2019.02 港街シアトル観光と結婚式参列の旅⑤

2019/02/28 - 2019/03/04

アメリカ人の友人から結婚式に招待され、パートナーとして人生初のアメリカの結婚式に参列してきました。いつも格安海外旅行を計画している2人にとって、初めてのANA国際線による海外旅行となりました。シアトルではコーヒーやシーフードを堪能し、短期間ながらも充実した旅となりました。

□2/28 自宅発～伊丹空港～成田空港～シータック空港
□2/28 ボーイング社工場見学～シアトル市内散策
□3/1 シアトル市内観光(パイクプレイスマーケット)
□3/1 シアトル市内観光(T-モバイルパーク、スペースニードル他)
■3/2 シアトル市内～ベインブリッジ～結婚式
□3/3～4 ベインブリッジ～シータック空港～帰国

エリア シアトル(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日はいよいよ旅の目的である友人の結婚式に参列します。
まず朝食はパイクプレイスマーケットにあるシーフードレストラン、アセニアンへ。
日本を出発する前にBSテレビで松下奈緒さんがシアトルを紹介する番組を観て、ここの料理が美味しそうだったので今回訪問しました。

アセニアン イン シーフード

このお店は、トム・ハンクスとメグ・ライアンが出演していた映画「めぐり逢えたら」に出ており、入店してすぐのカウンターの角にはトム・ハンクスが映画内で座っていた席が紹介されています。
「めぐり逢えたら」の洋題が「Sleepless in Seattle」ってシアトルが舞台って知らなかった！

アセニアン イン シーフード

ここでは、マーケットシーフードスクランブルとトーストを追加、飲み物にコーヒーを注文。
このシーフードスクランブルをテレビで見て食べてみたかった～！
薄味なので自分で塩コショウで調節して食べると美味しい～！
コーヒーはお代わりまで貰えました。

アセニアン イン シーフード

店員さんはすごくフレンドリーで写真を撮ってくれました。
窓からはシアトルの港がよく見渡せます。
観覧車(シアトル・グレート・ウィール)も見えました。
食事も景色も満足のお店でした☆

アセニアン イン シーフード

結婚式場所へ移動する前に、昼食用のサンドイッチを買うため、前日訪問したパン屋さんの横にある Michou Deli に向かいました。
開店前から何人か並んでいて、店内を覗くと美味しそうなサンドイッチがたくさん並んでいました。

Michou Deli デリ

カウンターには朝ご飯用のスクランブルエッグやカリカリベーコンなどの惣菜が並んでおり、お客さんはみんなこの朝ご飯セットを買っていました。
お客さんは観光客と言うより、パイクプレイスマーケットの市場の人たちなど地元の人たちだったかな。
この他にもサラダなどたくさんのお惣菜があり、どれも美味しそうでした。

Michou Deli デリ

私たちはランチ用に、ローストチキンとローストビーフのサンドイッチ(ハーフサイズ)をそれぞれ購入しました。
ハーフサイズでも十分な大きさでした。
支払いを終え帰ろうとしたら店員さんから“ありがとうございました”と流ちょうな日本語でお礼を言われました。
レジの店員さんは日本人だったようでビックリしました。

Michou Deli デリ

ホテルでチェックアウト時間ぎりぎりまでゆっくりした後は、歩いてシアトルフェリーターミナルへ向かいました。
大きなスーツケースを持って歩いても20分ほどの距離でした。

ワシントンステート フェリー (シアトル) 船系

シアトルからフェリーに乗ってベインブリッジに向かいます。
結婚式会場はPort Gambleという街で、泊まるホテルはKingstonの街ですがベインブリッジフェリーターミナルまでホテルのシャトルバスが迎えに来てもらう事になっていました。
フェリーは車も積める大きな船で、土曜日だったこともあり乗船口には人で溢れていました。

ワシントンステート フェリー (シアトル) 船系

海の上からはスペースニードルや観覧車、高層ビルなどシアトルのランドマークが一望できます。

船内は広く、売店などもあり多くの人でにぎわっていました。
30分ほどの船旅でベインブリッジフェリーターミナルに着きます。

ワシントンステート フェリー (シアトル) 船系

ホテルに伝えていた時間より早いフェリーに乗ったのでシャトルバスがまだ来ておらず、時間があったので周りを散策したのですが、何にもない所でした。
でものんびりした雰囲気でいい感じです。

フェリーターミナルの待合室にはこんなオブジェも！
ターミナル前にカフェスタンドがあったので、コーヒーを買って朝購入したサンドイッチを食べました。
これが本当に美味。今回の旅行で一番美味しかったです。
パンもパサパサしていなくて、肉とソースがマッチしていて美味しい！
大きさを見てハーフサイズを買ったけど、フルサイズでも食べれそう。
あ～もう一回食べたいくらい！

無事、シャトルバスと合流でき、ベインブリッジフェリーターミナルから30分ほどでこの日のホテル、The Point Casino & Hotel に到着です。
ここまで来れて本当に良かった～。
ホテルをWedding discountで予約するため、自分たちで英語で予約メールを送りました。
しかし、なかなか返信が無く不安になりつつも、返信が来たと思えばチェックインの日にちを間違えられ、その後返信が来るとdiscount価格になっておらず、またメールをし、というやり取りを何度もしました。
ホテル予約のあとは、シャトルバスの予約も全部自分たちでメールして予約しました。
本当に大変でした～。英語の表現も難しいし。
新郎新婦やってよ～って思っちゃいました。
でもいい勉強になりました。

ホテルにカジノが併設されているためか、室内アルコール禁止、共有スペースで騒がない、などチェックインの際に禁止事項にサインする必要があり、違反すると罰金が科せられます。
ただその分、ホテル内は静かで過ごしやすかったです。

エレベーターもルームキーをかざさないと動かず、自分の部屋の階以外は行けない様になっていました。
部屋はツインルームで広く、シャワールームも十分な広さがありました。

結婚式用の服に着替えロビーに降りると、結婚式会場までのシャトルバスが待っていました。
新郎新婦の親戚もこのホテルに泊まっているらしく、もう1家族乗ってきました。
披露宴後も会場からホテルまでのシャトルバスが迎えに来てくれました。

15分ほどで結婚式の教会に到着しました。
小さな町にある、映画に出てきそうなかわいい教会でした。
私たち2人とも初めての海外の結婚式だったのでドキドキしました。

式が始まると日本とは違いカジュアルな雰囲気です。
神父はおらず、新郎の先輩の様な人が立会人となり式を進行していました。
お互い誓いの言葉を手紙にして、参列者の前で読み上げていました。
参列者の服装も様々で、普段着の様な格好だったり、セクシーなドレスだったり、日本の結婚式では見ない格好でした。
やっぱり自由の国ですね(笑)

式の後は、教会前で新郎新婦を迎えます。
わぁ～かわいい！映画の世界みたい！

教会からパーティー会場まで移動します。
パーティー会場は水辺にあるオシャレなお店を貸し切っておりいい雰囲気です。

パーティー会場では、日本のような司会者はおらず、みんな自由にしています。
バーでお酒を飲んだり、写真を撮ったりしています。
日本人は私たちだけだったのでかなりアウェー感はありましたが、楽しめました。

食事はバイキングで自由に取って食べました。
デザートには甘そうなカップケーキがあり、アメリカ人はこのカップケーキを2個、3個取りパクパク食べていましたが、予想通り歯が解けそうなほど甘かったです。

アメリカの結婚式では新婦から両親への手紙はなく、付添人や両親から新郎新婦への手紙を読んでいました。
私たちの英語力では分からない部分も多かったですが、日本とは違う雰囲気で良かったです。
ダンスタイムでは新郎新婦だけでなく、ご両親も踊っていたのがかっこよかったです。日本では絶対ない場面でした。

新婦側にはグアムから来た親戚が多く「グアムには日本人がたくさん来ているわ、グアムでも日本が人気の旅行先なのよ」などの会話も楽しめました。
パーティーは17時から始まり、終わったのは21時30分ごろでした。
終わり方も日本とは違い、パーティーの途中で一人、また一人と新郎新婦に別れの挨拶をして退出していきます。
私たちはシャトルバスの時間があったので最後まで残っていましたが、だんだん人が減っていくので途中で不安になってきました。
パーティーが終わった頃に時間通りシャトルバスが迎えに来てくれて、私たちも新郎新婦に別れを告げてホテルまで帰りました。

今回は彼女と新婦が友達で、はるばるシアトルまで結婚式に参列しました。
新婦が「来てくれてありがとう」と何度も言ってくれ、ここまで来て本当によかったなぁと思いました。
また、最初で最後になるだろうアメリカの結婚式に参列出来てとてもよい経験になりました。