかも残った1台が、何度やっても引っ張ってもスタンドから外れないのでした。こういうのがあるから油断禁物ですね…。
つまり実質借り出し可能0台…。しかたなく、さらに歩いて別のステーションへ向かいました。たまたま早起きして良かった…(汗)。 -
何とか借り出せたのでホッ…。のんびり漕ぎ出し、まずは阿堂鹹粥(あーたん しぇんじょう)の前で自転車を停めました。地元でも大人気の朝粥の店です。
-
何人も元気なオカーサンが立ち働いてますね。そこそこ日本語が話せるオカーサンが一人いたので、一発で注文完了できて助かりました。
相談した結果、綜合(ぞんはー)という、焼サワラとサバヒー(+カキ少々)のお粥にしました。この山盛りの茶色は、焼サワラをほぐしたもので、忙しく注文をこなす兄さんの手際の良さで、あっという間に無くなってしまった(驚)。 -
席に案内されてから「20分ほど待ってもらうけどイイ?」と流暢に言われました。その間も3名の調理スタッフは、休む間もなく猛烈なスピードで外帯客と内用客の注文をこなし、ヒマな訳ではありません。
いかに注文量が多いのか分かりますね。朝イチの食事だったので、ちょっと小腹が空いて、オカーサンに油條15元を注文。本来は粥に浮かべるところを、そのまま摘んで待ったのです。
やっと届いた綜合粥ですが、見た目はサラッとしていて雑炊orお茶漬けのよう。まずは一掬いツユを飲んでみます。
ほど良い塩気と、焼サワラの香ばしい身や、サバヒーの脂の乗った白身が堪りません。これは美味いな! 魚好きの日本人ならハマるやつだ! たちまち完食してしまいました。ごちそうさま! 130元。 -
かなり満足して店を出たのですが、すぐ近くの六千牛肉湯にも立ち寄ります。ブログやGoogle Mapsで評価の高いお店ですね。今回は台南で2度目の牛肉湯。
せっかくなので、この後も牛肉湯をハシゴしてやろう…。ただ、朝しか開いてない牛肉湯店も多く(この店も)、食べるなら今しかない(午後まで営業の店もある)。 -
通路に広いスペースを取って営業してますね。ちょっと手元を見せてもらいましたが、朝挽きの見事な赤身肉です。小柄な元気オネイサンが、一所懸命に肉を切り分けています。
-
メニューは数点しかないので、注文は簡単です。しかもオカーサンが日本語を少し話せるようです。取りあえず牛肉湯120元を頼みますか。
-
タレをセルフで用意している間に、愛想なしの(単に眠いだけ?)高身長オネイサンが置いてくれました(笑)。写真ではツユが黒くて当帰入り?と見えますが、特に漢方臭くは無いもの。
地元では白飯と一緒に食べるのがデフォルトらしいですが、後も控えているため、あえて肉のみで行きます。 -
生肉に熱いスープを掛けて、レアに仕上げて食するのですが、ここのは赤身でも柔らかく、厚みのある身を噛みしめると肉の味も濃く、個人的には気に入りました。肉の量も多めで、じっくり楽しめます。いやあ、旨かった! ごちそうさま!
-
ご飯を食べないため、牛肉湯だけなら何杯でも入りそうでしたが、¥がエラいことになってしまうので、1杯で終わりにして次へ。しかし漕ぎ出した先に、下調べしてない羊肉湯(やんろうたん)の店を発見。
まだ店を開けたばかりのようだけど、興味が湧いてお立ち寄り。中華圏で羊とはヤギのこと。はたして野生の臭みはあるでしょうか? -
少しだけ日本語が分かるオネイサンが(日本語メニューを出してくれました)、まだ開店直後なので2種類しかメニューが無いらしい(カタコト英語)。そこで当帰入りの羊肉湯にしました。
テーブルに置かれた器を嗅ぐと、それほど当帰の香りも強くないので大丈夫。肉の量は少なめでしたが、臭みもなく普通にレア肉として食せました♪。110元。ごちそうさま! -
続いては、その先にある圓環牛肉湯(ゆぇんふぁん にゅうろうたん)へ。こちらもGoogle Mapsでは高い評価の店です。どんな牛肉湯が出されるでしょうか。
-
店に入ると、明るいオカーサンが注文を受けてくれます。カタコトで話して牛肉湯の小110元を頼んだつもりでしたが、言い方が悪いのか聞き間違えたのか、出された品が多いぞ?
-
これはどう見ても湯ではないですね…。牛肉の炒め物に間違いない。…肉は好きだし、まあイイか!ww
-
親切なオネイサンにタレまで用意してもらい、すぐに牛肉湯も出されたので、どこかで言い間違えたのだと思われます…。早くもご飯を口にしてないのが奏功しそうだ…とかブツブツ言いながら食べ始めます。
ところが、柔らかい赤身肉を噛みしめるほどに両方とも旨い! 皿の炒め物も多いけど湯の肉量も多めです。どちらも漢方臭くないので、ラクラク食べ終えられました。
お勘定では、調理係の哥哥(ぐーぐ=兄さん)が310元と言う。あれ?メニュー表で足しても、この値段にならないけど?…(再び)まあイイか!、旨かったし。ごちそうさま! -
西へと漕いでいくと、ビルに囲まれた道路から視界が急に開けて運河のほとりに出ました。広々して気持ち良いですね。ここからは運河沿いに安平のほうへ向かいます。真夏は汗だく必至のルートだけど、今なら没問題(めいうぇんてぃ)。
-
ビルの間には、突然こんな廟が現れます。信心深い地元の人達の寄進で建てられてきたんでしょう。どれも立派なこと!
-
しばらくは、真っ直ぐな道をひたすら漕いでいきます…。
-
すると、また道路沿いにエラく立派な廟が。こちらも迫力満点な大きさですねー。
-
漕ぎ続けていると、出ました文章牛肉湯。いつも行列が長々と伸びていると、ブログ等で書かれていましたが、現地に来てみても全くその通りでした。
並んでも良かったんですが、その後の観光の時間が無くなってしまうため、今回は諦めて先へ進みます。 -
さらに先で道が二股に分かれるので、右の安北路へ進みます。しだいに店が密集してきましたよー。信号のあるT字路で平生路へ左折して南下。大きな安徳橋が見える交差点を越え、橋までのエリア右側にある安平牛肉湯に到着しました。
-
オカーサンに声を掛け、牛肉湯を注文して席に着きます。出されたのを見ると、一目で他と違うのが分かります。つまり肉の種類が違う。赤身肉ではなく身に脂が付いていて、湯にも脂がたくさん浮いてます。
…さっそく試してみると、牛ロース肉?のようです。脂のおかげか噛みしめると甘みがあり、これはこれで美味しい! 惜しいのが肉の量で、あっという間に無くなってしまった…。たしか100元だったけど、少なめなのは確か。 -
この店の特長は、白飯おかわり自由+魯肉トッピングOKで、全て無料というところ。しかし、魯肉飯にして頂いたんですが、煮込み過ぎなのか何なのか、ちょっと肉の味が抜けてて旨くなかった(惜)。オカーサンの応対は優しくて良かったんですが…。
-
牛肉湯を満喫できたので、いよいよ本番?の観光に参りますか。安平城は目の前だし、いかにも観光地らしい店や露店がズラリならぶ通りが、周囲に縱?に走っています。こういう時のチャリは便利。あまり疲れずに小路をアチコチ出入りできるので。
-
台湾の他の街には見かけない大昔の遺構(現住家屋もあり)が細い路地に散在していました。小吃+歴史散策が楽しめるので、女子旅には最適なエリア?。もちろん自分も楽しんでます♪
-
安平はオランダ領が起源なだけに、独特なレンガ積み(オランダ式)の壁ですね。
-
小路を走り回った後は、興味があった安平樹屋へ回りました。観光客も大挙していましたがアジア系ばかり。台湾人も観光する古都だけに、分かりやすい欧米系の観光客の比率は少ないのが面白い。
-
50元を支払って入場します。まずは書道家かつ政治家・朱玖瑩の旧居という建物へ。
-
今は朱玖瑩という書家?を記念した書道展で、得賞した作品を展示しているようです。
-
中へ入ってみましょう。いろいろと意匠を施して見飽きないようにデザインされてます。
-
窓のスリガラスの下には水を流し、石版?に水筆で描いて同じように楽しめるインスタレーションも。
-
1Fの展示には朱玖瑩老師?の展示室がありました。土足厳禁です。こちら2Fが得賞作品の展示室のようですね。
-
書は無知なのですが、何となく達筆なのが感じられました♪
-
何だかんだ言っても、華人は(漢人は)漢字の祖。一般人に至るまで、漢字に対する気合の入れようが桁違いなのかな。中共も台湾もシンガポールも関係ないようです。
-
でも日本人だって、5-6世紀の時代から漢字を輸入して使いこなしてきましたし、自分も墨を擦るときの香りと、書道の楽しみは多少なりとも理解できます。書道での墨痕淋漓たる一幅を愛でることに関しては、日本人は漢人にも引けを取らないはず(妙に力説…)。
-
その2階にはベランダがあり、出てみると下にまで届きそうな気根を垂らした榕樹を俯瞰できます。
-
いったん外で出て、逆に下から見た様子ですが、この根の張り方はフォトジェニックを越えて神秘的?
-
何だろう、日本の樹木には(南国を除き)あまり見かけない張り方ですよね。ガジュマル系の木って面白い…。
-
いよいよ樹屋のほうへ歩きますか。全体はこのように、青々した葉に覆われて見えるだけのようですが…。
-
地面には手の甲に浮き出た血管のように根が張り、壁に伝う根も独特な模様をなして伸びています。
-
なんとも不思議な見た目です。夜に見たら怖いかも…。
-
内部は崩壊の恐れもあるのか、展望回廊の柱を兼ねるのか、補強材が建てられていました。
-
こうなったら、根を撮りまくろうと腰を据えた自分です…。
-
こういう時、デジイチ持ってくれば良かったと後悔しますが、最近のスマホも(ボケ味は出ないけど)けっこうイケるので良しとします。
-
よく見ると、先ほどのオランダ積みレンガとは違う積み方です。イギリス式なのか、ただの長手積みなのか…。
-
元々は製塩業の会社が利用していたようですね。主に日治時代から解説を起こしているようで、もっと昔の成り立ちもパネルで知りたいところです。
屋根が大昔に抜けたままで長年放置されたため、このように榕樹が支配する廃墟というカタチになったらしいです。 -
しかし、なんでこんな根の張り方になるのだろう。榕樹に聞いてみたいです?
-
展望回廊へ上がると、屋根を越えて茂る榕樹の様子が良く分かります。南国の木って生命力ハンパない…。
-
以下に写真を並べておきますので、全体の印象で感じていただけたら…(体のいい手抜き?ww)
-
-
榕樹とは?という説明パネルもありますが、日本語は載ってなかった(惜)。
-
-
-
-
-
回廊を登ったり降りたりして、あれこれ写真を撮っていきました。しかし目の前の屋根組の木材って、もう腐っているのでは?(怖)。
-
-
-
周囲には樹屋だけでなく、歩道など見どころがあるようでしたがパス…。
-
とにかく榕樹の綾なす根を鑑賞して回りましたww
-
-
充分見たり撮ったりして満足したので、そろそろ樹屋は離れますか…。
-
-
…樹屋ワールドから娑婆に戻ってきました~ww 徳記洋行の白い洋館は次回に取っておき、お隣のギフトショップの建屋へ行きましょう。
小規模だけどココだけの商品も多く、わりと賑わっていますねー。私も小物を購入しました(後記)。 -
お買い上げのあとは出口から外へ。一方通行なので戻れません。忘れ物が無いか確認して出ましょう。
-
振り返ると、出口横のパネルにお知らせが。あ、この下段のやつ、川島小鳥の「愛の台湾」の展覧会だ。ちょっと行ってみたいけど…急に今から日程が合うはずもなく、ムリだよなー(惜)。ウチにある本で我慢するか…。
-
道路のマンホールも気になって1枚撮っておきます。あとで出ますが、剣獅(じえんしー)とか、地元の事物を使ってデザインしてくれたら、もっと映えるのにな…(惜)。
-
切符売場も賑わってます。家族連れが多かったのは台湾の人たちがメインだからでしょうか。
-
また大通りへ戻り、平らな土地を漕ぎ始めました。高い建物が無い(そもそも建物じたい無い)エリアに入り始め、海近しという開放感に包まれてきましたよー。
-
そんな中、ちょっと店が集まった地区で、有名どころの同記安平豆花(安平2店という支店?)を発見。これは入ってみなくては…。
-
シンプルに紅豆豆花35元の冷的(るぅだ)にして席に腰を下ろします。今は店内も広く空いていましたが、この面積からすると、混雑時はとんでもない数の客で溢れるのでは?と容易に想像がつきます。
-
小鉢に入った紅豆豆花は想像通りの味で癒やされます。ただし猛烈に暑い夏だったら、もっと楽しめるでしょう。美味いのは確かなんですが、今は淡々と口へ運んで完食…。
-
食べ終えて漕ぎ出すと、向こうの原っぱで婚紗攝影(ふんしゃー しゃーいん)つまり「気合を入れた結婚写真」を撮ってました。台湾ではデフォルトなやつですねー。
-
再び漕ぎ出して海の方へ。すると途中の空き地でバイク乗り(スクータでない)が集まってジムカーナ的な8の字走りをしているのに遭遇。でもリアブレーキを使ってないから、単に面白くて走っているだけかも(笑)
-
道路はまだまだ続きます。西側の海岸線に当たったら、左折して南下するつもりで走ってます。
-
海岸沿いにぐるり回っていくと、再び安平豆花の南側へともどってきます。チャリ道も整備されていて、自分もそれに沿って走ることに。船着き場もありましたが、今は何も停泊してませんね…。
-
運河路を回って来たら、古堡街へ入ってゼーランディア城へ行こうとしたんですが、ちょうど歩行者天国の時間帯で入れません…。しかたなく自転車を押して北へ向かいます。まだ人通りは少ないですが、その先が物凄い人混みで驚きました。
-
自転車で人波を掻き分けながら進むのはムリと判断し、横道を回り込んで目指しました。何とか西側から城が見える所まで来られたので、小さな外堀?を巡るように入口へと漕ぎ進めます。
-
正門前はきれいにレンガ敷きで、両側に広がる屋台街の人波とは対照的でした。
-
入口脇にT-Bikeを駐め、50元を払って入場します。さすがに古いレンガ積みが目立ちますねー♪。
-
全面に貼られたレンガ階段を上っていきます。
-
途中にはオブジェ作品も置かれ、文化の香りが漂うけど、ちょっと唐突?
-
奥のレンガ階段を登りましょう。んー、渋い景色だ。
-
登りきるとバルコニー的に周囲が見て回れるスペースが。この大砲は造り物ですね。
-
大した高低差も無いので、俯瞰もこんな感じです。樹木の枝がキレイに刈り込まれてます。
-
正面の施設は資料館になっていて、主にオランダ時代の歴史を模型やパネルで説明しています。さすがに、ここでは白人(オランダ系?)の観光客がチラホラ…。
祖国の古い歴史遺物が台湾に残されていたら、そりゃ見に来ますよね。熱心に見入っている姿が印象的でした。 -
オランダ統治は1600年代の話だけに、なかなか綿密な史実を提示できないでしょうが、それなりに詳しくパネルで説明されていました。
オランダ人は、主に交易で来台していたせいか、発掘された古陶器も飾られ、歴史ロマンを身近に感じさせる趣向になってます。 -
この地の歴史を年代順にパネル写真化して掲示してました。分かりやすい。
-
西洋史の教科書で見たような、いかにもな絵を眺めながら説明パネルを見て歩きます。
-
これは当時物でしょうか? 西欧っぽい武具も展示されてます。
-
見るだけ見たら外へ出ます。隣には展望台?が作られているので頂上まで昇ってみます。(縦パノラマで撮ったので塔が歪んでます)。
-
さっきチャリで通ったあたりを見下ろすと、けっこう高いのを実感します。周囲360°に遮るものがないため、案外と遠くまで見晴らせて気持ちイイ場所でしたが、全面ガラス張りだけに真夏は地獄でしょうね…。
-
帰りに螺旋階段を見下ろすと、こんな感じ。かなり階段が狭いです。
-
城を見たら門外へ出ました。再び小路めぐりをしましょうか。このあたり一帯を安平老街(あんぴん らおじえ)と呼ぶらしい。
-
いやあ、どこを撮っても絵になるし風情があるよなぁ。散策にはピッタリの地区です。
-
路地の奥にも、あちこちに立派な廟があるのです。
-
こちらは廟わきの壁面に描かれた鏝絵?が迫力。その下で昼寝の黒犬が南国っぽくてイイ♪。
-
こちらは歴史的建造物のようです。保存状態も結構良さそう。
-
市民古蹟とありますね。こんなところに(地震は怖いけど)住んでみたい気もします。
-
どこを歩いても渋い風景ばかりですねー。
-
かなり朽ちているけど、古い積み方らしき姿が残っています。
-
こちらは明らかに現住の建物と思われます。
-
路地の先はバス通りなのですが、こちらはバイクが通過する以外ひっそりしています。
-
海山館というのに行き当たりました。何だろうこれ。
-
剣獅(じえんしー)とは古くからの魔除けの印とのこと。沖縄のシーサーの係累でしょうか。
-
入口には説明パネルも置いてありました。ふむふむ、なるほどー。
-
中庭は広く、休憩している観光客もいて、真ん中には古い剣獅の絵が置かれてました。裏から見ると、こんな感じです。
-
建物に入ると、剣獅の作家さんの作品を紹介していました。現代の名工ってところでしょうか。まだ若いですね。
-
獅子が剣を咥えているのがお約束なんですねー。
-
イラストあり立体物ありで、その才能は遺憾なく発揮されています。見終わったら路地へ戻り、海のほうへと南下しました。安億橋を渡って右折します。
-
すぐ先に林黙娘(りんもうにぁん)公園があり、凧揚げなんかしていました。地元の人の憩いの場のようです。
-
道なりにぐるりと回るように走っていると、右手に戦艦が見えてきました。だいぶ前に現役を退いた台湾の「徳陽艦」という軍艦です。今は係留したままで展示されているのですね。
-
なかなかの大きさで、中を見学しようかと思いましたが、後がつかえているのでパス。
-
記念に舳先から1枚撮っておきました。アメリカから譲られ、70年代から28年間もの長きに渡り台湾の軍艦として活躍。2005年に退役してココに来たらしい。
-
そのすぐ横には億載金城という外堀つき土塁のようなのがあります。入口まで回り込んでみましたが、料金を取るのでパス!。だって土塁の他には何もないので…。
-
台南の観光案内図を見るフリしながら、奥を撮影して終わりです。
-
その目の前に道路を隔てて、妙な造形物があるのに気づきました。あ、これ有名な台湾ブログで紹介していた施設だ!。ちょっと寄ってみよう。なにしろ無料なのです(メーカーの宣伝施設らしい)。
-
このメーカーは台南の虱目魚(しーむーゆー=さばひー=ミルクフィッシュ)から取り出した成分でお菓子から化粧品健康食品まで製品展開しているらしい。展示販売もしていました。
-
2階フロアに上がると、サバヒーの全ての情報を授けるべく、名前の由来から食べ方から詳しく説明パネルで紹介してました。
-
もっとも気になる食用部位の説明。え?そんなのまで食べられるの?というくらい多岐に渡ってます。中華圏だけあって、様々な料理法があるようです。この辺で店があったら、あれこれサバヒーづくしをいただきたいくらい。
-
焼きサバヒーも美味いと聞きました。阿堂鹹粥でもメニューにありました。今度食べてみたいです。
-
-
パネルを見終わったところで、出入口のほうを俯瞰した様子です。売り場が案外遠慮がちなのが面白い。買って買って!と見えないように作っているのかな。
-
こちらは入口の上あたりから逆を俯瞰した様子です。
-
一番奥には、なにやら高そうなサバヒー関連商品が、バックライトにより神々しく鎮座して居られました。特に化粧品に添加されている製品が多いようでした。
-
水槽では生きたサバヒーも泳いでいました。この個体はまだ小さいかも?
-
なんとサバヒーアイスなるものも! お高くないので試してみますか。
-
レジのオカーサンに、奥で休んでいってと誘われたので行ってみます。
-
すると、意外や奥のほうが広いくらいの空間に、ベンチがたくさん置いてありました。これはイイ! トイレもありました。団体客に対応しているのかも。
-
さてアイスです。つぶつぶがサバヒーだと思われます。パクリ一口いってみると…確かに焼き魚の味がします。
これがサバヒーなのかと問われれば、焼き鯖と答えてしまいそうな程あいまいな味でした。でもまあ、これで話のタネが一つできたわけで良しとします。 -
実は施設内にオブジェの元となったらしい、生きたネコも飼われていました。けっこう大人しい子で、指を近づけるとクンクンしてくれます。早く出たいなー、ってな顔して外を見つめていました。
-
この子がモデルなのか、三毛のぬいぐるみも置かれています。もちろん無料ではありませんww
-
外へ出て記念にオブジェを1枚撮影します。なかなかユニークな施設でした。また来ようかな…。
-
宿の方へもどることにして漕いでいきます。運河を橋で渡った先には、文章牛肉湯がありましたが、いまだに行列でした。そんなに美味い店なんだろうか??
ちなみに今まで4軒の牛肉湯を食べ比べた中では、六千牛肉湯が一番だと自分は思います。赤身を味わうならココでしょう。 -
運河沿いを漕いでもどっていますが、朝方は営業してなかったプリンの有名店に立ち寄りました。依蕾特布丁(いーれいとぅ ぶーでぃん)です。今はけっこう行列してますねー。
-
待っていると、スタッフの小姐がメニュー&注文書を手渡してくれました。排隊(ぱいどぅえい)している間に記入しておいてくれ、という事ですね。何にするかな…。
-
悩んだけど、プリンを食べに来たので、プリンのノーマル味・カカオ味・イチゴ味を選択。各々38元です。¥を支払ってから、横の手渡し口で番号チケットと引換えに受け取りました。店前にはベンチもあるので、そこで食べてしまおう。
さっそくスプーンを差して口へ運びました。ん?、WEBでは昔ながらの硬いプリンと評されてたけど、今どきのプルプルのに近いのでは? 甘みは控えめで、どれもなかなか美味しい。一番は?と問われれば、自分はイチゴ味と答えるかも。ごちそうさま! -
食べ終えて満足したので、同じようにプリンを買ったカップルが前を行くのを見送りながら、自分も同じ方向へ走り出しました。
-
いったん保安路を通過します。その先へ向かっているのです。
-
府前路に乗り換えて東進し、台南司法博物館も行き過ぎます。
-
そして着いたのが、前回も訪れた順天冰棒です。
-
今回はこの2つを選んでみましょう。どんな味かな? シャッターの閉まった店の前でベンチに腰掛けて食べてみます。どちらも美味しい♪ でも安定のアズキ味が良かったかな。
-
食べ終えて来た道を戻ります。臺南市の美術館の2号館の工事を横目に走り、無事にステーションへ返却しました。ケツ痛もそれ程でなく楽しかった♪
一卡通アプリに(悠遊卡アプリのように数日後に反映でなく)利用料金100元と出ました。10時間ほど借りて100元とは。やっぱ助かるなー♪。 -
保安路へは今度は歩いてゆっくり戻りました。イイ感じの時間帯になっていたので、夕飯をいただこうかな。醇涎坊 古早味 鍋燒意麵(ちゅぇんしえんふぁん ぐうざおうぇい ぐおしゃお いーみぇん)というお店に入りました。
-
こちらは日本人に知られた美味しい店とのこと。もちろん招牌(ぢゃおぱい)の鍋焼意麺55元を注文します。
-
席は少ないので座れないかもと思ったけど、ちょうどお客が席を立って空きました。しばらく待って、具材が多めの美味しそうな丼が置かれました。音を立てないように啜ります。あ、ここの味好きかも…♪。
-
なぜか日清チキンラーメンの上級Ver.を思わせる、庶民育ちの自分には妙に馴染める味でした。それでいて具材は高級ではないものの盛り沢山で、正直言って55元はCP値が良すぎ。
支払いの際に、日本人と気づいた店の青年がパッと笑顔になり、「サンキュー!」と声を掛けてくれたのも嬉しかった。 -
店を後にしたら、國華街へ入りました。賑わいはこれからなので、店はほとんど全て営業中。
-
またも正興街の鯛福へ立ち寄り、アイスを注文してしまいました。90元。今回はラムレーズン&パッションフルーツです。相性は良く無さそうですが、順々に食べれば大丈夫。
-
前回は無かったけど、今回はバイク進入禁止を兼ねて道路上にドン!と置かれてます。んー、何度見ても味わいのあるイラストです。センスあるわ~。
-
國華街をブラブラしてから保安路へ戻りました。他にも長い行列の途切れない店が多くあり、いつかは味わってみたいものです。その後は翌朝が早いため宿へ引き上げ、また台湾のTVを楽しみつつ過ごしました。
-
そして帰国日の早朝です。なんとチェックアウトして外へ出ると冷たい雨でした! TVの予報では雨とは言ってなかったはずなのに…。ジャケットを着込んで保安路を辿って歩きます。
-
と言うのも、早朝から営業している阿堂鹹粥で食べてから行動したかったので…。おお、確かに営業中だわい!(喜)。現在5時過ぎです。
-
昨日と違って、待つ間もなく出された綜合粥130元をいただきます。気温が低いので身体が温まりますね…。やっぱ美味い~!
-
ココから高鐵臺南站へ向かおうと、阿堂から近い無料シャトルバスのバス停まで歩いたんですが、なんと臺南站行きは別のバス停まで歩かないといけないとの張り紙が! 永華站ってどこ? 今になって確認してみると、確かに初日に降りたバス停にも同じ張り紙がしてありました…(とほほ)。
やむなく方針変換して、阿堂のあるロータリーまで戻り(車通りの多い府前路なので)、流しのタクシーを拾おうと考えました。この時刻でも案外多く走っていましたが、ほとんどが満車です。なんとか5分位して空車をゲット。乗り込んでカタコトで臺南站へと告げました。通じたものの台鐵のか?高鐵のか?と聞き返されました。確かにそうだと、台鐵台鐵と連呼して「好」と返事もらえたのです。
車站までは1-2kmあるでしょうか。歩くには遠いけどタクシーなら一瞬。メータを止めると105元と出ました。小銭は用意してあったのですが、110元を出してコインを指差しながら「小費(しゃおふぇい=チップ)」と言いました。通じたようで「謝謝」と返され、ドアをしめて臺南站へ降り立ったのです。 -
臺南站の駅舎は何度見てもレトロで良いなあ…と感心しながら構内へ。早朝なので人もまばらかな?と思っていたけど、存外に人が多く月台に居て驚きました。一卡通で改札を抜け、エレベータで上下して向こう側の月台へ。
高鐵臺南站へは沙崙(しゃーるぅん)行に乗らなければなりません。電光掲示板を見て、間違わないように列車を選びました。よし、今止まっている列車でOKだな。よく見ると、窓にも車内の電光掲示板にも行き先は表示されていました。 -
やがて出発した列車は、ゴトンゴトンとゆっくり走り出し、20分ほど掛かって沙崙へ到着しました。降りるとそれなりの人数が歩いていますね。
-
たいていが隣の高鐵へ向かったようです。自分は写真を撮りながらで出遅れましたが、しっかり掲示されているので乗換えは間違いようが無いですね。
-
さっき台鐵に揺られながらスマホから購入したeチケットを出し(支払いの段でApplePayが上手く処理できず焦ったのは秘密です)、ちゃんとQRコードが出るのを確認して高鐵の改札を通ります。自分の列車はまだ先だったので、待ちながら写真でも撮りますか。
-
向かいの一段低い建屋が台鐵の沙崙車站です。高鐵の開通に伴って新設された路線だけに、まだまだ新しく見えますね。
-
雲間から朝焼けも垣間見えて、ちょっと心も明るくなる気がします。やがて時刻となり、自分の乗る列車が入線してきました。
-
スルスルと発車して速度を乗せていくのを感じながら、車内雑誌T Lifeを開きます。車内販売のページを見るのです。便當は無いのが分かってたし、さっき粥を食べたばかりなんですが。
車内販売の小姐が来た時に、レーズンパン50元とコーヒー50元だけ購入。このパンがイケるのを以前に食べて知っていたので。本日も安定の美味しさで、コーヒーもまた美味でした。幸せ~♪ -
1時間半ほど乗って高鐵桃園站で降りると、すっかり夜が明けてました。MRTの月台へ歩きます。
-
帰りもJetstarなので、MRTの機場T1まで乗ります。降車して改札前まで来ると、写真展の入選作を大きなポスターにして掲示してありました。
こう言うのって嫌いではないので、しばらく見入っていました。皆さん上級者のようで、実に上手に撮影と構図をまとめています。 -
-
どれもこれも、むちゃイイじゃないですか!
-
-
この夜市写真は何処だろう? 撮り方のせいか心が浮き立つようで、つい行ってみたくなります♪
-
機場に到着したらチェックインには少し早く、小銭を悠遊卡へコンビニで加?(じぁーぢぃ)したりしても時間が余り、かなり長い時間を長椅子に座って待ったのです。
やっと時刻が来たので排隊し、チェックインしてチケットをGETしたら、常客証でスイスイ出国。帰国便は定刻に搭乗が始まり、スムーズに全員が乗り込んで飛び立ちました。 -
帰国してみると関西は極寒で3℃ほどでした! 入国審査を最速で抜けてJR連絡通路に来ると、青LED?のボンボリが天井から下がる通路がお出迎え。寒々しい寒色照明ですが、今は冬ですしね。
-
その後も問題なく乗り継ぎして、無事に帰宅しました。今回のお土産は安平樹屋で買った、日本統治時代の古い写真を卓上カレンダーに仕立てた一品。
-
写真にあるように、1895年から1945年とは日本統治の期間という意味ですね。
-
今回もよく食べました♪ また行きますぞー! (完)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
台南(台湾) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
232