2019/05/19 - 2019/05/19
212位(同エリア643件中)
ぬいぬいさん
GWに一般道を車で走って3日間の一人旅をしましたが、事前リサーチなしで、通りがかりで偶然見つけた場所にあちこち立ち寄りながらの旅はいろんな発見があって、こんな旅もいいもんだ・・・・
そう思って、今後の旅のスタイルの一つになりそうだ、そんな予感を感じていました。
その時帰りには寄ろうと思った上野の國の一宮、一之宮貫前に寄れなかったので、日帰りで日曜日行ってきました。
今回も国道17号のバイパスを走って、一般道をドライブしました。
ドラマ陸王の舞台になった行田の街で「さきたま古墳群」の案内看板を見つけてさっそく寄り道。
さきたま古墳群と前玉神社と忍城を見て、本庄の街では旧本庄警察署と旧本庄信用組合のレンガ倉庫を見て、目的の一之宮貫前神社に参拝して富岡製糸場を見学。
その後栃木の実家に寄ってから帰る約350キロほどのロングドライブを、今回もひたすら一般道だけを走りぬけてきました。一般道だからこそ通りがかりに偶然見つけた気になる場所に気軽に立ち寄れる。
しばらくこんなスタイルの車の旅もいいかもね。
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一般道を走って130キロ先の富岡製糸場までカーナビの案内では4時間以上。
6時に家を出て最初の休憩は道の駅おかべで。 -
国道17号線の深谷バイパスにあるこちらの道の駅では、深谷の特産品である長ネギをはじめとする新鮮な野菜の直売所や土産物売り場、カフェや蕎麦屋さんがあって、車の運転に疲れたら立ち寄って、トイレ休憩のついでに買い物や軽食を取るのに便利です。
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ついでにここで朝食を
朝7時から営業しているお蕎麦屋さんでしゃけの朝定食 -
お腹も満足して車を走らせていると行田のあたりでさきたま古墳群の案内表示を見つけて寄り道です。
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日本最大の円墳の丸墓山古墳や、前方後円墳の稲荷山古墳など5世紀後半から7世紀初めにかけて9つの大型古墳がるようです。
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先日仁徳天皇陵を含む「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産になるニュースがありましたが、ここも世界遺産を目指している古墳のようです。
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9つある古墳の中で上れるものが2つありました。
その一つの丸墓山古墳は日本最大級の円墳で、下から見るとこんもりした土饅頭のような形をしています。 -
目の前に見える稲荷山古墳の全貌
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こちらは忍城祉方面 鉄塔の右側に小さく忍城が見えました。
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イチオシ
丸墓山古墳は階段が2か所あって通り抜けできます。
山の頂上には桜の木があって桜の時期はきれいなんでしょうね。 -
こんもり土饅頭のような丸墓山古墳
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こちらはもうひとつの上れる古墳 稲荷山古墳
この部分からは国宝にも指定された金錯銘鉄剣という剣が発掘されているそうです。 -
その時の埋葬状態を復元したイラストがこちら
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イチオシ
こちらは武蔵の國最大規模の前方後円墳の二子山古墳
こんもりと2つの小山が並んでいる姿から命名されたのがわかりますね。 -
原っぱにはレンゲやシロツメクサ咲いていました。
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古墳群のすぐそばにある前玉神社
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ここは埼玉県の名前の由来になった神社で、前玉神社(さきたまじんじゃ)と読みます。
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この神社も浅間塚古墳という古墳の上に鎮座する神社で、そばにあるさきたま古墳群を守るために建立されたとの言い伝えもあるようです。
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拝殿の彫刻彩色されていませんがなかなか立派
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正面右側にはこちらの男性の彫刻が
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そして左側にはふくよかな女性の彫刻が
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ここは猫のいる神社として有名なようでおみくじも神社の4匹の猫の箱があってそこから選べるようになっていました。
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イチオシ
実際に出会えたのはこちらのきなこ
まだ早い時間なので社務所は閉まっていて御朱印がもらえませんでしたが、2月22日はニャンニャンの日と言うことで4匹の猫のカラフルなスタンプの限定御朱印があるそうで、今年は4時間待ちの行列ができて、警察も出動するトラブルが発生したようです。 -
こちらは行田の水城公園
ヘラブナ釣りが無料でできるようで釣り人達が池のあちこちにたくさんいました。
街中にある池で無料で釣りができるのって珍しいですよね。 -
その池の道路を挟んで目の前にあった、淡いグリーンの洋館は大正11年に忍町信用組合の店舗として建てられた建物を移築して、現在はカフェとして営業しているお店でした。
まだ朝が早いので閉まっていましたが古い建物大好きな私、営業していれば必ず中に入ってお茶するところでしたが、この日は残念ながら外から眺めただけ。 -
行田市の町のシンボルになっている忍城は、関東七名城に謳われ、古くは上杉、北条氏との戦いにも落城せず、石田三成の水攻めにも耐え抜いた名城。
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明治維新の際に取り壊されてしまい。今の御三階櫓は昭和63年に再建された鉄筋コンクルート造の建物。
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イチオシ
お城の中に入るには隣接する郷土博物館に入館料200円を払って入ります。
私は新しいお城はあまり興味がないので外から眺めただけで、中は見学しませんでした。 -
お城の中には時の鐘を吊るした鐘楼もありました。
予定外で行田で1時間ほど寄り道してしまい先に進みます。 -
中山道ウォークで本庄の町は歩きましたが、その歩いた記憶のある道で旧本庄商業銀行煉瓦倉庫案内看板を見つけてまた寄り道を
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更に向かう途中で立ち寄った本庄市立歴史民俗資料館
明治16年に本庄警察署として建設された擬洋風建築の建物で、中山道の宿場町だった本庄の町で造られた初めての洋風の公共建築物だった建物。 -
水色に塗られた木造2階建て瓦葺き、しっくい塗り大壁造りの建物の正面玄関の上のベランダには、木の柱に彫刻を施した珍しいコリント式の列柱が並んでいてとても特徴的な建物でした。
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そしてこちらの煉瓦の建物が旧本庄商業銀行煉瓦倉庫
明治29年に建てられた繭や生糸の保存倉庫。 -
明治五年に官営富岡製糸場が設立され、本庄の町は繭取引の拠点になり、中山道を中心に繭の集散地として繁栄したそうです。
何で銀行が倉庫が必要だったのか?
本庄商業銀行は繭や生糸を担保にお金を貸していたそうで、この倉庫は繭や生糸の保管庫として使われていたのだとか。 -
こちらは窓枠に使われた煉瓦に入った刻印
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2階はイベントホールになっていて天井の梁がむき出しの何もない空間になっていました。
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富岡製糸場と同じキングポストトラス構造の小屋組
同じ煉瓦造ですが富岡製糸場は煉瓦の間に木の柱の入った木骨煉瓦造ですが、こちらは木の骨組みのない純粋な煉瓦造の建物でした。
富岡製糸場はフランス人技術者の指導により建てられたので煉瓦の積み方もフランス積になっていますが、こちらはイギリス積
その辺の違いもこの後富岡製糸場で確認してみましょう。
通り道とはいえ、あちこち寄り道してしまいすっかり遅れてしまいましたがこれから富岡へと向かいます。富岡製糸場編へ続く
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