2019/04/21 - 2019/04/21
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Joshuatreeさん
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その日、私達夫婦は思いだした。車のほうがバスよりも早く目的地に着ける現実を。そして私達は思い知った。希望者の多い時間帯のバスに乗ろうとすれば、高額な料金を払わなければならない歯がゆさを。
・・・1ヶ月少し前に私は一人でサンフランシスコに行ってきました。その後、今度は妻と一緒に再訪しようといろいろバスを探していたのですが二人の都合のいい時間帯に安い料金のバスがなく・・。私が使ったバス会社だけでなく、ライバル会社や老舗などいろいろ見てみたのですが。結局車で行くことになりました。どちらが運転するかは民主主義で決定。妻が私を説得し、私が妻に同意して2対0。多数決で私が運転することになりました。
サンフランシスコは駐車場代が高い街なので、事前に安いところを探して行きました。GoogleでSan Francisco Public Parking Sundayなどというキーワードで検索すると、以下のようなサイトが出てきます。
https://www.spotangels.com/blog/know-san-francisco-parking-meters/
これは可能な限り安い駐車場を探している同士(天使達とサイトでは書かれています)が情報の共有をしているところのようです。その他、もちろんサンフランシスコ市交通局のホームページも検索であがってきます。
https://www.sfmta.com/getting-around/drive-park/parking-meters
こちらの情報によると、パーキングメーターで管理されている駐車場は、日曜日は無料になるところも多いようです。観光客の多いピア39やフィッシャーマンズ・ワーフなどは対象外のようですが。
また、他の準備については旅行の計画を立てていた数週間前に、妻から私にレストランのレビューサイトの2つのリンクが送られてきました。
1.チャイナタウンにある点心のお店
2.ピア39にあるシーフードレストラン
これらは私も行きたいところだったので、了解と即答しました。
このことから、私は朝食は点心で昼食はシーフードレストランで食べる旅行となり、間の時間を散歩やショッピングで楽しむことになるだろうと認識していたのです。妻はフェリービルディングにあるお店のアイスが好きなので、もしかしたらランチの後はフェリービルディングに行くことになるかもな、くらいの迷いを残して。そうすると昼過ぎには現地を出発して、サザエさんが始まるくらいの時間帯にロサンゼルスのうちに戻ってこれるかなくらいに考えていたのです。ロサンゼルスではサザエさんは放送されていませんが、このくらいの時間帯に帰って月曜日に備える生活習慣は渡米後も変わっていないです。
一方、妻の思惑は違ったようです。
1.チャイナタウンにある点心のお店で朝食
2.チャイナタウンにあるベーカリーで食後のデザート
3.フェリービルディングにあるお店のアイスで午前のティータイム
4.ピア39にあるシーフードレストランでランチ
5.ギラデリでチョコの試食をし、新作が出ていないかチェック
6.余裕があったらジャパンタウンにあるお店のアイスで午後のティータイム
こんな感じで、妻は今回の旅行は頻繁に行けるわけではないサンフランシスコで食事に関して後悔する隙のでないよう、綿密な計画を立てていたようです。
食いしん坊の私達二人はピア39にあるシーフードレストランで何を食べるかを旅行までの長い間ずっと相談し、他のことに気が回らずにいたようです。人気のところでかなり待つこともあるようなので、ランチの開店時間である10時半の予約をして、あとはどのメニューにするかをひたすら話していました。そしてお互いの考えのずれに気づかぬまま、静かに旅行の当日がやってきたのです・・。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
PR
-
旅行を計画中の段階。
いいバスがないかと探してみたものの、希望する時間のバスは安いものが全くなかったのです。一番安かったFlixbusを使ったとしても、バス停までの費用なども併せると、車で行った場合のガソリン代+現地での駐車場等の2倍以上という計算にしかなりませんでした。
時間がかかる上に高い料金を払うのはもったいないので、今回は車で行くことにしました。 -
旅行の当日。日付が変わって少し経ったくらいの時間帯にうちを出発。前回、バスに乗って来たのとほぼ同じようなルートでサンフランシスコにやってきました。5号線を北上、その後西に向かって湾の西側を再度北上するコースです。
現地到着は朝の6時過ぎ。
この日はどこかに車を駐車し、歩いて回ろうと計画していました。私は事前の想定から、朝食のレストランにも近く早朝に止めると安い駐車場が多いファイナンシャル・ディストリクトあたりがいいかなと思い、ナビをセットして車を走らせてきたのですが。もうすぐ到着するという段階になって、妻が別の方角を指示し始めました。ナビと妻のバラバラの案内で、しばらく市内を迷走する私たちの車。一体、どっちの方向に行けばいいの?
ひとまず車を止めて妻の話を聞いてみると、一番最後にジャパンタウンのカフェに行ってみたい関係で、車はジャパンタウン近くに駐車しておくのが便利ということだったので、そうすることにしました。ちょうどいいところに空いているパーキングメーターを発見。日曜日は無料なので得をしました。
車を止めたところからチャイナタウンは、二キロくらいの距離です。日の出直後の時間帯を、東に向かって歩き始めました。サンフランシスコは霧が多い街として有名ですが、そのせいでしょうか。朝日が空気中の何かに反射して輝いて、とてもまぶしい。交差点のたびに信号の色をじっくり時間をかけて確認しながら、ゆっくりゆっくり進んで行きました。
写真はスマホに表示されていたGoogle Mapをスクリーンショットしたものです。車を止めた場所が自動で表示されるのですね。とても便利。 -
上の地図を、さらに拡大表示したものです。こうやって画像を保存しておけば、車の場所を忘れなくて安心です。
-
朝食は妻がよく美味しいと言っていた点心のお店で。私が前回探そうとして見つからなかったところです。お店の名前や住所を私は知らなかったので。うちでこのお店の話題が出た時は、あの美味しいお店という感じで話していました。店の名前は、Delicious Dim Sam。名前に気づいた時の私は、CMに入る前の堂本剛少年のようなセリフが思わず口から出そうになりました。「謎はすべて解けた」
Delicious Dim Sum
住所: 752 Jackson St. San Francisco, CA 94133 -
さて、私はここで何を食べたのでしょう?
何度も通っている簡単なお店の名前さえ忘れている私なので、難しい漢字の料理の名前はとても覚えられません。エビとかニラが入っているものを何種類か食べました。この日はイースターだったのが影響しているのでしょうか?お客さんが少なく、開店時間からしばらく経っているにも関わらず、商品の数はまだ少ない状態でした。店内に一つだけあるテーブルは、私たちが貸し切りで使えたような感じ。十分に蒸されてなく、温かくなっていない点心もいくつかありました。妻は不満げ。
そんな時、一つの事件が発生。 -
妻が今までにここで見たことがない料理、「新メニュー」の商品が奥から運ばれてきました。一気にあがるテンション。
温かそうないくつかの料理と共に、追加注文しました。
朝からかなりの量の料理を食べ、満足そうに見えた妻。お店を出て一言。「じゃあ、次はデザートに行こうか!ここから1分のところだから。」
ん?デザート?私には何のことか分からないのですが。とりあえず妻の後ろに付いて行ったのでした。 -
Yummy Bakery and Cafe
住所: 607 Jackson St. San Francisco, CA 94108
妻が目指していた第一候補のお店はまだ開店していなかったので、近くにあった別のお店のここに来てみました。前回チャイナタウンに来た時エッグ・タルトが食べたかったようなのですがお店が閉まっていて、今回はそのリベンジらしい。今回と同じく前回も妻の後ろを適当に付いて歩いていただけの私には、前回のその記憶がありません・・。レストランの選択に関してはだいたい妻にお任せしておけば神がかったお店を見つけてきてくれるので頼りきってしまっているのですが、私の記憶は一体どこで迷子に。 -
ここのお店のエッグ・タルトは中身がふわふわでした。揺らすとプルプル感が楽しめます。
朝からしっかり食べました。この時点で時刻は午前8時くらいでしょうか。ランチは10時半に予約してあるのですが。 -
妻の提案で、食後はコイト・タワーに行ってみることにしました。サンフランシスコらしい、急な坂を歩いていきます。
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海のほうを見下ろすと、クルーズ船が止まっているのが見えました。私たちは来年の春はクルーズでアラスカに行きたいと思ってるのです。クルーズ船に親近感を抱く今日この頃。
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コイト・タワーに到着。閉まっているようで中には入っていけません。今日は空が青いです。先月私一人でサンフランシスコに来た時は雨だったので、正反対。
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コイト・タワーの下から海方面を眺めます。遠くの対岸までよく見える。海まで1キロくらいある気がしますが、アシカの鳴き声がここまでよく聞こえました。アシカの声って、こんな遠くまで届くのか。
と、ここでまた妻から驚きの発言が。「フェリービルディングに行ってアイスを食べよう」と。
さっき食べたデザートから30分ほど。この後のランチまで、あと2時間。 -
フェリー・ビルディングまでやってきました。逆光ですが、晴れなのでいい感じの雰囲気。
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歩いてきた方向を振り返ってみる。コイト・タワーがけっこう遠くに見えます。
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フェリー・ビルディングの中では妻は同僚の誕生日プレゼントを探してしばらく探索。私はそのお店の前で、昔ながらの案内板を見て楽しんでました。何気なく写真を撮ってみたところ、そこには日本文化の紹介という文字が!なんという偶然。人種のるつぼのアメリカで、日本人の私がたまたま撮った写真に日本のことが載るって、すごくないですか。
こういうイベントって、広告費を払えばこの看板で紹介してもらえるんでしょうか。そんなことを考えていました。 -
ところで、妻が希望していたアイスのお店はまだ開店準備中でした。残念なような、ほっとしたような。
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アイスのお店が閉まっていたので、向かいのブルーボトルでコーヒーだけ飲むことに。ちょうど、眠くなってきたのもあったし。ただ、この考えは失敗だったようです。
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私が注文したのは手前のアイスコーヒー。先週にロサンゼルスで飲んだのと違い、こっちのはプラスチックのカップに入っていました。妻のは奥のやつ。これが失敗でした。ミルクが濃厚でお腹にたまる。ランチの時間が迫ってきているのに。
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フェリー・ビルディングの向かいには桜が咲いていました。そういえば、さっきの案内板にはサクラ・フェスティバルって書いてあったような気がするし、サンフランシスコは今の時期が桜のシーズンなのかな?ジャパンタウンには、もっと咲いているのかな?
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高層ビルと一緒に撮ってみます。本当に今日は天気がいいです。
時間が迫ってきたので、ランチの予約をしているレストランがあるピア39の方向に歩いていきます。 -
さっきコイト・タワーから見下ろしたクルーズ船の横も歩きました。よく見るとこの船、来年の旅行で乗船を希望しているクルーズ会社の船だ!
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ピア39に着きました。
着きました、が。まだ空腹の準備はできていません。予約している時間まで後10分ほど。 -
写真を何枚か撮っても、特にお腹が空くわけではありません。
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最後の抵抗にアシカのところまで散歩しに来ました。相変わらず今日もたくさんいます。
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この日、一番輝いていたのはこの子。
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Fog Harbor Fish House
住所: Pier 39, San Francisco, CA 94133
ウェブサイト: https://fogharbor.com/
時間になったのでお店にやってきました。
まだお腹が空いていないので、涙を呑んで注文する品を減らすことにしました。 -
レストランの中から。窓の外はかなりいい眺めです。
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サンフランシスコで一番クリーミーだという評判のクラム・チャウダー。
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生ガキ。
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カニは当初の予定から半分にしました。
デザートは諦めました。 -
食後の散歩中。アルカトラズも今日はくっきり。
今回の旅行の食事は充実していたなぁと物思いにふけっていた私に、妻がさらに追い打ちを。「次はギラデリね」 -
とりあえず手元のスマホで、ここから直接車に帰った場合、ギラデリ
経由で帰った場合のいくつかを調べてみることに。
駐車してある車のまわりに何か線が入っているけど、渋滞でも発生中?
考えながらあたりのお店を見て回ったりして、Tシャツをいくつかゲット。 -
ギラデリまでやってきました。
試食品をもらったり妻の同僚へのお土産を買ったり。今週は妻の同僚の誕生日が重なっているのです。
買いもので一杯になったバッグを背負い、ジャパンタウンに向けて出発。 -
またこんな坂を歩きつつ進んでいきます。
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ジャパンタウン到着!ですがすごいことになっていました。
今日はお祭りでたくさんのお客さんで大混雑。道はパレードのため封鎖。屋台がたくさん出ています。
朝から見ていたフェリービルディング内の案内板やGoogle Mapの表示など、いろいろなものが一気に繋がった瞬間でした。あの渋滞みたいな印は、パレードの規制だったのか。
私たちが到着した時間はちょうどパレードが始まった時間だったようで、しばらく見とれていました。柴犬、秋田犬の行列に阿波踊り。犬かわいい。秋田犬はあんなに大きかったんですね。何頭かはシベリアンハスキーよりも大きいんじゃないかと思うくらい。阿波踊りはキレキレでした。ずっと眺めていたいくらいでしたが、実際にずっと続いていました。っていうか、このパレードはいつまで続くんでしょう。
妻が行きたがっていたお店は、このパレードが通っている道の反対側にあります。私たちの車も反対側に止めてあります。さっきからずっとこのパレードを見ているのですが、道を横断しようとする観光客はすべてセキュリティーの人たちによって止められているのです。もしかして、パレードが終わるまで帰れないのか?
パレードの団体と団体の間には、それぞれ少しつづ間隔が空いているのですが、そのタイミングを狙って道を横断しようとする観光客を、すべて完璧にガードしているのです。無理に渡ろうとしている人は怒鳴られています。渡れる気が全然しない。
思い返してみると、サクラフェスティバルは夕方6時までと書いていた気がするので、もしかするとそれまでずっと足止めになったりするのでは。当初の想定だった6時頃に家に到着するどころか、6時ずっと過ぎにこちらを出発することになって、うちへの到着は明日だったりして。 -
もし、このままずっと道が渡れないならさっき見つけたタコヤキのようなものを買ってもよいかと妻に聞いたところ、OKを貰ったので買いに来ました。
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たこ焼きみたいもの。中はタコではなく、ミートボールが入っているようです。
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一方、妻はこちらのほうにひかれたようです。パンケーキ。
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アメリカのに比べてふわふわのパンケーキ。
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たこ焼きもどきを試してみたかったので黙ってましたが、実は今いる場所から1ブロック行ったところでパレードの終点というのにさっき気づきました。
ここを回りこめば、道の反対側に行けます。 -
Match Cafe Maiko
住所: 1581 Webster Street Suite 175, San Francisco, CA 94115
ウェブサイト: http://www.matchacafe-maiko.com/eng/
パレードに長期間阻まれたあと、ようやくたどり着いた先のカフェ。すごいことになっていました。お祭りの影響もあってか、行列は店内からはみ出ているどころか、お店が入っているモールのさらに外まで伸びていました。100人くらい並んでいたのでは。 -
待っている間、お店のホームページでメニューを眺めていました。私が一番気に入ったのはこれ。宇治金時です。いい天気の中、長時間歩いた体には最高に合いそうです。
妻は事前にパフェにすると決めていたようです。 -
30分ほど待ち、ようやく店内に。店内の壁に掲げられたメニュー。メニューのデザインもなかなかおしゃれです。
店内でも五分ほど待ちました。
と、私はここであることに気が付きました。店内のメニューには宇治金時がない!順番が来て、恐る恐る注文する私。店員さんから返ってきた返事は、やはりNoでした。
Noooooooooo -
そんなわけで妻からおすそ分けを貰いました。あっさりしてて美味しい!
-
写真は確かカフェの行列待ちをしている時くらいのスマホのアプリのデータです。記録を付け始めたのが車から離れて少し経っていたり、途中に所々で途切れていますが、だいたいこんなルートで歩いてきました。この後も、車までもう少し歩きました。
今回は想定外のことがいろいろありましたが、いや、あったからかもしれませんが、旅行の醍醐味を感じられて思い出に残る日になりました。
運転距離: 742マイル(約1,195キロ)
燃費: 35.6マイル/ガロン
歩数: 25,539
結局4時頃現地を出発し、10時前にうちに戻ってきました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 森の番人さん 2019/04/28 05:02:13
- 食い倒れ旅!?
- Joshuatreeさん、こんにちは。
この度は、私の古い旅行記に沢山、投票してくださって、どうもありがとうございます!!
サンフランシスコ、食い倒れ旅ですね♪
サンフランシスコは美味しいものが沢山あるので、あちこち目移りしてしまいますよね。
それにしても、真夜中に出て、丸一日遊んで、その日にロスに戻り、次の日から仕事ですか!?
いやはや、そんな体力があるなんて、すごい!
お若いですね。
奥さんの食欲もさながら、そのフットワークの軽さといい、タフですね。(笑)
森の番人
- Joshuatreeさん からの返信 2019/04/28 11:21:21
- Re: 食い倒れ旅!?
- 森の番人さん、こんにちは。
サンフランシスコ旅行の時は本当は夕方早い時間帯に戻ってこようとしてたんですが、美味しそうな食べ物に釣られてつい長居してしまいました。
ちなみに私は金曜日徹夜して、土曜日の日中にたっぷり寝たので睡眠時間は実はけっこうあったりします。笑
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