28年振りのチェンマイ、ランプーン県

2019/03/03 - 2019/04/09

よ〜やく28年振りにタイ北部のチェンマイを訪問できました。
こちらの日本人会からいろいろ情報をもらい元日本兵の故藤田松吉さんが建立された慰霊塔に慰霊の為にランプーン県パサーン郡へ来させていただきました。
故藤田さんとは今から28年前に地元の農家さんの紹介で２度お会いしたことがあり、その後の消息は気にはなっていたのですが中々こちらに来る用が無くて現在に至っていました藤田さんからはよく 日本人の男はタイのオナゴにケツが軽くていかん！ とお恥ずかしい話しですが戒めの言葉をいただいていました。
藤田さんが遺骨を収集するきっかけとなったのは亡くなられた戦友達が、井戸の中にワシはいるから引き上げて欲しいとか、或いはここにいるから見つけてくれとか、夢枕に立ったそうです。
そこで意を決して約1000柱以上の日本兵の遺骨を収集され、私財を投げ打ってこの慰霊碑を建立されたそうです。(最初の写真３枚はランプーン県)
これらのご遺骨は過酷な作戦、インパール作戦などで犠牲になられた兵士です、また私の知る限りではここ以外にも数カ所の旧日本兵の慰霊碑があり数十万柱のご遺骨が納められています。
この時期は日本では桜の時期、桜餅と日本酒を日本から持参しお供えしました、もし日本人一億総玉砕が本当に行われたならば我々は存在しなくなります、戦争が終結したのが何よりもの救い。
また奇しくも本日は元号が令和との発表がありました。

合掌

エリア チェンマイ(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

藤田氏慰霊塔

4月は日本で言えば桜の季節、日本酒と桜餅を供物としてお供えしました。

バンカート慰霊碑

バンカート慰霊碑

ワットムンサーン慰霊碑
奥の建屋には将兵が使用してた遺品などが展示されています、寺の誰かに声をかけると鍵を開けてくれます。