![アジアで行っていないところが少なくなってきて、今回はアジアの秘境といわれるネパールへ団体ツアーで行ってきた。運よくエベレストの遊覧飛行は、初日に成功した。あとは世界遺産の見学と思ったが、地震の爪痕が残り、すごい砂ぼこりと思ったら,雨に降られ足元がぬかるむなどと色々とあったが、まあまあの旅行でした。<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/49/55/650x_11495595.jpg?updated_at=1559262110)
2019/05/10 - 2019/05/14
388位(同エリア1174件中)
とんきさん
この旅行記のスケジュール
2019/05/10
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飛行機での移動
成田9:15発インチョン行き、11:45インチョン着
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飛行機での移動
インチョン発13:30、カトマンズ着17:50
2019/05/11
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エベレスト遊覧飛行
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パタン観光
2019/05/12
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バクタプル観光
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チャンドラギリの丘
2019/05/13
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カトマンズ市内観光
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飛行機での移動
19:40 カトマンズ発インチョンへ
2019/05/14
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飛行機での移動
05:05 インチョン着 10:10 インチョン発成田へ 12:30 成田着
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この旅行記スケジュールを元に
アジアで行っていないところが少なくなってきて、今回はアジアの秘境といわれるネパールへ団体ツアーで行ってきた。運よくエベレストの遊覧飛行は、初日に成功した。あとは世界遺産の見学と思ったが、地震の爪痕が残り、すごい砂ぼこりと思ったら,雨に降られ足元がぬかるむなどと色々とあったが、まあまあの旅行でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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成田からカトマンズへの直行便はないのでどこかを経由します。今回のツアーは、韓国インチョン経由。私は、インチョンの空港のターミナル2が出来てから初めての利用。空港が大きくなったのでびっくり。ここまでは、2時間半の旅。
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インチョンの搭乗ゲートの行き先表示がネパール文字でも表示されます。こんなの初めて見た。
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インチョンからおよそ7時間半の長旅で、カトマンズに到着。なにか空港の中も外もすごい混雑。ツアー出迎えの現地ガイドさんを探すのが大変でした。
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空港からは、直接、夕食のレストランへ。
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噂に聞いていたモモとその前に食べていた食べかけのパン。モモは、餃子のような中身のあるものと蒸しパンのような中身のないものの2種類がありました。
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メインディッシュの火鍋。辛いのかと恐る恐る食べたらほとんど辛くありませんでした。韓国・中国での生活経験の長い私にはもっと辛い方が良いと思いましたが・・・(?)
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夕食後は、ホテルへ。翌日撮ったホテルの外観。思っていたよりも大きなホテルでした。
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ホテルの部屋の内部。不都合の有った人もいたようですが、小生の部屋は特に問題なし。海外でお湯がぬるかったといっても仕方ないので。
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翌朝に、ホテルの部屋から外を見た様子。スモッグなのか砂ぼこりなのか、地表近くはモヤが覆っています。とりあえず、空港へ行き飛行機が飛ぶのを待つ形になります。この時点では、飛ぶとも飛ばないとも分かりません。
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今は空港が工事中で、7時過ぎの元々の予定よりはゆっくりとした時間に、ホテルからエベレスト遊覧飛行へ向いました。
そして、空港の国内線ターミナルに到着。初めはエベレスト遊覧飛行のための小さなターミナルなのかと思ったのですが、これがカトマンズ空港の国内線ターミナルです。 -
搭乗ゲートの近くへ何度もセキュリティーチェックを受けて行きます。チェックでバッグにライターが入っていて、没収されてしまいました。チェックは、ちゃんとやっているようです。
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国内線ターミナルは、この混雑ぶりです。ここで待たされて、バスで飛行機の近くまで行ったのですが、搭乗を拒否されバスの中で1時間くらい待たされました。エベレスト周辺の天候を常にチェックしていて、見える状態でないと出発しないそうです。また、もし、出発して見えなかったら見えるまで再搭乗できるようです。
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遊覧用の飛行機は、横に2席+2席の双発プロペラ機。プロペラ機は、20年以上前にフィリピンで乗って以来。
この飛行機の窓側の座席のみに乗客が乗ります。つまり、一人で2座席独占。
客室乗務員が、横に来てあれがエベレストだ、なんとかだ、と教えてくれます。 -
更に、客室乗務員が乗客を順番にコックピットへ連れて行ってくれます。そして、1分ほどそこからの眺めを堪能できます。
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操縦席から見たヒマラヤ。少し雲が多い。
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短時間ですが、機長が直接、乗客一人一人に説明をしてくれるのが有難い。
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ほら、あれがエベレストだと機長が教えてくれているところです。
でも、すぐに時間が来て客室乗務員に次の方と変わるようにいわれます。もう少し見ていたいのに残念。 -
客席から見たエベレストはこんな感じ。手前に見える黒い影は飛行機のプロペラです。尚、この写真は望遠レンズで撮っています。こんなには近づきません。
ということで、今回のツアーの目玉であるエベレスト遊覧飛行は、初日に何事もなく終了です。
少し雲はありましたが、エベレストが見えて満足、満足。 -
さて、遊覧飛行も終わって、これからはネパールの世界遺産観光です。
先ずは、空港から直接、パタンへ。
市内を歩いていく途中に写真のようなストリートアートが見えました。 -
街中の小さな広場の中心的な建物。
ここで、現地ガイドさんがヒンズー教の基本的なことを教えてくれました。 -
祭壇部分の正面。
正面の狛犬ならぬ狛獅子は良くできていると思ったのですが? -
次は予定にないパタンのクマリの館へガイドさんが連れて行ってくれました。看板の写真が現在のクマリ。クマリはカトマンズだけにいるのかと思っていいましたが、そうではないそうです。
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角度を変えてみるとこんな感じ。
確かに由緒がありそうな建物です。 -
中庭から正面を見た様子。
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流石にクマリのいらっしゃるところです。彫刻なども手が込んでいます。
ここのクマリは、お礼は必要ですが、観光客に会ってくれるそうです。ほとんどの同じツアーの方は会うために建物中に入りましたが、私は入りませんでした。
意地悪い見方をすると、金品目当てで見せ物のために子供を監禁していると見えないこともないと思います。 -
次は、徒歩でゴールデン寺院へ向かいました。
途中の街路の様子。小さな建物なども手が込んでいて素晴らしいのですが、折角なので何とかしてよ、このケーブル。 -
ゴールデン寺院。ここは、確か仏教のお寺だったと思います。日本人の感覚からするとそれほど大きなお寺ではありません。
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敷地の面積からいえば、我が家の近くのお寺が勝っていると思います。
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でも、街中の立地とか建物の装飾とかもあるので、我が家の近くのお寺はかなわないかな?
ということで、この日の観光は終わり、昼食とお土産屋さんへ。 -
翌日は、朝10時出発でバクタプル観光へ。
昨日のエベレスト遊覧飛行が天候不良などで失敗だった時のために、後のスケージュールは余裕を持たせてあるので、朝はゆっくりの出発となりました。
初めは、沐浴のための池へ。昔はきれいな水だったそうです。 -
この池の周りでは、今でも神様に羊を生贄をささげているそうです。ここは、生贄を捧げ、片づけているところ。
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こちらは、お供えの準備でしょうか?片付けでしょうか?
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この日は、何の日か忘れてしまったのですが、特別な日だったようです。きれいに着飾った女性も。
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お供えをするところの反対側。あそこにいる神様に捧げているのでしょう。
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ここにあった建物を飲み込んでしまった巨木。
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街中を歩いていくと壊れる寸前に見える住居が道の脇に。こんな棒で倒壊を防げるのかな?
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日干し煉瓦で復旧工事中。耐震性が不安になりますね。
尚、写真のようにひどく埃っぽいので、マスクは絶対に不可欠です。今回は、ガイドさんが準備していてくれましたが、無くなることも考えられるので、ご自分で準備して観光に行かれるようお勧めします。 -
ここは復旧が済んだところかな。
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入口に絵の描かれているお宅は新婚さんとのことでした。
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ここは街角にあるお年寄りのたまり場だそうです。
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この辺は、陶器づくりが盛んなようです。
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ニャタポラ寺院の5重の塔。ネパールで一番高い5重の塔だそうです。
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5重の塔に登ることもできますが、階段はかなり急です。私は、登りませんでした。
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旧宮殿内の広場。まだ建物には多くのつっかえ棒がしてありあます。
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あっちもこっちもつっかえ棒。本当にこのつっかえ棒は効果あるのかな?
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王様が水浴びをしたところ。水浴びの時に周りには多くのお妃が座っていたそうです。
この後、宮殿の近くのレストランで昼食を取り、チャンドラギリの丘へ。 -
チャンドラギリの丘へはロープウェイで登ります。写真は頂上駅付近の看板です。写真ではよく見えませんが、
YOU ARE AT
8268ft (2520m)
ABOVE SEA LEVEL
と書かれています。
飛行機が着陸するときに確認した空港の標高は1300mほどでした。つまり、1200mくらいをバスとロープウェイで登ってきたことになります。 -
山頂の寺院まで小雨が降る中を登って行きました。駅から10分か15分くらいの距離でしょうか。
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だが、次第に天候が悪くなってきました。落雷の音も近くで聞こえ出してきました。
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天気が良ければ見えるはずの山々も一つも見えませんでした。
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ロープウェイの終了の時刻と雷雨のための山頂駅はすごい混雑に。やっとゴンドラに乗り込んだが、途中、落雷のためか何度も空中で停止。更に風雨でゴンドラが揺れる。
だが、まあ、何んとか麓に到着することができました。
尚、スケジュールでは夕景色をここで見る予定になっているのですが、ロープウェイの最終便の時刻の関係から頂上から夕景色を見ることはできません。 -
そして、夕食。この日は、ネパールの伝統舞踊を鑑賞しながらの夕食。今日の夕食は、楽しみにしていたが、率直な個人的感想は、踊りも料理も今ひとつかな。
夜になっても雨は続き、雨に濡れながらホテルに戻りました。
時期的には、丁度、この日から雨季に入ったのかも。 -
そして、翌朝、もう最終日です。10:00ホテル発でカトマンズ市内観光へ。
初めにスワヤンブナートへ。
登っていく道の途中の祠のようなところの中にある扉。ここから中に入ると更に扉があり、偉いお坊様しか中に入れないらしい。また、この中に入ったまま戻らない方もいるようで、日本でいう即身仏になられたのでしょうか。 -
小高い丘の上にあるスワヤンブナートのストゥーパ。日本の卒塔婆と同じ語源のようだが、えらい違い。多くのサルがこの周りに群れています。そのため、モンキーテンプルともいわれるらしいです。
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次は、ダルバール広場周辺へ。先ずは、クマリの館へ。ここもつっかえ棒が。
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クマリの館の中庭から見たところ。あの窓からクマリが顔を出すことがあるらしい。ここにもつっかえ棒。
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王宮周辺のつっかえ棒で支えられた建物の近く広場にはたくさん露店が出ています。売られているのは、木製のお面とかが多かったようです。
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王宮の主要な建物は、中国の援助で復旧工事中。
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ここがダルバール広場の中心近く。
ところで、ダルバール広場ってカトマンズだけでなく、パタンでもバクタプルにもあります。始めは同じところかと思っていましたが、ダルバールとは王宮のことで、王宮前の広場をダルバール広場というようです。つまり、王宮のある所にはダルバール広場ありのようです。 -
これが有名なカーラ・バイラブ。何となく漫画チックで、恐怖の神らしいが怖さはないですね。
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といったところで昼食時間に。なんか高台の別荘地のようなところに連れていかれました。
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何んとここは日本蕎麦屋さん。中々美味しいお蕎麦でした。聞いたところでは、お客さんは95%が日本人とのことでした。
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そして、バザールとかスーパーマーケットとかに立ち寄り、空港へ。
お土産は、中々良いものがないですね。私は、岩塩とコーヒー入りのチョコレートしか買いませんでした。スーパーへ行っても、ネパール製のものはあまりないようでした。
尚、空港には免税店がなかったような気がします。あったのに気が付かなかっただけかな。いずれにしろ、小さな混雑している空港ではネパールのお土産は買えないと思っていた方がよいでしょう。 -
それではまとめといおうか感想です。
2015年の大地震の爪痕が今も深く残ります。ガイドさんが復興に100年かかるといっていましたが私も同意します。歩道もないし、バイクの無謀な運転も気になるので、個人旅行が問題なくできるようになるにはもう少し時間がかかりそうです。領事館からの注意も出ていましたが、ゼネストやデモは要注意です。旅行中もデモに出会いましたが、その時は静かなデモでしたが、何時何が起きるか分かりません。行かれる方はご注意を。ヒマラヤやヒンズー教・チベット仏教の寺院など豊富な観光資源はあるので、あともうひと頑張りして欲しいと思いました。
最後に、衛生状態には十分な注意が不可欠です。私は、帰国の途中からひどい下痢の症状が出て、日本に帰り医者にかかりました。幸い、私は大丈夫だったのですが、症状によっては、病院では見てくれず、保健所へ行く必要があるといわれました。また、後日に追加の治療費がかかることをおそれて、初めてクレジットカード付帯の海外旅行保険の申請をしてみました。もらった説明書のとおりに申請すると何事もなく医療費が支給されました。この保険、損保ジャパンでしたが、十分使えます。 -
帰りもインチョン経由、インチョンまで6時間10分、インチョンから成田2時間20分なのだが、インチョンでの5時間の持ち時間はちょっと長すぎました。早朝で開いていた店も少なかったので。
尚、このころから下痢がひどくなりました。今も何が原因なのか心当たりがありません。
もし、これからカトマンズへ行く方がいらっしゃれば、お気をつけて良いご旅行をお祈りします。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 墨水さん 2019/06/02 22:44:59
- 尼僧。
- とんきさん、今晩は。
>金品目当てで見せ物のために子供を監禁していると見えないこともないと思います。
笑った。
昔、TVで見たのは、一応尼僧の修行をしてるので、監禁とは言い難いかな~っ。(笑)
昔は、女の子が尼僧に為ると、その家族も「貴族待遇」に為った。
従って、家族にとっても「美味しい話。」です。
其れしか、産業が無かったんですよ。(今と違って。)
仰る通り「金品目当て。」で有る事は確かかな~~ッ。(笑)
「民俗芸能とお食事」の件で、両方ともイマイチだった様ですが、ネパールは王制が滅んでしまったので、「伝統芸能者」も粛清された可能性が有ります。
さらに、上手に踊ると、粛清の対象者に為る可能性が高いので、下手な可能性が高いです。
中国も、共産党が伝統芸能のを否定したので、混乱が起きました。
日中国交正常化で、「日本人から金をせしめ取る手っ取り早い方法は、伝統文化。」と気が付いたんですよ。
破壊し尽くした共産党は慌てたんですね、歴史の皮肉です。
で、京劇なんかも復活したんですよ。
墨水。
- とんきさん からの返信 2019/06/03 08:13:04
- Re: 尼僧。
- 墨水さん
コメントありがとうございます。
クマリの件は、難しい問題だと思います。特定のカーストの子供から選ばれて、「貴族待遇」を受けるのですが、遊んだり、外出したり、学校教育を受けたりする権利などはなくなり、修行だけをさせられる訳です。その上、ここのように修行の合間に金まで稼がされるとなると、子供が自発的にやっているとは思えないので考えされられます。
ネパールの王政と共にネパール芸能が滅びたのかは分かりませんが、クメール・ルージュに徹底的に弾圧されたカンボジアはかなり復活しています。外国人が金を使うことで(使わせられることで?)活性化することは確かだと思います。
とんき
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