満喫！はじめての沖縄　ゴルフ合宿３日目（南城、那覇）

2019/04/17 - 2019/04/19

４月１９日（金）うす曇り
３日目は、もう一つの名門コース、琉球ゴルフ倶楽部でのゴルフです。
プレー終了後、メンバーと別れて近場の斎場御嶽を見物、那覇にもどって首里城公園を訪れます。ゴルフと観光の所定の日程をすべて順調に消化し、沖縄を満喫した充実の旅となりました。

【旅程】
4月17日（水）　今帰仁ー本部ー名護（泊）
4月18日（木）　名護ー恩納ー読谷ー嘉手納ー宜野湾ー那覇（泊）
4月19日（金）　那覇ー南城ー那覇ー横浜

エリア 知念・玉城・八重瀬(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: その他
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

朝6時、日の出とともにホテルを出発。車でゴルフ場に向かいます。

今日は琉球ゴルフ倶楽部をラウンドします。
朝早く出たので渋滞もなく35分で到着。

クラブハウス前にガジュマルのシンボルツリー。

琉球ゴルフ倶楽部 ゴルフ場

エントランス前でキャディさんがお出迎え。
毎年、ダイキンオーキッドレディスゴルフが開催される名門コースです。

フロント

ロッカールーム

大浴場

レストラン
ここで洋定食1,200円をいただきます。

西、東、南27ホールのコースです。
グリーンは今時珍しい高麗芝。おそろしく遅いグリーンスピードに悪い予感が漂います。

南洋杉が立ち並ぶ沖縄らしい景観。

あいにくドライビングレンジがないので、パッティンググリーンでスタートを待ちます。

今日はキャディ付きカートでのラウンド。

東コースからスタート。ティーイングエリア横は、ご覧のようなジャングル。

コースは全体的にフラット。フェアウェイの芝付きは、昨日の喜瀬カントリークラブより良好です。
ラフはティフトン芝が混じりますが、それほど打ちにくくありません。

要所にガジュマルがスタイミーになって立ちはだかります。

ハーフターン。次は南コースです。

南コースからは海が望めます。

南コース3番ロングホール

前方に玉城城跡が見えます。

玉城城跡 名所・史跡

南4番ホール
グリーンの向こうに平和祈念公園が見えます。祈念塔を取り囲む慶座絶壁(ギーザバンタ)は、沖縄戦の激戦地です。

こちらは南5番ホールからの眺め。

今はのどかな風景が広がっています。

コース売店屋根上のシーサー。沖縄ならもっとあちこちで見かけるのかと思ったけど、意外に探さないと見当たりません。

この日もスコアは散々でした。やはりグリーンが難しい。

風呂からあがって昼食。今週のランチ「豚肉の生姜焼き定食」1,200円。
写真を撮り忘れたので、サンプルで‥。

予想外に順調なラウンドだったので、13時30分にはゴルフ場を出発。この後は一人で観光です。
まず斎場御嶽（せーふぁうたき）。読み方がわからないとカーナビに登録できません。券売所はやや離れた国道331号沿い。

琉球王国最高の聖地とされています。世界遺産。

斎場御嶽 寺・神社・教会

まず、入り口で3分間の案内ビデオを見ます。

久高島遥拝所
久高島は、東方楽土ニライカナイへの「お通し（遥拝）」所として沖縄各地で崇拝されているそうです。

御門口（ウジョウグチ）
御嶽内に入る参道の入り口です。

大庫裡（ウフグーイ）
最初の拝所。石畳の祈りの場（ウナー）があります。

斎場御嶽やこの後訪れる首里城に来ると、2011年7月、NHKBS3で放映された仲間由紀恵主演「テンペスト」をどうしても思い出してしまいます。

艦砲穴
1945年の沖縄戦で打ち込まれた砲弾の跡。戦争遺跡として保存しているそうです。

寄満（ユインチ）
寄満とは、王府用語で「台所」の意味。第二次大戦前までは、ここにその年の吉兆を占う馬の形をした石（ウマグァーイシ）が置かれていたそうです。

シキヨダユルアマガヌビーとアマダユルアシカヌビー
２本の鍾乳石から滴り落ちる「聖なる水」を受けるため、二つの壺が据え置かれています。

こんな具合です。

この大きな岩の奥がチョウノハナです。

三庫理（サングーイ）に向かう三角形の空間。

岩の間を進みます。
斎場御嶽は、全体としてスリランカのシギリヤロックやピドゥランガラの簡易版といった印象です。

岩をくぐると奥に二つの拝所が並んでいます。
正面が三庫理、右がチョウノハナ。

そこから神聖な久高島を望むことができます。

三庫理（サングーイ）
御嶽の最も奥にあるこの下には、金製勾玉などが鎮められていたそうです。

チョウノハナ
この香炉は、琉球最高の神女「聞得大君」と関係があると言われているそうです。

二つの拝所は隣接していますが、それぞれ別の岩です。

三角岩を逆から見たところ。観光客が多いのでなかなかシャッターチャンスがありません。

チョウノハナの岩の下にも石畳の祈りの場（ウナー）があります。

見物を終え、出口付近からニライカナイ橋をパチリ。
逆光で見えにくいですが、長大なループ橋です。

渋滞が予想される那覇に戻るべきか迷いましたが、沖縄に来たらやはり首里城を外す訳にはいきません。斎場御嶽から50分かかりました。
駐車場は地下、満車表示が出ていましたが構わず進むとスムーズに駐車できました。時間に関係なく320円。

多くの観光客が訪れています。

首里城 名所・史跡

守礼門

首里城 名所・史跡

園比屋武御嶽石門（そのびゃんうたきいしもん）
首里城はほぼすべてが復元。この門は、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界遺産リストに登録されている首里城では数少ない遺構です。

首里城 名所・史跡

歓会門
首里城の城郭内に入る第一の正門。1500年前後創建、沖縄戦で焼失し1974年復元。
門の両側の一対のシーサーは魔除けです。

首里城 名所・史跡

龍樋・冊封七碑と瑞泉門
石段途中の右手に龍樋と名付けられた泉があり、王宮の飲み水として使われたそうです。周辺の石碑には龍樋の水の清らかさを賞賛した冊封使（中国からの使者）たちの書が刻まれ冊封七碑と呼ばれています（復元）。
石段の上が瑞泉門。創建は1470年頃、沖縄戦で焼失し1992年復元。

首里城 名所・史跡

漏刻門
門の上の櫓の中に水時計が設置されていたそうです。
15世紀頃創建、老朽化で撤去されていたものを1992年復元。

首里城 名所・史跡

歓会門と久慶門を見下ろします。

首里城 名所・史跡

日影台
日時計。沖縄戦で破壊されたものを2000年に復元。

首里城 名所・史跡

万国津梁の鐘と供屋
万国津梁の鐘は1458年に鋳造され、首里城正殿前にかけられていた銅鐘。鐘には「琉球王国は南海の美しい国であり、朝鮮、中国と日本との間にあって船を万国の架け橋とし、貿易によって栄える国である」という主旨の銘文が刻まれています。
鐘は2000年に復元されたレプリカ。本物は沖縄県立博物館にあるそうです。

首里城 名所・史跡

廣福門
券売所があります。大人820円。

首里森御嶽（スイムイウタキ）
下之御庭（シチャヌウナー）の中にある城内で最も重要な拝所の一つです。城内にはここを含めて「十嶽（トタケ）」と呼ばれる10ヶ所の拝所があったとされています。1997年復元。

首里城 名所・史跡

奉神門
正殿前の広場（御庭）に入る最後の門。この内部が有料です。
3つの入口のうち、中央は国王や中国からの冊封使など身分の高い人だけが通れたそう。1992年復元。

首里城 名所・史跡

御庭（ウナー）
元旦の儀式など重要な祭事や、冊封使などを迎える外交上の儀礼などが行われた場所です。

首里城 名所・史跡

御庭の敷瓦の色違いの列は、儀式のときに諸官が位の順に並ぶ目印だそう。

正殿
国王の政務やさまざまな儀式が行われた建物。

首里城 名所・史跡

御書院
いたって日本風の部屋です。

正殿２階の大庫理（ウフグイ）
正殿２階は日常的には王妃や身分の高い女官たちが使用した空間。中国の影響が色濃く残る空間です。

唐玻豊（カラハフ）
国王が朝賀の儀式などに望む場所だそうです。

国王の王冠（レプリカ）
皮弁冠（ひべんかん）または玉御冠（たまんちゃーぷい）ともいい、国王が儀式の時に被るもの。

琉球国王印
清朝（1644~1912）皇帝が琉球国王に与えた印。銀製金メッキ、取っ手部分はラクダを象っているらしい。

正殿１階から覗くことのできるこの遺構は、17世紀以前のものなので世界遺産に登録されています。

白銀門
寄満（ゆいんち）から外に出て、奥に進みます。

寝廟殿跡

東のアザナからの展望。
左端に知念半島と久高島が見えます。

振り返ると正殿や二階御殿。
左端にかすかに瀬長島が見えます。

御内原（おうちばら）ノマモノ内ノ御嶽（うたき）
首里城内の御嶽の一つ。

湯屋
女官たちの浴場と考えられています。

最後に城壁をパチリ。

約50分の見学を終え、木曳門から外に出ます。

レンタカーは満タン返し。
総走行距離は279km、20.21リットル、3,121円。リッター13.8kmでした。

送迎バスで那覇空港へ。ゴルフバッグを預けて、チェックイン。

那覇空港 国内線旅客ターミナルビル ショッピングモール

夕食はフードコートで‥。

SNACK COURT by ROYAL 那覇空港店 グルメ・レストラン

沖縄そば864円。普通に美味しい。

ANAはB搭乗口。

狭すぎるANAラウンジ、人がびっしり。

ANAラウンジ 那覇空港 空港ラウンジ

でも、お酒はラウンジでいただきます。
オリオンビール２杯と泡盛古酒。

19:20発、ANA476便。機材はB777-200。金曜の夜ということもあって満席。

羽田空港から空港バスで帰宅しました。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

この日の走行距離は53km。
歩数26,965歩、歩行距離17.3kmでした。

３日間の充実した旅が終わります。