2018/04/08 - 2018/04/08
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三峯霧美さん
友人から南千住の素盞雄神社で年に一度だけ領布される桃の厄除けお守りを貰いに行かないかと誘われました。
残念ながら一緒に行く日の都合がつかず、一人で行くことにしました。
せっかく南千住まで行くので、夕方までたっぷりご朱印巡りをしました。
なんとまあ、神社12社 お寺が4寺という充実ぶり。
大満足の一日でした。
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9:33 南千住駅
日曜日ですが、早起きして、数年ぶりの常磐線。
南千住駅は初めて降ります。
ロータリーから路地を抜けて日光街道方向に歩きます。南千住駅 駅
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南千住の交差点、日光街道は隅田川を渡るために高架になってます。
交差点の奥に素盞雄神社の鳥居が見えています。 -
9:40 素盞雄神社 すさのおじんじゃ
795年 開祖である黒珍という役小角の高弟は、塚にある光る奇岩を霊場として礼拝していました。
4月8日の夜、奇岩の光から二柱の神様が現れて、スサノオ大神とアスカ大神と名乗り、自分たちを祀れば、疫病を祓い福を増し永くこの土地が栄えるだろうと神託を授けます。
黒珍が祠を建ててお祀りしたのが創建です。素盞雄神社 寺・神社・教会
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4月8日は御創建疫神祭がおこなわれます。
4月1日から8日まで お守りが領布されます。
友人が言っていた「桃のお守り」は「白桃樹御守」が正式名称。
境内に桃の花が咲く2月末から4月初旬まで桃祭りが開催され、境内に2000体のひな人形が飾られます。 -
旧称は「飛鳥権現牛頭天王合社」「小塚原天王宮」
1845年に別当寺の荊石山神翁寺能圓坊は聖護院の直末になり、明治に入って神仏分離で神社になりました。
境内は桃の花と芽吹いたばかりに新緑がとても綺麗です。 -
神事用&非常用の生活用水として掘られた井戸の手水は御神水。
水質検査に合格して「飲料適合」のお墨付きがあり、お茶わんも用意されてます。
脇の蛇口からお水取りができます。
東京の天然水だね。 -
拝殿 空襲で社殿が焼失し、1957年に再建されたものです。
祭神は素盞雄大神(牛頭天王)と飛鳥大神(事代主神) -
拝殿の前はお香が焚かれています。
神仏習合の修験道系のお寺の名残りですかね。 -
本殿は戦災を逃れたそうです。木があって、よく見えないですが。
イベントにウキウキした子供たち、花盛りの境内、春の訪れをみんなが喜んでいる明るい雰囲気に溢れてる境内です。
ああ、来てよかったな~。 -
今が一番いい季節なんですね。
社務所でお守りを頂くと、桃の花を浮かべたお神酒を頂くことができました。
桃はイザナギノミコトが黄泉の国から戻る時に、黄泉の国の軍に投げて祓ったという伝説のある果実。
これで今年は大丈夫だね。 -
御神木の子育て銀杏
昔、母乳の出がよくなるようにと、木の皮を煎じて飲み、米のとぎ汁を撒いて、子供の成長を祈願したそうです。
奉納された絵馬は7歳になるまで供えられます。 -
桃祭りの間、境内にはたくさんのお雛様が飾られます。
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鳥居の奥にあるのが瑞光石 二柱の神が降臨したという光る石です。
この小塚が「小塚原」の地名の由来とか。 -
飛鳥の杜
江戸時代の文人は「あすかさま」を好んで使ったそうです。
1864年に「瑞光石」を冨士塚にしました。
このころ富士講が江戸で流行り、江戸市中で多くの冨士塚が造られました。 -
境内社 福徳稲荷、菅原神社 稲荷神社
子供たちのイベントのメイン会場はここで、焼きそばを焼いたり、ゲームがあったり、楽しそう、準備をしている大人たちも楽しそうです。 -
松尾芭蕉 奥の細道の矢立初めとなった有名な一節。
お庭の橋の奥に芭蕉碑があります。
千寿といふ所より船をあがれば 前途三千里のおもひ胸にふさがりて 幻のちまたに別離の なみだをそそぐ
「行く春や鳥啼き魚の目は泪」 -
お守りは4月1日から8日まで領布されます。(お守り袋は別です)
江戸時代は4月8日のみの領布で、御守りは煎じて飲むものでしたが、今は裏側に自分の名前を書き、肌守りとするか神棚に納め、身に降りかかる災厄を祓います。 -
頂いた御朱印、芭蕉の印も頂きました。
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10:08 さあ、ここから怒涛の神社仏閣巡りが始まりです!
まずは都営バスで竜泉まで1.5kmをワープしちゃう。 -
10:26 鷲神社 おおとりじんじゃ
国際通り 竜泉のバス停で下車して進行方向に歩くと、巨大な熊手が参拝者を迎えます。
この写真の中央にスカイツリーが写り込んでて、びっくりした。鷲神社 寺・神社・教会
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一般的には「おとりさま」と言われてます。
11月に酉の市が開かれることで有名です。
元は隣接する長国寺の鷲宮で、神仏分離で神社として独立しました。 -
祭神 天日鷲命 あめのひわしのかみ 日本武尊
もともとこの地に祀られていた天日鷲命を、日本武尊が東征の際に戦勝を祈願し、志を遂げて社前に武具の熊手をかけ、お礼参りをしたのが11月の酉の日でした。
その日を例祭日と定めたそうです。 -
拝殿の賽銭箱の上には「なでおかめ」
撫でる場所によってご利益が変わります。
鼻を撫でると金運が付くんだそうで。
全てまるく納まるようにぐるりと撫でた。 -
都会の神社らしく、神楽殿は二階。
境内には樋口一葉の石碑等がならんでいます。 -
御朱印帳を頂きました。
鷲と松のプリントされた布製で、台詞と布の間に詰め物がしてあるのでフワフワした手触りです。
凛々しい鷲が魅力的な御朱印帳。 うん、かっこいいね。 -
御朱印 お亀の印がある。
300円用意していたら500円とおっしゃられ、慌てて追加。この辺りの有名な神社は500円が相場ですわ。
鷲神社の裏に廻って公園の中を突っ切ると吉原に出ます。 -
10:38 吉原神社 よしわらじんじゃ
吉原遊郭の一番奥に当たる場所、かつて遊郭で祀られていた五つの稲荷神社と吉原弁財天を合祀しています。
鳥居の脇には「逢初桜」あいぞめざくら
HPによると「逢初」は恋焦がれている人に初めて会うというってことだそうですが、なんか意味が良く分からない。
初めて会う人に恋焦がれるわけがないので、そりゃ客の財布に恋焦がれてるんだと理解しました。吉原神社 寺・神社・教会
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祭神 倉稲魂命 うがのみたまのみこと
市杵嶋姫命 いちきしまひめのみこと
旧社殿は戦災で焼失、現在の社殿は1978年に造営されたものです。 -
「お穴さま」 地中にいて神社の土地を守る神様
心を込めてお参りすると、必ず福が訪れると書いてあります。 -
天燈鬼と龍燈鬼像
江戸時代のものでしょうか、いずれも燈篭は無なくなってしまっています。
どこに祀られていたのかな? -
数年前まで社務所は無人で千束稲荷神社で御朱印対応されていましたが、最近は社務所が開いていて、御朱印も墨書きしてただけます。
吉原神社と白へびの弁財天の御朱印です。
吉原に入らずに、国際通り方面に戻りつつ、飛不動へ。 -
10:52 飛不動
提灯とのぼりのおかげで、お寺が何処だかすぐわかります。
1530年、熊野から吉野の大峯山で修行した正山上人が、この地で村人に宿を施してもらった日、お不動様の加護を象徴する龍の夢を見ました。
上人は村人の息災延命を願ってお不動様を刻んで奉安したのが創建。飛不動尊 正宝院 寺・神社・教会
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創建後まもなく、お寺の住職がご本尊のお不動様を背負って、大峯山(奈良・修験道の聖地です)に修行に出かけました。
ご本尊のいないお寺に人々が集まって一心に祈ると、一夜にしてお不動様が飛んで帰って、祈った人々の願いを叶えました。
というわけで、飛不動尊と呼ばれるようになりました。 -
旅人の守り本尊、病魔や災難を飛ばしてくれる、よく飛ぶようにとゴルフ上達の祈願のほか、近年は飛行機と結びついて、航空関係の方や海外旅行の安全を祈願に来る人が多いそうです。
そして、人工衛星打ち上げの祈願に来る方もいるそうで。 -
惑星探査機の「はやぶさ」がトラブルを起こして通信が途絶えた時に、プロジェクトリーダーの方がお祓いを受けると、はやぶさからの電波が届くという奇跡的なことが起こったそうです。そしてはやぶさは無事に地球に帰還しました。
というわけで、このお不動様、Flying God Temple って英語名です。 -
境内にある下谷七福神の恵比須神。
奥に羅漢さん 何を話しているのかな。
右手には洗心童子 「お掃除小僧」 はい、お掃除頑張ります。 -
こちらは下谷七福神 恵比寿さんの 御朱印
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今回の飛不動お参りをきっかけに、関東三十六不動尊霊場巡りを始めることにしました。
御朱印は「差し替え」とよばれ、折りたたんだ状態で不動明王と童子の御姿も頂けます。人揃えで400円。御姿は御朱印用紙に貼り付けます。
不動霊場巡り専用の納経帖があり、三色いずれも1300円。真赤にしました。
お寺ではガイドブックの販売もあります。
一都三県に三十六の霊場があり、東京都は修行の道場で黄色。
さあ、楽しみが増えた!!と、意気揚々と国際通りを三ノ輪方面に歩き、千束稲荷に向かいます。 -
11:09 千束稲荷神社
神社の空間だけ空が見える。
創建は不明、1665年前後と推測されます。昔、千束はとても広く、北に下千束稲荷、浅草寺境内に上千束稲荷がありました。その下千束稲荷がこの神社の前身です。千束稲荷神社 寺・神社・教会
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祭神 倉稲魂命 素盞嗚尊
昭和に入って、区画整理が行われ、メインの通りの幅がとても広くなっています。
神社も関東大震災以前は50m東にあったそうで、昭和通りが造られて移転したのかも。
境内には樋口一葉文学碑があります。 -
明治の中頃、樋口一葉はこの近くで、荒物雑貨駄菓子を売る店を経営していました。その実体験が「たけくらべ」につながるんだそうです。
吉原の遊女を姉に持つ少女と僧侶の息子の淡い恋を、東京の下町に暮らす子供たちの生活が社会の影響とのかかわりを通して描きます。 -
でもね、あまり好きじゃないんです。だって、悲しい話ばかりなんだもの。
社務所には懐かしい昭和チックな「ブザー」
御朱印を頂きました。 -
御朱印には、たけくらべゆかり、という印があります。
さて、ここからは鶯谷駅方面に並ぶ神社を廻っていきましょう。 -
昭和通りを渡って路地に入ると、お風呂屋さんがありました。でも、休業されているようです。
昭和三十年代、板橋区に住んでいたときの断片的な記憶に、銭湯の思い出があります。
夏の夕方、銭湯の帰りに、父におんぶされて家に近づいて、店番をして待っていた母を「おかあさ~ん」って呼んで、手を振ったこと・・・。
若い両親と4歳の私の、もう取り戻すことのできない、幸せな家族の記憶です。
ときどき、無性に亡くなった両親に逢いたくなります。
左に折れて金杉通りを鶯谷方面に向かいます。 -
11:26 三島神社(下谷)
金杉通りに面した鳥居。
1281年元寇の際、河野通明(伊予水軍の将)は氏神の三島大明神に戦勝を祈願し、武勲をあげます。夢の中で武蔵国に三島大明神を勧請せよというお告げを受けて、上野山内の河野氏の館に勧請したのが始まりと伝わります。三島神社 寺・神社・教会
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江戸時代に入り、河野の屋敷が移転を命ぜられ、神社も金杉村、浅草小揚町と移動していきますが、氏神様が遠いと、金杉町(下谷)の火除稲荷神社の社地に分霊したのが、この三島神社(下谷)です。
主祭神は 大山祇命 -
こちらが火除稲荷神社 このあたりの地主神、創建は不明だそうです。
古くは御先稲荷、寛永寺のた建立時にこの地を火除地と定めて以来、火除稲荷と呼ばれるようになったそうです。 -
雷井戸
その昔、神社の境内に雷が落ち、神主が雷を井戸に閉じ込めました。
雷が井戸から出してくれと頼むので、二度とこの地に落ちないと約束をして、許してやり、以来、この地に雷が「落ちない」そうです。
かなりの古井戸で危険防止のために蓋をしてあるので、雷を閉じ込めるための蓋ではないそうです。ちょっと安心。
というわけで、受験対策「落ちないお守り」があります。 -
御朱印は社務所で、神主は河野氏の末裔で女性の神主さん。
巫女さんに御朱印帳を預けて、御朱印を待っていました。
直会の飴を頂きました。 -
ちょっとしたハプニングが起こり、その間、神主さんに、いろいろとお話を聞いていただけました。
これはハプニングのおかげで頂けたお下がり。 -
頂いた御朱印は二つ。
ハプニングは神様の導きだったのかもしれません。
昨秋から人生で一番恐ろしい出来事に遭遇し、自分の力で解決できるものではなく、運命に翻弄され、本当に辛い日々でした。
神主さんとお話しする機会を得て、少し救われ、前に進む力添えを頂きました。
今も解決に向けて、着実に一歩ずつ前進しています。ありがとうございました。 -
少し元気をもらって、金杉通りをさらに歩いて行きます。
昭和から平成になり、既に30年、東京の一般住宅も建替えが行われ、マンションになったり、小さなビルになったり、昔の面影がなくなってきました。
でも、こうして絵本の中から飛び出してきたような建物があるんですよ。 -
金杉通りを5ブロックほど歩くと、路地の奥に小野照崎神社の境内がありました。
小野照さまと呼ばれているそうで、「たけくらべ」の中でもそう呼ばれているそうです。
学問と芸能の神様で、渥美清さんが願掛けしたところ、寅さん役を引き寄せたそうです。 -
11:54 小野照崎神社
祭神 小野篁 菅原道真
852年上野照崎にゆかりがあった小野篁が亡くなった時に、住民が小野篁を祀ったのが起源で、寛永寺建立のために1630年頃に、この地に遷座、江戸末期に菅原道真の像を相殿に祀ります。小野照崎神社 寺・神社・教会
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境内にある織姫稲荷神社 小野照崎神社が遷座してくる前からあった地主神の長左衛門稲荷で昭和に入って縁結びの織姫神社が合祀されています。
なので路地側の鳥居はお稲荷さんと照崎神社の二つが並んでいるみたいです。 -
御嶽神社、琴平神社、三峯神社、冨士塚に富士浅間神社と、過去に人気の信仰の神社が摂社末社として祀られています。
冨士塚は6/30,7/1の二日間だけ登拝できます。都内の冨士塚で一番立派なんだそうです。
日本三大庚申の一つ、十一基の塔がまつられています。 -
こちらが正参道の鳥居
関東大震災、東京の空襲に焼け残り、小野篁の御神威と伝わります。 -
通常の御朱印と、月参りの御朱印、桜の花が描かれた素敵な御朱印です。
でも、毎月は来れないなぁ・・・。
正参道の向かいの路地に入って入谷の交差点方向に歩きます。 -
12:14 入谷鬼子母神
「おそれ入谷の鬼子母神」、今は戦後復興の一環で続く、入谷朝顔市で有名です。
法華宗のお寺で 真源寺です。入谷鬼子母神 (真源寺) 寺・神社・教会
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そうだ!今日は花祭りじゃありませんか!!
お釈迦様に甘茶をかけて、甘茶のポットサービスの御接待もありました。
ほんのり甘い甘茶で元気を頂きました。 -
法華宗は御朱印ではなく御主題ですが、鬼子母神の御朱印を頂くことができました。
玄関のチャイムを押そうとしたら、ご住職が別の玄関から呼びに来てくれました。待っている間、奥様が「もう少々お待ちくださいね」とご丁寧に対応してくださいました。
予定より早めに進んでいるので、ちょっとだけ足をのばして鶯谷駅の近くの元三島神社に向かいます。 長くなりそうなので【その2】につづく。
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