東南アジア2019 ⑧ 知人大集結のホーチミン

2019/04/30 - 2019/05/04

教え子がベトナム人と結婚して、今回ベトナムでの式や披露宴を行うとのこと。しかしGWにしか休めない友人もいるため、GWに食事会、後日披露宴と機会が２回用意されることとなりました。近くにいた僕は当然のことながら合流です。表紙写真はとりあえずプレビュー画面で代用しています。

エリア ホーチミン(ベトナム)

ホーチミンの負の部分を最初に紹介します。
①入国審査をなかなか通しません。ホールに60人×20列ぐらいの人が、いわゆる立錐の隙も、というぐらい立ち尽くしていると思ったら入国審査でした。日本のGWも影響したのかな、なんて思いましたが、いやいや、これだけ並ばせておいて３分に１人ぐらいしか通しません。僕は40分並んだところで役人の増員を迎え、最終的に56分で通れましたが、荷物はぐったりと放置されていました。

②いまだに強烈な偽タクシー文化があります。
とにかく「ビナサンビナサン」と叫ぶか、緑色の「メイリンタクシー」に近づいて下さい。その２社がメータータクシーです。空港からドンコイ通りまで15～6万ドンのはずです。僕が失敗したのは、空港のSIMカード販売店はプリペイドタクシー会社と提携しているらしく、やたらタクシーを売り込んできます。なまじSIMカードの手際が良かったのでつい頼んでしまうと、22万ドンなどと言われます。さらにこのプリペイド、レシートを持って空港の外の「10」と書かれたカウンターに行ってあらためて配車してもらうしくみなのですが、まあわかりにくい。すると「あ！そのレシートはうちの会社のだ！」と声をかけられ、手を引かれていくと明らかにタクシーでもなんでもない車が待っています。僕は25年前にホーチミンのバイクタクシーによって山中にさらわれていますし、ニューヨークでほぼ同じ手口で半拉致されていますので、もう御免でした。恐ろしいことに街中ではビナサン・メイリンの車を装った、偽シールや偽塗装の車もあるそうです。危険です。(ただ、地元の人は逆にタクシーとは思えないような車を止めて乗り込んだりしますので、何がなんだかわかりません)

③信号はないところの方が多いです。両側から無数の車やバイクが洪水のように行き交う中を、よけてくれると信じてゆら～っと横断しなければいけない国です。自分の経験では慣れるのに５日かかりました。

Wi-Fiも速いしひったくりなどは少なそうに思うのですが、とにかくタクシーのタチが悪い。特に空港から出るタイミング。はじめこの記事はカットしたのですが、やはり嘘はいけないと途中から追加させてもらいました。

ではお待たせしました。ほんわかしたホーチミン道中記をご覧ください。

ドンコイ通りを行ったり来たり。ここを歩いておりますと、

オペラ座があったり、

大聖堂(教会)があったり、

有名な中央郵便局があったりします。

あっという間にお土産にあふれていきます。いやいや、旅はまだ残っているのに！

なにはともあれフォーを食べて、

別の通りの、港まで続く細長い公園エリアへ足をのばし、ホーチミンさんの銅像に25年ぶりに会いに行き、

真似をしたりしてみんなを待ちます。

夜には花火。これ、たまたま平成から令和に替わる少し前くらいに上がってました。そうかそうか、ベトナムの人も令和を祝ってくれるか。などと勝手に解釈してました。

みんなが到着。いかにも日本になさそうなものを頼もう、と山芋のシチュー。おいしかったけど中にパクチーがいました。食べられる人は４分の１。

若い女性たちのアオザイ姿は素晴らしい。ちなみに全員、自分が顧問をしていた部活の元部員たちです。

その後はご夫婦の旦那さんの親族の方の案内でベンタイン市場とか、

オバマさんも訪れたという道教の玉泉殿などに連れて行ってもらい、

ディナークルーズに招待してもらいました。

夜景を楽しみつつ、

デザートまで取って取りまくりました。
教え子たちはAM１時のベトジェットで帰国。弾丸感あふれるひと時でした。

そして僕はといえば９日後、ちゃっかりホーチミンに舞い戻り、披露宴にも出席させてもらったのでした。
お色直しが終わったのにアナウンスなしに新郎新婦帰ってくるし、最後は親族の歌自慢によるカラオケ大会。子供たちは銀の紙吹雪が嬉しいのか拾っては別の子にかけ、場内走り回って大騒ぎ。
これ、いい！日本も変なお涙頂戴や、凝りに凝りまくった友人ビデオ、お揃いの衣装で何やらダンスが始まって、じゃなくて、これでいいじゃん！なんか、家族ができる場って感じがしました。
心温まったホーチミンが、１か月にわたった東南アジア旅行の本当のゴールなのでした。