平成ラストスパート！御朱印巡り（第一弾 水戸四社）

2019/03/31 - 2019/03/31

「平成」と書かれた御朱印をいただけるのも、あとひと月。

ラストスパートの御朱印巡り、まずは自分のルーツである父親の出身地、茨城県。
その中で、県庁所在地「水戸市」を選びました。

…でも本当は、水戸を訪れた一番の目的は他にあります。

エリア 水戸(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JR特急

6:53上野発の「ときわ51号」に乗り、8:49水戸着。
黄門様御一行がお出迎え。

さぁ、夕方のメインイベントまでに、御朱印巡りスタート！

水戸駅 駅

四社の内、三社は水戸駅から少し離れていて、バスだと時間も読めませんので、自転車で回ることにしました。

南口・北口ともにレンタサイクル貸出所が在りますが、神社が全て北口側ですので、地下道にある北口貸出所でレンタルしました。

レンタル料は9:00～18:00の1日500円。
初めての電動アシスト自転車です！

一社目は水戸駅から徒歩5分程の「水戸東照宮」
ご祭神は徳川家康公と徳川頼房公

それほど広くはない敷地、豪華絢爛な拝殿が目に飛び込んで来ました。

水戸東照宮 名所・史跡

東日本大震災で、かなり被害を受けたようで…その後、楼門に鯉を描いたのは「急流を登りきることができた鯉は、龍になることができる」という伝説から。

水戸東照宮 名所・史跡

楼門を進むと、天井には梅が満開！
参拝前にしばし見とれてしまいました。

宮司さん曰く「昔は今みたいに娯楽がなく、寺社仏閣にお参りをして厄を払い、体をリフレッシュするのが、日本人にとっての余暇でした。神社は皆さんの心の拠り所ですから、ワンダーランドやテーマパークのように楽しい場所にできるといいですね。」

水戸東照宮 名所・史跡

二社目は偕楽園のお隣りに鎮座する「常磐神社」
ご祭神は徳川光圀公（水戸黄門様）と徳川斉昭公（梅を愛し偕楽園を開く）

常磐神社 寺・神社・教会

末社「常磐稲荷神社」

以前、バスツアーで添乗員さんが「全国の稲荷神社の数は、セブンイレブンとだいたい同じくらい」と言っていて、もやっとしたことがありましたが、それほど身近で人々に寄り添う神社ということでしょう。

因みに、お稲荷様＝キツネを祀っていると思われている方が居ましたが、豊穣の神「宇迦之御魂大神（うかのみたまのかみ）」が正解。
キツネは眷属（神の使い）となります。

常磐神社 寺・神社・教会

連なる鳥居の脇にあった楠（推定樹齢約150年）

幹の空洞化が進み、台風の影響で損傷が激しくなり、倒木の危険性が高くなったため伐採となりました。

常磐神社 寺・神社・教会

立派な楠だったのですね…
残念ですが、安全を最優先すれば仕方がないのでしょうね。

伐採費用に協力すれば良かった～
記念品が気になります。

常磐神社 寺・神社・教会

末社「常磐水神社」
ご祭神は弥都波能売神(みづはのめのかみ)

平成27年に創建されたばかりですが、佇まいがカッコいい。
こちらの御神水は飲用可能だそう。

常磐神社 寺・神社・教会

末社「三木神社」
ご祭神は三木之次命（みきゆきつぐのみこと）と三木武佐命（みきむさのみこと）
水戸黄門様の育ての親です。

また、御神裔「三木啓次郎」氏は、松下電器創業者の「松下幸之助」氏が苦労されていた若い頃に援助をされたというご縁で、当社の鎮座の際は幸之助氏より多大な浄財が奉納されました。
このようなことから、現在もテレビドラマ「水戸黄門」は松下電器の提供となっています。

「へぇ～」となったので、説明板の文章を書き記しました。

常磐神社 寺・神社・教会

三社目は「別雷皇太神」
ご祭神は別雷命（わけいかずちのみこと）

京都「賀茂別雷神社（上賀茂神社）」の御分霊をお祀りしています。

別雷皇太神 (雷神社) 寺・神社・教会

境内に入り、目に飛び込んできたのは大きなカエル！

雨乞い・水稲耕作の神様「雷神様」のお使いとして働く、蛙様です。

別雷皇太神 (雷神社) 寺・神社・教会

「六福六蛙（ろくふくむかえる）」といわれ、背中に5匹の子ガエルが。

1.無事かえる（交通安全）
1.金かえる（金運）
1.若がえる （不老不死）
1.良く考える（知徳上昇・学業成就）
1.体がもとにかえる（無病息災）
1.卵→オタマジャクシ→蛙（出世・開運）

「蛙様がとびはねる如く、六つの福運が上昇しますように」
うまく考えられていますね～

別雷皇太神 (雷神社) 寺・神社・教会

手水舎にもカエルが！

これは可愛い～♪

別雷皇太神 (雷神社) 寺・神社・教会

賽銭箱の上にもカエル。

口に銜えた木の棒で背中のごつごつを撫でるとご利益があるそうで、愛情を込めてなでなでしました。

別雷皇太神 (雷神社) 寺・神社・教会

桜のトンネルに誘われて辿り着いたのは、境内社「淡島神社」
ご祭神は少彦名命(すくなびこなのみこと)

「縁結び」の他に、「婦人病平癒」の御神徳もあると書かれていましたので、しっかりお参りしました。
他には「身体健固」や「手芸上達」と、少し珍しい御神徳。

別雷皇太神 (雷神社) 寺・神社・教会

ラスト四社目「水戸八幡宮」
ご祭神は誉田別尊（ほんだわけのみこと）息長足日売尊（おきながたらしひめのみこと）姫大神（ひめのおおかみ）

水戸駅から一番離れていますが、沢山の参拝者で賑わっていました。

水戸八幡宮 寺・神社・教会

「宝暦七年(1757)」に建立された随神門の「開運赤龍」

水戸八幡宮 寺・神社・教会

立派な拝殿。

水戸八幡宮 寺・神社・教会

重要文化財の本殿。

水戸八幡宮 寺・神社・教会

拝殿の横には、おみくじの首飾りを付けた亥の像が。

水戸八幡宮は、戌亥年生まれの守護神として信仰されています。

水戸八幡宮 寺・神社・教会

午・未・申
境内には十二支すべての像が置かれているようです。

御朱印が少々混み合っていると言われましたが、おかげで待ち時間が全く苦になりませんでした。

水戸八幡宮 寺・神社・教会

辰・巳

水戸八幡宮 寺・神社・教会

寅・卯

水戸八幡宮 寺・神社・教会

子・丑

1番に到着したネズミは特別扱い。

水戸八幡宮 寺・神社・教会

酉・戌

「八幡なる神の社の御葉付の公孫樹のごとく千代に栄えむ」と和歌に詠まれる、樹齢800年の御神木「御葉付公孫樹」は、国指定天然記念物。

遣唐使が持ち帰った5本の一つと伝えられています。

水戸八幡宮 寺・神社・教会

境内社「天満天神社」
受験生の方は「合格小僧」を三回なでて、お参りするといいそうです。

水戸八幡宮 寺・神社・教会

連なる境内社。
相性が良いと信じている「水天宮」をお参りしました。

水戸八幡宮 寺・神社・教会

御神馬「叶馬（かなえうま）」

八幡様のお使いには鳩が広く知られていますが、当宮では古来より白馬も神使として伝えられてきました。
一願成就の御馬として、御自身の夢や希望を叶えるきっかけをもたらしてくださいます（説明板より）

水戸八幡宮 寺・神社・教会

御朱印巡り完了！
「水戸八幡宮」の境内を出た途端、パァーっと眩しいくらいの陽が降り注ぎ、とても神々しかったです。

今回は、一社につき一体の御朱印を頂戴しました。
並べてみると、それぞれ個性が有り美しいです。

早速、ご利益が！？
「水戸八幡宮」の近所でパン屋さんを発見！

ショーウインドーに並ぶ、フォトジェニックなドイツパン。

店内にもたくさんのドイツパンが並んでいました。

ショーウインドーで一際目立っていたパン。
トングで持ち上げられないほど重かった！

右側は、クリームチーズと洋梨のフィリング。

そろそろ12時。お腹が空いてきました。

京成百貨店内の「Groovy」で、「秘密のケンミンSHOW」で話題になった海賊スパゲッティを食べる予定でしたが、プハーっと1杯飲みたくなったので、自転車を返却するため水戸駅へ戻ります。

京成百貨店 百貨店・デパート

地元グルメを期待された方、ごめんなさい。
唯一ひとり飲み出来る、サイゼリヤに入店しちゃいました。

2大オーブン焼き「アスパラガスのオーブン焼き」と「エスカルゴのオーブン焼き」を白ワインで流し込み、夕方のイベントまで体力回復に努めます。

夕方のイベントとは、RCサクセションのコピーバンドではありません。
お笑いコンビ「ラバーガール」の単独ライブ、千秋楽！！

東京・埼玉・横浜のチケットが取れず、今年は諦めていましたが、無事に観られて良かった。本当、最高です♪

水戸でライブをするのが初めてだそうで、反応の良い水戸のお客さんを大いに気に入っていました。

ゲラゲラ笑って、スッキリ。
明日は仕事ですので、早めに帰りましょう。

南口に怪しく佇むオブジェを発見。

納豆記念碑 名所・史跡

「納豆記念碑」の暗示にかかったように、お土産に納豆を購入。

３大ブランドは「天狗納豆」「だるま納豆」「水戸納豆」ですが、我が家は昔から、天狗納豆。

上から、納豆に塩漬けした切り干し大根を混ぜ合わせ調味した「そぼろ納豆（220円）」
おつまみにもおかずにも、お茶漬けにしても最高♪
マツコ・デラックスさんの紹介で話題になったそうです。

全国納豆鑑評会 小粒・極小粒部門「優秀賞受賞」の「天狗納豆丸カップ２ヶ入（260円）」
さすがは特選大豆、粒がしっかりして美味し～い。

水戸エクセル ショッピングモール

帰りの電車も全席指定「ときわ86号（水戸18:53発→上野20:40着）」で。
駅弁を食べたくて、夕食時に合わせました。

座席上に、空席は「赤」指定席発売済は「緑」のランプが点灯されますので、後ろが赤ならば、ぐぃーっとリクライニングを最大限まで倒せちゃいます。

結局、上野駅まで前後左右とも空席でしたので、広々ゆったり駅弁ディナー♪

いかにも水戸らしいお弁当箱に惹かれて「印籠弁当（1,080円）」を。

県産の食材を使って、青梅の甘露煮・豚肉の梅和えなど水戸にちなんだ梅をテーマにしたおかずが入っています。炊き込みご飯と一緒にどうぞ!!（お弁当の万年屋HPより）

梅の酸味で食欲が湧き、疲労回復の効果も有りますので、動き回り、大笑いした旅の後にぴったり。

旅に出た翌日、4月1日は新元号発表の日。
受験発表のようにドキドキして、仕事中も気が気でありませんでした。
「令和」元年初日の御朱印は、大変混雑するでしょうね。

平成ラストスパートの御朱印巡り第二弾は、新元号まで15日前の4月15日に行ってまいりました。
どちらへ行ったのかは、次の旅行記をどうぞお待ちください♪