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天気に恵まれたゴールデンウイークの後半、娘一家から安房小湊にホテルが確保できたので一緒に出掛けようと提案があり、車で出かけました。出発前、アクアラインなど大渋滞が予想され覚悟はしていましたが、思ったほどの混雑ではなく比較的スムーズに走ることができました。ただ、4歳の孫がトイレに行きたいと言い出し、寄る予定のなかった海ほたるで休憩、ここも駐車場の確保には困りませんでした。<br />海ほたるを出て目指すは富津公園。岬の突端の展望台が目的でしたが、孫は海岸で貝殻を拾うのに夢中となり、展望台は二の次に。近くの評判だといわれる店で1時間ほど待ってアナゴ丼などの昼食をとり、次は最近SNSなどで話題になっている亀岩の洞窟に向かいました。ここは一般的には初夏のホタルや秋の紅葉等が美しい濃溝の滝として知られていたのですが、近年は季節(春秋の彼岸の時期など)や時間(早朝)によって洞窟に差し込む光がハート形を描き出すさまが素晴らしいとされる亀岩が脚光を浴びるようになっているようです。洞窟を見るにはちょっと足元が危ない場所に行かねばなりませんでしたし、陽が差し込む時間でもなかったですが、雰囲気だけは味わうことができたように思いました。その後、渓流沿いの遊歩道をゆっくり歩いて駐車場に戻り、今夜の宿がある小湊に向かいました。<br />翌朝は宿のすぐ近くにある日蓮宗の総本山・誕生寺をゆっくり散策。朝のすがすがしい空気の中で崇高な雰囲気を味わうことができましたが、海岸沿いの遊歩道などは立ち入り禁止になっているところがあり、少し残念な感じもありました。<br />孫が今日も浜辺で遊びたいというので、子供も楽しめる場所として千倉方面に向かい、ちくら・潮風王国という道の駅を目指しました。小湊からは小一時間でしたが、午前中から多くの人たち(主に子供連れ)が訪れており、広い芝生の広場や磯浜の海岸線で思い思いに楽しんでいました。ここ千田海岸は潮干狩りが楽しめる富津岬と違い、ごつごつとした岩がむき出ていて、岩と岩の間の潮だまりに小魚やカニ、その他の生き物が取り残され、大人も子供もそれらを捕まえるのに夢中になれるという楽しさがあります。もちろん、私たちも同類で石の下に潜んでいる小魚を見つけては追いまわし、何匹かを捕獲しましたが、最終的には水に離してきました。<br />広場には第一千倉丸という本物の漁船のレプリカが置かれていたり、地元の新鮮な海産物を販売していたり、さまざまな催しがあったりして一日中遊べるような道の駅でしたが、昼食後には小学生以下の子供たちを対象としてお菓子や餅まきがあり、孫も参加してたくさんのお菓子をもらってきました。今日は子供の日、孫ともども楽しい時間を過ごしました。<br />娘たちの目的の一つは木更津のアウトレットでしたので、富津館山道路、館山自動車道を通ってアクアラインそばの三井アウトレットパークへ。ここも大勢の人たちで賑わい、駐車場もほぼ満杯に近い状態でしたが、娘夫婦は買い物に、ジジババは寝込んでしまった孫を任されたので案内棟の一角にある子どもの遊び場近くで休憩ということにしました。<br />5時頃にアウトレットを出発したものの、アクアラインに乗るための道路は大渋滞。金田インターまでのわずかな距離を延々1時間以上を要する超ノロノロ運転。というか動かない時間が圧倒的に長く、孫は途中でずっと先のコンビニまでトイレを借りに歩いて行ったのですが、往復してきても車はほとんど動いていないといった状態でともかく忍耐しかありませんでした。何とかアクアラインに乗れたのは7時近く、そこから家までは1時間ちょっとでたどり着いたのでした。<br />最後はちょっとくたびれましたが、この長い連休中はどこに行っても混みあっていたでしょうし、高速道路も渋滞したようですから致し方ないでしょう。でも天気には恵まれた(他所では大雨や雹が降るなど局地的には大荒れの天気もあったようですが)2日間で、よい思い出にはなりました。<br />

富津公園、濃溝の滝、小湊、千倉そしてアウトレットに娘の家族と一泊旅行

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2019/05/04 - 2019/05/05

49位(同エリア196件中)

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9

はなたろう

はなたろうさん

天気に恵まれたゴールデンウイークの後半、娘一家から安房小湊にホテルが確保できたので一緒に出掛けようと提案があり、車で出かけました。出発前、アクアラインなど大渋滞が予想され覚悟はしていましたが、思ったほどの混雑ではなく比較的スムーズに走ることができました。ただ、4歳の孫がトイレに行きたいと言い出し、寄る予定のなかった海ほたるで休憩、ここも駐車場の確保には困りませんでした。
海ほたるを出て目指すは富津公園。岬の突端の展望台が目的でしたが、孫は海岸で貝殻を拾うのに夢中となり、展望台は二の次に。近くの評判だといわれる店で1時間ほど待ってアナゴ丼などの昼食をとり、次は最近SNSなどで話題になっている亀岩の洞窟に向かいました。ここは一般的には初夏のホタルや秋の紅葉等が美しい濃溝の滝として知られていたのですが、近年は季節(春秋の彼岸の時期など)や時間(早朝)によって洞窟に差し込む光がハート形を描き出すさまが素晴らしいとされる亀岩が脚光を浴びるようになっているようです。洞窟を見るにはちょっと足元が危ない場所に行かねばなりませんでしたし、陽が差し込む時間でもなかったですが、雰囲気だけは味わうことができたように思いました。その後、渓流沿いの遊歩道をゆっくり歩いて駐車場に戻り、今夜の宿がある小湊に向かいました。
翌朝は宿のすぐ近くにある日蓮宗の総本山・誕生寺をゆっくり散策。朝のすがすがしい空気の中で崇高な雰囲気を味わうことができましたが、海岸沿いの遊歩道などは立ち入り禁止になっているところがあり、少し残念な感じもありました。
孫が今日も浜辺で遊びたいというので、子供も楽しめる場所として千倉方面に向かい、ちくら・潮風王国という道の駅を目指しました。小湊からは小一時間でしたが、午前中から多くの人たち(主に子供連れ)が訪れており、広い芝生の広場や磯浜の海岸線で思い思いに楽しんでいました。ここ千田海岸は潮干狩りが楽しめる富津岬と違い、ごつごつとした岩がむき出ていて、岩と岩の間の潮だまりに小魚やカニ、その他の生き物が取り残され、大人も子供もそれらを捕まえるのに夢中になれるという楽しさがあります。もちろん、私たちも同類で石の下に潜んでいる小魚を見つけては追いまわし、何匹かを捕獲しましたが、最終的には水に離してきました。
広場には第一千倉丸という本物の漁船のレプリカが置かれていたり、地元の新鮮な海産物を販売していたり、さまざまな催しがあったりして一日中遊べるような道の駅でしたが、昼食後には小学生以下の子供たちを対象としてお菓子や餅まきがあり、孫も参加してたくさんのお菓子をもらってきました。今日は子供の日、孫ともども楽しい時間を過ごしました。
娘たちの目的の一つは木更津のアウトレットでしたので、富津館山道路、館山自動車道を通ってアクアラインそばの三井アウトレットパークへ。ここも大勢の人たちで賑わい、駐車場もほぼ満杯に近い状態でしたが、娘夫婦は買い物に、ジジババは寝込んでしまった孫を任されたので案内棟の一角にある子どもの遊び場近くで休憩ということにしました。
5時頃にアウトレットを出発したものの、アクアラインに乗るための道路は大渋滞。金田インターまでのわずかな距離を延々1時間以上を要する超ノロノロ運転。というか動かない時間が圧倒的に長く、孫は途中でずっと先のコンビニまでトイレを借りに歩いて行ったのですが、往復してきても車はほとんど動いていないといった状態でともかく忍耐しかありませんでした。何とかアクアラインに乗れたのは7時近く、そこから家までは1時間ちょっとでたどり着いたのでした。
最後はちょっとくたびれましたが、この長い連休中はどこに行っても混みあっていたでしょうし、高速道路も渋滞したようですから致し方ないでしょう。でも天気には恵まれた(他所では大雨や雹が降るなど局地的には大荒れの天気もあったようですが)2日間で、よい思い出にはなりました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.0
ホテル
3.5
グルメ
4.0
同行者
家族旅行
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 富津公園の展望台から

    富津公園の展望台から

  • 濃溝の滝

    濃溝の滝

  • 亀岩

    亀岩

  • 誕生寺

    誕生寺

  • 誕生寺 仁王門

    誕生寺 仁王門

  • 千倉 ちくら・潮風王国 千田海岸

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  • ちくら・潮風王国

    ちくら・潮風王国

  • ちくら・潮風王国 お菓子・餅まき

    ちくら・潮風王国 お菓子・餅まき

  • ちくら・潮風王国

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