紫紅色のカタクリの花群生地丹波へ

2019/04/09 - 2019/04/09

久しぶりに関西最大と言われるカタクリの花群生地
丹波市氷上町清住の「かたくりの里」へ行って来ました。

北海道、東北地方の山中に多く兵庫県では珍しい群生地

古名　堅香子（かたかご）

万葉集　大伴家持が
「もののふの　八十少女（やそおとめ）らが　汲みまがう
　寺井のうえの　堅香子の花」
詠まれた
との説明立札が出ておりました。

数年前に訪ねた時にも出てたのかしら
何はともあれ
気温20℃で満開のカタクリ群生と戯れることが出来
ご機嫌ご機嫌♪

エリア 丹波（兵庫）(兵庫)

春の陽気に恵まれ
車中から彼方此方の満開の桜を眺めながら
丹波市氷上町清住へ

かたくりの里への手前でも桜のトンネル

駐車場無料

入園料　￥300

入り口には椿と二輪草

階段を一寸上がると
丘の様になった山に

満開のカタクリの花が広がります

白いかたくりの花が
有るはずなのですが・・・
見当たらず
眼の衰えか（－－；）

カタクリ横顔

開花したカタクリを囲むように
まだ蕾のカタクリが見守っているようです

順路に従って～
第二群生地へと進みます

以前は何も思わなかったけれど
今回は急な階段だなと思いつつ上がり
足の衰えを感じます（－－；）

美しい姿のカタクリの花

二輪並んで風車のようなカタクリの花

蕾カタクリ三姉妹

今日は20℃あるけれど
日陰では
蕾のカタクリに散り椿

ショウジョウバカマも二輪ほど咲いていましたが
終わり掛けのような姿でした・・・

カタクリの花言葉
うつむいて咲く花姿
から
「初恋」
「寂しさに耐える」
だそうな

散策路になっていますので辺りを
見渡すことが出来ます

長閑な風景が郷愁をそそります

風があり中々思うように撮れませぬ

薄紫のカタクリの花絨毯

うつむいて咲くカタクリの花
ですが群生になると
お喋りが聞こえてきそうです

カタクリの群生と木株の苔が
とても良い感じ♪

写真を撮るにも散策路が斜面なので
グッと踏ん張らないと
足に負担がかかります

クヌギ林にカタクリの花

清住村おこし実行委員会の方々の
ご尽力で可憐なカタクリを愛でることが出来ました。

出口付近にも

・花点草　　　・仏の座、似て非なるもの踊子草
・猫の目草

春の息吹を感じながら家路に

この旅行記へのコメント （2）

• ぎっちゃんさん 2019/04/20 21:11:33

  紫のかたくりの花

  はんなりさん　こんばんは～
  
  丹波にこんな美しい紫のカタクリの花が群生するところがあるんですね。
  かたくりの花の研究をするために北海道大学に行かれた人を知っているので
  カタクリというと北海道なのかなと思っていました。
  
  カタクリって　自然に増えていくものなんですか？
  やはり　寒い地域に咲くのでしょうか？
  はんなりさんは　珍しいお花の咲くところを　よくご存じですね。
  
  ご主人と一緒に　かたくりの花を愛でにドライブだなんて
  素敵な１日でしたね。
  

  はんなりさん からの返信 2019/04/21 16:56:35

  Re: 紫のかたくりの花

  ぎっちゃんさん
  
  こんにちは（＾＾♪
  ご覧下さりお気遣いを有難うございます。
  
  春の妖精（スプリング　エフェメラル）
  には種々あり節分の頃に咲くセツブンソウに始まり
  ルリイチゲなどなど大好きな山野草があります。
  八年もかかって凛と咲くカタクリの花、気温が低いと開花しない
  かっては各地の山里でも見られたそうですが
  乱獲や開発などにより自生地から消え、、、
  どの花も貴重な山野草になっています。
  
  ドライブ好きの夫なので助かります
  が
  近年高齢者の危険運転が毎日のように報道されていますから
  慎重の上に慎重ですね！！