2019/03/26 - 2019/03/31
5208位(同エリア8629件中)
napaさん
いちどは訪れてみたかったアンコール遺跡群。まだ雪の残る北海道から暑期の真っただ中へということで熱中症にもなりかけましたが、何とか遺跡巡りを満喫してきました。
3/26 上海乗り換え、深夜到着
3/27 クバール・スピアン、バンテアイスレイ、ロリュオス遺跡群
3/28 プレアヴィヒア、ベンメリア
3/29 オールドマーケット、街歩き
3/30 アンコールワット、トム、タプロム、深夜便で帰路へ
3/31 帰国
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日は絶景の遺跡、プレアヴィヒアとベンメリア遺跡を巡るツア―、大人ひとり当たり89USD。
からからに乾いた平原と、道沿いの高床民家を横目にミニバスは疾走。電線の引き込みのない建物も多く、太陽とともに寝起きしているのでしょうか。 -
途中、トイレ休憩をはさんで4時間、ようやくプレアヴィヒア寺院のふもとまで来ました。ここで遺跡の入場料10USDを支払い、遺跡がある山頂までの残りの数kmは急勾配のためトラックの荷台に乗り換えます。
-
山頂についてまず目を引いたのが駐留している軍隊とトーチカ。国境線にあるプレアヴィヒア寺院の領有権を主張し合う隣国タイとの紛争地帯であったため、数年前までは気軽には立ち寄ることができない場所でした。
-
トーチカやあばら家が並ぶ向こう側が国境線、タイ側にはポルポト派の将軍の別荘だったという建物も見えました。
-
まず見えてくるのは2,000KHR札の図案にもなっている第1塔門。
-
かなり崩れてしまっています。山のふもとから標高差500mを登って来る石段がここまで続いているそうです。
-
第2塔門までの長い参道。もともとこの山頂付近にあった岩を切り出して整地し、寺院を建造したそうです。
-
貯水池。
-
第2塔門、参道自体も傾斜しており、遺跡全体で800mの距離を100m登りながらの参拝です。
-
第2塔門に登る階段の前に開いていた穴。何のためのものかガイドさんから説明を受けましたが、え~となんでしたっけ・・・忘れました。
-
参道を振り返って。
-
第2塔門の正面は修復中ですが、側面や後ろ側はきれいに復元されています。
-
乳海撹拌のレリーフ。これが残されている遺跡は少ないそうで、それだけ重要視された寺院だったのでしょう。
-
第3塔門への参道。
-
木の生えた構築物。
-
第3塔門の内部、かつては屋根がかかっていたのでしょう。ここだけでもかなり規模の大きな建物で、いくつもの部屋に区切られていました。
-
第4塔門から見る第3塔門。
プレアヴィヒア寺院 寺院・教会
-
中央祠堂の回廊。
-
内戦でばらばらに崩れた中央祠堂の内部。
-
遺跡の向こう側は、
-
断崖となっていました。絶景。
-
野生の猿の親子もいました。
-
切り立った崖の下にはカンボジアの大平原がどこまでも続いていました。
-
ふと見おろすと兵隊さんが。岩の間を降りていくとくぼみに神さまが祀られていました。今でも信仰の対象であるようです。
たびたび内戦や国境紛争による破壊を受けてきたプレアヴィヒア、それぞれに主張はあるのでしょうが後世に遺産を残すという大局的な見地で和解できれば、世界はもっと良くなると思うのですが。 -
昼食はお弁当、地元の食堂で飲み物だけ買って場所を使わせてもらいます。
-
食堂のなかの様子、こちらでは椅子やテーブルは木製の重厚なものをよく見かけました。中国の影響も受けているのか、朱色の派手な装飾や漢字の額などもありました。
-
雑然とした屋台。
-
昼休みの後はベンメリアへ。アンコール遺跡群の共通チケットは使えないのでひとり5USD支払います。
-
参道の欄干のナーガ。
-
遺跡を破壊して成長する木。
-
天空の城ラピュタを思わせる大樹と遺跡。
-
古タイヤを再利用したごみ箱、かわいいかたち。
-
第3回廊、崩壊していない部分の上にも植物が根を下ろし、少しずつ石組みの隙間を広げています。
-
石材が散乱する遺跡の内部。なぜ廃墟は人を惹き付けるのでしょうか。
-
木道が整備されているので順路に沿って見学します。
-
崩壊した回廊。
-
怒ったアンパンマンの行列。
-
大きくなった木を載せて重たそう。
-
石材が散乱する遺跡内部。独特の雰囲気があります。
ベンメリア 森林・ジャングル
-
連子窓と絡みつく木の根。
-
血管のように張り巡らされています。
-
ベンメリアはあえて自然の力で崩壊が進むに任せています。
-
彫像も崩れ、風化が進んでいます。
-
かつての西門も崩れてしまっています。ここを建造した人たちが見たらどう思ったことでしょうか。
-
シェムリアップに戻ってくるともう日は暮れ、にぎやかな屋台がたくさん並んでいました。
後方にはカンボジア人民党の看板、左はヘン・サムリン氏、右はフン・セン首相でしょうか。カンボジア国内至るところで党支部の建物、ポスターを見かけたので国民との結びつきが強いのか、それともどこも無人で閑散としていたので弱いのか、測りかねました。 -
今夜はパブストリートの一角にあるレストランで夕食。今日も暑いいちにち、お疲れさまでした。
つづく・・・
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
シェムリアップ(カンボジア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
シェムリアップ(カンボジア) の人気ホテル
カンボジアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
カンボジア最安
150円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ カンボジア遺跡巡りの旅
0
46