中年男と母親の台湾旅行②

2018/03/01 - 2018/03/05

随分前に途中まで書いた台湾旅行の続きです。
冴えない後期アラフォー独身男＋ヨボヨボになってしまった老婆（おふくろ）とのツイン旅行です

個人旅行で、徹底的に
切りつめた貧乏旅行でした(+_+)

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

前回は、睡蓮駅（字が書けない）の朝市市場の所まで書き、
そのまま地下鉄淡水線にのり台北から、台湾のベネチアこと、
淡水に向かいました。
淡水に到着。
あいにく、完全な曇天となりました。

淡水の駅前の広場みたいなところで、
アマチュアらしきギター弾きがいました。
アンプにつないで、エレアコみたいな感じで、
いわゆるインスト（歌なしで、楽器だけでメロディーを奏でる）プレイやってました。
自分も無類のギター好きで、アコギインストやクラシックギターをかじっているので、興味津々にパフォーマーの演奏を聴きいりました。
音楽に国境はない！

対岸の八里の山は雲の傘がかぶってました。
これはこれで、幻想的でアリかも？？

まずは、淡水老街を北へトボトボ歩いていきます

左手に横目に海を眺めながら歩きます。。

台湾の建物は、全体的な調和とか無視した
無秩序に建てられている所が、個人的にはツボに入りました。
自由体でこれはこれで素敵な風景だ！

色々な意味で、
縛られることが何より嫌いな自分にとっては◎

仕事だととにかく「拘束」されるのが、イヤイヤだけど、
旅は自由に歩けるから素晴らしいね！

もう、誰の指図も受けないぞ！（謎）

気を取り直して、
雨のベネチアを歩いていきます。。。

途中で、台湾人の紳士にいきなり話しかけられました。
たどたどしくも流暢な日本語です。
うちらが、親子で旅行に来たことに関心を示してくれました。
台湾の人は親日家が多いと噂にきいていましたが、
さっそく、本領発揮です。
この方は、日本語の腕試しをしたかったというのもあるかもしれません

船着き場に着いた後、対岸の八里に渡し船に乗る事にしました。
幾らだっかな？
往復で３００円くらいだったでしょうか。

物価・賃金が日本の７割程度で、
さすが、台湾はリーズナブルだ！
嬉しいのか哀しいのか、貧しい自分には、日本では体験できない解放感。

物価が安い台湾だけに、
乗る、食べるとそこそこお金がなくても、リッチな体験ができました。

台湾は賃金と比較しても、やたら交通費が安いですね。

ＭＲＴ（地下鉄）も数十円で乗れるし、
隣町のキューフンまで急行使っても、片道小一時間乗車してたった３００円でした。ＪＲだったら、２０００円くらいかかるなぁ。。

新幹線に、高速道路、、、
日本の交通費の高さは、日本人から移動の自由、旅の自由を奪っている思います(ノД`)・゜・。

対岸の八里に着きました。
雰囲気はさっきの淡水とはちょっと一味違って、
オシャレな中にも質素な雰囲気。

八里の船着き場から、そろそろと南へ歩いていき、
そこから、さっきの淡水の対岸を見たところです。

さっきの淡水から、見つめた風景となぜか瓜二つだ
合わせ鏡とはこのことでしょうか？

中年男と老婆で、３０分ほど河を見つめていました。
曇天も重なり、歳のせいか、少し感傷的になってきてしまいました。
テレサテンの曲が脳裏に浮かびました。

数百メートルほど歩いたところで、
ヨボヨボのおふくろ（７０才）は、もうそろそろ歩くの疲れたとこぼしはじめたので、ここらへんで引き返す事に

高齢者なので、あまり歩かすと、後々響いてくるので。。

良い歳して、親子で旅行かよ！？
と思われるかもしれませんが、マザコンと言われればそれまでですが、
親もだいぶ老いてきているし、歩けるうちに旅行に行きたいという、危機意識、防衛本能みたいな物が働いているのかも！？

僕は、１０～２０代の頃は間違っても親と旅行に行きたいなんて思いませんでしたが、

とはいえ、一人旅と違い、老婆なので、歩程距離や、トイレがどこにあるか（歳のせいで便意をすぐもよおす）かなり注意しながらプランを練らねばなりません。

再び淡水に戻ってきました。
オシャレな赤レンガの建物があったので一枚

食堂で担々麺を食べました。
安い食堂を見つけて、３００円くらいで食べられました。
相変わらず規格外の台湾式金属極太箸には、そろそろ慣れてきました

途中で、特大のカステラ屋さんがあり、５００円くらいで
カステラをひと塊購入し、今夜ホテルで食べる事にしました
日本で売られているいわゆる細長いカステラでなく、本当に「極太」カステラでした。長さは日本と同じくらいだけど、幅がその３倍以上あります。
二種類くらい売られていましたが、漢字がよく理解できなくて、高めの方を買いました。チーズ入りでした。カステラというより、こうなるとチーズケーキっぽい感じでしたね。
このようなカステラ屋みたいなお店は、淡水でも多数存在しましたが、淡水名物なのでしょうか？

淡水の川の傍で売られていた巨大ソフトクリーム
８０円という激安さに惹かれて購入しましたが、
味の方は、やはり日本のソフトクリームよりかなり落ちますね。。
正直、あまりおいしくはありませんでしたが、
８０円という価格にはビックリ！
日本のソフトクリームを台湾人に食べさせてあげたら、卒倒してしまうんでないかな？

安けりゃいいってものでもなさそうですね。( ;∀;)

台湾は交通費が安い所は日本より優れているし、
海外旅行をすると、日本の良いところ悪いところが見えてくるというのは、
こういうことなのか？と海外旅行新入生（2回目）で感じました。

淡水に戻ってきたら、観光客であふれかえって大変な事に。。
人ごみが嫌いなので、早速、淡水をあとにしました。
早めにきてよかった。

また、ＭＲＴの淡水線にノリ、北投温泉、夜市に向かいます。

（つづく）