東南アジア2019 ⑨ アオザイ美女の街フエ

2019/05/04 - 2019/05/06

昔『地球の歩き方』で、フエは白いアオザイ姿の女学生たちが印象的だ、なんて記事がありまして、でも学校にでも乗り込まない限りそんな人たちには会えないよね、なんて思ってました。
王宮に行ったところ、ちょうどどこかの大学の卒業アルバムの撮影会が！
何人かに話しかけ、一緒に写真を撮ってもらったりもしました。お陰でこの旅のベトナムNo. 1の街はフエに決定です。

エリア フエ(ベトナム)

宿泊はフエ・セレーネパレスホテル。従業員の教育が徹底されていて、部屋に案内する前とか、注文の食事が出てくる前とか、ぴたりと女性従業員がついて楽しいトークを展開してくれます。押し付けがましさはなく、照れつつ控えめに、でもお客様の退屈がないように、とそれは見事な接客。世に知られるべきホテルです。

ちなみにこれがウエルカムドリンクとフルーツ。この間に明日の郊外の旅行計画と、フエを出る時どうするかが決まりました。
観光しながらホイアンまで行く車が14ドルだったり、お値段も手頃。(断って移動だけのにしたけど)

食事はふらっと寄ったこの大衆食堂がうまかった。

これで49(000)ドンは安い。245円。味は広東料理に近い感じ。フエといえばブン(米の麺だけど、フォーのようにきしめん状にしないやつ)が有名かもしれませんが、スチームド・ライスにした方が米はうまい気が。

夜歩き。フエがライトアップの街だとは来て初めて知りました。みんな楽しそう。

橋の色が変わるので、歩いていても飽きない。

水の色も変わるからいいですね。

王宮もライトアップされていました。

カラフルな橋は歩いて渡ることもできます。
(ちなみに浮かれて歩いてますが、トータル５キロ超えたと思います。歩く量程々に)

翌日、ホテルが用意してくれたのはバイクタクシー。この人の背中につかまって遺跡へと運ばれていきます。

ミンマン帝廟。グエン朝の２代皇帝で科挙の殿試とかをやってたらしき皇帝。フランスにも占領されてない頃だし、国も「越南(ベトナム)」あらため「大南」とか名乗っていた、王朝的にも元気のいい頃のものとか。中国風だし敷地広かった…。ここほんとにお墓？生きてる間の宮殿じゃなくて？
真ん中の通り道はどれも１回皇帝(の遺体)が通っただけで後は塞いでいるのだとか。
とにかく広くて、最後のお墓である小さな丘はどれだかよくわからなかったです。

突き当たりの小さな丘が最終的に遺体の置かれたところなのかな、という程度の理解で。正直、暑くてもう動けなくなってきています。

カイディン帝廟。1900年代のものらしく、意外に年代的には新しいようです。ぱっと見メタル感があります。

自分の顔を撮るため明るいけど、実際の現地の色合いはもっと黒っぽくてかっこよかったです。

こっちの写真の方が近いかな。この黒みが素敵です。

玉座？

ティンロー寺？とかいうやけに中国人観光客に人気だった寺。

バイクのおじさんには王宮で捨てて行ってもらいました。あとは好きなだけ見て帰るから、と。バイクの契約は宿に17米ドル払いました。おじさんチップをせがむので、まずさぐりで50円渡したら喜んで去って行きました。あれーそれだけでいいの？

王宮(紫禁城？)はどこをどう見ればいいのかわからず、もさもさ日陰を歩いてました。だいぶ暑さにやられています。

現在フエではミンマン帝廟・カイディン帝廟・王宮の３か所入場セット28万ドンという切符が売られていて、ホテルの人も普通そう回るわよ、みたいな紹介だったので従いました。昔の旅行記を見ているともう１つ有名な帝廟もあるようですが、たぶんそこ行ってたら危なかったかも。

この人、実はもうかなり熱中症手前です。帰りどうしよう、と思っていたら、Grab(アプリで呼び出しタクシー)のバイク版のお兄さんがいて、150円で乗せて行ってもらえることになりました。フエは言い値がそもそも安くて好き。

さてタイトルですが、王宮でバイクのおじさんと別れてすぐ、このような大学の卒業アルバム撮影会に遭遇しました。何グループかあったし、男子グループもありましたけど、一番かまってくれた彼女たちの撮影をしばらく見てました。(暑さで動けなくなっていたというのもあります)

アオザイ姿はいいなー。しかも昔ガイドブックで見て憧れていた通りの白。神様が僕のためていたボーナスポイントをここでおろしてくれた感じです。痛恨なのは大学名聞かなかったことですけど…(次の休憩のタイミングで聞こうとしたけど、30分以上連続で色んなポーズやってましたねみなさん…)

本格的に始まる前に撮っておいて良かったこの写真。僕の隣の人、ほんとに凄い美人です。
20代はベトナム短期留学だったかなー。