vol.17-1/5　中国　湖南省張家界　天門山の通天大道と天門洞、そしてガラスの桟道編

2019/05/01 - 2019/05/07

前回vol.16シリーズで初めての海外一人旅をして、海外での一人旅もけっこう大丈夫だなと手応えを感じ、思い切って前々から行きたかった張家界の武陵源や天門山、鳳凰に行くことにしました。

元号の変わり目による10連休は最初で最後なので、こういうときにしか組めないスケジュールで1週間、行ってきました。

日本人も日本語も目にしなかった鳳凰の街で、お世話になった宿の方との触れあいには涙がこぼれてしまいました。
絶景だけでなく、中国人の温かさにも触れた旅でした。

○5/1　成田→上海浦東→張家界　　張家界泊
○5/2　天門山・天門洞　張家界泊　
5/3　AM：鳳凰へバス移動4時間　PM：街歩き　鳳凰泊
5/4　AM：張家界へバス移動4時間　PM：武陵源のガラス橋　武陵源泊
5/5　武陵源天子山、百龍エレベーター、楊家界、森林公園　武陵源泊
5/6　AM：黄石寨　PM：黄龍洞　張家界泊
5/7　張家界→広州→羽田

の○印のところをお送りします。

エリア 張家界(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日は令和元年5月1日。
成田空港にやってきました。

ここから中国一人旅が始まります。

現在、正午前。

上海の浦東にまずは飛びます。

中国東方航空なので、ちょっとアウェイ感

機内で新聞を読みます。

CAさんからは中国語で聞かれても、何も分かりません。
と、隣の日本人若者より助けてもらいました。ありがとう。

上海に到着！
入国審査時に指紋を採取されました。

このあと19:55の張家界行きに乗ります！
初めての中国国内線です。

上海浦東空港。
ここで2時間半ほど待ち。ここで初めてポケットWiFiをオン。感度鈍し。

定刻通りに運航して、23時頃に張家界へ無事に到着！

空港には張家界の絶景写真がたくさんあります！

おぉ、これに憧れてはるばる来たんだよ。

張家界荷花空港の外に出て撮りました。武陵源が世界遺産に登録されたのが1992年で、空港ができたのが1994年。

登録されて慌てて造った感じ？

空港からタクシーでホテルへ。
通常は30元（510円）らしいです。でも、ドライバーからふっかけられたのはメモ紙に書かれた「50」の文字。通常の相場がわからず払ったけどさ。

ホテルのトイレとシャワーです。
浴槽はないんだね。

いろいろと充電しないとヤバいのでね。一蓮托生です。
初日はこれにて終了。

おはようございます。2日目の朝です。天候は小雨。
張家界の街にはご覧のようにロープウェイが見えます。

翌日の移動に必要な鳳凰へのバスチケットをまずはゲット！
パスポートが必要です。おそらく転売防止だと思われる。

張家界ステーション！
でも今回は電車の旅ではないので、とりあえず近くまで行っただけ。

朝食は駅前のパン屋。駅前はバスターミナルやホテルやスーパーや大衆的な店が並び、物に困ることはないと思います。

中国の道路事情はとにかくクラクションがうるさいっす。
だって、こんな規模の交差点でも信号ないんだもん。

ホテルから歩いて10分ほどで、ロープウェイ乗り場まで行けます。
張家界駅や空港からも非常にアクセス良好です。

このロープウェイは世界最長だったかな。7kmくらいあるそうです。
これで駅前から一気に天門山まで行きます。すごいね。

人気観光地なので朝からチケット窓口は大混雑。

悪天候によりロープウェイは休止とのこと！
仕方なく、山にはバスで行くことに。このあと、自分史上最長の行列を経験します。

まず、こちらで傘を差しながら1時間10分。

ふう、やっと乗れた。けど、さっき買ったこのチケットの改札なかったけどいいのかな？のちにその意味を知ります。

これで天門山まで行くものだと思っていたら・・・

ここで全員下ろされました。
ここが、天門山行きのバス乗り場です。

要するに、さっき1時間10分並んで乗ってきたバスは、天門山へのバス乗り場へのバスｗ　マイカーの地元民もここまでとなり、ここからは全員が専用のバスで山に向かうことになります。

つまり、マイカー民と合流するので行列が2倍になると考えるのが良い。
天門洞が遠くに見えるじゃねーか！　あの山に小さく見える空洞ですよ。

ここからさらに行列に並ぶ・・・

まだまだ先は見えない。

天候が回復してきて、日が射すようになりました。
屋内なのがありがたいけど、もう正午回っちゃいましたよ。

うぉぉ、やっとやっと乗れるぜー！
チケットを買って並んだのが10時、バスの乗車が13時20分ということでなんと3時間20分の行列ですよ。

この専用バスだけが走れる山道で向かいます。この山道のクネクネ感がすごいんだって！詳細はのちほど。

天候が回復したのでロープウェイが動いてました。いいな。

そして、バスを下りたらあの天門洞が目の前に！！！

これを長年見たいと思ってました。感動です！

いつもの2体もいます。

これがあのクネクネ道です。通天大道だったかな。日光のいろは坂よりもすごい！

天門洞のふもとにはこのようなガラスの足場があります。ちびります。

何て書いてあるかは知らない。

999段と言われている石段に挑みます！

おぉ、すごい眺めだ！

なかなかあの空洞が近づいてきません。

ちょいと振り向くと眼下にはあのクネクネ道が。

ちょいと休憩。3時間以上も並んだ行列の疲労感もありましてですね。

さらにこの勾配ですよ。

階段の横にはところどころ休憩所があります。

そして穴の下に着いたどー

穴の真下には、上から落ちてくる水滴を防ぐ屋根があります。

穴の向こうはご覧の通り。

ここから天門山へのエスカレーターがあるのだが、自分の持ってるチケットで乗れるのか窓口の人にポケトークで聞いてみたらこんな返答が。

このエスカレーターを7基ぐらい乗り継いで頂上の広場へ向かいます。

ってことで到着。天候もすっかり回復。いま15時頃。

あの崖の頂まで行けるらしいがパスで。

頂上の広場にはご覧のように遊歩道が広がっています。

人混みを移していないだけで、常時、人はわんさかいます。

ここからもクネクネ道は見えます。

さて、崖沿いの桟道を歩きます。

そこでここに行きつく。ガラスの桟道の料金所です。

5元＝75円でガラスの桟道を歩けます。

靴のカバーは装着義務。

おっし、行くか！！

ひぃぃぃ

足下はこんなです。落ちたらごめん。

あたりめーだ！　ジャンプした奴いたらぶん殴る！

運命共同体の方々

下を見なきゃいいんすよ。

眼下にクネクネ道

ガラス桟道であろうと、普通の桟道であろうとこんな崖っぷちを歩いてます。

そもそも最初にここに造った工事の人たち、どうやって足場を造ったの？

手汗がすごいっす

恐る恐る2体を取り出します。

ガラスの桟道を遠目から見るとご覧の通り。

このあとエスカレーターに乗って戻ってきました。あの石段を今度は下ります。

ってことで、無事ここまで戻ってきました。

下の広場にはお店がいくつかあります。そこには郵便局も。なぜかベイマックス。

無事帰還の2体。

もいっちょ

この景色に一目惚れして、はるばる来たかいがありました。

買い物をしてお釣りでもらった初めての50元札には、あのいつか行きたいチベットのポタラ宮が描かれています。

と、おみやげの天門山マグネット。

帰りのバス乗り場へ。帰りはたったの40分待ち。

さようなら天門山！

帰りのクネクネ道を走るバスの車中です。

こんなカーブをひたすら曲がるんすよ。遠心力すごいっす。

さらにこんな至近距離ですれ違う。

さて、街中に戻ってきました。
中国の交通事情は強引そのものです。ご覧のように3車線なのにスキを見て渡る歩行者。

信号もないのでお互いスキの探り合いです。親子が渡る目の前を平然とトラックが通っていきます。すごいね中国！

無事2日目が終了しました。次作に続きます。