平成から令和への橋を渡ろう3　☆今治から松山へ☆

2019/04/30 - 2019/05/02

旅に出るとなんでこんなに時間が経つの早いんだろなぁ。もう最終日。
今日は旅の最終目的地、松山へ。

エリア 松山(愛媛)

• 旅行の満足度: 5.0

おはようございますー。今朝は朝食つき。きらびやかなロビーからレストランへ。

ホテルのロビーには瀬戸内海を航行する客船やコンテナのミニチュアが展示されている。

ここでようやくバリイさんにも会えたー。

朝食レストランのガラスには航海地図。カーペットにもセーラーマークがついていた。

はなままはみかんデニッシュといつも通りのサラダ。和食メニューも豊富でgood！

あいぼうはいちごを山盛り食べていた。

ホテルに今治タオルのショップがあったので、開店を待って一番乗り！

地元ではなかなか見ないおしゃれなデザインがあったので、お世話になっている人々へおみやげを買い込みました。

一番下のタオルは手触りがフカフカで自分用に。紺色のは男性用。金魚のははなむすめに。

ピンクのゾウさん柄はお隣の赤ちゃんに。巾着の中身はみきゃんパッケージ入りの一六タルト3つ入り。

夜は派手めのイルミでひときわ目立つ今治国際ホテルだった。お部屋は広くて、大浴場があるのに部屋のお風呂にも洗い場がついていて、かなり快適でコスパGood！

風光明媚な丘陵を越えて松山に着いた。
ワーイ！最終日はついに快晴！

大街道に出ると、早速坊っちゃん列車のお出ましだ。

松山城へ向かう道すがら、秋山兄弟の生家に立ち寄る。

お兄さんの秋山好古さん。大河ドラマでは阿部寛さんが演じた。日露戦争では騎馬隊を率いてロシアのコサック隊を撃破した。でももともとは教員志望で、退役後は中学校の校長先生に就任し、愛情深い教育者だったそうだ。

弟の秋山真之さん。こちらはモックンが演じた。幼少時からやんちゃ坊主で、ロシアのバルチック艦隊を撃滅した。

こんな立派な兄弟が世の中に存在するんだなー。

はなままも子供の頃から小学校の先生になりたかった。結局選んだ職業は違って今は大人が相手だけど、何だかんだで人に教える仕事ができている。人って自然と好きなことができるようになっているのかもしれないな。

当時の暮らしぶりがわかるいい感じで展示されている。

秋山兄弟が産湯を使った井戸ですって！
「坂の上の雲」は司馬遼太郎氏の一番人気だけど、はなままは戦ものはあまり得意でないので、まだ読んだことがない。今回で少し身近になったので、そろそろチャレンジしてみるかな。

松山城までの参道は、神戸の町を彷彿とさせるような陽光眩しく洗練された通りで、魅力的なお店が並んでいる。

ご当地グルメの鯛めし屋さんはどこも長い列になっている。ところで、宇和島鯛めしと松山鯛めしって違うんだね。今回はどっちも食べそびれたけど・・。

街路樹の白いお花が日本じゃないようで素敵！これ柑橘系のお花かしら？

ロープウェイとリフト乗り場はこんな近代的なガラス張りの建物。
正岡子規は有名だけど、河東碧梧桐さんも松山なんだ。文化水準の高い町なんですね。

高校生の時は河東碧梧桐の自由律俳句が一番好きだったなぁ。はなままは何事も窮屈なのが大の苦手。

もちろんリフトを選択。

よいしょっ

しかも乗りながら市民からのことばの落としものが見られるんだって。これナイスアイデア！

わぁ、センスいい！

フムフム。最近はなままも大阪メトロのマナー川柳に応募してみたけれど、一つも採用されなかった。(´；ω；`)

はい！ようく見ました。

お城が見えてきた。

すぐ隣にはロープウェイが到着～。
写真を改めて見て、自分がリフトの上でやたらと動き回っているのに驚いた。後ろから見ているあいぼうは、いつ落ちるかとワクワクしているのかもヾ(´Д｀;●)ォィォィ。

それにしても、瀬戸内ってほんとにたくさんのお城と殿様がいたことを初めて知った。
いつ誰が攻めてくるかと戦々恐々だったろうな。勢力の均衡が崩れないように、水軍が絶妙なバランスを保っていたに違いない。

「村上海賊の娘」は途中で挫折しちゃったけど、帰ったらもう一度読んでみないとね。

お城の石垣にも春爛漫。

大阪城の豪快な感じとは違って、小さめの石が几帳面に積まれた石垣。

何やら掛け声が聞こえてきた。門番さんと記念写真をするときの「はいチーズ！」の合図のようだ。

この立派な桜の古木は、もう倒れる危険があるので来年には撤去されるそうだ。すごく存在感があったのに残念。

松山市街を一望。石鎚山はどこかに見えるかしら？

天守閣が見えてきた！高さはないけど、落ち着いた佇まいがいい。
空の青さが絵の具で塗ったみたい。

天守閣を背景にマドンナさんに写真を撮ってもらえる。はなままコンビも撮ってもらったよ。

これが人気の蛇口から出るみかんジュース。

いよかんソフトもヨーグルトの酸味が効いてて美味しい！

下りは歩くことにした。一直線に見えているのは大街道かな？

松山タウンはほどよい都会で晴れ晴れとした住みよさそうな町だ。はなままは転勤を命じられれば喜んで来ちゃうかも？

こちらがお城への山門。

松山城のご当主、加藤嘉明公。

おー、苦み走ったシルバーグレー！

よしあきくんとタンデムだい。

わーい、坊っちゃんメンバーの顔出し写真がたくさん撮れる。

伊織さんはタオルや松山のグッズがいろいろ揃う楽しいショップ。大阪にもあるかな。

思わず撮っちゃったけど、こちらは港町の猫さんじゃなかった (=^ェ^=)

大街道に戻り、路面電車で道後温泉へ。5つくらい先の終点だ。

やってきたのは最新鋭のトラム。乗り心地はこれがいい。

到着～。

道後温泉駅はおしゃレトロな駅舎だ。

お手洗いのサインも大正ロマン風だよ。

写真スポットのからくり時計。

道後温泉商店街は令和の盛り上がりも手伝って、かなりの賑わいだ。

商店街を抜けたところに道後温泉が見えてきた！

ここまで来てハッと気づいた。道後温泉って何で有名なん？

日本三古湯とのことで、万葉集や日本書紀にも登場するそうだ。松山タウンがこんなに栄えているのも頷ける。

瀬戸内のレモンカード（バター風味のレモンジャム）と大きな栗入りの一六タルト、その名も御栗タルトを家族のおみやげにしましょう。

帰りは懐かしい客車にゴトゴトと揺られて。

楽しかった瀬戸内旅も松山で終わりです。ここから四国を横断して本州へ渡る。

石鎚山SAでお昼休憩。

あの二つの山の奥にうっすら見えているのが、西日本最高峰の石鎚山だ。今日は晴れててラッキー！今回で距離感が掴めたので、今度は登山に来たい。その時には松山タウンをもう少しじっくり見てみたいな。

今日は暑いくらいなので、愛媛のフルーツを使ったスムージーが美味しそう！

みかん味のスムージーと昨日倉敷で買ったパンでお昼にしよう。

あいぼうは瀬戸内の美味しいフライ定食をチョイス。わ～、大きいイワシかな？アジかな？

淡路島経由は混んでそうなので、瀬戸大橋を渡ることになった。一度の旅でしまなみ海道と瀬戸大橋を渡れるなんて、ラッキー！

快調に流れます。

与島SAからは橋がダイナミックに眺められて、たくさんの家族連れが遊びに来ている。

ここから倉敷へ、そして神戸付近が混んでいたのでさらに中国道を経由して、大阪に着いたのは8時になった。でも休みはまだ続くので余裕余裕♪
前人未到の10連休。心配した混雑にも遭遇せず、改元休暇を満喫できた。
勤勉な日本人は、仕事に余裕のある日でも、とにかく毎朝出勤せねば！という強迫観念にとらわれがちな気がする。令和元年は働き方改革元年でもある。3年に一度くらいは、10連休があってもいいかもね。