シュムリアップ郊外の遺跡をツアーで巡る

2018/11/12 - 2018/11/12

「断崖上の世界遺産！プレアヴィヒア寺院+ベンメリア+コーケー観光ツアー」に参加した。
ツアーの説明は以下の通り。
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断崖にそびえ立つ世界遺産プレアヴィヒア寺院と、人気のベンメリア遺跡＆コーケー遺跡を巡る充実ツアー！知識をより深めたい方は、ベテランガイド確約プランがおすすめです。嬉しい四輪駆動車代（25ドル）込み！夕食ありプランでは、クメール料理をどうぞ。
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同行者は昨日のアンコール遺跡ツアーも一緒だったキヤノンでカメラの開発をしている青年。
キヤノンには毎年一週間程度休みを取る自己啓発制度があり、それを利用してきたという。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

密林に潜む廃墟の遺跡ベンメリア遺跡。

ベンメリア 森林・ジャングル

カンボジアの遺跡にはナーガと呼ばれる蛇神がいたるところに置かれている。
特にヒンズー教の天地創造神話で、神々と阿修羅とが乳海で引き合い、泡立つ海の中から世界が形作られたとされるヴァースキの名を持つ５つの頭を持つ蛇は、遺跡の随所で見ることができる。

ベンメリア 森林・ジャングル

ベンメリア遺跡は樹木が建造物を侵食し、崩れた石材に苔がはびこる廃墟の遺跡。

ベンメリア 森林・ジャングル

同行のキヤノンの青年とぼくの二人をガイドが説明しながら案内してくれるという大変ぜいたくな時間。

ベンメリア 森林・ジャングル

アンコールワットとほぼ同規模といわれる遺跡だが、ほぼ密林に覆われている。

ベンメリア 森林・ジャングル

朝早いせいか観光客も少なく、緑滴る静寂の中を木の見学路を進む。

ベンメリア 森林・ジャングル

見学路には高低差が。

ベンメリア 森林・ジャングル

この遺跡は発見以後、ポルポト政権の悪政もありほとんど手が入れられていなかったが、近年ようやく整備されつつある。

ベンメリア 森林・ジャングル

天空の城ラピュタのモデルの一つとの説もあるが確証はないようだ。

ベンメリア 森林・ジャングル

どの石材にも石を運ぶために穿たれた穴が開いている。

ベンメリア 森林・ジャングル

ナーガ＝蛇神像。

ベンメリア 森林・ジャングル

荘厳な雰囲気に包まれた中心的な神殿。

ベンメリア 森林・ジャングル

蛇に代わっていまや森の主はトカゲ。

アンコールワットより、この遺跡の方が好きかも。

ベンメリア 森林・ジャングル

ベンメリアから車で一時間ほど走ってコーケー遺跡へ。

Mom Morokod Koh Ker Guest House ホテル

ここの遺跡もガジュマルに絡めとられている。

コーケー遺跡群 史跡・遺跡

プラサットプラムの血管樹木と呼ばれる。

コーケー遺跡群 史跡・遺跡

一人の王のため僅か20年ほど都が置かれただけの遺跡。

コーケー遺跡群 史跡・遺跡

その国王の末裔だろうか。

コーケー遺跡群 史跡・遺跡

この遺跡は石造りではなくレンガ造り。

コーケー遺跡群 史跡・遺跡

奥に進むと7段組のピラミッドはプラサットトム遺跡。
36メートルの高さという。

コーケー遺跡群 史跡・遺跡

この遺跡でも他に観光客は見かけなかった。

コーケー遺跡群 史跡・遺跡

プラサットトムを登っていく。

プラサット トム 史跡・遺跡

巨石が行く手を阻む。

プラサット トム 史跡・遺跡

青息吐息で頂上に到着。

プラサット トム 史跡・遺跡

周りは一面の森だ。
ビルは一切見えない。

コーケー遺跡群 史跡・遺跡

プラサットトム遺跡をおりて遺跡前の店で昼食。

コーケー遺跡群 史跡・遺跡

カンボジアの庶民の味なのだろう。

コーケー遺跡群 史跡・遺跡

スープ、牛肉と玉ねぎの炒め物、焼きそば。

コーケー遺跡群 史跡・遺跡

コーケー遺跡からさらに2時間半ほど走ってプレアヴィヒア寺院。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

タイとの国境の崖の上にある世界遺産のヒンドゥー寺院。
麓で四輪駆動車に乗り換える。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

駐車場には野生の鶏がいた。
カウアイ島を思い出す。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

プレアヴィヒア寺院は、シヴァ神を祀る寺院として 11 世紀に建てられた崖の上のヒンドゥー教寺院。ユネスコ世界遺産に登録されている。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

日差しが強い。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

プレヴィヒア寺院は、カンボジア・タイ国境の山にある。
途中で入山料の支払いかな。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

寺院に到着。
駐車場には観光客向けの屋台が出ている。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

この遺跡は1962年に国際司法裁判所がカンボジアの領有と認め、実効支配されているが、タイはこれを認めず、いまだにその帰属を巡り争っている。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

2008年に世界遺産に登録されたことをきっかけに、これを面白く思わないタイの軍隊がプレヴィヒアに攻め込んできたとか。
つまりは竹島・尖閣のカンボジア版のように、今でも睨み合いが続いているらしい。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

プレアヴィヒアは、クメール語で「神聖な寺院」を意味する。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

一方、この遺跡はタイ語では「プラーサート・プラウィハーン」と呼ばれ同じく神聖な寺院の意味。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

修理中の遺跡に近づいてみれば、

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

第5塔門と呼ばれる建造物。
カンボジアの2000リエル紙幣にデザインされている。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

「乳海攪拌」のレリーフだろうか。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

この寺院はアンコールワット建造直前に建立された。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

いくつかの門をくぐり本営に到着。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

骨格を残しつつも廃墟となっている。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

回廊部分。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

境内を抜けると標高657メートルの断崖絶壁。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

風が心地いい。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

崖下を見るとそこはすでにタイの大地。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

山から降りてワゴンに乗り換えシェムリアップを目指す。

プレアヴィヒア寺院 寺院・教会

途中、牛の群れに道を阻まれつつ、

最終工程は市内でクメール料理。

ニアリー クメール レストラン 地元の料理

昨日のアプサラダンスディナーの店よりだいぶ高級だ。

ニアリー クメール レストラン 地元の料理

料理もワンランク上。

ニアリー クメール レストラン 地元の料理

どれもおいしく食べられた。

ニアリー クメール レストラン 地元の料理

満足のいく一日だった。

ニアリー クメール レストラン 地元の料理