2019/02/25 - 2019/02/27
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ダイスケitさん
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この旅行記のスケジュール
2019/02/27
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ホテルのロビーに集合してドライスーツ装着等の準備(早朝5時半)
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ホテル発(6時)
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ウトロの海岸で準備体操の後、ガイドに案内されて流氷の上をウォーキング(6~7時)
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ホテルに戻り朝食の後、網走に向けて出発(9時)
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網走港からオーロラ号に乗船し、流氷クルーズ(11~12時)
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流氷列車に乗り、北浜駅へ。駅の展望台からオホーツク海・知床山地を見物。
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カニちらし寿司の昼食。
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オホーツク流氷館見物(14時45分~15時30分)。
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メルヘンの丘に立ち寄った後、女満別空港へ(16時)
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女満別発、羽田着(20時20分~22時)
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この旅行記スケジュールを元に
前々から知床半島付近の流氷を見たいと思っていたが、今年やっと実行する気になって時期・場所・ツアーをあれこれ調べて、下記の行程の流氷ツアーを選ぶことになった。
1日目:羽田空港~釧路空港~釧路湿原~鶴見台~阿寒湖(泊)
2日目:阿寒湖~羅臼(流氷・オオワシ観察クルーズ)~ウトロ(泊)
3日目:ウトロ(流氷ウォーク)~網走(流氷クルーズ)~女満別空港~羽田空港
3日目は、ウトロでの早朝の流氷ウォーク、網走港からのオーロラ号による流氷クルーズ、流氷列車での北浜駅までの移動、オホーツク流氷館見物、最後にメルヘンの丘への立ち寄りとなったが、流氷ウォーク・流氷クルーズとも素晴らしい流氷に出会えて、前日の羅臼での流氷原ネイチャーウォッチに引き続き、満足の流氷ツアーとなった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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3日目。オプション(5,000円)の早朝流氷ウォークへ。女房は寒いから嫌だと不参加で、ツアー全体でも半分程度の参加者だった。
朝5時半にホテルのロビーに集合して、ネイチャーガイドさんから流氷ウォークの説明を聞き、ドライスーツの着用を行った。ドライスーツは防寒はもちろんのこと、水の中に入っても水が浸入することはない優れものだ。
10名程がバスに乗り、ホテルから近くの海岸まで移動。氷の上を歩く前に、準備体操を行った。それほど寒くはなく、マイナス5℃位だろうか。この時期には、流氷はウトロの海岸にびっしりと接岸しており、岸からそのまま歩いて行けるようになっている。 -
流氷原を歩き出した。
スタートの前に、ガイドさんとちょっとモメた。ガイドさんは、カメラを海に落としたら使い物にならなくなるので、預けてくれと言う。人物の写った記念写真は、私が各人のカメラで撮りますからとも。冗談じゃない!こちらは写真が撮りたいから参加しているので、もしもトラブルがあっても自己責任で文句は言わないから、カメラは預けず好きに写真を撮りたいとお願いして、OKを貰った。人間は海に落ちても、ドライスーツ着用で浮くので危険ではないのだ(笑)。 -
流氷の厚さは十分あって、岸辺から歩き出しても割れるような心配は全くなかった。但し、ガイドさんの跡をついて歩いて、勝手に横道には逸れないようにとの指示も。氷原の上に雪が積もっているので、プロでないと安全なところは見分けにくいようだ。
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盛り上がった流氷。境目は氷が薄いのだろうか、透明に見える。
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この辺りの海は湾となっており、一旦流氷が押し寄せて来ると、そのまま流氷原となってしまうようだ。まだ岸辺が近くに見えている。
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珍しい流氷原の写真を撮っていると、遅れ遅れになって一行の最後尾になってしまった。
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ところどころに盛り上がった流氷がある。
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6時過ぎからの流氷ウォークだったが、日本では最も東に位置するこの辺りでは夜明けが早い。6時半には、知床の山並みに日が昇りつつあった。
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ひときわ流氷が盛り上がった一帯が見えてきた。
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その際で、ガイドさんが氷の薄いところを見つけて、割って海中に入り込んだ。ラッコのポーズを取って、このような格好で皆さんのカメラで記念撮影を行いますとのこと。着用のドライスーツは冷たくもなく、軽々と浮かせてくれるので問題はなさそうだ。
メンバー全員が、順番に海の中に入っていった。 -
その間にも、盛り上がった流氷の上に上がって探検する人達。
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まさに、流氷の上に行ってきました!というような光景だ。
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ガイドさんから、クリオネが見えますよとの説明で、全員が割れ目から海中を覗いている。この光景を撮っている私は、クリオネが泳いでいる様子は見れなかった(笑)。
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そろそろ引き揚げますよとのことで、一番最後に慌ててガイドさんに撮ってもらった一枚。急いでいたので、ラッコのポーズを取ることは出来なかった(笑)。
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引き揚げる頃には、山から太陽が顔を出していた。7時前。
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流氷原に残る足跡。
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遅れ遅れでついて行く。
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ところどころにある流氷の盛り上がり。
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往路と復路の足跡が残っている。安全なルートを通っているのだ。
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流氷原から去る前の最後の一枚。岸辺のすぐ近くだ。
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流氷ウォークも無事終了し、ホテルに戻ったのは7時半頃。女房は既に食事に行っており、急いでレストランに駆け付けて慌てて摂った朝食は、いつもよりやや少なめのボリュームだった(笑)。
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レストランに飾られていた流氷の絵(金属パネル?日本画?)。この太陽は夕日だが、先程見て来た光景を思い出して撮っておく。
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部屋に戻ってから、窓からの景色も撮影。やや左に見える島のような形の岬の手前に広がる湾内の流氷原を歩いてきたことになる。
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ホテルの近くも撮影。
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バスの出発は、8時45分。早めにロビーへ行き、チェックアウト。
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ホテルの外も見て回る。
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バスは一路、網走へ。この日も快晴の天気だ。
10時半頃には、流氷クルーズの出る網走の港に到着。並んで出船を待つ間に撮ったオーロラ号のポスター。この船に乗り、この光景を見る予定だが、果たして上手く流氷に出会えるだろうか。港から見える海は青々としている(笑)。 -
出船を待つオーロラ号。
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11時前に出航。乗船時間は約1時間であり、その間に沖合にあるはずの流氷まで行って戻って来ることになっている。ここ網走では、岸辺に流氷が接岸していることはなく、沖合の流氷を見に行くことになっているが、流氷は気温・風向き・潮具合で日々移動しており、運が悪ければ1時間の乗船の間に見れないことも間々あるとか。
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海が荒れていないことはいいのだが、余りにも天気が良すぎる。
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カモメが寄ってきた。
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15分程沖合に進んだ頃に、流氷が見えてきた。
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この辺りの流氷は、薄くてプカプカ浮いている感じで大きな蓮の葉のようにも見える。
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シベリア大陸の大河アムール川から流れ出る氷や真水が海水の上に層を作り、結氷しながら遥かオホーツク海まで移動してきたものが日本で見れる流氷とのこと。
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このオーロラ号は砕氷機能も持っているとのことだが、この日の流氷程度では掻き分けて進むことで十分なようだ。
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青い空のもと知床の山並みが見え、青い海に浮かぶ流氷を眺めるのは気持ちいい。
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船は流氷群の中を、ぐるぐると旋回している。
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(出来ないことだが)この流氷の上に乗るのは、かなりリスキーだろう。それほど薄く見える。
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他の流氷クルーズ船もやって来た。
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空と山と海と流氷の景色の中で、アクセントになる。
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かなりハッキリと見える知床の山。斜里岳だろうか、海別岳だろうか。
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こちらの山は、知床連山。
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カモメがやって来た。
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写真は階上の屋外デッキから撮っているが、風もなく好天気なので全く寒さを感じなく、素手でカメラを操作することが出来る。
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出航から約40分経過し、そろそろ流氷群から離れて港に向かう頃となった。
流氷に出会える最適の時期として2月下旬のツアーを選んだが、前述のように日によっては流氷に巡り合わない時もあるようで、その点では好天の下で流氷をじっくり見ることが出来てラッキーだった。 -
流氷クルーズの次は、網走駅から流氷列車に乗って北浜駅まで行くことになっている。
駅で見つけた案内板。 -
古い網走駅の看板。
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網走監獄の記念撮影スポットもあった。
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網走駅で、12時50分の列車に乗るため、暫く待つことに。
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列車が到着した。
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列車内の宙吊りポスター。ウトロで行った流氷の海に入るというイベントが出ている。
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走る車窓から見えた漁船の陸揚げ待機状況。冬の間は、すべての漁船がこのように陸上に固定されているようだ。
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北浜駅で下車。昔ながらの駅舎が残っている。
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駅の横には線路を跨ぐ形で、木製の展望台が設置されている。
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展望台に上がってみると、知床の山並みと海が見えて案内板との比較が出来るようになっている。
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先程降りた列車。観光客のために暫く停車しているようだ。
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海別岳(?)と青々と広がるオホーツク海。この辺りまで流氷があれば言う事はないのだが、贅沢は言うまい(笑)。
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少し移動して、遅めの昼食。カニちらし寿司だが、カニの身が少なくやや物足りない。
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ツアー最後の目的地のオホーツク流氷館に到着したのは、14時50分頃。網走監獄博物館とチョイス出来たが、監獄の方は10年程前の夏に見物しているので、流氷館を選んだ。
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水槽の中で泳ぐクリオネ。流氷ウォークで見れなった分を挽回。
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流氷を冷凍保存している部屋には、キタキツネの剥製が置かれていた。
この流氷館での最大の見ものは流氷に関する映像で、大きなスクリーンに映し出されるスケールの大きな流氷の映像は見応えがあった。 -
屋上は展望台になっている。右側の山は、斜里岳。左の山は、海別岳だろう。
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斜里岳と手前に広がる平野。
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反対側の景観。左端の見える雪原は、凍結した網走湖のようだ。右端の横に並ぶ5階建てぐらいの建物は、現在の網走刑務所とのこと。
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最後に海別岳を見て、展望デッキから下りた。
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流氷館入口ロビーにあった、斜里岳と流氷の海の写真。
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流氷館で予定は終了し、女満別空港へ。途中、メルヘンの丘と呼ばれているところで、写真撮影のみに下車。
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雪の原の丘の上にポツンと立つ樹々が、メルヘンチックということで付けられた名前で、年賀状に使えそうだ。
空港に到着したのは16時過ぎで、20時過ぎまで4時間ほど待って、羽田へ。
流氷に出会えるのに一番いい時期として、2月下旬を選択した今回のツアー。2日目の羅臼でのネイチャーウォッチング(流氷にあつまるワシの観察)、3日目の流氷原ウォーク、同じく3日目の流氷クルーズとも運よく天気と流氷の群れに恵まれて、期待以上の満足出来る流氷ツアーとなった。
(完)
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