2018/10/31 - 2018/11/01
6位(同エリア238件中)
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Q太郎さん
「こんなにすごいのに、意外と知られていない」ものって数々あれど。東北の紅葉とりわけ山形の紅葉は出羽三山をはじめ雄大な紅葉名所が数多くあり、家から眺める四方の山々がしっかり色づいてるわけなので、山形の方々は紅葉慣れしている様子。ところが他県人の目から見るとスゴイ紅葉スポットが目白押しなのだ。
そのなかのひとつが今回ご紹介する「紅葉川渓谷」。滝と紅葉という組み合わせは紅葉のマストなのだが、その風情が一度に何種も観れるとなると、これはなかなかない。しかもJR駅からすぐ散策路があるなんてお手軽な場所ならなおさらだろう。山形県人も方もあまり足を運ばないという「紅葉川渓谷」散策の一部をご紹介。
さらにかみのやま温泉のお宿と眺望スポット。山形蔵王温泉の紅葉の様子などをご紹介いたします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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全国でも鉄道マニアには有名な屈指の紅葉路線「仙山線」。仙台ー山形間を走るローカル線である。10月末から11月中旬にかけては車窓からの山河渓谷の彩が紅橙黄色と唸りをあげる(笑)。
「面白山高原駅」は、山寺駅のお隣の駅になる。(山寺駅から数分)まあ、普通は紅葉の名所山寺に行くためにこの駅はスルーする。さらに車で出かけるのはちょっと難儀な場所となればなおさらかもしれない。面白山高原駅 駅
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紅葉川渓谷を愉しむための行き方は何種かある。①面白山高原駅から散策をスタートし、最後の千太滝から林道にもどり、徒歩で駅まで戻る。(又は山寺駅まで歩く・約90分)②車で千田滝上の林道沿い駐車場に車を停めて逆コースで散策路を黒滝まで。帰りは林道を歩き駐車場に戻る(ほぼ下り)。
今回は、「林道が狭くて運転が怖い」という書き込みにビビり、③山寺駅に車を停めてそこから仙山線で面白山高原駅に行き、散策後千太滝上から林道を山寺まで降りた。結果は?林道はまったく怖くないことが判明。しかも結構山寺まで遠い・・・足が。オススメは①か②ですな。
*地図出展は「やまがたの旅」>http://yamagatakanko.com/spotdetail/?data_id=11406面白山紅葉川渓谷 自然・景勝地
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面白山高原駅を降りて、散策路は二つに分かれます。(駅が散策路の中ほどにある為・地図参照)最初は霰滝(あられだき)へ。10分ほど歩いてすぐこの景色です!いやあスタートからやってくれます!このシュチュェーションのすばらしさ!弁当もってくればヨカッタ!芋煮会の焚火のあとなどもあり知ってる人は知ってるんだなあ。その奥の黒滝はやぶ超えとのハナシでキャンセル。再び駅まで戻ります。
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さあ、いよいよ本番スタートかと思いきや、散策路の入口が分からない・・・駅近の売店のおばちゃんに聞いたら、「あの橋あっぺ!橋渉ったとこに看板あっから!」とご丁寧なご案内。橋から観たのがこの風景!期待がバシバシ高まります!橋をわたってすぐ渓谷に降りる道がありました。結構急なので、足に自信のないお年寄りにはちょっと苦労かも。でもこの風景だけでも値千金です。
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最初にであうのが「藤花の滝」。どこに藤があるのかはわかりませんでしたが、橋から見えたのもこの大滝でした。実に姿がよろしい!
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藤花の滝から渓谷をわたり、ここは「仙山淵」あたり。紅葉川渓谷の散策路は川を境に右に左にこのような橋や吊橋があり渓谷の両側を愉しむコースになっているのも変化があってなかなか楽しい。高所恐怖症の方にはやや怖いかもしれません。雨が降った時などは滑りやすいので十分ご注意を。ほとんど人気がないので(笑)、ここから先はちょっと無理と思ったら引き返すのが善いと思います。
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「幻竜の滝」です。仙山淵からほんの直ぐ。この滝はさほどに大きくなく山肌を流れる姿ですが、長い!そのくねくねした(失礼!)姿を龍に似せての名前なのかもしれません。
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幻竜の滝のすぐ先の板橋です。真ん中に立って渓谷の両側を眺める風情は素晴らしい!なんせ足の下はゴウゴウ流れる渓流ですので、スリルも愉しめます!ただしくれぐれも一人では行かないほうが安全ですよ。
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さきほどの幻竜の滝すぎの吊橋から、来た道を観た渓谷の風景です。橋と渓谷の紅葉、さらにその向こうのお山の紅葉と、至上の素材が合わさってものすごい景色になってます!スケッチブック片手に来てもよろしいですね。ほんとに橋に座ってずううっと眺めてられます。
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幻竜の滝から布引の滝を越えて、やってまいりました!メインイベントの「絹糸の滝」です!冒頭の「霰滝」「藤花の滝」と同じぐらいの大きさですが、絹糸の滝は姿が大変に美しい(表題の写真もコレです)。まさに岩肌に絹の糸を何方かにぱっと広げたような・・・歌舞伎にこんなシーンありましたね!大変女性的な魅力を持つ滝姿でした。
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絹糸の滝を過ぎると、渓谷の景色はややおだやかになってきます。写真は「松尾淵」からみた風景。川も浅瀬になり、夏などは水遊びもできそうなカンジです。何度も言いますが・・・お弁当もってくればヨカッタ!
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散策路最後の滝「千太滝」です。小ぶりながらここも長い滝でその傍の吊橋を渡って、紅葉川渓谷の散策はフィニッシュとなります。ちょうどこの滝の右側に登り口があり、林道に続きます。(登り道10分程度)
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千太滝を登って林道に出たところに案内看板と駐車場があります。車は7台くらいの駐車が可能。ただし、ホントに誰も来ない処なので貴重品などはお持ちになってくださいな。
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今回は、ネットの「細くて怖い道」という書き込みを信じたあまり散策路出口から車を停めた山寺駅まで歩くことに・・・でもこの道ぜんぜん怖くないです。きっと運転初心者の方の書込みだったのかも。ちなみに散策路出口から山寺駅までは下りですが約90分程とぼとぼと歩きます。もちろん紅葉時期には写真のような紅葉の景色にも出会えるので、それはそれでヨカッタという次第でした。
丁度山寺も紅葉の真っ盛り!・・・でしたが歩き疲れました。パスして宿に向かうことに。 -
山寺駅から13号線を下りかみのやま温泉まで約40分。夏に予約しておいた「花明りの宿 月の池」に宿泊。前回も今回もクタクタになって滑り込んだカンジでしたが、しっかりとロビー(ラウンジ?)の景色はおさめておきました。なるほど「花明り」だけあって、ポッ!ポッ!とつぼみがあちこちで開いているやうな夢のある雰囲気です。
*花明りの宿 月の池>http://www.tsukinoike.co.jp/かみのやま温泉 花明りの宿 月の池 宿・ホテル
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到着が遅れたせいで、もうすっかり日が暮れました。ゆっくりと落ち着いたお部屋でしばしグッタリとするも、夕食の時間をやや遅らせてもらい、一休み。
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秋はやっぱり食材が豊富。特に山形県は「おいしい山形」というくらい素晴らしい素材が出揃います!お膳にならぶ一品ひとしなに感動しながら、本日のパワーロスを補うかのように・・・
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単に「沢山だす!」というのでなく、月の池の料理は「美しい」と感じます。華やかだけどすごく優しい・・・社員の人たちも気軽に声をかけることが出来る雰囲気もまた山形の宿らしい。
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和食だけかと思うと、こんな立派なビーフシチューなんかがサラッと出されます。オシャレですね。ところで「紅葉川渓谷に行った!」と係の人にお話ししたら「行ったことがない」とのお話。いつしか地元の人に地元の紅葉の自慢話をしているおかしな場面もあり。夕食盛り上がりました。
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翌朝の月の池のお風呂です。秋の日差しが湯船に反射してそれはそれは温かい!ああ、温泉だなあ!ってカンジでしょうか・・・。
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露天風呂の先にある笹船のお風呂です。独り用なのでゆっくりと風情に浸れます。
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お部屋から見えるのはこちらで言う「お山」山形蔵王です。紅葉がズゥーっと広がって絶景です。これは蔵王温泉もいいんじゃないか!?ということで今日のルートに急遽追加いたしました。(又てんこ盛りになってしまった)
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月の池の朝食です。この他にもいろんな山形のオモテナシが用意されてて朝から贅沢な満腹になってしまいました!ダイエットの方には要注意のお宿です。
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山形蔵王に行く前に、温泉地の絶景スポットがあるとのことで「葉山花咲山展望台」へ。月の池から車で5分ほどで葉山に。そこから山を登ってゆくのですが、頂上までの道がハイキングコース路なので砂利で狭く運転に自信のない方には向かない道程。山の入口の看板も見えづらいので、自信のある方にのみオススメします。
到着したのは、葉山神社の手前の展望台。スバラシイ!ここはデートスポットらしく、幸の鐘があり、恋する方はガンガン鳴らしてよろしいとのこと。
この先に「葉山神社」もあり、そこからの眺めもまたよろしい。 -
葉山の麓には「葉山ふれあい足湯」もあります。ここからの景色もまたよろしいです。考えてみるとかみのやま温泉にはずいぶん足湯があるかな?そういえば今回泊まった月の池の前にも足湯がありました。
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かみのやま温泉から車で約40分ほどで「山形蔵王温泉」に。写真は温泉手前の「樹氷橋」からの絶景。登ってきた下界が一望に見渡せます。あの手前の御家はどこのだれのものなのか?
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山形蔵王温泉の上段にある「蔵王大露天風呂」入口です。駐車場は広いので余裕。
蔵王大露天風呂>http://www.jupeer-zao.com/roten/蔵王温泉大露天風呂 温泉
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山と山の間に挟まれた雄大野趣な雰囲気は、山形に来た際にはぜひとも訪れたい露天風呂。山形らしいというか、なんというか・・・。
11月下旬〜3月までは雪の為に閉鎖となります。
*蔵王大露天風呂●6時半〜18時●大人550円●問合☎023-694-9417 -
この時期にも関わらず、蔵王頂上に降雪のため帰路で予定していた蔵王エコーラインがクローズ!急遽蔵王温泉街で食事をすることに。「きくち」は温泉街に住む人も訪れる食堂。
*きくち食堂>山形県山形市蔵王温泉710 ?023-694-9302 -
火照った体にベストだった冷たい拉麺は季節柄外されていたので、「冷たい肉そば」を注文。ホント山形はどの食堂もハズレがない!それだけ食材の宝庫なのかと自分で納得!
前回の反省も正さずに今回もてんこ盛りの山形道中。ただ地元の人も足をあまり運ばないという「紅葉川渓谷」を制覇したという自慢を胸に秘めて、今回の二日間はクローズ。・・・次回は新緑のころかなあ。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- みかちゃんっすさん 2019/10/07 19:34:02
- いいね!ありがとうございます!
- Q太郎さん、私の拙い旅行記見ていただきありがとうございます!
温泉がお好きなのですね!色々な所に行かれていていいですね~!
私も温泉は好きです♥主人もこの頃は温泉行きたいとうるさいです・・・。
日本中温泉巡りが出来たら嬉しいのですが、今は海外旅行にはまっていて、気力と体力があるうちにと思って海外に出掛けています!
また訪問させていただきますね~!
- Q太郎さん からの返信 2019/10/08 09:11:52
- Re:みかちゃんっすさん はじめまして
- みかちゃんっすさん はじめまして Q太郎です
海外旅行、うらやましいです!
Q太郎翁はシゴトからいまだ抜け出せない身で、
最近同じ年代のリタイヤ夫婦の方々の余裕生活が
たまらないくらいうらやましい限りです。
そんな、折々日に温泉廻りにいそしむ日々です。
今後ともよろしくお願いいたします!
Q太郎
- みかちゃんっすさん からの返信 2019/10/08 23:01:47
- 返信頂きありがとうございます!
- Q太郎さん、早速の返信頂きありがとうございます!
フォローまでして頂きありがとうございます!
私のママ友にも毎年何回も海外旅行に行っている人がいていつも憎らしいくらい羨ましく思っておりました!
我が家とは経済状況が桁違いに違うのだから張り合う事自体おかしいのですが、隣の芝生は青く見えるようで、私も負けじと海外旅行行きたいという欲求が深まって・・・💦
同じ土俵に立つこと自身がバカバカしい事なのですが、変に張り合いたくなったりして・・・💧
まあ恨めしがっても仕方ないので、私の身の丈に合った旅行をしております!
1か月後にベトナム旅行に行く予定です♥
またよろしくお願いしま~す!
- Q太郎さん からの返信 2019/10/09 09:57:55
- Re:返信ありがとうございます! Q太郎
- ベトナム いいですねえ!
下の書込みいただいた j-ryuさんが最近ペナン島
(・・・べトナムだったような)の記事を投稿されて
いました。スッンゴイ!キレイな海ですヨ!
お気をつけて行ってらっしゃいませ。
ベトナム旅行事愉しみにしてます!
Q太郎
-
- j-ryuさん 2019/04/23 20:49:24
- 「紅葉川渓谷」
- こんばんは。
本日は当方へのご来訪&コメント&いいね、ありがとうございました。
「紅葉川渓谷」素敵ですね。
私は滝や渓谷好きなので近場の滝や渓谷はもう行き尽くした感じです。
やはり日帰りで行ける場所は限度があります。
「紅葉川渓谷」のように電車で行ける滝&渓谷は珍しいですよね。
福島県内では思いつきません。
温泉に1泊しながらの紅葉三昧は羨ましい限りです。
j-ryu
- Q太郎さん からの返信 2019/07/01 16:26:54
- RE: 「紅葉川渓谷」コメントありがとうございました!
- j-ryuさん すみません、コメントチェック抜けてました。
大変失礼いたしました。まだ海外ですか?
山形の紅葉と、j-ryuさんの居らっしゃる福島の紅葉は
やはり、かなり違う気がします。・・・といっても会津奥
はまたスゴイでしょうね。
でも、山形の方々は、毎日あのデカイ紅葉をまのあたりに
しているので、紅葉渓谷のようなピンポイントな場所は
わざわざゆかないんだそうです!私の住む宮城にあんな処
があったら、もう紅葉シーズンはドタゴミですよ!笑
だって、鳴子峡のトンネル出口見えるトコでさえ大型バス
が来る騒ぎですもん。
宮城の紅葉で一番きれいなのは、松島「扇谷」の紅葉だと
思います。松島四大観のひとつ「幽観」の場所なのですが、
ワタシ思うにあまりいい景色ではありません・・・でも
その麓の駐車場の楓の紅葉の色調が、ハンパなく紅いのは
ツウの間では結構知られています。時季の読みが難しく、
下が緑の芝のとき&紅の彩りのコントラストは絶品です!
なのに、道路や看板があまり整備されていません。谷麓の
駐車場にゆくのに、車がすれちがえられないくらいの道
なんです。松島のどの宿も紅葉の時期になってもぜんぜん
オススメしてないです。・・・笑っちゃいますね。
さておき、残りの旅路ごゆっくり、お気をつけて!
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