涼しいはずが……「古藪洞窟」

2019/05/19 - 2019/05/20

丹陽到着後、「丹陽物見市場」でニンニク餃子、ニンニクソフトクリームで精をつけた後は満を持して「古藪洞窟」の見学です。
「古藪洞窟」は長さ1,395mあり、うち940mが現在公開されているのですが、コースは狭く低い部分に階段があったり、探検気分満喫出来ますよ。

エリア その他の観光地(韓国)

「丹陽物見市場」でしっかりお腹を膨らませた後は、「丹陽物見市場」近くのバス停から170番のバスバスに乗って「古藪洞窟」へと向かいます。
こちらのバスはT-moneyは乗車時の一回のみタッチで大丈夫でした。

バスで10分もかからずに「古藪洞窟入口」に到着しました。
周辺の道路工事をしているためか、この駐車場より手前にある別な駐車場で下車でした。

バスを降りてから7～8分ぐらい歩いたかな?!
駐車場を抜けると食堂や土産物屋の呼び込みとの攻防戦があり、ようやく洞窟入口に。
丹陽は石灰岩を基盤とするカルスト地形のため、この「古藪洞窟」のほかにも泉洞洞窟や温達洞窟がありますが、公開部分約940ｍと「古藪洞窟」が一番長い洞窟となっています。

「古藪洞窟」
<住所> 忠清北道丹陽郡丹陽邑古藪洞窟キル8
<電話番号> 043-422-3072
<観覧時間> 9：00～17：30 (4月～10月) / 9：00～17：00(11月～3月)
<ホームページ>
http://www.gosucave.co.kr/ (韓国語のみ)

「古藪洞窟」の入場料は大人11,000ウォン(約1,100円)ですが、忠州湖遊覧船やタヌリアクアリウムとセットにしたチケットも販売しています。

「古藪洞窟」と忠州湖遊覧船をセットで買うと3,000ウォン(約300円)割引、「古藪洞窟」とタヌリアクアリウムをセットにすると1,500ウォン(約150円)割引、そして３つをセットにすると4,500ウォン(約450円)の割引になるのだとか。
ただしこれは当日のみ有効だそうなので、時間的に午後の半日だけでは全部は周れないと判断し、今回は「古藪洞窟」のチケットだけを購入しました。

いよいよ洞窟に入ります！
でも入口は普通の建物の中にありました。
まずはここで登山用の手袋を渡され、洞窟内に入場する際につけるよう言われます。

建物内には洞窟に関する展示があり、そこを通過すると洞窟の入口につながっていました。

洞窟の入口に立つとすでにひんやりした空気が流れてきます。
日焼け防止を兼ねて薄いカーディガンを羽織ってきたけど、それだけで大丈夫かなぁ！？
入口で渡された手袋をして洞窟内へいざ入ります。

洞窟内に入るとすぐにご覧のような鍾乳石を観ることが出来ます。
この「古藪洞窟」は約200万年に出来た天然石灰洞窟で、先史時代に住居として使用された痕跡が発見されたのだそうです。

パイプオルガンのようなツララ状の部分がありました。
これが頭上に落ちてきたら怖いなぁ。

ツララのような石柱の間を縫うように観覧コースがあり、なかなかスリリングです。

韓国のサイトの口コミを見ると、ここは階段が多い洞窟とあった通り、かなり急な階段や狭い階段、腰を屈めながら上り下りする必要がある階段などがあり、なかなかハードでしたよ！

入口では寒いかも?!と心配していた洞窟内だけど、洞窟内の温度は12℃で思ったほど寒くはなかったですね。
というのも階段が多くて良い運動になったからかも。

長さだけでなく、高さも結構ありますね。
階段が続き、まるで修行のようです。
でもポイントに常駐しているスタッフさん達が「一番の見所まであと○○m」「あと○○mで出口ですよ」と声をかけてもらい、想像していたよりはラクだったかも。

そして全体的に濡れているところが多く、足元も不安ながら、階段の手すりも濡れているので、入口で渡された手袋がないと滑ります。

この「古藪洞窟」内部は起伏があるからか、立体的で視覚的にも楽しませてくれますね。

長さ1,395ｍのうち、公開されているのは940ｍですが、ライオンやコウモリの形に見える鍾乳石を見ることが出来ます。
これはライオン。

これは何の形に見えますか？
正解は......タコなんだそうです。

そしてこちらはマリア像だそうですよ。

トルコのパムッカレのようになっているところもありましたよ。

地底湖のように見える場所があったりと、階段が多少ハードではあるけど、見ごたえがある洞窟でした。

洞窟内は夏は涼しく、冬は暖かいのでどの季節に来ても快適なのがいいですね。

この「古藪洞窟」から他の観光地に向かうバスはないので、一旦丹陽バスターミナルに戻ることにしました。
でも肝心のバスが来ない……！
次のバスまで一時間後、歩いても15分ぐらいだ、と聞いて歩きましたよ。
山道が大変かと思ったけど、下りだったし、さほど坂もなく拍子抜けするほどあっさり丹陽バスターミナルまで到着しました。
涼しい洞窟に行ったはずなのに、良い運動で汗がタラタラ……