2019/04/21 - 2019/05/08
23位(同エリア73件中)
ヤマネコさん
エジプト旅で外せないのがピラミッドや王墓、神殿といった遺跡の数々だろう。
ただ、一括りに“遺跡”と言ってしまうと見落としがちだが、
ギザのピラミッドは約4500年前、ツタンカーメンの墓やアブシンベル大神殿は約3300年前のもの。
旅行者にとってはどちらも“とんでもなく昔”なのに、その間には1200年もの開きがある。
ツタンカーメンやラムセス2世の時代の人々がピラミッドを見上げたときでさえ、それはすでに我々が東大寺や唐招提寺の創建を思うほどの“遠い過去”だったということになる。
つまり――
観光パンフレットに同じように並んでいるクフ王のピラミッドとクレオパトラの治世には、実は2500年もの隔たりがある。
さらに言えば、
現代の私たちのほうがクレオパトラにずっと近い時代を生きている。
ピラミッドよりも、はるかに。
そんな“時間の錯覚”を抱えたまま、飛行機の窓からピラミッドが見えた瞬間、思わず――「見えたーーぞ!」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
ギザはカイロ郊外にあってアクセス抜群。
感覚としては、京都と奈良のあいだに国際空港があるような距離感。
今日も観光客がいーっぱいで、古代の巨大建造物がまるで街の延長のようにそこに立っている。
昼食をとったレストランの窓からもふつうにピラミッドが視界に入ってくる。
古代と現代が、ガラス一枚を隔てて同居しているような不思議な時間だった。
――Abou Shakra にて。 -
ピラミッドの前で、定番ポーズにおさまった和やかなご家族。
そこへ、ラクダさんも自然にフレームインしてくるあたりがいかにもギザらしい。
「こんにちはー」
……ゆるやかで温かい時間が流れていた。 -
ピラミッドを思い浮かべて――
そう言われたとき、さてみなさんはどんな形を浮かべるだろう。 -
構えなければ四角推(カモ。
-
で、私に描けといわれれば…、
-
絵心乏しきかな(:真横から三角。
-
高校の世界史。
正四角推で造られた最初のピラミッドは -
「メイドゥームの真正ピラミッド」と習った。
-
いまの今までメイドゥームが何だか、真正がどうだかも深くは考えず、
「変な形のくせに」と心の隅では????。
でも、真正ってのだから「真っこと正しい」ピラミッドとか無理に納得させて(:Myo~な心理。 -
の印象まんま「もう40年が過ぎ」、……でも憶えてたなあ「メイドゥーム」。
先生がもう少し拘り解説してくれてたら、…忘れてたカモ。 -
ところで、
その「最初の真正ピラミッド」という、その見解が変わったらしい。 -
その計算式は分からないが、
「建造時にメイドゥームのピラミッドが四角錐だった」を今は立証できないんだって(笑。
今更かよ、だけどネー。 -
それでね。真正ではなくなったから、そこについてた「最初の」という枕詞も当然ながら、なくなり……。
今回、私が聞いた名前は…。 -
メイドゥームの
「崩れ」ピラミッド!!!!!。 -
……ちなみに、……その「メイドゥームの崩れピラミッド」はこんな場所に建ってまーす。
-
カイロから100kmほども離れた、…マイナーというか、…はっきりいうと「僻地」。
……とても観光向きの立地じゃない。 -
実は、メイドゥームへ向かう道中でもこういう崩れピラミッドをいくつも見かけた。もちろんこういうピラミッドって観光の対象外だし、もちろん保護されている感じも、nothing。
-
どれほどのPRになるかは兎も角、「とりあえず書いておこう」。
-
そのうえで、
地名だけではなく「階段」や「屈折」に倣ってというか、すべての文化財がそれらしい(よくは分からなくても、なにか大切感が漂う)肩書を付されんことを、切にお願いしたい。 -
ついでに書くと、「最初の真正ピラミッド」って栄冠はこちらにー。
ダハシュールの赤ピラミッド。
20kmほど離れた望遠で撮ったので、赤色は定かでないがともかく▲だけは確認できた-!。 -
で、早朝からその「メイドゥームの崩れピラミッド」に向かったー。
-
観光立国エジプト。
観光客に何かあっては国家財政の危機!!。
観光バス2台(っても乗客は20人ほど)の前後をが--っつりパトカー4台DEガード!!!。 -
帰りはもちろん、現地の交通量が増えてくる日中になる。それでかどうだかこうだかで白バイ先導まで加わり、届け出された観光予定には支障なきよう、で、周辺隅々までを交通規制!!!!!。
「観光バスの中(なんでも聞いてネ、添乗員&現地ガイドさん)」こんな感じー-。
https://youtu.be/R6ZnLbw0qsI -
ラーホテプとネフェルト夫婦の像
なに気にアイシャドー&玉眼でお目眼パッチリ現実感(だけどコレ、4500年ほど前の作、らしい。 -
夫婦の像が発掘されたメイドゥームのマスタバ墳
-
ギザの三大ピラミッドより100年ほど前に作られた、合掌造り様の石組。
誰かに削られはしてても4600年、立派ではないかいお父さん。
「メイドゥームの崩れていない石室」
「ピラミッド内を歩く(石室からの帰り)」こんな感じー。
https://youtu.be/hkc7DX8Rq20 -
:メイドゥームの崩れピラミッドで歩いた通路イメージ
-
ところで…、
ピラミッドは四角推の単体だけを建てたのではない。
付随する葬祭殿や参道、港等との複合体(ピラミッド・コンプレックス)の一部としてピラミッドを建てた…らしい(というか含めて「ピラミッド」、なんだヨ。 -
で、メイドゥームの崩れピラミッドの石室には葬祭の跡がない(棺なしミイラなしダカラ。
で、石室は玄室とは呼べない(…そういう言葉の定義だから。
ゆえに、玄室がないメイドゥームの崩れピラミッドはー、…墓ではない(それは定義だから。 -
墓でないピラミッドの附属建物は葬祭殿ではなく、ただの神殿。
:メイドゥームの崩れピラミッドにあるただの神殿とただの参道、の跡。 -
ならば神殿の奥にある平置き石材(写真下)は死者への祭壇でなく、供物台(生贄用)だよね、と解説受けた加工石。
-
重そうな、でも単なる供物台。
切込みは血が流れ落ちる工夫か、で一同退散。…観光客ですので。 -
多くの人がいう。
4500年も前に今と変わらない素晴らしい技術で造られた。感動! -
今と変わらないって、まんま4500年間も人類進歩なしってこと?
-
カフラー王の河岸神殿(スフインクス見学の入口って方が分かりやすい?)に残された石組みの、その一考された削り跡を見ていてまた想った。
-
東大寺や唐招提寺、それらと拙宅を比べても建築に求める基本は同じ。もし技術云々ならば、当時では石の切り出しや礎石の発明だろうし今や耐震や重機の開発だろう。感じる生活の心地よさに時代の変化はない。
-
労苦を厭わぬ一心不乱な、それも自発的に感じる創意の跡をみた。
-
同所に残るミイラの制作室。
室の内部は潰れている(ミイラ制作しなくなったからね)。でもそのために造った切込みハギの石組みは中での仕事の大切さを伝えている。 -
大量の大石を人力で運ぶことなど不可能という人がいる。
強権的な労働力で積み上げたという人がいる。
私は、神を見た人々が自身の夢を積み上げたのだろうと想った。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ヤマネコさんの関連旅行記
ナイル川流域(エジプト) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
39