2019/05/06 - 2019/05/06
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jilllucaさん
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令和最初のレッサーパンダ遠征の最終日は市原ぞうの国を訪問します。
市原ぞうの国は僕にしては異例の長スパンとなる約3年ぶりの訪問です。
ずっと気にはなっていて、この間に2度ほど訪問を計画したのですが、1度は台風のため断念、もう1度はマラソン大会開催による高速バスのダイヤ乱れのために断念・・・今回、ようやく訪問が叶いました。
3年訪問出来てない内に、飼育レッサーは一郎君だけになり、飼育場所も変更となるなど寂しくなった市原レッサー。
救いはご両親の面影を色濃く残した一朗君が元気だった事です。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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この日は羽田空港で夕方の伊丹便にチェックインした後に茂原行き間の路線バスで市原鶴舞バスターミナルに到着、ここで前日に事前予約した送迎バスを待ちます。
予約の電話を入れた昨日はアクアラインが渋滞でバスがかなり遅れて到着したようでしたが、今日はすいすいで早着したくらいです。 -
送迎バスで5分ほどで市原ぞうの国に到着です。
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ゾウの像もさすがにリアルな出来ですよね。
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僕の動物園訪問の方針は、個体の移動や誕生があった園には随時、そして、主要園には出来るだけ1年に1度は、そして、それ以外の園も2年の間には行く感じの緩い縛りを心の中に持っているのですが、市原ぞうの国の前回訪問は2016年6月20日で3年弱のご無沙汰訪問となりました。
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なぜそんなに訪問間隔が空いたのか・・・悲しいことですが、正直に言って、やはりレッサーの展示に魅力がないと言うか、大事にされているのを感じる事が出来ず展示を見るのが辛いからにほかなりません。
これは何も担当キーパーさんを責めている訳ではないので誤解なきよう・・・あくまでも園全体の責任としての話ですね。 -
今回の訪問の前に事前に問い合わせたところ既に附属園のサユリワールドでのレッサーの展示は既に終了しており。
今年訪問したファンの方のお話では本園にも1匹がいるだけと聞いていました。
と言う訳では今回はサユリワールドへの訪問はやめ、本園だけの訪問にしました。
本園のみの入園の場合は入園料は大人1800円。 -
足は自然と以前のレッサーパンダ舎に向かいましたが、ここには既にレッサーはおらずインコやブラウンキツネザルが暮らしていました。
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そして、現在のレッサーパンダ舎は先ほどの以前のレッサー舎の裏手にありました。
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屋外放飼場と屋内展示室、バックヤードともちろん一通りの施設が揃っています。
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一朗君がいました。
放飼場自体の広さやアスレチックは特に問題ないレベルですよね、できれば地面は土かウッドチップだとなおいいと思いましたが。 -
しかし、以前から変わらないのですがこの放飼場にもファン目線から見た時の致命的な欠陥が・・・。
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パンダと人の仕切りが粗い金網1枚で、その気になれば触れるし園内で販売されているバナナとニンジンの餌をあげられてしまうのです。
犬の感染症が致命的となるレッサーについてはお客さんが絶対に触れない、餌をあげれない状況作りが最低限必要だと思うのです。 -
一応、給餌禁止の看板は掲示されていますが・・・全然目立たず。
実際に餌をあげようとする人を何人か見掛け注意もさせて頂きました。 -
まあ、上の給餌禁止の掲示に気づかず、逆にこんな目立つ看板に「バナナが好き」なんて書かれたらついついバナナあげちゃいますよね・・・これはお客さんの責任ではなく園の責任。。
僕もかつてサユリワールドでポテト君にバナナやニンジンをあげてしまったことがあり、今となっては後悔と言うか罪悪感すら感じているのですが、園はこう言う禁止行為はもっとちゃんと明確に観客に伝えて欲しいと思います。 -
竹の葉を食べる一朗君。
いつの間にやら日本で一番影の薄いレッサーと言っても過言ではないでしょうあ・・・園はこの子の将来をどう考えているのでしょうか? -
やはり、今回もレッサー舎に長居するのは精神的にきつく山の上のゾウ舎へ。
ちょうど山の下のグランドでのイベント時間帯でゾウ舎にはイベントに参加していない母子2組のみが残っていました。
こちらプーリーさんともも夏ちゃん。 -
もも夏ちゃんは昨年の7月31日生まれ。
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もも夏ちゃんはゾウ使いのお兄さんと遊んだり、
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プーリーママと遊んだり。
とにかく楽しそうにころころと遊び回っていました。 -
テリー君を中心とした家系図。
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マミーさんと今年1月15日生まれのら夢ちゃんはゾウ舎屋内にいました
午後には外に出て来てプーリーさん&もも夏ちゃん母子と合流するとのことでとても楽しみです。
上の家系図でも分かる通りもも夏ちゃんとら夢ちゃんは異母の姉妹となります。 -
りり香ちゃんと結希君に会いたくなり山の下のグランドに向かいました。
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これだけのゾウが暮らすのは日本でここだけ。
上野動物園や王子動物園が、自園所属のゾウを出産前にわざわざ市原に移動させて出産させるほどゾウにとっては日本で一番いい環境の園だと思います。
ハード面はともかく他のゾウとのコミュニケーションは出産を控えて神経質になっている母ゾウの気持ちを安らかにしてくれると思います。 -
手前が王子動物園所属の結希君、お母さんのズゼさんは出産期を市原ですごしました。
残念ながらズゼさんは結希君を育てることが出来ませんでしたが、隣にいるりり香ちゃんの子育て中だったプーリーさんが結希君にも母乳を飲ませてれて、結希君は無事に成長することが出来ました・・・単独やペアのみでの飼育が主だった日本ではこれまで分からないことでしたが、多分、群れで暮らす彼らはそうやって助けあいながら暮らすのが普通なんでしょうね。
結希君とりり香ちゃんは大の仲良し、結希君が王子動物園に一時凱旋した時は、彼が寂しくならないようにわざわざりり香ちゃんも王子に一緒に行きました。
将来的には夫婦になって欲しいですね、今までの日本には国内生まれで年齢が近い幼馴染のペアなんていなかったでしょうから。 -
園内で猫ちゃんに絡まれました。
同じ子かは分かりませんが、以前訪問した時も猫ちゃんに絡まれた記憶があります。 -
ええ、それはもう存分にモフってやりましたさ!!
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イベントが終わるとゾウさん達は隊列を組んで山の上のゾウ舎に戻っていきます。
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放飼場の質などで疑問点もありますが、現在の日本ではやはりここがゾウにとって一番環境がいいと思わざるをえませんね。
やはりゾウにはたくさんの仲間が必要ですから。 -
イベント出演のゾウさんがゾウ舎に戻ってきた後、屋内舎からマミーさんとら夢ちゃんの母子が出て来ました。
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プーリーさん母子とマミーさん母子が合流です。
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ら夢ちゃんは一目散にもも夏ちゃんのところへ!!
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0歳児の仔ゾウちゃんが2頭同時に見れるって・・・、
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こんな光景は日本でここだけでしか見れませんね。
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モチモチでプニュプニュなおチビちゃん2頭。
もうこの世のものとは思えない可愛らしさでした。 -
帰りのバスの時間が近づいてきたのでもう一度レッサー舎へ。
アスレチックの構造からすると、今、一郎君がいる場所から横に高さ1mくらいの透明のアクリル板を1枚設置するだけで、一郎君に触ったり、餌をあげる行為をだいぶ減らせると思います。
園にお手紙か何かで提案したいと思います。 -
お母さんのトマトちゃん、お父さんのコジロウ君(ともに既にお星さまのよう)の血統を引き継ぐ存在は国内ではもう一朗君だけになってしまいました。
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君の将来が幸多からんことを・・・。
ごめんね、ファンの僕らには園への提案と祈る事しかできないだ・・・。
この「ごめんね、見捨てる訳じゃないんだ、でも、どうしようもないんだ」と心の中でいい訳をして園を出る辛さ・・・園の人にも理解して欲しい。 -
帰りも園から市原鶴舞バスターミナルに送ってもらい、15時20分発のバスで羽田空港へ。
これにて令和最初のレサパン遠征完了です。
令和もたくさんのレッサーパンダに会いに行きたいと思います。
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