夜行バスで東京駅に向かい、朝６時から夜２２時まで東京駅周辺から動かず、また夜行バスで帰っていく弾丸旅。<br />６時から１７時はイベント観覧のため東京駅丸の内広場からほぼ動かなかったため、かなり特殊な事例ですが、東京駅から動かなくても１日楽しめることが証明できたので、何かの参考になれば。

女１人旅東京駅周辺から動かず楽しむ東京０泊３日の旅

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2019/03/29 - 2019/03/31

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エリア

東京

バスに揺られること約8時間。
6時前に東京駅日本橋口到着。
約4年ぶりの夜行バスは一番前の真ん中の席だったこともあり足が伸ばせず。
しかも前日飲み会で日本酒を飲みすぎたせいで、かなりしんどかった…。
寝て起きたら到着する夜行バスは時間を無駄なく使えるのでわりと好きなんですが、寝られないとツラいですね。
フラフラになりながら、とりあえずイベントのある丸の内広場の確認をするため移動。
八重洲側から丸の内側への連絡通路が分かりにくくて苦労しました。
ここに来ると東京着いた！って感じがしますね。
この煉瓦の建物を見ると毎回震えるほどの感動があるのです。
ホントに素敵な駅舎だな。
さてさて。
お目当てのイベントが準備中です。
15時開演なのに、6時前からすでに待機列が。
1人で長時間の地蔵は無理だと思い、午前中はどこかで仮眠でも…と思っていたのですが、これはもしかして並んだ方がいいのでは？と不安に。
とりあえず態勢を整えるため食料と物資調達へ。
毎回高速バスで東京駅に来ると、早朝からやってるコンビニの少なさに驚くんですよね…。
駅の中の売店も6時半から。
調べてみるとKITTEと繋がっている東京ビルのセブンイレブンが6時過ぎからやっていたので、そこで買い出し。
長時間の待機に備えて念のためイスやらシートを持参していたので、時間までひたすら待ちます。
小説やらスマホにドラマやら色々暇潰しは持ってきていたので意外と平気でした。
待機列のマナーが非常によく、スタッフさんもこちらを信用してくれているのか、列からの離脱も前後の人に声かけすれば比較的自由に出来たので、何度もトイレ休憩させてもらいました。
本当に寒い日だったので、コンビニでカイロを買いに行ったりできて1人でも問題なく地蔵できたのは有難い。
お互い様なので、列の移動の際近くの人が不在だったら荷物を一緒に動かしたり、ゴミを拾ったり。
トラブルや争いが何も起こらなかったのはスゴいなと。
そんなこんなで時間はわりとあっという間に過ぎて、いよいよイベント会場への入場が始まりました。
9時間近く前から待機していたこともあり、なかなかの良席ゲット。
イベントの前に東京2020公式キャラクターの『パプリカ』ダンス披露。
これがめちゃめちゃ可愛くて。
正直キャラクターが決まったときは着ぐるみにするとどうなんだ？って思ってましたが、心配ご無用。
そしておまちかねのイベントが始まりました。
2時間ほどのイベントが無事終わり、一般参加者のスポーツ体験の時間になりました。
イベントが終わるとさーっと人が少なくなってしまいましたが、せっかくここまで来たのだからとボッチャの体験をすることに。
ボッチャとは簡単にいうとカーリングのボール版。
目標となる白いボールにどれだけ近い距離で自分の色のボールを置けるかを競います。
1対1のゲームでしたが、ここで選手も合流して一緒に進めることに。
さっきのイベントでステージにいた方々と一緒に試合できるなんて感激。
私、センスがあるようでかなり誉められました！
リードしたまま最終ボール。
ここで点数を稼げるか、はたまた失敗して相手の逆転勝ちを許してしまうか。
最後の最後まで分からない試合展開に。
最後は一緒に組んでいた中村選手に託すことに。
白いボールめがけて投げられたボールは見事に狙い通りの場所に届き、3-0で勝ちました。

いやぁ、本当にボッチャ楽しかった！
パラリンピックのみの競技ということですが、これはかなりハマりそう。
東京大会では必ず応援します。
実際に自分も体験してみることで競技に親近感が湧くし、誰かに勧めたくなりました。
大満足のまま、10時間近くいた場所を去ります。
ずっと座りっぱなしで体がガチガチだったのと、すっかり冷えたので休憩しに行くことに。
ちょうど桜が満開できれいでした。
さくら通りというだけあって見事な並木でした。
飲み屋さんもたくさんで楽しそうな雰囲気。
休憩はHUB cafe TOKYOで。
東京駅から歩いていけるのと、5:30～24:00と営業時間が長いので選びました。
当初の予定では午前中はここで仮眠する予定でした。
荷物も預かってくれるプランもあるようです。
少し場所が分かりにくかったのと、ビルの中に入るまで雰囲気が分からないのが少し不安になりました。
3階が受付。
前金制で時間を超過するとあとから追加で支払う時間制を選択。
女性専用のパウダールームはとても綺麗で広々。
このまま夜行バスに乗れるよう、着替えを済ませて、メイクも落としてしまいます。
逆にメイクをしたい方には嬉しい自由に使えるメイク用品なども充実しています。
フットマッサージをしたりマンガを読んだり、皆自由に過ごしています。
足を伸ばしたかったので畳の部屋でのんびりすることに。
フリードリンクもあります。
味噌汁が体に沁みるー。
優しいー。
入室時間が書いてあるので、どれくらい滞在しているか分かります。
もう少しゆっくりしていても良かったけれど、この後呑みのハシゴをしたかったので1時間で退室することに。
300円でした。
次は仮眠プランで利用したいです。
東京駅に戻りました。
調べてみたら東京駅は一人呑みの聖地！
色んなお店があって、旅行者が多いので女一人でも入りやすい。
今回は日本酒が呑みたいなー、と思い調べて。
1軒目は八重洲北口2F北町ダイニングにある秋田地酒を飲めるあべやへ。
本当は隣接するカウンター式のバーに行きたかったけれど、待っている人もいたのでお店の方に。
こちらも賑わっていました。
メニューを見て色々悩む。
秋田名物も色々食べたかったけれど、ハシゴする予定だったので、軽く。
でもちょこちょこ色んな地酒を楽しみたかったのでほろ酔いセットの利き酒3種を選択。

枝豆と利き酒3種。
枝豆がちょい塩気強めで日本酒とよく合う！
飛良泉と大平山は飲んだ瞬間から香るタイプ。
天ノ戸は飲み込んだあとから香るタイプ。
どれも美味しい！
中でも大平山が好きでした。
辛口と書いてあるけど飲みやすかったです。
日本酒の一覧はこんな感じ。
秋田の地酒を飲める機会があまりないので、色々試せて楽しかったです。
焼き鳥登場。
説明なかったけれど、恐らくモモとささみだと思います。
うん、美味しい！
1人でお酒をチビチビ呑みながら焼き鳥。
大人になったと思う瞬間です。
お隣はどうやら出張帰りのサラリーマン。
皆ここで癒されて帰るのかな。
私もほろ酔いのいい気分で店を出ます。
お通し込みで1600円ほど。
東京駅八重洲口と繋がっている八重洲地下街へ移動。
次は玉乃光酒造です。
こちらは京都のお酒です。
京都のお酒はわりと飲む機会があるけれど、ここのは初めて。
どんなものに出会えるかな。
限定という言葉に弱いのです。
今しか飲めないと思いついこれにしました。
お通しの白いメンマもめちゃうま！
これだけでお酒が進みます。
そして中落ちマグロのユッケ風。
ちょっとつまめるサイズかと思いきや結構なボリューム！
これが旨い！
ドレッシング？が絶妙。
上に乗ってる揚げオニオンかな？がいいアクセントです。
名物というだしまき卵(明太子)もかなりのボリューム！
後で調べてみたら卵5個も使ってるらしい。
ふわっふわでジューシー。
中には明太子たっぷり。
でもちょっと塩辛いかな。
ノーマルでいいかも。
しかもかなりの大きさで1人で2品(しかも2軒目)は多かった。
バスの時間ギリギリまでのんびりしたかったけれど、意外と閉まるのが早くて、最後はほぼ押し込みながらの食事になりました。
全部で2800円ほど。
ここは大人数できたらコスパよさそう。
前日も飲み会でしこたま呑んだのに、この日もいい気分。
とりあえずまだ夜行バスまで時間があるので腹ごなしのためにもお散歩。
さっきまでイベントをしていた場所もほぼ撤去が終わっています。
そして雨。
イベント中に降らなくて良かったー。

並んでいる間もトイレや買い物でお世話になった丸ビル内にある成城石井でお買い物。
旅先で成城石井見かけると必ず入っちゃいます。
東京駅に着いて16時間。
帰りのバスに乗り込みます。
イベントがあったので東京駅からほぼ動かずだったけれど十分楽しめました。
帰りはヘパリーゼも飲んだし(笑)、窓際だったし、さすがに疲れてたので酔うことなく寝ることができました。
無茶なスケジュールだったけれど、楽しかったです。
実は普段東京へ行く時はほぼ飛行機で東京駅は久しぶりだったけれど、本当に色んなお店があるしまた行きたいと思います。
後日談。
玉乃光酒造のマグロユッケが忘れられなくて家で何度か試してみました。
でもあの味には到底辿り着けない！
また行かなくては。