動けるうちに、墓参、オホーツク、太平洋　海岸を走る

2024/10/17 - 2024/10/22

奥方の生まれた北見へ。網走からオホーツク海を眺めて釧路から太平洋を眺めて、大沼と駒ケ岳を眺め、海底トンネルを抜けて。千葉で又墓参。名古屋に戻る。　札幌・北見・川湯温泉・大沼・東京　五泊の旅。
今まで最長の片道切符　2,373.8Km （運賃計算キロ）途中下車７回。
ひたすら車窓を楽しむ。

エリア 網走(北海道)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: ANAグループ 新幹線 JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

セントレアからＮＨ７０７で新千歳へ。Ｂ７０７ならスゴイだがＢ７３７。千歳について昼飯と思ったが、何ともどこもお高い。昼飯に割ける値段ではない。普通の喫茶店で軽食にして帰り着くまでに届くようにと絵葉書を買って孫達に手紙を出す。快速エアポートで札幌へ。

９年ぶりの札幌。サッポロビール園へ行ってみたが予約でいっぱいと断られ、すすき野へ戻って居酒屋でビール。ほっけはさすがに旨い。
サイズも立派だった。すすき野に宿をとったので歩いてジャスマックプラザへ風呂に入りに行った。シニア割引でゆっくりした。

翌朝はコンビニ食。狸小路から創成川を散歩して、ＴＶ塔、時計台、道庁（工事中）札幌駅へ出て駅弁を買って一路北見へ。

大通公園、ＴＶ塔の広場は外構人の団体が沢山。
京都ほどではないが、日本語を耳にしない。

サッポロ駅は地下で工事が続いている。随分変わったな。
地下鉄へ乗換は結構歩かされた。道内の移動はバスが普通になっているようだ。都市間輸送はバスの方が便利なのか高速道が随分整備されているようだ。高速バス乗り場が道路に並んでいる。

サッポロを離れて広い耕地の中を行く。

名古屋は２５℃に達しようという気温だったが、他軌道は既に秋色。

北見で奥方の従妹たちに会い、相内の墓地で墓参その１。

北見駅前のホテルで一泊。カーリングの町　駅前はデコレーション。
翌朝は雨になった。朝八時台の確定で網走に向かう。

北見を朝発って、石北本線と名前は本線でも利用者は少ない。列車本数も少ない。これでは廃線の話が出るのも致し方ない・・が自動車依存の社会は高齢社会になにをもたらすだろうか？

網走に着いて愕然とした。乗り継ぐ予定の列車が運休。
同じ境遇の３人「どうします？」一人旅の若者は「北見へ戻り高速バスで釧路へ出ます」出張帰りサラリーマン「北見に戻り家から車で迎えに来てもらいます」我々は通しの乗車券もあるし、今日中に川湯に着けばよい。５時間後の列車に望みを繋いで、摩周湖へ行く予定だったタクシーをキャンセルして網走慣行に切り替えた。

観光案内所で聞いて、路線バスで天都山へ。「刑務所」は見送って「オホーツク流氷館」へ。奥方が１６年前に来た時からリニューアルされて（建て替えられた？）奇麗に。タオルを凍らせたり、クリオネやオオカミウオなども。
北方民族資料館にも立ち寄る。貴重な資料が保存されている。

網走駅に戻って、次の列車は予定通りの運行。
定時に発車した。オホーツク海を眺めるべく進行左側に席を取る。
けっこうな数の外国人団体が乗車。北浜駅でほとんどが降りた。

海岸を走る。この冬も流氷は来るのだろうか？

北の海を車窓から十分楽しんだ。
川湯温泉に着いたときは既にまっくらになっていた。
北見で川湯温泉駅のオーチャードスクエアのビーフシチューを食べなさい。と言われていたのだが、お休み、再開は決まっていないとか。
温泉街ではなく駅に近いところに宿をとった。枯葉いっぱいの露天風呂もあり、やわらかいお湯でゆったりと北の夜。

朝、暗いうちから露天風呂。なんと雪がちらちらした。
夜明けの硫黄山が素晴らしい。

駅で列車を待つ。

すっかり秋。

釧路湿原の中をディーゼル音を聞きながら、旅の醍醐味だな。
車窓の景色はどこも素晴らしい。

釧路からは特急に。太平洋が見れる。

太平洋に沈む夕日を見ながら。
大沼公園に着いたら駅前は車バスでいっぱい。駐車場には交通整理も出ている。
こんなに人が多いのだったら、明日の朝の写真は望めないかな。

前日の心配は裏切られ、良い天気且つ。池には霧が出て素晴らしい朝になった。

昨夜は花火大会が催されていたとのこと。

遊覧船に乗って沼を一周。

折からハロウィン。
農家に作ってもらっているとか。生ものだから管理も大変そうだ。

新婚旅行の時に函館から札幌へ移動し遠くから目にとめて、一度ゆっくり来てみたいと思っていたのだが、十分にのぞみを果たせた。

新函館北斗。新幹線で東京へ行く。
津軽海峡線の３本軌道も見たし。　八戸から北の新幹線も走破した。東京で一泊。奥方の実家へ寄って市川の墓地へ墓参も果たし。
「ひかり」自由席で名古屋に戻った。