2019/03/24 - 2019/03/24
77位(同エリア274件中)
luceさん
ネットで調べ物をしていたときに偶然見かけた日帰りツアー。産業の発展を支えた埼玉にある西洋館を訪ねます。熊谷、川越、入間と3つの街を一度に回れるのは効率的とあって、申し込んでみました。前半は熊谷。渋沢栄一ゆかりの2つの西洋館です。
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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渋沢栄一ゆかりの誠之堂(せいしどう)です。大正5年に建てられ、平成15年に国の重要文化財に指定されています。
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清風亭です。
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2つの建物は、熊谷市の大寄公民館の敷地内にあります。
公民館で手続きをすれば内部見学可能です。 -
誠之堂は、元は世田谷区の瀬田にありました。
渋沢栄一の生まれ故郷である熊谷に移築するために、レンガの壁を切り分けて移送しました。壁にはその跡がのこります。 -
当時のレンガは、釜の温度ムラで、色も均一ではありませんでした。温度差で生じた白、黄色、グレーのレンガをうまくデザインに取り入れた壁面です。
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誠之堂は渋沢栄一の喜寿を記念して寄贈された建物なので、壁の一部に喜の字をデザインしています。
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田園のヴィラを思わせるテラスです。現在の清水建築の祖となる「清水組」の田辺淳吉氏の作で、同じく渋沢栄一ゆかりの、東京都北区の飛鳥山にある「晩香廬」も彼の作だそうです。
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室内です。30坪程度の建物で、住まいではなく、サロン的な用途のための建物ですね。
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イギリスの田舎屋のようなインテリア。
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アーツ・アンド・クラフツ運動の影響を受けたステンドグラスも見事。東洋のモチーフが生かされています。
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天井は丸みを帯びています。
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漆喰の天井の装飾も見事です。
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暖炉には渋沢栄一氏の肖像が。
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玄関横のステンドグラス。
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続いて清風亭。こちらは、当時の第一銀行の頭取、佐々木勇之助氏の古希を祝って誠之堂の隣に建てられました。
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スパニッシュ様式です。
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こちらもヴィラっぽいテラスが優雅です。
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室内に入って暖炉です。
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天井のシャンデリア。
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世田谷区瀬田にあった時の地図です。当時から存在は知っていましたが、20世紀末に取り壊されそうになって、熊谷に移築して経緯は知りませんでした。
そして、この2つの建物が、こんな小さな建物とは思わなかったですね。 -
建物とセットで使われていたテーブルと椅子だそうです。
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