早春の函館、満腹旅②

2019/04/06 - 2019/04/08

四月の函館はまだまだ寒さ（というか雪も！）が残っていましたが、食べて、食べて、温泉に入って、また食べての、食いしん坊には最高に楽しい旅となりました。

２日は函館観光をした後に温泉宿へと向かいます。
観光というか、ほとんど食べてばかりなのですけれどね。

エリア 函館(北海道)

おはようございます。

どんよりとした天気ですが、折角の函館なのだからのんびりしてはいられません。
早速、朝市に朝食を食べに行きました。

この日伺ったのは“馬子とやすべ”さん。
昨日と同じくどんぶり横丁内にある店舗です。
なんとなく他の店よりもお客さんで賑わっているように見えたので、きっと美味しいのだろうと入ってみることにしました。

馬子とやすべ グルメ・レストラン

とりあえずイカが食べたかったので迷わずイカ刺し定食を注文したのですが、普通のは冷凍だけれど、活イカ刺し定食なら生だからこっちがオススメ、と教えていただきました。
そう言われちゃ、もちろん活イカの方を頼んじゃいますよね。
見てください、この透明感！
コリコリしていてとっっってもおいしかったです！
そして、お皿の右側に乗っている小さいイカゲソさん、この時点ではまだまだ元気に動いていました。

動いていたイカゲソを刺身か焼きの好きな方で調理してもらえるとのことだったので、悩んだ結果焼いていただくことにしました。
普段ビールなんて飲まないのですが、これはグビっと一杯やりたくなっちゃいます。

お店を出ると、外にある水槽でイカが泳いでいました。
先ほど食べたイカもここで泳いでいたのでしょうか。

ご飯を食べ終わった時点で9時過ぎくらいだったので、まだ周辺の施設は開いていません。
時間を潰すためにもこの後は近辺をうろうろ散歩しました。

海です。
寒そうですね。
というか、寒かったです。
この函館旅行中は、ずっとしっかりダウンを羽織っていました。

ベイエリアにあるラッキーピエロとハセガワストアは観光客には定番ですね。
ラッキーピエロは前日に行ったので、この日はハセガワストアで焼き鳥を買いました。
とはいっても、ご飯を食べた直後なので弁当ではなくあくまで串を一本だけです。

ハセガワストア ベイエリア店 グルメ・レストラン

折角朝早くで人があまりいないので、ガイドブックで見たことがあるような写真を撮ってみました。
函館山はまだ雪をかぶっています。

がんばって写真を撮ったり、海をのぞいたりしているうちに、店が開く時間になりました。
朝早くてもなんだかんだで時間を潰せるのは函館の良いところだと思います。

金森赤レンガ倉庫 名所・史跡

赤レンガ倉庫の中を歩いているとこんなものがありました。
全力で流行りに乗っている感じ、嫌いではないです。
お店なのでなんとなく写真を撮るのは憚られましたが、ここの他にもいかにも観光地といった商品がならんでいる場所がたくさんあり、修学旅行を思い出して浮き足立った気分になります。
龍が絡みついた剣とか、イルカのキーホルダーとか、あれ一体何なのでしょうね？

そんなことを考えながらウィンドウショッピングを楽しんでいましたが、気がつけば11時になっています。
一番楽しみにしていたお店の開店時間なので、そそくさと朝市に戻りました。

楽しみにしていたお店というのがこちら、”海光房"さんです。
朝市の片隅にある広いお店で、お笑い芸人のバナナマン日村さんがこのお店で食べているのをテレビで見てからいつか絶対に行こうと思っていたのでした。

お店の外も中も生簀でいっぱいで、カニを頼むと生簀から生きたまま一匹持ってきて、これで良いかの確認をさせてもらえます。
カニは基本一杯単位の注文で、茹でと刺身半々にしてもらいました。

海光房 グルメ・レストラン

まず来たのはカニのお刺身です。
トゥルンとしています。

こっちは茹でたカニさんです。
茹での方が好き。

鉄砲汁も大好きなので、もちろん注文します。
お刺身よりも茹でよりも実はこれが一番好きです。

こんなに蟹を食べることも滅多にありません。
大変満喫させていただきました。

もちろんいただいたのは蟹だけではありません。
お寿司もうまーい。

そしてそして、やっぱり函館と言えばイカですね。
お刺身は朝食べたので、今度は鉄板焼きをいただきました。
あっつあつで最高です。

こちらはサービスでいただいたボタン海老さん。
運ばれてきた時点では元気に動いていて、正直ちょっと怖かったです。
食べ方はわかりますか？ときかれたのでわからないと答えると、店員さんが殻をむいて身を取り出してくれました。
そこまでしてもまだまだ足やひげが動いています。

以上、おなかいっぱいで大満足でした。
ちょっとお値段はしますが、並んだ生簀を眺めているだけでも楽しいお店ですので、お店選びに迷ったら是非行ってみてください。

このあとは宿のチェックインの時間まで再びそこらへんをうろうろしました。

有名な八幡坂です。
ここね、以外と車通るんですよね。
車がいなくなったとたん、車道に観光客が入ってきます。
運転する立場だったら結構怖いかも。
そして、朝はどんよりとした空模様だったのですが、気がつけば青空が広がってきました。

このあと旧函館公会堂にでも行こうかと思ったのですが、なんとびっくり改修中でした。

函館 八幡坂 名所・史跡

函館は喫茶店も多い街です。
ガイドブックにも乗っていたこちらの“元町珈琲店”さんで一休みすることにしました。

箱館 (元町珈琲店) グルメ・レストラン

先客はなく、静かな空間はとても落ち着きます。
なんだかんだで朝早くから結構歩き回っていたので、知らないうちに疲れが貯まっていたのか、ずいぶんとまったり居座ってしまいました。
ミルクふわふわの珈琲がとってもおいしかったです。

こうしてゆっくり休んだ後、この日の予定は残すところ宿に行くだけとなりました。

喫茶店から徒歩５分の末広町駅から市電に乗りました。
函館といえば市電だなあと思うのは私だけでしょうか。
本当は歩けてしまえる距離しか移動しなくても、一度は乗りたくなってしまうのです。

函館市電 末広町停留場 駅

他のマチでもなかなか路面電車に乗る機会はないので、こうやって久々に乗れると楽しくなってしまいます。
車や人との距離が思っているよりもずっと近いんですよね。

末広町駅から湯の川温泉駅まで約40分、のんびりと小さな電車の旅を楽しみました。

そして駅についてから徒歩15分、海に向かってあるいていくと見えてきたのは今夜の宿、“割烹旅館　若松”さんです。
この旅一番の目的がこちらへの宿泊なので、入る前からどきどきです。

割烹旅館　若松 宿・ホテル