南アフリカ・ケープ半島の突端にある『喜望峰』へ。思えば遠くに来たもんだ！

2019/04/29 - 2019/04/29

平成から令和に変わる記念すべきゴールデンウィークは、日本を脱して南アフリカ共和国へ。

ここでは南アフリカ入りして5日目（ケープタウン入りして2日目）の後半、ケープポイントと喜望峰に行ってきた時の思い出を旅行記にまとめています。

前半の旅行記はこちら。この旅行記の続きです。
↓
https://4travel.jp/travelogue/11487259

可愛いペンギンに出会い、どっぷり癒された後は、今回のツアーのメインスポットである「ケープポイント」→「喜望峰」へ。

バスで移動中も天気は晴れたり、曇ったり・・・
本当に落ち着きない天候でした。

日頃の行いが良かったからか(笑)、ケープポイントに到着したら、ものの見事に快晴に(≧▽≦) 絶景を望むことが出来ました。
なんてラッキーなんでしょう！！！！

ケープタウンから約50kmほどに位置するケープ半島には、２つの岬があって、インド洋側の高さのある岩山がケープ岬（ケープポイント）と、大西洋側に突き出た崖と丘のような岬が喜望峰。
この間をハイキングで行き来できます。
ケープ半島先端一帯は喜望峰自然保護区と呼ばれていて、ユネスコ世界遺産に登録もされていると聞いて、ハイキングしないわけがない！

ケープポイントから喜望峰へは約40分のハイキング。
ガイドさんは「車で移動して、みんなが到着するのを待ってるね～。」と、喜望峰までハイキングで向かう私たちを見送ってくれました。
40分のハイキングに自信がない方は、ガイドさんと一緒に車で移動可能です。


★今回利用したのは「Baz Bus」のツアー。
↓Baz Bus
https://www.bazbus.com/index.html

※Baz Bus以外にも同じようなツアーがあったのですが、Baz Busのツアーはケープポイントから喜望峰までを車ではなくハイキングで行けるという点が決定ポイントとなりました。
風を感じながら喜望峰まで自分の足で来たぞ～と体感したいですからね！（途中までは車だけど(笑)）

エリア 喜望峰自然保護区周辺(南アフリカ共和国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

ペンギンがいっぱいのボルダーズビーチからケープポイントへの移動中も天気は晴れたり、曇ったり・・・。
車中、晴れてくれますように！とずーっと願っていました。
その願いが届いたのか、ケープポイントでは見事に快晴に恵まれました。
ケープポイントに到着し、バスを降りた時、私たちの目の前をヒヒが通り過ぎました。
慌てて目で追うと、彼は建物の上に居座り、観光客を眺めてる様子。

私がカメラを向けた瞬間、日本の国旗だけが風に煽られ、ヒヒと日の丸のコラボ写真が撮れちゃいました(笑)
同じように並んで掲げられているのに日の丸だけが煽られるって、日本人が来たことが分かったのかしら！？(笑)←偶然だよっ！(笑)

ケープポイント 海岸・海

ケープポイントのお土産売り場。
中には入らず、外から見ただけ～。

ケーブルカーには乗らなかったので、ケーブルカー乗り場の位置を確認してなかったけど、もしかして、ここがケーブルカー乗り場だったのかな？

ケープポイント 海岸・海

お土産売り場の右側にある坂を上ってケープポイントの灯台を目指します。
この写真の中央やや右上にある小さな白い点が灯台です。
わー、遠い。
あそこまで坂が続いてる～。
キツそうだけど、楽しそう。
レッツゴー！！

ケープポイント 海岸・海

坂を上っては、振り返り、景色を眺め、写真をパチリ。
シャッターを押す手が止まらない。

おー、あれが喜望峰か・・・(≧▽≦)

ケープポイント 海岸・海

絶景かな～。
喜望峰を眺めながらケープポイントの灯台を目指す坂上り、ほんと楽しい。
いつか行ってみたいと約20年間、憧れていた喜望峰が目の前に。
もう夢の中に居る気分。

ケープポイント 海岸・海

野生のアロエがたくさん。
ワイルド～。

ケープポイント 海岸・海

坂を上っては、振り返り、景色を眺め、写真をパチリ。
シャッターを押す手が止まらない(≧▽≦)

ケープポイントと喜望峰はけっこう離れてるのがよく分かる。

私たちのツアーは、まずケープポイントを訪れ、その後、喜望峰に向かって下るルート。逆でなくてよかった。（喜望峰からケープポイントを登るとなると、相当な体力が必要そう）

ケープポイント 海岸・海

だいぶん坂を上ってきたけど、灯台はまだまだ先だー。
遠い。
しかも、ここから階段が始まるね～汗

景色が綺麗なので、全然平気さ！！(笑)

ケープポイント 海岸・海

たくさんの観光客が頑張って階段を登ってます。

ケープポイント 海岸・海

だいぶん近づいてきた！
じゃなくって、これはズームで撮った写真(笑)

ケープポイント 海岸・海

ずいぶん上まで登ってきたぜ！
途中、ちょっとした広場があるので、そこで休憩したり、写真を撮り合ったりしている方がたくさん見えます。

私は、休憩挟まず、灯台を目指しました。

ケープポイント 海岸・海

ズーム！
海の色が美しい。

喜望峰よ、後で行くからね！
待っててね！！

ケープポイント 海岸・海

ケーブルカーも頑張って登ってる(笑)

ケープポイント 海岸・海

灯台まではいくつかのルートがあるようです。

ケープポイント 海岸・海

観光客がいっぱい！！
年輩の方がリズムよく階段を登っている姿を見て、負けてられん！と気合を入れ直し、一段抜かし・・・は冗談です(笑)

ケープポイント 海岸・海

やっと着いた！
キャッホー(≧▽≦)
まさか、自分がケープポイントに立ってるだなんて、夢のようです(*^ｰ^)

私の後ろから登ってきていたアジア人のおばちゃんが、興奮している私を見て、写真撮ってあげるよ、ポーズ取りなよ！と言って、後ろから登ってきている観光客をガードして、私一人だけの記念すべき思い出の一枚を撮ってくれました。
おばちゃん、ありがとう！

ケープポイントの灯台から遠くを見渡してみた！

ケープポイント 海岸・海

かなりのズームで向こうのほうに見える山（岬）をパチリ。
絶景かな。
雄大だ！！
あの向こうは南極かな？(笑)

ケープポイント 海岸・海

風向きのチェンジポイントらしい。
ケープ半島の先っぽだもんね。

ケープポイント 海岸・海

ポスト発見！
ここに投函すると無事届けてくれるのかしら！？？？

ケープポイント 海岸・海

ケーブルカーの到着駅はこんな感じ。
乗らなかったけど、とりあえず駅舎の写真だけ。

そろそろ駐車場へ戻りましょう！

ケープポイント 海岸・海

ケーブルカー。
凄い木々の間を抜けるんだね！

この横を私は歩いてくだりました。
上りがキツかった分、帰りは楽ちん。

ケープポイント 海岸・海

駐車場まで戻ってきた！
灯台からの絶景、素晴らしかった。
あー、いい汗かいた！！

ケープポイント 海岸・海

同じツアーの他のメンバーが戻ってくるまでの時間も写真撮りまくり。

この写真は通りすがりの観光客に撮ってもらいました。
私の右肩にさっき上ってきた灯台が小っちゃく写ってた！

ケープポイント 海岸・海

メンバー全員揃ったところで、喜望峰まで歩いて行きたい人はここをひたすらまっすぐ下ってください！足に自信がない人は車へどうぞ！！とガイドさん。
私はもちろん歩き組み。

さぁ、これから喜望峰に向かってハイキングです！
ケープポイントは、標高が高いところに位置しているので、喜望峰まではひたすら坂を下ることになります。

喜望峰自然保護区 国立公園

ハイキングコースには様々な緑が広がっていました！

喜望峰自然保護区 国立公園

ハイキングコースには様々な緑が広がっていました！

ケープポイント 海岸・海

小さなお花があちこちに目立たないように咲いていて、それがなんとも健気です。
ハイキングコースに彩りを添えてくれています。

喜望峰自然保護区 国立公園

ちっちゃなお花。
種が飛んできちゃったのね！
一人でもちゃんとお花を咲かせている、あなたは凄いぞ！と話しかけながらパチリ。

喜望峰自然保護区 国立公園

喜望峰を目指してレッツゴー！
だいぶん下に降りてきました。
前を歩いているのは同じツアーのメンバー。

喜望峰自然保護区 国立公園

綺麗な景色を眺めながら喜望峰目指してハイキング。
この海の向こうは南極大陸か！？

喜望峰自然保護区 国立公園

面白い植物に目が留まります。

喜望峰自然保護区 国立公園

潮風を受けでもめげずに育つ植物。
脱帽です(笑)

喜望峰自然保護区 国立公園

ここまでは板が敷かれた足場だったのが、ここからはしばらく岩場を歩くことになります。
岩場と言っても、わりと平坦なので、危険！ってほどでもないけどね。

喜望峰自然保護区 国立公園

あの岬の先が喜望峰。
まだ先だー。
この先、ちょっと激しいハイキングが待ってそう。

喜望峰自然保護区 国立公園

途中、海岸に続く階段があって、ケープポイントから眺めていたあの美しい海岸に下りることができるようです。
私たちは時間がないのでスルー。

喜望峰自然保護区 国立公園

再び板が敷かれた足場が出てきたよ。

喜望峰自然保護区 国立公園

歩いてきた道を振り返ってみた！
ケープポイントの岬が小さく見える。
あそこから歩いてきたのね～。

喜望峰自然保護区 国立公園

板と板の隙間が結構開いてて、つま先がひっかかりそう。
足元気を付けて歩かなきゃ。

喜望峰自然保護区 国立公園

小さな黄色いお花が印象的(≧▽≦)

喜望峰自然保護区 国立公園

白い小さなお花がたくさん。
かわいい。

喜望峰自然保護区 国立公園

珍しい植物に目を奪われ、写真を撮りまくっていたら、向こうの方で何やら動く物体が・・・。
野生のヒヒでした。
キャッホー、野生のヒヒが目の前にいるぜ！興奮するぜ！！
襲ってきたりしないよね！？？？と頭の中で独り言炸裂でした(笑)

ヒヒは人間の存在なんか知らんぷり。
私たちの横をすーっと抜けていきました。

喜望峰自然保護区 国立公園

緑の中にポツリとピンクのお花。
さては目立ちがり屋さんだな(笑)

喜望峰自然保護区 国立公園

目立ちがり屋さんにズーム。
お花じゃなく実でした。
かわいい。

喜望峰自然保護区 国立公園

再び野生のヒヒ出現。
目が合っちゃった。
こっちに向かってくるのか！！？
怖い～。
目の前にやって来て、飛びつかれるかと覚悟していたのに、私の事は無視。
そのまま通過していきました。

喜望峰自然保護区 国立公園

近づいてみても、全くの無反応。
エサを物色するのに集中しているヒヒ(笑)

喜望峰自然保護区 国立公園

青空に映える野生のヒヒ。
カッコいいよ！！

喜望峰自然保護区 国立公園

野生のヒヒのお尻。
まるで体験型の動物園に来てる気分が味わえました。

喜望峰自然保護区 国立公園

高い所や端っこに来ると、石を積み上げたくなるよね～。
これは私がやったのではないですよ～。

喜望峰自然保護区 国立公園

遠くを眺めてみた！
夕方が近づいてきている感じの陽射し。

下に見えている道路の、もっとも手前辺りに車がたくさん停まってます。
私たちのツアーのバスもそこで待ってくれています。

喜望峰自然保護区 国立公園

最後の最後に超難関が待ってました。
手をつかないと危険なぐらいの急こう配を下りることに。
ゴールは目の前に！
ここで怪我をしちゃー話にならねーぜ！
慎重に下りていきました。

喜望峰自然保護区 国立公園

ところどころ階段が設置されていましたが、
隙間広すぎっ！横幅狭すぎっ！！
高所恐怖症の私にとっては過酷なエリアでした。
早くここを脱したい！と心の中で叫びながら、慎重に下りているのに、下から上ってきた中国人ったら、我先に！と上ってくる。
狭いんだから、私が通り抜けるまで待ってよ～。

喜望峰自然保護区 国立公園

無事下りてきました！
最後の難関部分はこんな全景。
写真の右側には、あの看板が・・・！！

喜望峰自然保護区 国立公園

あの看板・・・
喜望峰を訪れた人ほぼ全員と言っていいくらいの人が写真撮影するであろうお約束のスポット！
このスポットで写真を撮る人で行列が出来てました。
その大半が中国人。
ここでもマナーの悪さ発揮してました。

やっと私の番がやってきた(≧▽≦)
思えば遠くへ来たもんだ～。
自分が喜望峰に立ってることに驚き＆感激です。
見事に太陽の光が射してくれ、何だか神々しい(笑)

喜望峰自然保護区 国立公園

この辺りには石を積み上げたものがたくさん。
みんな先っちょに来たらやりたくなるのね～。
※写真は私の作品ではないからね～(笑)。

喜望峰自然保護区 国立公園

ツアーのメンバーが全員揃うまでフリータイム。

野生のダチョウがうろちょろ。
野生のダチョウじが目の前でお散歩しているだなんて、なかなか経験できないよね～。

喜望峰自然保護区 国立公園

野生のダチョウにズーム。
デカい。

喜望峰自然保護区 国立公園

野生の鹿にも会えました。
この辺りの鹿はちょっぴり太っちょさんなのね！(笑)

喜望峰自然保護区 国立公園

ツアーのメンバーが全員揃ったら、ケープタウンへ戻ります。
ケープタウンに戻っている車中、この辺りでバスは停車。
どうやらホエールウォッチングができるエリアらしい。

けど、今日は波が荒く、それどころじゃない感じ。
残念。

バスは夕日を浴びながらケープタウンへ戻ったのでした。

憧れの喜望峰。
雄大で神々しかったなぁ。
あー、充実した一日でした。

この旅行記へのコメント （4）

• Pメテオラさん 2019/06/10 20:23:27

  充実感が伝わり

  作者さま、喜望峰到達おめでとうございます。灯台から、真の意味での地理上の喜望峰に近づき、最後は一歩ずつふみしめるように到達した充実感が見事に伝わってきました。美しい自然に囲まれている有名ポイントなのですね。満ちあふれた気分の旅が続きますように！

  くるみちゃんさん からの返信 2019/06/11 00:59:17

  Re: 充実感が伝わり

  Pメテオラさん様
  
  コメントありがとうございます(≧▽≦)
  南極からやって来る風（←勝手に想像）を浴びながら、この足でしっかりと喜望峰を踏みしめてきました。
  突端なので潮風（強風）を受け、緑の少ない岩場ばかりの景色を想像していたのですが、周囲は緑が多く、ヒヒやダチョウや鹿が普通に歩いていて、テンション上がる光景が広がっていました！！
  
  まだ旅行記を書き終えていませんが、次はどこに行こうかな！？？と考え始めています(*'▽')
  
  Ｐメテオラさん様も素晴らしい旅が続きますように。
  
  ※あっ、ペンネームの「メテオラ」はあのギリシャの「メテオラ」と関係があるのでしょうか？
  「メテオラ」も、私のいつか行ってみたい所リストに入っています。
  
  
  

  Pメテオラさん からの返信 2019/06/11 19:00:22

  Re: 充実感が伝わり

  くるみちゃんさま。
  ギリシャのメテオラ投稿が始まりですので、適当に命名しました。是非、泊まりで行かれて満喫されますようにお祈り申し上げます。物理的には喜望峰よりは近いと思いますが、宗教的なものを感じる距離は遠いかも、あるいは、すぐそばかも知れません。取り急ぎお返事まで。

  くるみちゃんさん からの返信 2019/06/11 20:17:57

  Re: 充実感が伝わり

  Pメテオラさん様
  
  なるほど。
  ４トラ初の旅行記がメテオラだったからなんですね。
  ４トラにアクセスするたびに当時の旅行を思い出し、再訪した気分が味わえますね！
  素敵なネーミングです。
  
  メテオラ旅行記、拝見させていただきました。
  とても臨場感あふれる旅行記でまるで小説を読んでるみたい、情報量が盛りだくさんでガイドブックみたい、ですね！
  益々行きたくなっちゃいました。
  去年の９月にギリシャ（コルフ島）を訪れたので、その時メテオラを組み込みたかったのですが、時間が足りず諦めざるを得ず・・・でした。
  
  旅行記参考にさせていただきます。
  
  コメントありがとうございました(*^^*)