2017年8月　知床第一ホテル　宿泊記

2017/08/01 - 2017/08/05

3泊4日（前泊を含めると4泊5日）の北海道旅行。道内3泊目はウトロの知床第一ホテルに宿泊しました。ここは海からはやや離れた高台に立地しています。景観は目の前が海の「北こぶし」に比べると迫力には負けるでしょうが、高台からの眺望もなかなかです。車での移動ならば港やオロンコ岩までの距離も気にならないと思います。

部屋は和洋室Eタイプ。西館の高層階に位置し、客室面積は60㎡あるので大人3名で泊まってもかなり余裕がありました。そんなに新しい部屋ではないけどきれいにされているので問題なし。ソファーがあるのでゆったり過ごせたのが良かったです。

食事は夕食、朝食共にビュッフェ。大きなホテルなのでビュッフェのスケールも大きく、いい意味で賑やかな雰囲気です。特に夕食のほうはいろいろな料理があるので、宿側が決めたメニューではなく自分の好きな物だけを食べたいという人にはいいでしょう。

<概要>
客室：西館 和洋室
食事：夕食（ビュッフェ）、朝食（ビュッフェ）
予約先：近畿日本ツーリスト
交通手段：レンタカー

エリア 知床・ウトロ(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 船 レンタカー JALグループ JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

知床第一ホテルの外観。ウトロの高台に位置している大きなホテルです。

フロントにてチェックイン。ロビーも広い。

ロビーではウエルカムドリンクがいただけます。

ホテルは至然館、東館、西館の3館で構成。大浴場は東館、ビュッフェは西館です。

西館のエレベーターは3基ありました。エレベーターホールもゆとりがある。

ホテルの山側にある駐車場が廊下の窓から見えます。

西館10階の廊下。

西館10階の見取り図。泊まった部屋は1005号室。

部屋は和洋室Eタイプ。窓が大きくあるので開放感があってなおさら広々感じます。全体的に新しい感じではないですが、きれいにされていて落ち着く部屋です。

面積は60㎡あり大人3人で泊まっても全然余裕がありました。一応最大定員は5名となっています。

ベッドからリビングと和室を見た状態。

ツインのベッド。

ベッドサイドに時計、電話、ライトがあります。

リビング部分。ソファーがあるのは本当に楽です。部屋の広さとソファーがあることで和洋室に決めたくらいなので。

ソファーは窓側の一番眺めの良い位置にあります。

サイドボード周辺。デスクの所にある椅子もしっかりした物。

テレビはシャープ製。大きさは32インチ。

アイスペールと湯沸しポット。

サイドボードの扉の中にグラス、湯のみ、ティーバッグの緑茶。コーヒーはありませんでした。冷蔵庫は空っぽなので、買ってきた物を自由に入れられます。

和室部分は8畳です。1名はここに布団を敷いて寝ます。

空気清浄機がありました。

お茶うけは「知床の恋人たち」というお菓子。なんか訴えられそうなネーミングだけど（笑）

部屋の鍵。キーホルダーはお土産になりそうなデザイン。

エアコンはビルトインタイプ。

洗面は普通ですね。

備え付けのドライヤー。

歯みがきセット、コップ、ハンドソープ。

トイレはウォシュレットあり。

使いませんでしたが、客室内にお風呂が付いてます。洗い場があって家庭にあるのと同じようなタイプです。

部屋の窓からの眺望。高台にあるので海まではやや遠いですが、オホーツク海やオロンコ岩が見えます。

曇っているのでいまひとつ。晴れていれば夕日もきれいに見えることと思います。

大浴場は東館にあり、男湯は1階、女湯は2階。ホテルがそもそも大きいので部屋の位置によっては大浴場に到達するまで結構歩きます。

自分たちの場合、西館エレベーターでいったん1階まで下り、ラウンジや売店の前を通って東館まで歩いて移動でした。女性は、東館まで歩いたらまた2階に上がります（東館エレベーターまたは階段で）。足の悪い人は移動距離があるので念のため留意したほうがよいでしょう。

脱衣所は鍵付きロッカーになっているので、貴重品も安心で使いやすいです。

広い割に清潔に維持されていて好印象。扇風機や体重計も置いてあります。

水道は5つあり、それぞれに椅子、ドライヤーが用意されています。くしとヘアブラシもありました。

温泉分析書が掲示されていました。加水、加温、循環についての記載がないため不明ですが、泉温が高めなので加水してそう。浴槽も大きいのでかけ流しではないような気もします（個人的な予想ですが）。

源泉名：しれとこ源泉（6号、9号、11号、12号、13号の混合）
源泉地：6号　斜里町ウトロ香川306
　　　　9号　斜里町ウトロ香川48-1
　　　　11号　斜里町ウトロ香川49
　　　　12号　斜里町ウトロ香川206
　　　　13号　斜里町ウトロ香川87
泉温：61.2度
泉質：ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉

脱衣所から浴室に入るといきなり下りの傾斜になっているので注意！　なんでこんな傾斜、段差になっているんだろう…

寝湯（奥）と展望風呂（手前）

浴槽のほとんどはガラス張りの窓側に造られている。

打たせ湯。

露天風呂のお湯はうっすら緑色というか茶色というか。内風呂のお湯とは明らかに色が違います。

露天風呂からは一応海が見える。

夕食は1階にある「マルスコイ」にてビュッフェ。時間は18:00～20:00。

会場内には巨大な船が！　「Welcome 知床」　なんか圧倒されますな。

寿司、天ぷら、海鮮、肉、麺類、サラダ、フルーツ、デザートなどたいていのものはある感じ。

子どもが好きそうなチョコレートファウンテン。もちろん大人の方も。

テーブルには「食事中」の札があるので、席を離れている間に誰かが座ってしまう心配がありません。食べ終わったら裏返します。

アルコールは別料金。ビール、サワー、焼酎、日本酒、果実酒、ノンアルなど。

席まで案内してくれた係の人に「1人1杯無料で生ビールの特典が付いているプランです」と言われたのでいただきました。予約時点では無料特典が付いてた記憶がないのだけど、ま、もらえるというのだからいいでしょう。

これは何だったか…　ジンジャーエールかな。

握り寿司、かに、茶碗蒸し。

ラーメンも作ってもらえます。

生春巻。

マンゴーのスムージー。

デザートにプチケーキ。

アイスもありますよ。

スムージーがおいしかったので、今度はいちごのスムージーを。

夕食から戻ると、和室部分に布団が敷かれていました。

朝食は2階にある「マルスコイ」で。時間は7:00～9:00。夕食は1階のマルスコイ…　どちらもマルスコイで紛らわしい…

同じマルスコイでも、朝食で使用する2階のほうが海側に面したガラス張りなので眺めがいいです。

ずっとご飯（米）を食べ続けているのでパンにしてみました。パンも意外とおいしかったですよ。

カプチーノ。

ヨーグルト。

朝からアイス。

1階にはグランドピアノが置いてあって優雅な空間も。

広々としたラウンジ。

1階の売店。知床だけでなく北海道の銘菓がたくさん。

ロビーの一角にある図書コーナー。知床に関する書籍も多数あり。

インターネットコーナー。パソコンは置いてなくてLANケーブルのみ。

ちなみに客室でのインターネットは対応していないので今後するべきでしょう。　※ホームページによると2018年4月23日より無線LAN接続が可能になったとのことです。

こちらもインターネットコーナー。

ホテル前の原っぱに鹿がいました。このような所に普通に鹿がいるのはさすが北海道ですね。


最後にまとめ。

5段階評価：
立地　★★★★
客室　★★★★
温泉　★★★
食事　★★★★
接客　★★★★

良かった点：
西館の和洋室は広くて眺めも良い。ソファーがあってゆっくりできる。広々した大浴場。ビュッフェは活気があって内容もまずまず。スタッフの接客。

いまいちな点：
大きなホテルなので部屋から大浴場・レストランまで結構歩く（忘れ物をしたら取りに帰るの大変です）。大浴場のお湯は温泉らしさはあまり感じない（ただし露天風呂のお湯はなかなか良さそう）。客室でのWi-Fiに対応していない。

こんな方におすすめ：
ビュッフェが好きな方。賑やかなグループでの旅行。子どものいる家族連れ。こじんまりした宿よりも大きなホテルが好きな方。

（終わり・ご覧いただきありがとうございました）