2017/10/27 - 2017/10/29
89位(同エリア225件中)
赤い彗星さん
この旅行記スケジュールを元に
エジプトから帰国し、まだ興奮も冷めやらぬ中、
マイルが切れてしまうという事で国内旅行を計画。
飛行機の残席都合で、第3候補だった愛媛に行く事にしました。
学生時代に友人たちと1周して以来なので、四国もこれまた久しぶり。
飛行機の予約をしてから、宿を探し始めると宿がない。。。
この時点では知る由もありませんでしたが、国体とバッティングしていたようです。運良くあと1部屋のホテルを2つ見付けて即予約。
今回の愛媛訪問のターゲットは、東洋のマチュピチュと平成に入り再建された大洲城。まずは大洲から、観光を始めます。
- 旅行の満足度
- 4.0
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松山空港から、松山駅に到着しました。
ここから列車で大洲に向かいます。松山駅 (愛媛県) 駅
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松山駅に建つ今治のゆるキャラ「バリィさん」像。
ひこにゃん、くまモンに続き、グランプリに輝いたキャラクターです。 -
列車のお供にタルトを購入。今は、色々な種類があるんですね。
愛媛という事で、みきゃん(みかん)味も購入。 -
伊予大洲駅に到着しました。
小さい駅ですが、駅前はロータリーも設けられ、綺麗に整備されています。伊予大洲駅 駅
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城に向かう途中、対岸の堤防から、小高い丘に建つ大洲城が見えました。
大洲城 名所・史跡
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駅から大洲城に向かうためには、川を渡るために大きく迂回する必要があり、徒歩だと20~30分程掛かります。
大洲城 名所・史跡
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大洲城二ノ丸広場には、中江藤樹の銅像が建てられています。
学者として有名ですが、脱藩して生まれ故郷の近江に帰るまで、伊予大洲藩に仕えていたそうです。大洲城山公園 公園・植物園
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市民会館横の坂を登っていくと、大洲城の本丸に到着します。
大洲城 名所・史跡
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天守は、隅櫓と渡り廊下で繋がっている連立式の建物です。
天守再建に際して、多くの設計図などの資料や古写真が残っていたので、築城当時とほぼ変わらない精度で復元されているそうです。大洲城 名所・史跡
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手前が台所櫓、奥が高欄櫓です。どちらの櫓も地震で大破した後に、江戸時代後期に再建されたもので、重要文化財に指定されています。
今回天守も木造復元されているので、何世代も後に重要文化財等に指定されたりするかもしれないですね。大洲城 名所・史跡
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天守内に入ると、入口には記念撮影用の甲冑が飾られています。
大洲城 名所・史跡
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築城時の様子を再現したジオラマです。
大洲城 名所・史跡
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往時の大洲城のジオラマです。
今は天守や櫓だけが、ポツンと立っているような状態です。大洲城 名所・史跡
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平成16年(2004)に復元されたので、もう10年以上経っていますが、内装は、新築のように美しく保たれています。地元の人や観光客にも大切にされているんでしょうね。
大洲城 名所・史跡
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天守からの眺め。心地よい風が吹き抜けていました。
大洲城 名所・史跡
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階段部分は、天井の低い所もあり、このような注意看板が掛けられています。
大洲城 名所・史跡
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本丸には、明治時代に撮られた天守の古写真も展示されています。
地元住民の活動により、明治維新の混乱期も無事乗り越えましたが、老朽化が進み、明治21年解体されてしまったそうです。
このような古写真のおかげで、復元する事が出来たんですね。大洲城 名所・史跡
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違う角度からだと、広島城に似ているような。
大洲城 名所・史跡
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マンホールの蓋の図柄は、鵜飼いです。
大洲城横を流れる肱川でも、鵜飼いが行われているそうです。 -
古い街並みを通って、臥龍山荘に向かいます。
私の田舎もそうですが、何万人も住んでいる街なのに、昼間はほとんど人と会いません。 -
大洲城と臥龍山荘は、共通観覧券が利用できます。
両施設とも入場料は500円ですが、共通観覧券は、800円で両施設に入場できます。臥龍山荘庭園 名所・史跡
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黒門をくぐって、臥龍山荘に入場します。
2016年に重要文化財に指定された建物です。臥龍山荘庭園 名所・史跡
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伊予大洲藩第3代藩主の加藤泰恒が、臥龍と名付けた場所にある臥龍の淵の上に臥龍山荘は、建てられています。江戸時代は、歴代藩主の遊賞地でした。
臥龍山荘庭園 名所・史跡
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母屋の臥龍院玄関は、迎礼の間と名付けられています。
式台には、割り竹が敷かれています。臥龍山荘庭園 名所・史跡
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明治に入り、荒廃していたこの地を大洲出身の貿易商:河内寅次郎が購入。大洲の棟梁:中野虎雄を中心に京都からも名工を呼び寄せ、十余年を掛けて、老後を過ごすための別荘となる臥龍山荘を造営しました。
臥龍山荘庭園 名所・史跡
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清吹の間。雅な雰囲気の漂う空間です。
臥龍山荘庭園 名所・史跡
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襖の引き手が、バットマン仕様。
臥龍山荘庭園 名所・史跡
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母屋となる臥龍院は、茅葺屋根の建物です。
臥龍院内の各部屋には、名前が付けられていて、色々な趣向が凝らされています。臥龍山荘庭園 名所・史跡
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霞月(かげつ)の間。違い棚の円は、月を模しています。
奥の部屋から採光される造りになっていて、ぼんやり光る満月のように見えるそうです。臥龍山荘庭園 名所・史跡
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こちらの壁は崩れているのではなく、わざと不完全な形にしているそうです。
臥龍山荘庭園 名所・史跡
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欄間の鳳凰。火の鳥のようにも見えます。
臥龍山荘庭園 名所・史跡
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知止庵と名付けられた茶室です。
元々は、浴室として建てられましたが、昭和24年に茶室に改築されました。臥龍山荘庭園 名所・史跡
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潜龍洞と名付けられた氷室です。古墳の入口のようにも見えます。
臥龍山荘庭園 名所・史跡
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臥龍山荘の一番奥には、臥龍淵の真上に建てられた不老庵が佇んでいます。
臥龍山荘庭園 名所・史跡
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不老庵からの眺めは、のんびりと余生を過ごす別荘としては、この上なく贅沢な風景です。
臥龍山荘庭園 名所・史跡
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不老庵は、船に見立てて造られています。
天井は竹網代一枚張りで、船底をイメージして丸みを帯びた造形になっています。臥龍山荘庭園 名所・史跡
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対岸からの不老庵の写真です。
清水寺の本堂のように、崖や斜面に長い柱を立てて床下を支える、懸造りという工法が使われています。臥龍山荘庭園 名所・史跡
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ここが玄関と云っていいのか分かりませんが、広い入口が設けられています。
臥龍山荘庭園 名所・史跡
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背中の〇が、目にも見える人面魚風なシャチホコ。
臥龍山荘庭園 名所・史跡
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えーと、なんの石像だろう?お腹も出ているし、ぽんぽこタヌキかな?
臥龍山荘庭園 名所・史跡
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臥龍院と不老庵を結ぶ庭園です。
敷石として色々な形や様式の石材が、敷かれています。臥龍山荘庭園 名所・史跡
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母屋の臥龍院です。
臥龍山荘庭園 名所・史跡
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石垣の石材として、石臼が使われています。
この石臼も月をイメージしているそうです。臥龍山荘庭園 名所・史跡
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こちらは石垣の間から、木がニョッキリ。
石垣の間から、木が生えたわけではなく、木の周りに石垣を組んでいるそうです。臥龍山荘庭園 名所・史跡
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事前リサーチせずに偶然見つけたポコペン横丁。
ポコペン横丁 名所・史跡
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人の気配もなく、少し見学しただけですが、後から調べると、日曜日には露店が立って、昭和の雰囲気を味わう事が出来るようです。
ポコペン横丁 名所・史跡
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ポコペン横丁奥には、懐かしい昭和の品々を展示している場所もあったようですが、気付かずにスルー。
ポコペン横丁 名所・史跡
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