2018/01/03 - 2018/01/06
504位(同エリア2353件中)
あのじさん
去年は行けなかった正月時期に今年はGO!。高雄へ飛んでからの台南へ。南部の冬にしては18-24℃ほどと低めで、晴れていたのも初日くらい(惜)。さらに低気温で湿度もあった台北よりはマシということで…。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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既に関空で雨がパラつく状況。でも地面が濡れるほどではありません。台湾はどうなっているでしょうか。今回もフライトはEVAとなりました。
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定刻にグワッと日本を飛び立ち、空へと駆け上がりました。はるか下を眺めていると、雲がキレイに海へ影を落としています。自然の織りなす景色は見飽きない…。
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やがて水平飛行に達したら、すっかり快晴となり、空姐(こんじえ)が食事の用意を始めました。
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ほぼメニューが先読みできるほどですが(EVAが続くので…)、料金に含まれてるんだから(貧乏根性全開です)、ポークを選んで美味しくいただきますぞ。あ、ビールください!。
一心に喰らい、珈琲を注がれて一息ついたら、しばらくウトウトしていたんですが、いつの間にか高度を下げ始めたのを感じて、耳抜きをして備えます。 -
おお、眼下に高雄85が見えてきた!。ずんずん高度は下がり、コンテナヤードの上を掠めます…。もうすぐ滑走路ですね。まだまだ降りていくようです。
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下を走るクルマがはっきり見て取れるくらい高度を落としてきましたよ~。そして機体はドンッ!と滑走路へ接地。
ゴーッ!と制動をかけた後は、静々と進みます。広い関空や桃園とは違ってコンパクトなだけに、たちまちゲートへ到着です。また来たな、高雄へ! -
入国審査をササッと抜けて、両替と初の台湾大哥大で5日間SIM購入(300元)も済ませ、そのまま冷房の効いた(!)KRT紅線で、あえて高雄ではなく左營站で降ります。
悠遊卡を使用して43元。すこし歩くだけで台鐵の新左營站の月台へと上がれました。 -
柱には味のあるステッカーが貼られ、注意を促しています。これちょっと欲しいな…。しばらく待つと區間車が滑り込んできました。
以前ここが北行と書いてある月台なのに、逆方向へ行ってしまった失敗を思い出し、何度も列車の行先表示を確認して乗り込みました…。 -
ここでも冷房の効いた(笑)室内に座り、30分ほどガタゴト揺られて臺南車站へ。また来られたな臺南!
このホームは、いつ歩いても風情があり、懐旧の念さえ湧き上がるほどです。今回は奥の改札から出るよう誘導されてました。悠遊卡で50元。 -
站前ロータリーに立つと、正面に老舗ホテル?鐡道大飯店(てぃえだお だーふぁんでぃえん)が円弧を描いて聳えています。
宿泊サイトのコメントによれば、外観こそレトロチックなものの設備や内装は更新され、駅チカの利便性からも評価は高く、いつか泊まって臺南車站を見下ろす景観を味わってみたいです(今回の予約では取れず)。 -
さて宿へ向かって歩きましょう。途中には小路が多く走り、まだ時間に余裕があるので入ってみます。こんなリノベカフェが突然あったりして、女子好みなストリートが増えている?。
加えて小吃などグルメにも事欠かないため、これまで以上に人気出るんでしょうね、台南は。 -
古いから壊すのでなく、昔のものを利用して上手にビジネス化するのが台南流。でもそれ、素敵だと思います。歩き回る間に、台南や高雄で使いやすい交通系プリペイドカードの一卡通(いーかーとん)も、コンビニで初GETしておきました。
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あちこちウロウロしていたら、こんな場所に出くわしました。なんじゃこりゃー。るるぶ系ムックなどで掲載されそうな、フォトジェニックな新しい巨大ガチャ?とカフェ(左に隠れてます)が併設。
オジサンには無用の場所ですが、若いグループ&ファミリーが楽しそうに写真を撮りあっていたり、人気のほどが窺えました。 -
他にも寄り道しながら、しばらく歩いて宿へ。今回は台南メインストリートとも言えそうな中山路にあるオサレ民宿。
上の郵便ポストに英語名で Slowly Space と小さく書かれてますが、ふつうに歩いていたら、まず気づかない…ww 実際ココだと分かるまで周囲をグルグル歩き回ってしまいました(恥)。
このドアの右にあるApple iPhone 修理専門店 Apple Ishow が目印になります。左はFANTINOというウェア屋さんのはず。また上写真のガチャが裏手にあります。 -
外でLINEにて連絡すると、ややあってスタッフの小姐が登場して案内されます。こちらが室内の様子で、簡単な説明を受けたら鍵を渡されました。
しかし予約サイトではカードOKと書かれていたのに、現金(しぇんじん)でと言われ焦りました。たまたまピタリの札を持っていたおかげでセーフでしたが、台湾では常に「臨機応変」に動かなくては…。 -
そんなハプニングはありつつ、部屋は美しく内装されてるし広さも充分。これはイイ部屋だ…と、オジサン向きでない内装を忘れて喜んだのでした。
水回りはかなり狭く、シャワーとトイレが近接しています。でも台湾では大抵こんなもん、と割り切れば清潔感があるだけで充分だと思うのでした(だいぶ慣れてきた)。 -
新光三越 台南店がスグ近く(行かないけど)とか、生ジュースの僾果鮮とレトロな建物で有名な旭峯號も、道路の向かい側というロケーションなのに、バス通りから一歩奥にあるため実に静かなのでした♪
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ザックを下ろして一息入れたら、夜の街へ出かけましょう。なぜか1月でも美しく電飾が光るクリスマスツリーを撮ってみたり…
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ライトアップされた文学館も趣ありますねー。この裏手にT-Bikeステーションがあり、先ほど宿で下準備(アプリと台湾携帯番号で一卡通をスマホから登録OK)しておいたので、さっそく借り出します。
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すぐ近くのライトアップされた林百貨(りんばいふお)を見に行きましょう。おお、噂どおりキレイだなぁ♪。中は明日にでも見てみるかな。
ちなみに台南のoBike状況をアプリ表示させると、数台だけで見事にありません。後編には画像を載せてますが、高雄は多数あって使えそうだったのと比べ、違いは歴然ですね(驚)。そもそも台南は正式に導入してるのかな…? -
続いては、台南グルメである鱔魚(しゃんゆー)の料理を味わいに赤嵌樓のほうへ。その近くにある八三鱔魚意面(ばーさん しゃんゆー いーみぇん)へ入りました。鱔魚とは田ウナギとのこと。
他の店で、捌かれた鮮血色の身が山盛りなのを見て、けっこうグロいな…とは思ってたのです。でも各ブログでは味を絶賛する声が多数。ならば大丈夫だろうと、焼きそばみたいにツユの無い、乾炒鱔魚意麵(がんちゃお しゃんゆー いーみぇん)の小を注文しました。150元。ちなみに大は200元です。
少し待って湯気の立つ皿が置かれました。加熱すると身の内側の鮮血色も消え、ウナギのような外観に縮れていますね。さっそく一口いただくと、甘辛い濃い目の味付けの麺と鱔魚のプリプリ感が相まって旨い!。麺は腰のない台湾風ですが、それも気にならないほど♪。いやー、美味かった…ごちそうさま! -
続いては、赤嵌樓や度小月の赤い電光板を横目に通り過ぎたところにある店。石精臼牛肉湯(しーじんじぉう にゅうろうたん)へ。こちらも台南グルメの一つで、朝挽き牛肉を薄切りにして、スープの熱で半生にして食するというもの。食肉市場が近い台南ならではのグルメです。
小皿の甘いタレと糸生姜を牛肉に絡ませていただきました。何の臭みもなく、アッサリしたスープに沈む牛肉は、もともと肉好きなこともあり、ドンドン行けちゃいます。あー、旨い…。スープにはテーブルに常備のお酢を加えても良いらしい。 -
店のスタッフに促されて座った席でしたが、テーブルの向かいには、可愛らしい女子が一人で同じように食べています。台湾の子にしては地元感がないな…と思っていたら、急に「日本人ですか?」と聞いてきたので驚きました。日本人だったのかぁ。
「そうですよー」と返事したところ、どうやら彼女は3回目の台湾らしく、オススメが無いかとのこと。いや、自分も昨年からハマってるだけなので…と答えつつ、國華街なんかイイかな?と言ってみたり…。彼女は先に出ましたが、お互い一人旅だし気をつけて楽しみましょう! -
「なんか物怖じしない娘さんだったな…」と独りごちながら、牛肉湯を掬っては口へ運ぶ自分。じゃあまた漕ぎ出しますか。しばらく西へと走ったのですが、あまり目ぼしい店がなく、戻りがてらに馴染みの國華街へ。
ところが、以前見たような、夜目にも眩しいくらいの照明と人出による活気がありません。「あれ?、時刻が遅すぎて閉店してるのかな?。台南は閉店時刻が早めだったっけ。彼女は見に行ってガッカリしたかも…」。
まあ仕方ありません。ペダルをゆっくり漕ぎながら、開いている店を探しながら南下しました。マップにプロットしておいた有名処は、何店か開いてましたが、閉まっている店も多かったです。ちょっと残念。保安路へ出たところで左右を一渡り確認して戻ります。 -
國華街を北へ進んでいると、左右の路地が明るく電灯で照らされているのを発見。標識を見ると、正興街とあります。あ、台北ナビとかで若者の集まる新興ストリートと紹介してたやつだわ。ちょっと入ってみましょう。
すると、少ないながらも開店していて、わりと好みなイラスト看板が置かれた、奥の行止りを戻ったところに冰淇淋(びんちーりん=アイスクリーム)の真新しい店が。この気温(体感で20℃ほど)で食うつもりかいっ、と自問しましたが「もちろん!」と力強いお答えが…(笑)。 -
フレーバーは10種ほどですが、小さなヘラで試食させてくれるのが嬉しいですね。気の良さそうなスタッフ男子に指差しで頼み、さっそく3種類ほど試した結果…
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決めたのがこちら。イチゴミルクとパッションフルーツ合盛りです。他にコーン(+10元)に盛ることもできますが、内用なのでカップを。90元。パッションフルーツの酸味が強烈で美味かった!。
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席は3-4席しかないのですが、自分の来店時には相客もなく、ゆっくり座って食べられたのです。外帯がメインなんでしょう。食べ終えた頃に観光らしき親子3人連れが訪れ、アイスの注文を始めました。
すると、自分が拙い英語で喋るのに気づいたのか、娘さんが「日本の方ですか?」と寄ってくるではないですか。何だ何だ?、今日はやたらと話しかけられるな…(笑)。 -
どうやら親が苗栗県の山中で民宿と陶房を開いているとのこと。お父さんから名刺がわりのカードをもらいました。後で調べたら相当な山の中です。
日本人にはちょっと交通の便が…と思ったけど場所は良さげ。いつか余裕ができたら、スクータ借りて行ってみようか…。 -
楽しい出会いと共に存外に長居をしてしまった、こちらの鯛福(でぃあおふう)です。ちょっとお高いけど良いお店でした。ちなみに店名のとおり、鯛焼きがメイン推しのようです。
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これで店を出ようとした際に、改めて店頭のバットを見ると、なんとラムレーズンがある!(大好きなので)これは試さないと名折れになるぞ(何の?)。
今度は単品100元+コーン10元の贅沢喰いです(笑)。こちらもンまいー!…でも腹が冷えてきました。自転車に乗って身体を動かそうとする自分…(歩かんのかいっ)。 -
帰り際に名刺やパンフを貰ってきたので撮っておきました。どれも適度にデザインされて美しいもの。チカラ入ってます…。
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國華街へ戻ったら北上を続け、ロータリーから赤嵌樓のほうへ。ココまで来たからには、度小月も寄らねばと初めて入店してみます。
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ここの擔仔麵(だんざいみぇん)は、初めて食べた赤嵌(ちーかん)擔仔麵が美味しかったので期待したのですが、ちょっと違うかなーという印象でした。
肝心のスープと肉そぼろが…。特に魚丸(ゆーわん=魚肉練り物)のトッピングは、お得だけどダシと合わない気もします。60元。 -
食べ終えて走り出すと、すぐ横の赤嵌樓で大音量の声が。どうやらライブを行っているようです。そう言えば、以前の台南訪問時にも何かやっていたっけ。
夜になっても昼と同様に料金が必要らしく、変なところでケチな自分は、今回もスルーしてしまうのでした。次回こそは…。 -
それでも、料金を支払って参加する地元の方?も多く、次々と入っていくようです。
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宿へ戻ったら汗を流します。この写真は、コンビニに大量ストックされてた一卡通(いーかーとん)から選んだ1枚、スヌーピー柄です。こんなコラボ一卡通があるんですねー。しかも表は普通にスヌーピーですが、このように裏はシルエットに…。凝ってますねー。実は購入時には見えず、取り出して分かったもの。ちょっと気に入ってます♪。
話は変わりますが、市街のすぐ南に台南空港があり、軍も使っているので騒音問題があるはずと思ってました。そうしたら、この夜の散策中に5-6機の戦闘機がゴオオオ!と爆音を空に轟かせ、ビルの上を機体が分かるほど低空で、次々とエラい速度で離陸していくのに遭遇しました。やっぱりなぁ…。
コンクリ造りの家の中ならマシかもしれませんが、この時のように外を歩いていると、「耳を劈く」とは、このことか!と実感がわきました。何しろ1機の爆音だけで、周囲の交通騒音や会話が一切マスクされ、何も聞こえなくなる程…。この時は宵の口でしたが、真夜中にコレやられたら(中国機へのスクランブルもあるだろうし)寝ていられないなー。
どうか起こされませんようにと祈りながら、なんとか眠りにつくのでしたww -
さて、明けて2日目ですが、寝過ごしてしまいました(恥)。取り立てて早朝から動く予定もなかったんですけど…。部屋を出ると目の前が、上の階へのエレベータホール。
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壁の掲示板に手書きチョークで案内が書かれています。その左右に部屋ドアがあり、自分は右側でした。
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階段を下ってドアを開ければ、そこはもう人が行き交う朝の騎樓(ちーろう)なのです。
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今日はどこ行こう? まずは朝食かな。再びT-Bikeを借り出し、ゆっくりと市街を走ります。おお、こんな所に(チェーン店だろうけど)早餐店がある。ここにしよう。台北永和豆漿(たいぺい ようふう どうじゃん)です。
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豆漿(小)15元!と燒餅油條(しゃおびん ようてぃあお)24元!を購入。燒餅油條は、炭水化物 in 炭水化物という謎な組み合わせですが、なかなかに旨い。
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口の中がパサつくけど、豆漿に浸しながら食せば沒問題(めいうぇんてぃ)ですね♪。んまー!
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腹を満たしたら、いったん台南車站前ロータリーへ出て、北門路に入り直し南下します。左を見ていると、すぐ民族路と交差して台鐵をくぐる広い道が。
自分は自転車なので、スクータが向かっているように、並行する別ルートで線路をくぐりました。 -
向こうへ出ると道の名称が変わり、東寧路となります。ブログでグルメ通りと紹介されてたストリートで期待が高まります。漕いでいると巨大な広告看板が。コレは何の宣伝だ?
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厨房用のサンダルらしいですね。台湾にはシェフが膨大にいるから、ピンポイントな靴でも商売が成り立つんだろうか。…などと余計なお世話を焼きつつ走っていたら、とある交差点で自転車に乗る男性に声を掛けられました。んもー、まただよ…。よく声かけられるな~。大学も近いし学生かな?
しかし、よくよく見ると、ヘルメットをキチンと被り、ワイシャツにネクタイを締めた白人の二人連れが自転車に…って、これモルモン教の勧誘じゃん! まさか台湾で遭遇するとは思わず、その時は焦ってしまいました。しきりに英語で何か話してくるので、「I'm Japanese. now sightseeing.」とかテキトーに言い放ち、ペダルを漕いで逃げました(笑)。 -
勧誘を振り切ったあとの東寧路は店がギッシリでした。でも人が少ないですね。車は多かったんですが。ここでスマホマップと相談。予めプロットしておいた店から、営業しているものを探します。ふむふむ…。
まず向かったのが、またも豆漿店です。先ほどの店の豆漿が小椀だったので、まだ行けると考えてのこと。怡東路(いーどんるー)へ左折した先で、パクリ画像まとめで良く紹介されている台湾の漢堡(はんばお=ハンバーグ)店のキャラを発見。ア○○○マンをパクったんでしょうが、筋肉モリモリなのが面白いですね~。 -
そのまま北上を続けると、東平路(どんぴんるー)と交差します。右へ折れた先にあるのが四海豆漿(すーはい どうじゃん)です。おお、地元の人で賑わってるな。
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自分も排隊(ぱいどぅえい)しましょう。価格表を見ると、近くに学校や成功大学があるせいか全体に廉価ですね♪。
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自分的に、朝はやっぱコレとなりつつある蛋餅(だんびん)20元と、油條13元や豆漿15元を注文しました。しめて48元なり。安いー!(驚)。朝食としては2度目なのに身体にスイスイ入ります。あー旨い…。
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よし、次行ってみよー。スマホマップに相談してから東平路を西へ進み、交差点で右折します。光明街を北へ走ると、広い小東路と交差しました。向こうへ渡ったところにある水河虱目魚粥が目的の店です。
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コチラの店は虱目魚(サバヒー)粥が旨いらしいので、これ一択で注文しました。壁の手作りポスターにも一番人気とありますね。子供さんが作ったのかな。切り文字のようで、なかなか手が込んでます。
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少し待つだけで、アツアツが出されました。しばらく冷まします…。口をつけてみると、塩味のあっさりスープですね。茶色のは油條です。ミスマッチな気がしたんですが、日本で言うお麩が乗ったウドン的な扱いでしょうか、けっこう合うのが不思議です。
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こんな切り身のサバヒーが沢山沈んでいて、カキも数個入ってました。50元。CP値は高いんじゃないでしょうか。
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ちなみに、この周り方だと遠そうですが、台南車站の北側から小東路で来れば近い。タクシー代も安く済みそうです。この店は当たりですねー♪。
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そこからは、小東路を横断して戻りました。光明街を南下して途中で右折。東安路を南下していきます。おお、ココにも八方雲集が…。
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初めは少なかったけど、次第に両側に店が連なって来ました。このエリアも良さそうな予感。そして到着したのが港記焼臘便当です。
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さっそくメニューを見て、オーダーシートをもらい、チェックマークを付けました。選んだのは三寶飯です。
ただ朝から喰い続けていたため白飯までは入らない。拙い中国語と身振りでメシ抜きをお願いしました。75元。ほとんどが便當で外帯するせいか、店内はガラガラでした。
肉を噛みしめ味わいながら、ゆっくりと頂けました。ごちそうさま! 店を出ると外帯の列が道路まで伸びています。人気店=味良しということですね。 -
続いて南下していきます。東寧路へ出たら東寧運動公園を経て、私立長榮高級中学を横目に漕ぎ続けました。
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私立だけあって?立派な門構えと門標ですね。このまま林森路を南へ走ります。
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東門路まで来たら右折して、東門城圓環のほうへ向かいました。この道を進んで台鐵の線路を越えようと言う考えです。
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圓環まで来たら、なんとバイクどうしの事故です。何度か事故(事故後)は見ていますが、ロータリーでの事故は、台南のこれが初めてでした。やっぱ走りにくいのかな。
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この小さなお城?を避けるようにして長細いロータリーになってます。そのまま真っすぐ行けば台鐵の下か上を越えられると思っていたんですが、クルマは上を行けるけど、自転車はダメでした。やむなく線路に沿って北へ少し進み、踏切で超えてから北門路を南へ。元の道へ戻ってきたのです。
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また大きな圓環になるので、ぐるりと迂回というか回り込んで府前路を先へ。
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大きな交差点で左折すると鄭成功文物館でした。巨大な石像があります。そこの向かい側の路地の中に次の目的地がありました。分かりにくいなココ。上の写真手前が石像側です。
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この順天冰棒(しゅんてぃえん びんばん)は外からだと、営業しているかも分からず、覗き込んでみたらスタッフが一人いました。片言英語でアイスを選び購入しました。
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むちゃ沢山の種類があるんですが、ここはやはり芋頭でしょう。たびたび失敗しているくせに、なぜか芋頭アイスを選んでしまうのです…。
しかし、この店のアイスはキチンと芋頭感があり美味でした!。暑い時期に再訪したらアレコレ試してみたい。20元。 -
府前路にもどって西へ西へ漕ぎ続けました。お?これって…名所の孔子廟でないのか?風情あるなー。ちょっと門構えから覗き込んでみたら、沢山の人がいて、中には写生している中高年グループも。自転車を降りて入ってみましょうか。
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しかし、まずはトイレですな(我慢していたんです)。そうしたら、トイレまで渋いので嬉しくなっちゃいました。
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その間、我がサバヒー号wwは、健気に気根の下で待っています。このトイレ、なぜか日本人の出入りも多かったです。
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いや、T-Bikeって台南なんだってことが、何とも分かりやすい個体ですねー。ちなみに悠遊卡+専用アプリとUbikeより、一卡通+専用アプリとT-Bikeのほうが、使い勝手は良いのに気づきました。さすがに後発だけありますね…。
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写真では人が居ませんが、こちらは奥が有料になっている入口なのでした。
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こういう観光時こそ、説明板が役立ちます。和文もあるので分かりやすい!
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古い建物があるだけで、観光臭くないのも美点かと。地元の人の散歩コースにもなっているようでした。
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そろそろ入った門から出ようと思ったんですが…
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ふと左を見るとお土産店が(こちらも風情あり)。入ってみると、ナカナカの品揃えです。何点か小物をお買い上げして出たのです。また漕ぎ出しましょう。
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やや荷物が増えてきたので、いったん宿へ向かいました。昼間のクリスマスイルミを横目にしながら進み…
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部屋で荷物を降ろし、昨日もらったMapを広げてみましたが…。んー、まあ自分は観光しないほうだしな!、と静かに閉じたのです(笑)。
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でも、歴史巡りにはなかなか良いMapだと思いました。
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さあ、また走りますよー。ロータリーからの…
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はい、林百貨へ着きました。いよいよ入店しようと言うのです。ちなみに、翻訳されて間もないこの本でも紹介されてます。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4767824346/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1 -
渋いエレベータを待ち…階数表示の動く様子も動画で撮りました。
https://youtu.be/NwqO_0UHluM -
5階まで上がると、さらに徒歩で上へ。ココのガラス張りは後からの施設ですね。
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そこは屋上でした。広々していて、奥にある建屋がお土産店になっていました。
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例の空爆を受けたままの鳥居です。70数年前のまま残してくれているのがスゴイ…。
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説明板を読みましたが、やはり建物自体が歴史的建造物なんですね。こちらはエレベータの機械室とのこと。立入禁止は残念でしたが仕方ないですね。
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こちらから戻るんですが、中は土産屋になってました。
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際に寄ると、高所恐怖症ではないけれど、ちょっと腰が引けます(笑)。
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社旗?がはためいていて、ちょっとイイ感じです。
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渋いと言えば、こちらのランプ?も当時のものなのかレプリカなのか。まあ、むき出しで配線してあるし、後付けの照明なのかな。
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夜はボンボリのように光って風情を醸し出すのでしょうねー。
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一階ずつ降りていきましょう。各フロアはお土産とカフェになっていて、すべて合わせると相当な数のアイテムが並べられている様子。概ねお高い品が多いけど、中には手頃なのもあり…
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降りるたびに、こんなレトロな光景を楽しみつつ…
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当時物なのか、昭和初期を感じさせる造作に、つい写真を撮ってしまいます。
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手すりの根元を飾る装具?を、ユニクロメッキのビスで無造作に止めてるって…。「林」ロゴのレリーフも施されてレトロ渋いのに…惜しい!
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カフェもむちゃ渋くて良かったです。高いけど…(笑)。自分はスルーです。
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どの階段もイイ感じにレトロ。壁の白漆喰?も風情あって見飽きません。
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窓の木枠格子なんて、いつから見ていないことやら。懐かしくてたまらない…。各階で買い物したんですが、またも荷物が増えてしまい、また宿へ立ち戻りました。台南はコンパクトだからこそ出来る技かもしれません。
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テーブルに紙袋を置いて、再び出かけましょう♪
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今度は先ほどの順天冰棒の辺りに戻ってきました。延平郡王祠(いぇんぴんじゅん わんつー)にある大きな鄭成功(ぢゃん ちゃんごん)の石像?があったので、1枚撮っておきます。迫力あるわー。
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そこから府前路を西へ走ります。喉が渇いたのでジュースをと、Mapへプロットしていた奇異果子(ちぃいーぐおず)へ入りました。
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すぐ先にも有名な莉莉果汁(りーりーぐおじー)もあったのですが、店が明るい雰囲気なのに惹かれて。
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わりと新しめ(改装した?)な店舗で、頼んだミックス(?合=ぞんはー)ジュースは非常に美味しかったです。50元だったかな?
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続いては道路の向かい、数軒先の各ブログでも紹介されている有名店、克林台包(くーりんたいばお)です。レトロポップな女の子像がイイですね。
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八寶肉包(ばーばお ろうばお)30元と、紫米芋頭(ずーみぃ ゆーとう)25元をいただきました。店頭にベンチも置かれているので、そこでパクリ。どっちも旨いー!。
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座りながら購入口とかを眺めていました。トータルに良くデザインされている店構えですね。
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女の子像の由来が書かれていると思われますが、老店ならではの歴史ですねー。
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改めて、紫米芋頭の断面を。餡は芋頭の味がハッキリあり、フリークとしても満足行くものでした♪。
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ちゃんと店頭にゴミ箱も置いてあるので、その場食いがスマートに出来るのも助かります。ちなみに隣にも同様の店があり、こちらも旨そうでしたが腹が満杯で…。
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克林台包とは、交差点を挟んで向かいにある莉莉果汁です。おお、客も一杯いて大人気ですね。
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その横にある台南愛国婦人会館に入ります。こちらは無料です。
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1階では何やらイベントを行っているようでした。
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何だこれ。一面に白いビーズ?のようなのを敷き詰めてますね。フォトジェニックなだけに観光客の女子が、あーでもないこーでもないと写真を撮ってました。
近寄ってもよく分からないけどザラザラと硬い粒です。案内員のオカーサンが、しきりと足裏で感じて見たら?的に身振りしてくれますが…。 -
ひとしきり撮ったら2階へ促されたので、スリッパに履き替えて上がってみます。こちらでも分厚い踏面の板に目が行きます。鋸目?も当時のものでしょうか?
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いやあ、格天井も懐かしい感じです。古き良き昭和初期の木造建屋って趣ではありませんか。
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奥には広いスペースが。思ったよりシンプルな造りなんですね。
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でも木枠の窓が落ち着きます。あれ?外の路面が濡れてきたか?
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重厚感はありませんが(たぶんコストの関係でしょう)、必要十分な造りの日本家屋と言えば良いのでしょうか。
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それでも、ちょっとした意匠が施され、現代から見ると充分にレトロで心休まる感じがします。
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簡素ながら、ちゃんと床の間形式に設えてありますね。夏場に畳に寝転んで窓を開き、風を通したら気持ちよさそう…。
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それにしても、保存状態(補修状態)が良いです。
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台湾の人が手入れしてくれているんですね。ありがたいことです。台湾で古き良き昭和を感じた一時でした。
外へ出ると、雨がパラついてきました。夜まで保つのかな…。ちょっと心配でしたが次へ向かいます。 -
スしたら左折し再び左折。その先にあるのが、店頭に店番のおばあちゃんが座っている銀波布丁(いんぼーぶーでぃん)です。
ここはプリンの老店(ちょっと気難しいとの口コミ)。口頭で注文すると、店内の冷蔵庫へ取りに行き手渡される方式。しかも、おばあちゃんは足腰が悪いらしく、自分が注文すると(日本語カタコトOK)、向かいの店のオネイサンがスッ飛んできて(笑)、代わりに出してくれました。庶民の商店街って感じの助け合い。イイなあ…♪。
おばあさんと差し向かいで、丸椅子に座っていただきました。味は懐かしい硬めの蒸しプリン。カラメルも少しだけ甘苦いやつでした♪。あ、値段忘れた…15か20元かも。ごちそうさま! -
おばあちゃんに謝謝と挨拶し、再び自転車に跨ります。おや?また雨がパラついてきたな…。國華街へ戻って北へ向かいます。民生路へ交差したら左折して道なりに広い歩道を進みました。おお、運河のような静かな水面が見えてきたぞ。
さらに先へ行くと、広い国道17号とクロスしました。渡ったところで上の写真を1枚。この先へ行くと、時間的に余裕がなくなるため17号を北へ。しばらく漕いで、和緯路に交差したら右折します。
そのまま東方向にキコキコと…。やがて左手にコストコが見えてきました。通過した先に花園夜市がありました。少し時刻が早かったので、さらに進んで近くの小北夜市へ回ってみることに。 -
着いてみると、かなりユニークな店の並びでした。道路から中庭のような駐車場へ入ると、グルリ取り囲むような衣料品店など。
そして駐車場と道路の間には、アーケード式で飲食店がぎっしりでした。こちらは既に営業開始の店が多く、ちょっと食べても良かったんですが、花園へまずは行ってみたかった。…ところが、この間に急な雨が降り始めたのです。 -
たちまち本降りとなり、花園へ戻ることも出来ません。しかたなく小北夜市のアーケードから外を覗いたり、スマホMapと相談したり。すると道路向かいにセブンイレブンを発見!
傘(こんな時に限って宿へ置いてきた…)か合羽でもあるだろうと、ビルからビルへと庇づたいに近づいて、あとは一気に道路を渡りました。それでも少し濡れてしまいました。
セブンで一番安価な雨具だったコチラ、膝丈のヤッケ式透明ビニール合羽39元を購入。ちょうど自転車で漕ぐときに膝までは守れる長さでした。バッグごと服の上から着込みます。おお、ちょっとイイ感じ!。花園夜市へ向かいました。 -
夜市入口の道路沿いにT-Bikeステーションが有るのを先ほど確認済みです。返却してアプリで確認すると100元と出ました。夜市に到着したものの、営業開始時刻は過ぎているのに、客がパラパラしか居ません。
それどころか店が少ない。店と店の間に空きスペースも目立ちました。中には、トラックを横付けして店を畳み始める姿も…。これだけ本降りなら仕方ないな。写真で路面にキレイに照明が反射しているのを見ても、雨量の多さが分かると思います(とほほ)。 -
それでも膝丈合羽という武器(笑)を得た自分は、頑張って営業している店を回り始めました。広いエリアを、あちこちグルグルと何度も往復しますが、客もいないし靴に雨が染み込み始めました…。
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川の上に浮かんで営業しているような幻想的な景色になって参りました。雨は一向に止む気配もありません。風が無いのは救いでしたが。ちなみに合羽を頭からかぶって歩いている客は、ほぼ自分だけ…(笑)。
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なんか目が馴染んでくると、ちょっとキレイ…なんて勘違いするほど?? 歩き回った結果、羊肉串1本25元なりを頂いたところでギブアップ(苦笑)。
夜市の外周にはタクシー乗り場があるので歩きます。流しのタクシーを呼び止め、宿の近くの目立つ店をメモに書いて見せ、「好(はお)」とOKをもらい走り出しました。
クルマの屋根にザーザー当たる雨音を聞きながら、大回りされていないかスマホMapで確認しつつ帰ったのです。120元だったかな…。 -
いったん宿で一休みしましたが、もう夜なのにロクに食べていない! やはりこのままでは寝られないぞ(大げさ)。せっかくなので炒飯に絞って、スマホMapで周囲に何か店がないか調べ始めました。
周囲には炒飯を扱う店が少ない中で、口コミ欄に美味しいと多くの日本人が書き込んでいる店を発見!。おお、ココなら歩いても何とか行けそうだ。
さっそく傘を差して(近くは無いけど)スマホMapに導かれて歩きました。迷うこと無く店は見つかり、看板に炒飯専家と謳っているので嬉しくなっちゃいます♪ -
ここでも蝦仁炒飯を注文しました。なんとコレで60元! さっそく口へ運ぶと…ウマー!。これは良い店を教えられました(笑)。この雨にもかかわらず、待つ間にも次々と客が訪れるので、地元で知られた店なんでしょう。いや、ホント旨いわ♪
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客が途切れたところで、オヤジさんが大鍋を指差し何やら身振りをしました。セルフで湯(スープ)を飲みなさいと勧めてくれたのです。
椀に入れて飲んでみると、ん?これってカツオだしの味噌汁じゃない?。ホッとする味だわー♪ 思わず笑顔になってしまいます…。大満足で宿へ戻りました。 -
先ほど林百貨で買ったアレコレ。最後に一つの紙袋へまとめてもらいました。でも帰国時にはクシャクシャにしてザックへ詰め込むのが確定なので、せめて美しい姿を写真に残しておきましょう。
その内容と言えば、例の零錢包(りんちぇんばお=小銭入れ)をココでも4つも買い込んでしまい…。 -
日本統治時代の台南の電話帳?と台湾博覧会の鳥瞰図を印刷したクリアファイルも購入しました。なかなか渋いデザインです。他に日本絡みの柄は無かったんですが。
荷物が増えたのでザック内を整理したり、明日の移動の準備をしたりで、この夜は更けていきました。おやすみなさい…。 -
明けて3日目は高雄への移動日。再びザックを背負い、チェックアウト(鍵を所定の場所に置いて出る)して出かけます。昨晩は雨にやられて散々だったけど、果たして今日も雨が降るのでしょうか?
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疑問を浮かべるまでもなく、宿から通りへ出たら路面が黒光りしてる。さっきまで雨が降っていたようですね…。
何はともあれ朝飯にしましょう。ひとまず台南車站のホールを眺めに…いつ見ても風情あるなぁ。また外へ出てグルリと見回したんですが、車站前には早餐店が見当たらない?。 -
そんなはずは無く、単にここから見えないだけでしょう。今まで行ったことのない車站北側へ歩き出しました。何かないものか?…。
すると少し先で大通りを渡った向こうに、何店舗かメシ屋らしき看板が見えました。交差点を渡って近づいてみると、中華系ではない数店舗が並んでいるうち、赤い看板のベトナム(越南)系の店が気になりました。
いったん行き過ぎて振り返った際の写真です。手前の白い看板はインドネシア系(印尼)の店かな。 -
店頭の厨房では、オネイサマ達が全く分からない言葉でワーワー言いながら、下ごしらえしたり鍋を振るったり。何か楽しそうに見えたので、ココにしますか。
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店頭のオネイサマは中国語も少し分かるようで、マークシートへの指差しと身振りでメニューを決めて記入しました。店内へ入ると中途半端な時刻のせいか、お客は居ませんね。
席を決めて辺りを見回すと、沢山のベトナム語?が書かれた材料というか食材が棚に並んでました。ラベルや袋の色使いも、明らかに中華系ではない独特なセンス。
日本や欧米なら「食べ物の包装なら食欲をそそるオレンジ色か赤色!」とか拘るだろうけど、それぞれの文化的?背景が垣間見えて面白い♪ -
ちょっとエキゾチックで、東南アジアをより強く感じます。いつかタイ・ベトナムも行ってみようかな。…などと独りごちていたら、オネイサマが皿を運んでくれました。
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スープも付いたチキンのカレー風味ライスかな?。さっそく一口…。おお、ココでもパクチーの香り。嫌いな人は嫌いでしょうが、セロリがダメなくせに、パクチーはどうやらOKな自分…。
インド料理ほどカレーが主張しないチキンが美味しく、添えられたキュウリの輪切りと、柔らかい煮タケノコのような食感の野菜も、不思議と肉に合う気がします。
スープは何と形容してイイのか分からない味でしたが、ダシ?が効いているおかげか、すぐに慣れてスイスイ飲めました。90元。 -
ゆっくり味わって食べ終え、外へ出て大通り側から見た様子です。ここだけ東南アジアの店が並んでいるのでした。卡拉OK(カラオケ)と看板にも有るから、もしかして夜は別の店になるヤツ?
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さらに戻って大通りを渡りきった地点から。85℃というパン屋?が目印ですね。
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台南車站へ戻ってきました。セブンで例の烏龍茶の赤ボトルを買っておきます。25元。再び区間車で移動しますが、せっかく購入したので、今回は一卡通を使ってみましょう。
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月台に止まっていたのは、途中で逸れて高鐵へ向かう列車でした。それを承知で乗り込みます。
ややあって出発した後、何駅か揺られて中洲(ぢょんじょう)車站へ。乗り換えのために降り、列車は高鐵のほうへ去っていきました。 -
逆方向・高鐵からの列車や特急の通過があった他は、南国の野鳥の明るい囀りだけが聞こえる静かな月台で、高雄方面行きを待ちます。15分ほど待って高雄方面の區間車が入線。また揺られること数十分で降り立ったのが…
橋頭(ちゃおとう)車站です。なんでココで降りるのかと言うと、KRT紅線の橋頭火車站(ちゃおとう ほあちゃーぢゃん)と近いらしい。つまり乗り換え至便だと。さっそく電光板にKRTのロゴが表示されてます。この階段から上がるようですね。 -
上がりきったら右へ進行します。
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すぐに高雄捷運のロゴが見え、改札が現れました。なるほどホントだ。これは近くてイイ。英語表示を読むとKMRTが正しいようですが、ブログでは略してKRTと呼んでます(謎)。
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ロゴ下から右へ回り込むと改札です。その奥に見えるエスカレーターに乗ると…
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たちまち高架のKRT橋頭火車站へ出ました。このあたりの車站は、高い位置にあるため気持ち良いですね。逆に強風時はたまらないかもしれないけど…。
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どちらを見ても、スコーン!と遠望が効きます。向こうに見える棒状のものは、以前にも訪問した糖廠の煙突です。車站としては次になります。
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KRTは世運車站(しーゆぃん ちゃーぢゃん)まで乗りました。去りゆく列車を撮影したら…月台の様子も収めました。それぞれ面白い構造になってますねー。
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出口1から降りて地上へ。相客はほとんど居らず、周囲は住宅地では無さそう。
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目指すは高雄市公共?踏車(がおしぉんしー ごんごん じゃおたーちゃー=C-bike)のステーションです。
樹木の陰で見つからず、気温が上がり始める時間帯(23-4℃はあったかも)に、ザックを背負ったまま、汗を拭きつつ探し歩いたのは秘密です(笑)。見つけたのは良かったのですが、借り出しで以前と同様にトラブル発生!。
1回目にクレカ(旅行者はアプリから一卡通での登録不可)で借りたところ、自転車がラックから引き出せず…。すぐに返却手続きをとキオスクで手続きしても、未返却中につき…とハネられてしまう。何度か自転車を替えて繰り返したのち、どうしてもダメで諦めました。 -
ところが、他のクレカで借り出したところ、一発でOK!…何なの?これ。しかし、失敗したほうのクレカの行く末(笑)…つまり課金が気になる。
以前もC-bikeで同じ連絡した覚えはありましたが、電話を掛けてオネイサンと拙い英語で話すこと10分あまり、何とか「このカード番号は全ての自転車で返却になってます」と。お礼を言って電話を切りました…ふぅ~(汗)。やっと安心して乗り出せます。
しばし広い幹線道路を漕いで南下していきました。こんなマイペースな走りを手軽にできるのが、自転車の良いところ(ただし真夏の炎天下を除く…)。 -
ここでもoBikeアプリを立ち上げてチェックしたら、周囲にそこそこ有ると表示されました。これなら使えそうです。これに比べたら、台南はしばらくT-Bikeか民間のレンタルが良さそうですねー。
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とある交差点で右折すれば、そこが蓮池潭の北側です。道路沿いに市場がずら~っと始まり、ちょっと驚きます。
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周囲を巡る道路まで来ても、まだまだ先に市場が連なってました。これ結構な規模じゃないか。少しだけ冷やかしてから、蓮池潭を時計回りに走ることに。
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さすがに有名観光地らしく、キレイなトイレも新設され、車道と分離された専用の歩道と自転車道が先まで続いていました。これは楽しそう。
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地元の憩いの場でもあるんですね。散策やランニングの人も見かけます。ただ、草地部分は犬の糞などに注意です!。
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こんな立派な碑もありつつ、ゆっくりと漕いでいきます。
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真向かいにはツインタワー?が。これが有名な蓮池潭の龍虎塔のようで、自分は初めて見ます。
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再び漕ぎ出して行くと、鮮やかなピンクの花弁を散らした樹木が。南国らしい色ですねー。
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その先しばらく漕いで、ついに見えてきました龍虎塔。なんだか思ったよりデカいぞ虎が…。
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自転車を正面まで回り込んで見ました。やっぱユニークだよなコレ。
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少し先にも何やら像が見えたので、そちらも回ってみます。右に塔で左に廟ですね。
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由緒ありそうでしたが、お参りする用事?も無いので、撮影だけして龍虎塔へ戻りました。
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ちょっと離れた場所から1枚。ちなみに拝観料とかは無く、誰でも無料らしいです。
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その名の通り、蓮が(たぶん)水の下に縱?に根を張っているのでしょうね。今は少しの葉しか見えませんが。
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さて、自転車をロックして入ってみますか。天気のせいなのか、それほど混んでなかったのは助かりました。どう見ても塔の中は狭そうですから。正面から撮ってみます。やっぱユニークですよね。日本では無い色使いだし。
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厄除けの縁起物なので、龍から入って虎から出るのが良いらしいです。
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近づくにつれ、龍の造り物の大きさが結構あるのが分かります。
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人が入っていく様子を撮らせてもらいましたが、いやホントでかいな。
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自分も中へ進みましたが、入口はキレイな歩道?になってました。
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でも両側のガラスケース内には、コレでもかと言うほどの数の小さな像が収められてます。
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こういう数で押してくるのがお約束なのか、それぞれを見ていて面白いです。
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塔の入口もキレイにされ、オカーサンが一人一人に請進來(ちんじんらい=どうぞお出でください)と声を掛けていました。床もピカピカです。
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螺旋階段を(ザックを背負ったまま)昇っていきます。まずは2層目や3層目から。
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階を上るにつれ、遠くが見渡せるように。ちょっとした地元のシンボルタワー的な扱いもされているのかな。
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龍側から虎側の塔を写してみます。美しい姿なのは確かですね。
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屋根に乗った龍を湖面とともに収めたり…
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道路側の浮橋通路?のジグザグが面白くて俯瞰してみたり…
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内壁にも霊験あらたかな諸神?が描かれているのでしょうか。
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塔は7層ありましたが、5層で公開はオシマイのようです。先へ上がる階段の扉はロックされてました。しばらく涼んでから降りていきます。
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いったん下へ降りて、塔をつなぐ通路から入口方向を見ています。龍虎ともお廟に正面向きで、何か関連があるのでしょうか。
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では、虎塔へ入ってみましょう。とは言え、ほとんど同じに見えますね…。
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いにしえの文人?を描いた壁絵こそ龍塔と違いますが、細かいことですね。
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虎が屋根に乗っていますが、よく見ると、体毛を表現するのにハリネズミのように棒状の材料を差してあり、身体は細いけど面白い造形ですね。
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再び降りてきたら、虎の内部を歩いて…
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数多くの神様?武人?を眺めながら歩きます。
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はい、無事に龍から入り虎から出て参りました。これで自分も厄払いして運気上昇か? 何度見てもユニークなモニュメントですね。1970年代に造られたと聞き、色物と思ってましたが、宗教色こそ無いものの、何故か神妙な気持ちになる施設でした。
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池のほとりではアヒルが1羽、お尻を振り振り泳いでいて可愛いかった。
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もう一度振り返って1枚残しておき…
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市街地のほうへと南へ走り出しました。あ、ここが正式な蓮池潭の入口?なのかな。
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そこは広い広い国道17号線に交差するポイントです。ちょうど台鐵も通過していましたが、道路と踏切を渡って東方向へ進むつもりです。
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そのまま道なりで崇徳路になりました。美味しそうなパン屋もあり…
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何だか道の両側に店が増えてきましたよ。メシ時だし何かないかな?
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その場でスマホMapと相談し、すぐ先の宗宗来快炒店(ぞんぞんらい くゎいちゃおでぃえん)という店に決めました。店頭の厨房ではお兄さんが元気に鍋を振るってます。蝦仁炒飯70元を注文。店内は空いてましたが、外帯がメインなのかもしれません。
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ややあって置かれた皿には、結構なボリュームの炒飯が。一口パクリ……おお、とっても旨い~! 黙々と口へ運び、たちまち完食しました。ごちそうさま!
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腹も膨れたら、崇徳路を道なりに南へ進みます。途中でoBikeアプリを立ち上げてみたところ、このへんは台数が多くて使えそう…。博愛路にクロスしたら左折。KRTの車站があるのです。
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それが紅線の生態園區站です。すぐ横にサイクルステーションも有るので至便♪
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そのまま小港(しゃおがん)方向の列車に乗り、凱旋站で降りたのです。
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そう、例のLRTに今回も乗車しようと言うのです。高雄85の足元で終点だったのが、今回ずっと先まで開通したので、KRTとの併用で観光エリアをぐるりと一回りできる! これは楽しみです。
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おなじみ高雄捷運の萌えキャラ娘がLRTへと案内してくれてます。
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地上へ出たら、すぐ目の前にLRT前鎮之星站があり、道路を横断します。
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奥が港の方向ですね。今は出たばかりでLRTは居ません。田舎の駅のように、線路を横切って歩き、スロープになっているホームへと上がりました。
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正式に開業とのことで、11月から料金を取り始めたようです。一律30元とのこと。一卡通などが使えますが、悠遊卡は使えないので注意です。
或いは月台の切符販売機から現金で購入します。一卡通で乗車の場合は、車站か車内の読取機に1回だけタッチすればOKらしい。 -
しばらくして入線した車両に乗り込むと、ゆるりと走り出しました。道路と平行に走るところでは、その目線の低さが新鮮……と言うか、昔の路面電車と同じですね。華語だとLRTのことは軽軌(ちんぐぇい)と書くんですねー。
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このようにデカデカと悠遊卡が使えないことを訴えています。KRTで加?できないし、高雄での悠遊卡は、残額と加?に気を使います…。
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前回は、まだ高雄展覧館站までしか開通しておらず、今回ついに陸上からも西子湾へ回れるようになり、とても楽しい乗車となりました。
現在の終点である哈瑪星站の様子。写真の左手奥にKRT西子湾の出入口があり、徒歩30秒ほどです!(喜)。 -
KRT西子湾の出入口から見ると、こんな感じです。細い道を奥へ進むとLRT車站になります。
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今は終点の哈瑪星站ですが、将来はぐるりとKRT紅線と橘線を囲むように路線が延びる予定らしい。楽しみですね。
以前コチラへ訪問した時は、やたら工事をしていたのですが、今思えばLRTの線路を敷設していたんですねー。 -
すぐ脇には、哈瑪星鉄道文化園区が広がっています。元はバックヤードだった場所です。色々なオブジェも無造作に置かれていて、かなたに高雄85も望めます。個人的には好きな場所のひとつです♪
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広場に有るかつての線路をぴょんぴょん飛び越えながら(数が多い!)横断して、昔の倉庫街をリノベした施設の方へと歩きます。
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ミニサイズの踏切もセットされ、今日はミニ列車が稼働中の様子。ちょっと見てみたいな。
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でも今は走っている様子はありません。さてどうしようか。
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すると、一つの建物でブースごとにデザイン小物?を展示中というのがありました。ちょっと入ってみましょうか。
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これは何だろう。カードのようですが、実は一卡通のデザインカードらしい。漢字で臺灣と読める文字らしきものを横にすると別の文字が現れるというもの。良いなコレ…。
でも全部で22種類もあるため、1枚100元なので2200元です。大人買いにも決心が必要な額となり、自分には手が出ません(前提の枚数が多すぎるだけ!)。 -
他のブースも回ってみましょう。こちらはなんと…
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古い(60年代かな)バイクの部品を使って小物を製作して販売してます。置いてあるバイクはKawasakiの90cc?空冷2ストシングル。車種名は不明ですが、黒塗りフェンダからして実用車だと思われます(当時は実用もスポーツも区別なかったけど)。カタコト英語でスタッフに訊いたところ、日本から輸入したんだとか…!
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サイドカバーをランプに仕立てたもの。台は空冷フィンのままのシリンダーヘッドです…。まんま過ぎてアレでしたが、この発想は嫌いではない(笑)。
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しかし何のサイドカバーだろう?
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こちらは点火プラグの栓抜きです。日本メーカのアクセにあったような気もするけど、790元とは強気だなー。
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こちらもヘッドライトユニットごとテーブルライトに仕立てたもの。メータまで残してあるのがイイ。しかもスイッチはキーを回してオンオフします。悪くないな…。
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かと思えば、なんとフロントフェンダーを裏から照明。反射光でライトにしています。ちょっと凝ってますね。でも効率は…まあオブジェみたいなものですから。
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これは、ベアリングで作ったコマでした。よく回りました。
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先ほどの悠遊卡ですが、もう一度見てみると名のある作家のデザインでした。縦置きと横置きで、読める文字が変化するという…。こういう限定モノに弱い自分は、結局だいぶ悩んで何枚かお買い上げしたのでした(笑)。
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外へ出るとミニ列車が走ってる! 慌てて写真を撮りましたが意外と速度があり、だいぶ向こうへ行ってしまいました…。
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そろそろ今夜の宿へ向かいましょう。再びLRTに乗車して、今度は高雄展覧館站で降りました。ちょっと切符販売機を撮ってから…
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車站にある色々な表示に興味が湧き、取りあえず撮りまくる自分。
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目の前には高雄85の巨体が屹立しています。足元を回り込んで宿の方へ歩き出します。すでにチェックイン出来る時刻になってたので…。
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高雄85から1ブロックほど離れた雑居ビルの一部フロアで営業しているホテルです。なにより廉価だったので予約してみました。しかし当日来てみると、なかなかに見つけにくい入口です(右上オレンジ色のパネル)。
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まずはビルのエントランスへ。そこからエレベータで17Fへ上がります。
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そのフロアにも他のホテルがあるため、キョロキョロしながら目印を探して歩きます。あったあった!
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こちらのドアを開けて入るとフロントです。夜間などはカギを掛けるので、セルフで出入りできる方法を教わりました。
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ちょっと分かりづらいですが、左の簡易テーブルが受付なのでした。大きなプーさんに目を惑わされて思わず奥へ入りそうに…。しかも、しばらく無人で放置されました(用事で出かけてるとメモが置かれてた)。
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やがて戻ってきた女性スタッフ(日本が好きで何度も訪日してる)とカタコト英語でチェックイン。夜間の出入りの説明とカギをもらいました。部屋は広いし窓も大きめで(ビルしか見えませんが)、なかなか良かったです。
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シャワースペースは床まで仕切りがあり、あまり湯が洗面側に流れないようになっていて好印象(それが当たり前だけど)。まあ料金からすると、これでも充分だと思いました。
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部屋にザックを降ろして一休み。夜になるのを待ちましょう。暗くなったところで、KRT三多商圏站から紅線で巨蛋站まで乗車。地上へ出たら、後は人の流れに乗ればすぐに目的の瑞豊夜市(るいふぉん いえしー)です。
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広いと聞いていたので、まずは外周の道路との関係を見て歩き、それから内部の通路を歩き回りました。エリア分けもされていて、車站に近い方からグルメ・雑貨・ゲームとのこと。
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ゲームも店が大きめで屋台クラスではありません。
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実際に見に歩いた結果、グルメ以外は自分には向いてないと判断してグルメ街を目指します。
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まずは下調べした曽氏福建炒飯(つぁんしー ふーじえん ちゃおふぁん)を探します。間口が小さい店だったので、すぐには見つかりませんでした。
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テーブルもありましたが、屋台の裏側(外の道路フェンス際)に置かれ、屋台の横をすり抜けて座る感じで分かりづらい。まあそれは置いて、鍋を振るうスタッフに注文する外帯の客もひっきりなしで、これは期待が持てそう…。
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しばらくして置かれた紙箱入りの炒麺(ちゃおみぇん)。ここも外帯用の入れ物を、皿代わりに内用でも使う店なんですね。スタッフがしきりに身振りしてましたが、四隅の糊付け部分を広げて食えということらしい。なるほど…♪
確かに皿のようになって喰いやすい!さっそく具と麺を掻き込みました。…ん、んまぃー! 味付けは濃い目でしたが、自分には丁度よかった。90元。ただし量が少なかったので、次行ってみよー♪ ごちそうさま! -
グルメエリアは店が多く、しかも他で見ないような屋台もあり楽しいです♪ テーブルを広く展開する店もあり、活気に満ちていました。雨の花園夜市を思えば別世界のよう?
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お、芋頭だ! 芋頭牛奶(ゆーとう にゅうない)を飲もうかな。愛想の良いオトーサンに注文します。ミキサーで目の前で作ってくれ、ストローとともに手渡されました。お値段は…忘れましたが、普通の値段だったような。
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横では芋頭をドッサリ蒸していて、食欲をそそられます。
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続いては、何やら手作り感ありありな屋台です。驚いたのが串焼き肉を売っている白人の美人さん。このパターンは他で見ないので興味を惹かれました(店側の作戦に見事にはめられてます…)。
カタコト英語で何肉?と尋ねたところ、ポークとのこと。いやー、声まで美人だわ(完全に舞い上がってます)。ホント我ながら男ってしょうもない…。
屋台がやたら色分けされているのが不思議だったけど閃きました。これウクライナの国旗の色だ! 実際その通りでした(後で気づいたけど、華語でも赤マジックでウクライナと書かれていました)。
なるほどねー。スタッフ(オーナーかな)の台湾人男性がチャチャッと器に入れてくれました。 -
メニューはポーク焼肉とカット玉ねぎに3種のタレを掛けるもののみ。小サイズをお願いしました。タレはマスタードにします。
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再びそぞろ歩いていたら、今度はスペインのパエリア屋台です。なんか瑞豊夜市って国際色豊かだな…。いったんスルーしました。
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先ほどのポークを少しずつ食べながら、屋台を冷やかして歩きます。
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再びパエリア屋台へ来ました。今度は注文しますよー。
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…という事で、ひとつ所望します。平たいカップへ入れてくれました。
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続いては、ドネルケバブを発見したのでトルコ兄さん?に注文。
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トルコ捲餅と看板にありましたが、こうやってピタパン?に野菜と一緒に置き、クルクルッと巻いて手渡されました。
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ここも含め、ほとんどの屋台は外帯オンリーなので、さっきのと一緒に袋を提げ、いったん外周の歩道へ出ました。同じように歩道で食べている人が沢山いましたが、大きなゴミ箱が点々と置かれているので助かります。でもちょっと買いすぎたかな…。
ウクライナ焼肉は美味しくいただきました。ドネルケバブ捲きもピタパンが固くて食い切りにくかったけど旨かった。しかし、パエリアが腹になかなか入らず、時間を掛けてやっと食い終わりました(苦笑)。さすがに、もう食べるものは入りそうにない。 -
それでも、目を楽しませるためと称して、再度グルメエリアに突入しました。おお、ここでもパエリアがあるな。こちらも旨そう…(入らないけど)。地元の人も熱心に見つめていますね。
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しかも、人が多かったのか出来たてだったのか、列が列を呼んだのか原因は不明ですが、通路を塞ぐ人混みが発生しました(驚)。こっちのパエリア、そんなに人気なの?(ちょっと後悔)。まあ、ぐるっと回ってもどったら、誰も居なかったので逆に驚きましたけど(笑)。
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また歩いていると、今度はタイ(泰国)式ミルクティーの屋台が。いい感じです。よし、メシは入らないけどお茶なら…。スタッフの女の子に注文します。60元とお高め。見ていたら、タイ製のコンデンスミルク缶から、紅茶へドボッと注いで混ぜるだけだった!
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しかも、この屋台って、トゥクトゥクでないの?上手いこと作ってるなー(感心)。こういうの好きです。さっそく飲んでみると、ミルクがタイ製のおかげなのか、独特の味でした。んー、アジアンテイスト!。
でも考えてみたら、福建炒麺の後は全く中華を口にしてない…。歩いている客も他の夜市では見ないほど白人や南米系?が多数。なんでだろ?? 瑞豊夜市は国際色が豊かなのでした。 -
他にもエッグタルト専門店やら…
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日本の屋台と銘打ったのとか(ラジオから確かに日本語の番組が流れていました)…
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夜市のアイドル?もお散歩中でした。
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見て回るだけの自分でしたが、夜市はまだこれからの時間帯。車站の方から途切れることなく人波がやってきます。とにかく腹が苦しいので、自分は離脱することに…。
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車站へ向け歩き出し、道路を横断して振り返ると、瑞豊夜市の看板があったのに気づきました。照明を点けたらイイのに…。
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向かいのナイキ前では何やらイベントをしているようで、大音量で何かアナウンスしておりました。
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巨蛋車站に着いたら地下へ降りていきます。夜市は楽しかったけど、腹が苦しいー。
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三多商圏站で降りて地上へ出ました。宿までしばらく歩かねばなりません。
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高雄85を見上げながら、ゆっくり宿へ戻ったのです。明日は帰国日。しかも早朝の便なので、早寝しなくては…。荷造りも済ませておきましょう。
宿から空港は遠いので、フロントでタクシー予約したいと申し出たんですが、大通りで手を上げたら大丈夫と返されました。えー、ホントなの? ちょっと心配しつつ早めに就寝…。 -
そして翌早朝です。設定しておいたタイマーが鳴り、飛び起きた自分…。寝ぼけ眼で支度をして部屋を出ました。窓から見下ろす道路はクルマ通りも少なそうでしたが…
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地上に降り立ち、大通りまで歩いてみました。なるほど、こんな早朝なのに、けっこうな頻度でタクシーが走ってるわい。一台を呼び止めて空港までと伝えました。
勢い良く走り出したのは良かったんですが、なんと雨に濡れた一般道を、ガンガン100km/hで突っ走るではないですか!(驚)。いくら早朝でも飛ばしすぎ…と中国語で言えないから黙ってましたが、空港に着くまでヒヤヒヤものでした。せめての対策としてシートベルトをがっちり着用…。 -
なんとか無事に空港へ着き、ホッとして支払いを済ませ、クルマのドアを締めた後に気づきました。今はまだ4時台だと言うことに…。つまり、タイマー設定を時差の1時間分ほど誤っていたのです。
朝5時を過ぎないと開かないから、早朝に来ても意味が無いと前回で学習したはずなのに…(恥)。まあ仕方ありません。施設のドアが開くまで待つことになりましたが、これがまた長かったぁ…。 -
やっとこさ構内に照明が灯り、スタッフがミーティングを始めました。紙チケットを発券機から出して出国手続きします。台湾から日本へ向かう方のほうが多いハズの便です。まだ間が有るのに、そそくさと出国手続きする人って、たぶん日本人だけだろうな…(笑)。
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造花なのか本物なのか、今いち分かりませんが、わざわざスマイルマークに仕立てて飾る心意気が台湾流?。ちょっとホッコリしました。
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当たり前ですが、店という店がシャッターを降ろしている構内を歩きます。
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すると、傍らにスマホ充電タワーを発見。AppleからSAMSUNGから各社向けのケーブルが設置され、充電中は鍵をかけて置けるのがナイス!。さっそく試してみましたが、まだ稼働してませんでした…。
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外が薄っすら明るくなってきました。でも搭乗時刻はまだまだ先なのです。長い時間が過ぎ、やっと呼び出しアナウンスが始まりました。皆さん列に並んでゲートへ。紙チケットを手にして、スムーズに搭乗できました。窓際に座ると雨粒の向こうに中華航空機が。
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全員乗り込んだらトーイングされ、静々と前へ進みました。グランドスタッフが手を振って見送ってくれた後は、渋滞を起こすことなくスイスイ離陸できるのが高雄空港ならでは?。
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スルリと離陸してグングン上空へ。雨模様で下がよく見えませんが…再見!台湾! 帰りたくないなー。
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しばらく市街を下にして昇り続けましたが、やがて低く垂れ込める雨雲を突っ切ると、下界を見ることができなくなりました。
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そして永遠に晴れの上層へ出たんですが、あれ?窓の向こうに丸く光っているの何?
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まあ、まずはメシです。今回は麺類の一択で問答無用に配膳されました。ならばと、帰路もビールを所望します。何も言ってないのに、なぜかキリンを選んでくれました。
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しばらくすると、下に日本の陸地が見えてきました。もうそんな地点に来たのかー。
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そして高度を下げ始めて雲に突っ込む直前、一瞬ですがこんな写真が撮れました。キレイだな…。一眼だったらピントばっちりだったかも(惜)。機体が太陽をバックにすると、こんなハローのような光が発生するんですねー。これは初めて見ました…
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雲の下は、やはり曇りの大地が広がっていました。無事に関空へ降り立ったら、だいぶ大回りして長い時間タクシング。やっと指定のゲートに停止したのです。日本に帰国!
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哈瑪星のデザインブースで購入したお土産は、悩みに悩んで結局この4枚に。左上の臺灣カードは必ず購入する条件で、その他は任意に選べるシステム。
地域の名前が入っているけど、自分は色柄でセレクトしたのです。下の南投は皆さん人気だったらしく、この日のラスト1枚! -
紙ケースにも同じデザインで眺めるだけでも楽しい。もともと1枚100元ですが、2枚以上購入で1枚だけ75元となるため、合計375元でした。でもこういう小物が好きな自分としては、大満足なお買い物でした…♪ また行くぞー! (完)
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