2019/03/27 - 2019/03/27
66位(同エリア154件中)
みーみさん
大阪府池田市。小林一三が阪急電車宝塚線を引き、乗客を増やすために
池田駅前・室町の住宅街を開発しました。普通のサラリーマンでも買える
ように住宅ローン(月賦)を導入したのも小林一三が始めたことだとか。
小林一三自身も池田を気にいったのか、室町とは反対側の山手に
雅俗山荘というスパニッシュ風の邸宅を建て住居としました。
近くには逸翁(小林一三のこと)美術館や阪急池田文庫など、小林一三ゆか
りの施設も多くあります。
静かな住宅街の中、小林一三ゆかりの場所をめぐってきました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
-
阪急池田駅から山に向かって歩いて行くと、住宅街の中、坂の途中に池田文庫、さらに逸翁美術館が現れてきます。
白壁に囲まれ、敷地内には茶室もあります。 -
池田文庫は阪急電鉄や演劇などに関する書物・資料に特化した図書館で、その収集
は戦前から、始まっていました。 -
敷地内には、かつて宝塚ファミリーランドにあった、日本の名灯篭を精巧に写した
数々のレプリカが置かれています。 -
池田文庫の北側にあるのが逸翁美術館。
訪れた時は「西洋ちょこっとアンティーク」という展示が行われていました。
小林一三といえば、与謝野蕪村など、日本の骨とう品の収集が有名ですが、今回の
展示品は、洋行した折に買い求めたものが中心でした。洋食器・磁器でも、茶碗に使ったり、花瓶や壺に蓋を作って水差しにしたりと、常に茶の湯のことが頭の中にあったようです。 -
美術館を後にして、すぐ近くの小林一三記念館へ。この付近は小林村というか、阪
急村というか、小林一三関係の施設が集まっています。
入り口の長屋門は雅俗山荘建設当時、豊能郡の庄屋の家にあったものを移築したと
伝わります。
かなり立派な規模の大きいもので、両脇の部屋は門番の部屋と宿直室として使われたそうです。 -
イチオシ
スパニッシュ風のこの建物は現在は小林一三記念館となっていますが、元々小林一三が自邸として建てたもので
「雅俗山荘」と命名されました。
逸翁美術館が現在の建物に移転するまでは美術館として使用されていました。 -
玄関扉を入ったところ。
ブドウの葉と蔓のアイアンワークの奥にあるのはヒーターです。 -
玄関を入ったところには、ギリシャ風柱のついたアーチの壁があります。
アーチのところはくぼみになっていますが、何か物が置けるほどの幅はないので
どのように使っていたのか、絵でも掛けていたんでしょうかね? -
玄関ホールに掲げられている若き日の小林一三の肖像画。
ちなみに逸翁美術館には小磯良平の手になる肖像画がありました。 -
天井が低く暗い玄関ホールから入ると吹き抜けの高い天井の広い部屋がとりわけ
明るく、開放的に感じられます。 -
イチオシ
2階から応接室を見たところ。
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イチオシ
応接室の中でもひときわ目立っているのがこの大きな暖炉です。
微妙にカーブしたガラス扉の向こうは現在フレンチレストランになっています。 -
2階の一三の書斎。
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婦人室は和室になっていました。
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2階には小林一三の生涯をたどる展示室もあります。
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雅俗山荘とは別に新しく資料館も併設されており、宝塚の昔の資料が展示されてい
ました。宝塚歌劇の資料ですが、表紙は小夜福子さんと八千草薫さんでしょうか。 -
野球の阪急・西宮球場や、神戸線沿線の住宅地のポスター。
パンナムの代理店もしていたんですね。 -
スペイン風の壁を抜けて庭園へ。
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門をくぐったところにある茶室「人我亭」。これは小林一三が亡くなったあとに移
築されたもので、毎年命日には茶会が開かれているそうです。 -
全部で三つの茶室がありますが、二つ目の茶室は屋敷内にある茶室で、イス形式になっています。
障子をいれれば、普通の畳の茶室としても使えるすぐれもの。 -
イチオシ
周囲はガラス戸に囲まれて日の光が差し込み、とても明るい開放的な雰囲気です。
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天井は竹を使ったり網代であったり、凝っています。
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敷地が坂の途中にあるため、庭は屋敷から下るように作られています。
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庭を降りて一番南側にある茶室「費隠」
京都の寺から移築されたもので、登録有形文化財に指定されています。 -
小林一三記念館を出てさらに北に坂を上って、池田城址公園にやってきました。
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かつての豪族の城館をイメージした展望台があって、見晴らし抜群。
よく手入れされた気持ちのいい公園でした。 -
風が強かったですが、景色はよかったですよ!
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小林一三は電車を走らせるとともに、乗客を増やすために沿線の宅地開発を行うという事業を始めました。
池田駅の前にある室町がその一号。
整然と碁盤目状に区画整理がなされています。 -
そしてひとつひとつの敷地が広く、一軒家のみで、マンションのようなものはありません。お店もないんですよね。
昔のままであろうお宅も何軒かは残っていました。 -
昔の住宅地は一軒の敷地は広く取られていますが、相続税などで、敷地がどんどん
細分化されてしまうことがよくありますが、こちらではあまりそのようなことには
なっていないように見受けられました。何か自治会の決まりがあるのかどうかはわ
かりませんが・・。
ちなみのこの会館は池田市のホームページによれば明治44年の建築とありましたが、その時期にしてはかなりモダン。 -
室町は住宅街で個人のお宅ばかりですが、こちらは某企業の迎賓館か厚生施設なのでしょうか、企業の所有の建物になっていました。
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門が開いていたので、外からお庭をちょっと見せていただきましたが。とても素晴らしい日本庭園でした。
日本家屋も現存しています。大正12年建築のようですが、文化財には指定されていないので詳しいことはわかりません。 -
蔵もあって、かなり規模の大きな邸宅のようです。
個人ではなかなかこのような大きな敷地の邸宅を維持するのは難しいですね。
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