今回はイスタンブールだけに十日間という、ちょっと普通の人には信じられないくらい長期滞在。<br />でも私は基本的に短時間であちこちをホイホイと見て回る、忙しない旅行は好きじゃあないんですね。1箇所をじっくり見て回る派です。<br /><br />　画像。<br />一週間目だったかな。市場内にある美味しそうなお店でのランチの様子。

ソリちゃんのドイツ&トルコ旅行記 2018年度版トルコ編後編

9いいね！

2018/10/30 - 2018/11/17

1944位(同エリア4383件中)

エリア

イスタンブール(トルコ)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 100万円以上

　この日は最初は午前中、軍事博物館を見る予定だったんだけど・・・。
入り口まで来たら、中にはだ～れも居ないじゃあない。守衛も3人集まって立ち話。暇を持て余している感じがミエミエでしたね。いずれにしても建物内にも人の気配がほとんど無いって事は、見ても面白く無いって事。

　そんな訳で引き返してメイン・ストリートを散策。
数日前に歩いた路地に入ってお昼をとる事に。雰囲気の良い店を見つけたので入る事に。

　因みに路地の反対側では、魚屋さんを経営しているので魚には自信があるとの話。
確かに並んでいる魚は新鮮で種類も豊富。ここでゆっくりする事にしました。
　おすすめのイカ料理を注文。
中にはチーズと野菜、少量のご飯が入っていて(ドリアの具みたいな)、滅茶苦茶美味しいものでしたね。
因にこれで97TLだから2000円ちょい。高いとは思わないけど安くもないってかんじでしょうか。
　ホテルのロビー奥には茶店があって、スイーツを売っていたんだけど・・・。
美味しいのはわかっていたんだけどカロリーが心配でさぁ。結局トライ出来ませんでしたなぁ。
　夜はやっとこ和食店へ。
珍しくメニューにたこ焼きがあったので早速注文。まずはほうれん草の胡麻和えからでした。
　続いてワインの友に焼き鳥を。
でもタレが濃過ぎてちょっと塩分が・・・。
　続いて久しぶりにたこ焼きを。
ソースたっぷりつけて。
割と美味しいっていうか、日本のそれそのものでした。
　寿司も想像していたものよりはずうっと美味しく、少なくとも日本のスーパーに並んでいるものよりは間違い無く美味しいでしょう(もう十年以上買ってないけど)。
因にグラスは3杯注文してトータルでは304TLでしたから、案外安い感じですね(ワインが安物だから)。

　ところでさぁ、この店には主みたいな日本人がいるみたいで(4-5人居た)。デカイ声で騒々しかったのなんの。流石に『少し静かにしてくれんかな』と注意しましたよ。見た限りではかなり頻繁に来ている感じなので、出かけるときは注意が必要ですね。店の名前は忘れたけど、インターコンチネンタル・ホテルの近くでしたよ。
天気が良いとテンションもアゲアゲですね。
　さて、この日は旧市街にあるトプカプ宮殿北側にある博物館と、地下宮殿を見学してきました。やっと本命登場です。
　想像していたものよりもかなり大きなもので、こんなものが1400年も前に作られ保存されているに驚きでした。
　結構広い場所で長居も出来るんだけど、ここには難点が一つ。
それは・・・。トイレが何処にも無いんですね。事前に用をたしてから見るのがベターでしょう。
　その後はちょっと離れた場所にてチキン・カバブとオレンジジュースのお昼。
これで41TL、安いといえば安いし高いといえば高いけど、味はまずまずでしたね。
　その次はレイマニエ・モスクへ。
でも旧市街は細い道が入り組んでいるので、目的地にたどり着くのは徒歩だと距離的には大した事ないものの結構大変でしたね。
　それにしても市内はモスクだらけ・・・。
尖塔を目標にして行くと、とんでもない場所に行ってしまいますね。
迷いながらやっと到着。
　それにしてもこのモスクは凄かった。知名度ではアヤソフィアが上だけど、イスタンブールに来たらここは何をおいても見る価値がありますね。
広場からの眺めも最高。
天気が良くて良かったなぁ。
大きさも桁外れだけど、とにかく建築の完成度の高さには驚かされましたね。
　それにしても450年も経っているのに、大きな破損も無くひじょうに良く保存されているのには、さらに驚きましたよ。きっと国民・帝王皆の宝物なんでしょうねぇ。
それにしても内部の装飾も凄い。
間違いなく、同時期に世界で建てられた建築物でも最高のものの一つだと自信を持って言えます。一見の価値アリです。
　モスクなので真剣にお祈りしている人が多いから、見るときはくれぐれも粗相のないようにしないといけませんね。
何を祈っているのでしょう。
案外観光客が多かったです。
　ドアは多分何回も作り替えられているんでしょうけど、重厚。
ヨーロッパの宮殿の、例えばベルサイユ宮殿などは建築・装飾は素晴らしいんだけど、ドアはちゃっちくて建て付けも悪いので一目見てガタガタ。こ～ゆ～のを見ただけでも建築水準の高さが分かりますね。
それにしても壮麗で美しい・・・。
この回廊、建築美の極致と言って良いでしょう。
　その後は格式高いホテルへ移動。
ロビーにての～ンビリティー・タイムでした。
　因に街中だと3～5TLなんだけど、ここでは12TLもしました。
　場所は湾の対岸アジア側の波止場近く。
かなりの高級ホテルみたいでしたね。この作りが物語ってるでしょう。
ホテルの入り口だよ。
　ロビーと喫茶店の様子。
かなり格調高いけど広さはそれほどではないですね。
　やっぱ五つ星ですか・・・。

　ところで・・・。
昨日和食店でイスタンブール在住の日本人と話したとき、例の国旗について聞いたら、トルコ人は中国・属国は中華思想に染まってるので徹底的に嫌っているので、ホテルなどに国旗は間違っても立てないそうです(やるなぁ^^)。

でも考えてみればそれは当然ですよね。
存在が確実なものでは、世界最初の農耕がおこなわれたのはトルコ西部、最初に鉄器を発明・使用したヒッタイトもトルコの何処かが発祥。たかだか4000年(半島の属国は5000とほざいてるけど)の中共がデカい顔してるのは、我慢ならないんでしょう。
　さて、昼間は広場と市場周辺でのんびり。
そして夜は・・・。三たびFarosへ。

　トルコのシャルドネを相棒にしてのスタートのミネストレーネ、とても美味しかったですね。
　次はモッツアレアチーズとスモークハムのサラダ。
最初はチーズ見えなくて『アレっ?』って思ったんだけど、ハムをどけてみたら丸ごとチーズが“こんにちわ”でした。
　因に、この日もパスタはトマトベースのシーフード、でもやっぱ出来は・・・。この日は前回より出来が悪く(クタクタ寸前、1分は茹で過ぎ)50点。それも大甘に見てでしたよ。
それでもトルコのシャルドネが思ってたよりず～っと美味しくてトータルでは十分満足でした。納得の320TL(デザート、エスプレッソ入れて。

　この焼きプリンもとても美味しかったですね。ピンボケだけど・・・。
　今日は朝早い時間から3時頃まで本格的な降雨。しかもかなり寒い・・・。
そんなときは無理して外出する事もないって事で、自室で原稿書きしたり読書をしたりとゆっくり。
無論、お昼も自室で日本から持って来た“お宝”カレーライスとみかん2個という簡単メニューでした。
　ところで今日の東京市場は、前日のアップル下部下落の直撃をまともに受けて一時700円もの下落をしたけど、最近の相場はコメントの仕様が無いですね。でも一つ言える事は、頻繁に売り買いをすると確実に損をしそうだという事。私は最近一月に多くても取引は数回。入れ替え程度にしてますね。
お昼の様子だよ。
　夜はラスト日なので一番お気に入りのイタリアンに。
重量級のトルコ産赤で乾杯でした。
まずは熱々のミネストローネから。
　続いてビーフカルパッチョを。
量はちょっと少なめだけど基本はキッチリ抑えていて完璧でしたね。goo。
　最後は何を食べようか・・・。
考えるまでも無かったですね。テンダーロイン・ステーキ、美味しくいただきました。
　デザート後のこの食後酒は、お店側からソリさんへのプレゼント。
とても美味しかったし、サービスも最高だったので毎回褒めちぎっちゃって・・・。無論『今日はラスト・ディナー、またいつかお会いしましょう』と一言つけるのも忘れませんでしたから。
　フライトはイスタンブールから一度フランクフルトに戻ってから。
きゅうり入ってなくて良かったなぁ。
トルコ航空のイスタンブール～フランクフルト間の、ビジネスクラスシートの様子です。
フランクフルトのラウンジに珍しくカレーがあったのは良かったね、
　帰りはANAでフランクフルトから、今回は関空着の便でした。
食事、無論帰国便なので和食。それ以外の選択肢はまず無いですね。
　メインにすき焼き、結構な頻度で出てくるんだけど、いつ食べてもイマイチなんだよね。どうせなら別のものも出して欲しいっすよ。
帰国便でのデザートはフルーツ・オンリーが多いかな。
　朝食は無論和食。
これ、絶対に譲れない選択肢だよね。

　ところで今回はどうしても帰国便に東京が取れなくて。
別に慌てて帰る必要もなかったので関空に降りて、二泊くらいして大阪観光するのも悪くないと思ったんですね。まぁそんな訳で。

　次回は番外で大阪観光の様子でお会いしましょう。