2019GWオーストリア③ インスブルック日帰り

2019/04/29 - 2019/04/29

2019年のGWはソウル発券でオーストリア旅行。

前半はザルツブルグに拠点を置いてオーストリア西部を回りました。この旅行記はインスブルックに日帰り観光した際のものです。

【2019GWの旅程】
4/26(金)夜 東京→ソウル
4/27(土)ソウル→ワルシャワ→ウィーン→ザルツブルグ
4/28(日)ザルツカンマーグート(ハルシュタット、バードイシュル )
★4/29(月)インスブルック
4/30(火)ザルツブルグ
5/1(水)ザルツブルグ→ブダペスト
5/2(木)ブダペスト→ウィーン
5/2(金)ウィーン
5/3(土)ウィーン→ワルシャワ半日滞在→ソウル
5/4(日)ソウル半日滞在→東京

エリア インスブルック(オーストリア)

今日はインスブルック観光の日。ザルツブルグ中央駅からチューリッヒ行きに乗車します。2等、駅の券売機で購入して1人片道45.9ユーロ。
事前のネット購入ならそっちの方が安い場合もあるみたい。

朝ごはん抜きで出てきたので、食堂車へ。
コーヒー一杯だけ頼んで仕事してるビジネスマンや、ずーっとおしゃべりしてる父娘も居たけど追い出されることもなく。自席より居心地良いかもしれない。

夫の注文。スモークサーモン＋黒パン＋コーヒーで10.10ユーロ。意外と少量だった。

私の注文。カイザーブレックファスト9.10ユーロ。
チーズ、ハム、パン2個とイチゴジャム、コーヒー。
チーズとハムはシンプルだけど美味しいし、パンは温かいものが出てきた。これは当たり。

鉄道はドイツを経由してインスブルックに向かう。

約2時間でインスブルック中央駅に到着。ここで、市内バスや観光名所、山登りのケーブルカー代が含まれるインスブルックカードを購入。43ユーロと意外と高いけど、山登りのケーブルカー代の全区間分より安いので、まぁ良し。

駅のコンビニで飲料購入。桃の天然水の微炭酸のような味で美味しい。1.8ユーロ

中央駅から旧市街までは徒歩で10～15分程度。先程入手したインスブルックカードでトラムに乗ることもできたけど、いつくるのかよくわからなかったのでとりあえず歩くことにした。
途中、日本から持ってきた酔い止め薬を切らしてしまったので薬局に立ち寄る。オーストリアの薬局は「APOTHEKE」の看板が目印。

オーストリアの医薬品は、カウンターで薬剤師さんに相談してから買う仕組み。日本で言う、日用品も売ってるドラッグストアという形態の店には医薬品は置いていなくて、APOTHEKEで入手する。
ネットでドイツ語の「酔い止め」を調べて薬剤師に見せると、サクッとこれが出てきた。「酔ってから飲んでも大丈夫」「服用は4時間空けてね」と英語で説明してくれる。
12錠入りで5.5ユーロでした。

左手に見えるのは旧市街の王宮。ここを抜けると、インスブルック北にある連峰Nordketteの展望台(2,334m)に向かうケーブルカーの乗り場がある。
この滞在中、オーストリアアルプスの天気はずっと雨or曇り。午前中のほうが天気が崩れにくいという予報だったので、早めに山に登ってしまおうと真っ先にケーブルカー乗り場へ向かう。この読みは全く甘かったことを後で知るのだけど…

まず1つ目の乗り物(ケーブルカー、Hungerburgbahn)の入り口。まずはここから、標高860mのポイントHungerburgまで。

ケーブルカーはいくつかの駅に停車。終点Hungerburgからの景色。ここまでは車・バスでも来れるらしく、高台の高級住宅地といった感じ。レストランも複数ある。

Hungerburgからロープウェイに乗り換え、標高1,905mのSeegurgに向かう。だんだん周りの景色が雪山になってきた。
天候が悪いので乗客は数人のアジア人(スケジュール変更出来ないから行ってみるしかない)だけなのだが、ざわめく車内。

Seegrubeからまたロープウェイを乗り換え、標高2,256mのHarfelekarに到着すると、一面大雪…

10m先の視界が効かないという状態で、少し外の様子をみたらロープウェイ駅(屋内)に戻る。

ロープウェイ駅にはカフェあり。景色は真っ白で何も楽しめないけど、せっかくここまで来たからということなのか、数人客がいた。

ロープウェイを2つ下り、870m地点のHungerburgまで戻ってきた。きをとりなおして、この近くにあるアルプス動物園に向かう。
ケーブルカーの途中駅にAlpenzoo駅というのがありそこからも徒歩15分らしいけれど、Hungerburgからもwalk 20min.という看板があったので行ってみることに。

最初は住宅街の小道を看板に沿って進んでいけたのだけど、そのうちこんな風な登山道になり、分岐に指示もなくて迷いかける。

結局、Googlemapを利用してたどり着いたアルプス動物園。

小腹も空いたし歩き疲れたので、まずは併設のカフェでビール！
Zillertalという銘柄の生ビール。とっても飲みやすくて美味しい。
スモールサイズ0.3l一杯2.9ユーロ。

軽くお腹に入れようということでソーセージ&フレンチフライ6.5ユーロ。
山という高揚感も手伝ってか、普通に美味しかった。

小雨のなか、動物鑑賞開始。
地球の歩き方には「シカ、キツネ、オオカミなど」と全く魅力を感じられない説明(というか、地球の歩き方のオーストリア編は全体的に土地の魅力が伝わりにくい)なんだけど、アルプスの動物たちを気軽に見られるという意味ではここは一見の価値あり。

モーマット！かわいい～～

こちらはアルプスアイベックス。
山の崖をのぼっていくことができるというヤギ。日本ではなかなか見る機会がないね。

こちらは日本でもお馴染みのヒグマ。
ガラス張りですぐ近くで見ることが出来る。襲ってこないと思えばカワイイ(^^)

シベリアオオヤマネコ。
ピューマみたいで勇ましいけどネコらしい可愛さもあり。

家畜と触れ合えるコーナー。
エサは自販機で50セントだか1ユーロだかで買える。
現地子ども、めっちゃ楽しそう。

ニワトリも放し飼い。
向こうにはインスブルックの街が広がる。

動物園からHungerburgbahn(ケーブルカー)のAlpenZoo駅までは徒歩15分…。
もう足疲れたなーと思ったら、動物園駐車場にちょうど街まで降りるバスがやってきたので乗車。
市街中心部のMarktplatzとアルプス動物園を繋ぐW線のバス。

Marktplatzで降りるとイン川沿いのこの景色！
雲がかかったアルプスもなかなかのもの。

インスブルック旧市街町歩き開始。

インスブルックカードで入れるし使うかぁ～ととりあえずやってきた王宮。
撮影禁止なので写真はないです。
「田舎の王様のコレクションなのねー」って感じです。インスブルックカード無しで個別の入場料だと6だか8ユーロだったけど、わざわざ払って見るようなものでもない^^;

お腹すいたー！
でもレストランのディナーはどこも18時からで…
繋ぎでカフェ・ザッハー！
ウィーンだと長蛇の列に並ばないと食べられないと言われるザッハトルテも、ここなや余裕。
大好きなザッハー・メランジェ(泡が乗ったコーヒー)4.1ユーロとカプチーノ4.3ユーロ、ザッハトルテ7.5ユーロ。

ディナーはチロルの郷土料理レストラン、Weisses Rossl。日本語メニューがあるのでメニューがイメージしやすいのが助かる！
「揚げ玉入りコンソメスープ」4.9€。
想像通りのお味。

「チロル風前菜の盛り合わせ」12.8ユーロ。
チーズとチロル風のベーコン・ハムです。
とっても美味しかったけどお腹いっぱいなのでお持ち帰り。

「チローラー・グレーステル チロル風肉ジャガ料理 目玉焼き添え」13.8ユーロ
甘辛でなんとなく和食のおかずを感じさせる味。気に入った♪
でもお肉が揚げてあるのでまぁまぁのボリューム。

スタッフもとても親切で、満足のいくディナーでした。

駅まで徒歩で帰ります。
途中、マリアテレジア通りの凱旋門。
これ、南側は神聖ローマ帝国皇帝レオポルト2世の結婚祝い、北側はレオポルト2世の父フランツ1世の死を悼んだ彫刻、だそうな。
これは…どっちかわからん(*´-`)

20時でようやく暗くなり始めたインスブルック。山が見えるホームはかっこいい。
いつか晴れてる日にリベンジしに来るね！