ヒストリカルストーリーイNo. 17

1993/09/07 - 1993/09/20

　ドレスデンではアウグストゥス橋を渡り旧市街に入りました。ゼンパーオーパー前の広場に車を止め、ブリュールのテラスからエルベ川を眺め、河畔に降りては観光船越しに風景を見渡しました。どこを見ても絵になります。カトリック宮廷教会は上階から塔にかけて修復工事中、フラウエン教会は漸く再建工事プランが立てられたばかりの頃です。ツビンガー宮殿は開いてましたが隣りのドレスデン城は壁だけ立っていてハイデルベルク城のような状態でした。　つづく

エリア ドレスデン(ドイツ)

左はドレスデン城です。修復中です。

右の工事中の建物はカトリック大聖堂です。

フラウエン教会（Frauen Kirche 聖母教会）は復元計画が実行に移され始めたところでこの時は”がれき”を移動していました。

ドレスデン市営の路面電車です。　1993年にしてはデザインが良く、車両は新しくて綺麗でした。

ドレスデン市庁舎です。

　エルベ河畔のベルビューホテルです。対岸に旧市街を臨む好立地ですので日本で予約しておき、ここに泊まりました。とても綺麗で良いホテルでした。
　ここは旧東独時代に日本の鹿島建設が建築したらしいです。そしてつい三年前までは共産党幹部専用ホテルであったように聞きました。

　これはノイシュタット駅です。正面出入り口のつりさげ式の雨除けは大きく重たそうでした。同じような雨除け様の作りは横浜のニューグランドホテル正面玄関に見られます。
　この建物は重厚感があり、復元とは思えない自然さがあり、旧市街の対岸のやや高台にあることから第二次大戦の戦火は免れたのだと思えます。同様に古くて立派なお屋敷風の住宅が駅の周辺に散在してました。　次回で写真を紹介します。